Fate/Another Order   作:ANSUR

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名前をワザと真名解放前にしてるのであしからず。ネタバレとか入れるけど、どうしていこうとかで悩んだ結果今回だけは伏せることにしました。
‥‥意味無い気がしますけども
あと作品内のガチャは時系列的にはオベロン来る前です。コヤンスカヤは居ます。

虞美人ファンの人はすみません。項羽様と虞美人のカップリング以外は認めない!という方には不快になってしまうだろう設定になってます

後、プロローグということで展開早めにしてます


プロローグ

 

むかしむかし、そのまたむかし。

 

アヴァロンという名の妖精の國があったそうな。

 

その國は一人の人間と1柱の神、一翅の妖精が作り上げ、少数の、されど国と呼べるだけの数の妖精たちと人間たちが住んでいた。

 

周りは海が広がり、けれども先はどこまで行っても海のままなのに流れ着くモノや生物、果ては別大陸からやってきた存在もある不思議な國。

 

國では一つの国に七の区画があった。中央に一つ、その周りを六等分する様に作られた区画。

 

第一の区画 シルフィード

北東に位置し、人と妖精が自由に生き、自由と愛の街

 

第二の区画 ノームリア

東に位置し、鍛冶や建造などが得意な妖精たち、商売が得意な人間たちが集まる鉄と煤と喧騒の街

 

第三の区画 ウルフェン

南東に位置し、力が強く統率がとれる国唯一の軍隊でありながら普段は執事やら飲食店経営やらやっている部族の街

 

第四の区画 グロリアス

南に位置し、國における流行などの発祥地であると同時に繊細なモノづくりの街

 

第五の区画 プロフェシー

予言や占いが得意であり、力が強いものには約20年先の國の未来すら見据えることが出来るもの達の街

 

第六の区画 ノルトリア

かつて外からやって来た一人のリーダーにより統率され無類の強さを誇った一族の街

 

中央の区画 アヴァロン

海に繋がる道のある大穴が近くにあり、基本的には始まりの3人のみが住まう街

 

このアヴァロンという國ができた当初は戦争に次ぐ戦争で土地の奪い合いがあったが、それも始まりの3人が力を尽くすことで数年で終わり長い長い平和の國が生まれたとさ

 

 

 

そんな物語あったら良かったな〜、そんな感じのほのぼの物語誰か書いてくれないかな〜、なんて夢想する青年が居た。彼の名は高槻湊。

FGOをプレイするどこにでも居る一般マスターであった。

 

「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!きの‥‥おまっ‥‥ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!」

 

そして現在、2部6章をクリアして発狂していた。

 

「が、ガチャを引かなきゃ‥‥。今なら福袋お祈りすればランスロット引いてアヴァロンコンプリート入れけるんだから‥‥」

 

残当であった。2部6章をプレイし終わった時にはピックアップなんぞ終わっていたし、そもそもピックアップされていた時には金もねぇ、石もねぇ引きたいガチャも回せねぇとなっていたから、ここに賭けるしかなかった。

 

そして、現在一緒に開催されている光のコヤンスカヤに関しては配布合わせて200連で何とか当てていた。

 

「頼む、頼むぞ!一点狙いだから確率低いけど‥‥」

 

そして開始された福袋。

 

一枚目

 

☆3 激辛麻婆豆腐

 

「まずは礼装か」

 

二枚目

 

☆4 天の晩餐

 

「こいついっつも出るな。これで何枚目だっけ?」

 

三枚目

 

☆3 クー・フーリン

 

「まあまあまあ、星3だしな」

 

四枚目

 

☆5 理想の王聖

 

「何時もならこの時点で絶望してるが、福袋のこの安心感よ」

 

五枚目

 

虹回転

 

「おっし、キタキタキタ。ここでランサーを引けば‥‥!」

 

スッ アルターエゴのクラス絵

 

「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!リンボてめぇぇぇぇぇえええええ!」

 

六枚目

 

☆3 アントニオ・サリエリ

 

「はあ、はあ‥‥ま、まだだ。星四枠で来る可能性がある!」

 

七枚目

 

通常サーヴァント セイバー

かと思いきや昇格演出で金に

 

「ん?この場合‥‥どうなるんだ?」

 

☆5 千子村正

 

「嬉しいけど‥‥、宝具重ねられて嬉しいけど‥‥!今欲しいのは貴方じゃないんですおじいちゃん」

 

八枚目

 

☆4 妖精騎士 ガウェイン

 

「ん"ん"!これで枠は使い切ってしまったか‥‥いやこれの1個前か?まぁどっちでも変わんないか」

 

九枚目

 

☆4 優雅たれ

 

「優雅になれないよトッキー‥‥」

 

十枚目

 

☆4 妖精騎士 トリスタン

 

「トリ子!トリ子じゃないか!そのままの調子で妖精騎士三人目を連れてきてよトリ子!今の福袋結果としては良い方だけど違う、そうじゃない状態なんだよトリ子!」

 

謎のお祈りをしてラスト十一枚目

 

☆3 ランサー

 

「‥‥やっぱりダメだったよ」

 

そこに昇格演出が入り金となった。

 

「これはまさかあるのか?あったりするのか?」

 

そして現れたそこには‥‥!

 

☆5 妖精騎士 ランスロット

 

「Fuuuuuuuu↑↑!!」

 

かつてないほど狂喜乱舞する湊。諦めが入っていただけにその喜びようは傍から見ると危ないヤツだった。

 

「よし、明日槍降ってきて死ぬかもしれないけどそんなことはどうでもいい。貯めてある素材とQPで全部レベマにして周回して絆5にしてボイス聞くぞぉぉぉぉ!」

 

そうして約5時間後。休憩を挟みつつの周回を終わらせマイルームで会話を聞いて現在。満足しきって寝ようとしていた。

 

「なんかもう‥‥ヤバい。ガチャもだけどセリフもヤバい。何あれヤバすぎやん。あんなんより好きになるやん。悶えるやん」

 

もう語彙力の低下が著しかった。何を言ってもヤバいに行き着くぐらいには低下していた。

そして就寝。

 

そして目が覚めた時、そこで見たものは知らない天井だった。

 

(いつもの天井じゃないよく知らない部屋にいて何故か喋れない。‥‥これは最近流行りの転生と言うやつでは?)

 

 

普通いきなりそんな事になっていたら混乱するのが当たり前なのだがこの男、全く動揺していなかった。

 

「おや、起きていたみたいだな」

 

そんな中、一人の男性が近くにやって来た。湊は何故か自然とその人物を自分の父親だと感じた。

 

(あぁ‥‥。本気で転生したっぽいな)

 

それが核心となり、ならばと第二の人生を謳歌することにした湊改めアルヴァス・ドラクレア。

しかし彼は考えていなかった。

 

赤ん坊に転生した場合にのみ行われる羞恥プレイの事を‥‥

 

〇☆〇☆〇☆〇☆〇☆

 

あれから何年経ったか忘れた。というか思い出したくもないあんな羞恥プレイ。

 

‥‥それはさておき、この世界がどういった世界か分かってきた。

 

「まず俺はアルヴァス・ドラクレア。割と有名な魔術師の家系に生まれた」

 

これがまず重要で、一般家庭出ないことは置いといてなぜ魔法ではなく魔術なのか。これは簡単に調べると分かる事だが魔法とはそもそも神秘のもので現代で使える奴は総じて化け物であるということ。

 

そして魔術師は根源への到達を目標としている。

更には数百年前に聖杯戦争が始められていた。

 

「‥‥うん。どう考えてもFateの世界ですねありがとうございました」

 

まだどこの時系列か分からないがFateの世界確定である。何せ聖杯戦争が行われており、魔術師の目標が根源への到達(・・・・・・)なのだ。

 

「二次元の世界に転生かー。実際に体験する羽目になるとは‥‥。そもそも転生とかする要因分からんが」

 

いつも通り寝て起きたら転生しているのだ。訳が分からん。なに?寝てる時に地球滅亡でもしたん?それとも本当にあのガチャ結果で槍降ってきた?

 

「考えたところで分かるわけもないし。そんな事よりも今後について考えないと」

 

やる事は沢山あるが、大まかに分けて二つ。

 

一つ、これはある意味決定づけられてたし、俺としてもそのつもりだった魔術師として生きていくこと。そのための学習や鍛錬etc。因みにウチは錬金術を生業としている家系で、シレッとアインツベルンやユグドミレニア並のホムンクルスを生み出している。‥‥そんな技術あるならもっと知られてるのでは?と思われるかもしれないが、そこは技術の秘匿うんぬんかんぬんで隠しているらしい。

 

俺のお付きでもあるがどっからどう見ても人間にしか見えない。あと可愛い。初めてあった時に見とれていたら親父から手を出してもいいぞとか言われて何ともいたたまれなくなったものだ。

しかし、彼女どこかで見た覚えがあるんだが、はて?

 

二つ、冬木の聖杯戦争について調べる。基本的にFateが分岐するのはやはり冬木の聖杯戦争の結果だ。‥‥調べたからって関わるつもりは余りないが激流に身を任せるつもりだ。そんなこと言ってるとフラグになりそうだけど。

 

この二つさえできていれば、最悪死ぬなんて事はそうそうないだろう。‥‥多分。

 

 

〇☆〇☆〇☆

 

 

あれから数年、修行しながら生活を送っていた。俺ももう8歳になる訳だが、調べ事であるどの世界線かは大体は確定した。

 

「Apocryphaでは無いのは調べて即分かった。何せユグドミレニアなんて家名が無いからな。けど聖杯戦争について調べたら第一次から第三次、これはいい。内容不透明だったりするけどまだいい。でもそれ以降の記録ないって‥‥」

 

今年で2004年。そこでこの結果。それはつまり第四次聖杯戦争、所謂Zero編が無かったということなる。

 

それ即ちFGOの世界線である、という事だ。Prototypeはまずない。聖杯戦争の回数的にもうありえない事は確定しているから。

 

「まーたこんな所で考え込んで。アンタ、簡単に病気とかになるんだから気をつけなさいよね」

 

「‥‥ヒナか。確かにそうだな」

 

声をかけてきたのは専属メイドのヒナ。彼女は自分の身長と同じくらいのストレートロングヘアにメイド服に身を包んだパイセンこと虞美人である。

もう一度言おう

 

虞美人である

 

なぜ彼女がメイドなんぞをし、俺に親しげに話しかけてくるのか。それは3年ほど前に遡る。

 

〇☆〇☆〇☆

 

当時の俺は、ヒナ(恐らく芥ヒナコから取られたと思われる。初めからそう名乗ってたから本当のところは知らない)が見たことあるがそれが誰なのかが思い出せず、モヤモヤしていた。

 

そんなある日、遂に思い出したのだがそれを口に出したタイミングがよろしくなかった。

 

「絶対知ってるはずなんだよな〜‥‥はっ!そうじゃん!あの人、メガネないけどぐっちゃんパイセンじゃん!」

 

そう口に出した、大体”そうじゃん”の辺りだろうか。本当にたまたまだったが、丁度俺の部屋のドアを開けたヒナが入ってきてその言葉を聞いてしまった。

 

「ん?誰よそのぐっちゃんパイセンとか言うのは」

 

「誰ってそりゃあヒナだよ。ぐっちゃんパイセン、まあそれはアダ名みたいなので虞美人って名前‥‥‥俺は今誰と会話を?」

 

「ふーっ。とりあえず、何で気づいたとかそのアダ名なんだとかそういう事は置いといて、取り敢えず話、聞かせて貰いましょうか?ねぇ、アル様?」

 

そこからは質問攻めにあい、前世の事、そこでやっていたFGOの事など洗いざらい話した。因みに、前世であったゲームの殆どがあった。バン〇厶とかス〇エニとかのゲームが。ただ、タイプムーン作品は全て無かった。

 

「へぇ〜、転生ね。ま、そういった事は別にどうでもいいわね。私みたいな存在も居るし。けど、FGOね‥‥不快といえば不快だけどアンタはそういう目線では見てないのはどうして?ニンゲンはそういった存在を前にすると所詮創作物の人物って考えるのでしょう?」

 

「それは流石に言い過ぎかなーと思いますけど。俺は、まぁ、これでも5年も生きてきてますしそもそも前世は魔術なんて存在しないのにそれを扱っていかないといけないということで価値観なんて一新されて、かつ今目の前にしてるけど、うん。メッチャ美人でヤバいなーとかしか思えないですはい」

 

「‥‥‥そう。まさか臆面もなく面と向かって美人なんて言ってくるとは‥‥コイツ、もしかしてタラシ?

 

この時のヒナはかなり顔が赤かった。俺も多少照れはあるが本当に思った事を言っただけなので後悔はない。

 

「あ、質問良いですか?」

 

「ん?なによ」

 

「なんでウチのメイドなんてしてるんです?あと親父たちからホムンクルスって思われてるのはどういう・‥」

 

「あー、まぁ、気になるわよねぇ。‥‥いいわ、アンタの秘密も聞いたし教えてあげる」

 

そこで語られた事を要約すると、なんでも俺は項羽と似たというかほぼ同じ魂の持ち主であり、俺が項羽の生まれ変わりではと思いメイドになって潜入したとの事。

因みにホムンクルスと思わせてるのは魔術で誤魔化しているからとの事。神秘ってスゲーと思った。‥‥俺には意図的に使ってなかったが。

 

そして、ナルホドなーとなっていた。あの項羽様ガチ勢のぐっちゃんがどこの馬の骨とも知らぬヤツのメイドなんてするハズが無いからな。

 

「まぁ、アンタが項羽様と似た魂ってのはそう感じるだけで実際は違うかもしれない。アンタと項羽様とじゃ全然違うからね」

 

「そらそうでしょうよ。俺は俺で、項羽じゃないんだから」

 

「だから初めは半年ぐらい経ったあたりで辞めてしまおうかなって思ってたのよ?けどまぁ、なんて言うのかしら。一言で言うならば気に入ったってところ?」

 

「それはどういう?」

 

「ニンゲンは嫌いよ?ただアンタは項羽様と同じでその枠組みに入らなかった。初対面でそんなだから、つい関わろうとしてしまった。多分、無意識に項羽様と重ねてたのね。同じところなんて何一つ無いのに」

 

さっき魂というか存在感?その辺りが似ていたって言ってたしな。

 

「で、そのままアンタにたらしこまれて立派にメイドやって、アンタの一生分くらいは生きていたいかなって思ってるって事よ。‥‥そうね、項羽様の次くらいには好ましいかしらね」

 

「たらしこむとか人聞きの悪いこと言うな!」

 

「事実を言ったまでよ。じゃ、これからアンタと二人の時はこの調子でいくからよろしくね」

 

そこで会話は打ち切られ、その日はそれで終わりとなった。今考えるとあのセリフデレどころではない気がするがツッコんではいけない。

 

それから普段の喋りと性格で接していく事になり、親しくなっていった。‥‥散々項羽の事を教えこまれて、項羽様ファンクラブ会員第二号を与えられた時は何かもう色々と諦めたよね。

 

まあ、そんなこんなで現在へと至ることになった。‥‥今思うと親父のあの発言はヤバかったよな。多分下手したら行方不明になってた可能性が‥‥さ、流石に無いよな?

 

〇☆〇☆〇☆

 

「それで?何をそんなに考え込んでたのよ」

 

「あー、ちょっとした情報のまとめをしてて、この世界があの時話したゲームFGOの世界線がほぼ確定したなって」

 

「そういう事。で、アンタはどうするつもりなの?」

 

「どうしたって時計塔には行くつもりだし、目をつけられたら参加することになるんだろうな〜。ヒナは?」

 

「私はそうね。アルが時計塔に行くタイミングで一旦日本にでも戻ろうかしらね。特にやることもないし」

 

「‥‥‥そっか」

 

「ちょっと、何しょんぼりしてるのよ」

 

「いや、一緒に来てくれないんだなーって思って」

 

もうかれこれ4、5年の付き合いなのだ。残念にもなる。

 

「ああもう、別に今生の別れになる訳じゃないんだから。私が時計塔という場所が嫌いだからその期間だけ離れるって言ってんの。アルだって時計塔にずっと居るわけじゃないでしょ?だからそんな顔すんな」

 

確かにその通りである。‥‥改めて思うが、俺ってこんなに寂しがりやだったっけ?

いや多分よく言われる精神が体に引っ張られるってやつだな。まだ8歳なんだ。人恋しくなっても仕方ない。そういう事にしておこう

 

〇☆〇☆〇☆

 

平成2016年

 

俺は現在、人理継続保障機関 フィニス・カルデアへと向かっている。

 

あれから‥‥ってか8歳の時から俺の環境は目まぐるしく変わっていった。

婚約者が決まったり、時計塔へ行くことが決まったり、異空間へ行くはめになったりなど色々とあったが、1番の衝撃的出来事は‥‥ヒナとヤッてしまった事だろう。

 

ヒナが普段よりお酒を飲んでいたのだが、これの度数が思いのほか高く酔ってしまった事、俺も俺で介抱しながらも間違いなんて起こるはずがないと油断していたこと、そして俺の部屋で介抱していたこと、挙げればキリがないが色々と不運が重なりかつ俺が彼女に抵抗できるだけの力を持っていなかった事であれよあれよと卒業する事になってしまった。

 

あの時、朝になって互いに気まずくなったがそこは年の功なのかヒナが吹っ切れて

 

『流石に婚約者とか出来るでしょうけど、こうなった手前私に非があるのは明らか。だから‥‥責任取ってあげるわよ』

 

うん。あの時ほどヒナが男らしく見えた事は無いね。項羽の次に気に入っていて、項羽はもう何百年も過去の人物という事で特別らしい。

 

これ聞いた時は俺の正気を疑った。だってあの虞美人だよ?項羽様ガチ勢で項羽以外には何があっても靡かなさそうな虞美人だよ?

そんな人がそんな事を言うんだもん。暫くフリーズしたわ。そして激流に身を任せた。

絆って大事なんだなって(ボソッ

 

『おや?どうしたんだい、そんな黄昏た顔なんかして』

 

衝撃的出来事を思い出している中、現在乗り込んでいるカルデア謹製のヘリに通信が入ってきた。

その相手とは婚約者となり、時計塔でとある人物を度々揶揄う少女。ライネス・エルメロイ・アーチゾルテである

 

「ちょっと過去を思い出してな。それにしてもライネスから連絡とか珍しいな」

 

『いやなに、我が婚約者殿がこれからどこに存在するとも知れぬ機関の施設へと行くんだ。そりゃあ心配の一つや二つでもして連絡するものだろう?』

 

「‥‥‥本当に心配とかしてるか?」

 

『そのジト目で見ないでくれ、割と効くから。で、心配はまぁする訳ないだろ。君の実力は近くで見てきたんだ。それに、彼女の事もある』

 

「お前がそう言うってことはやっぱりヒナも?」

 

『あぁ。どうやら歴史の修正力とは事の他強いらしい。君から聞いて何とか私も介入しようとしたんだが、どうしたってカルデアに行くことは叶わなかったしな』

 

この言葉からも分かる通り、ライネスには俺の過去を前世含めて話している。彼女はそれを受け入れた上で俺の婚約者なんてやってくれているんだから本当に懐が深い。

 

前世の事については本当に信頼出来ると思った相手には話していくつもりだ。

 

「‥‥ありがとな。俺の為に」

 

『そう素直にお礼を言われると流石に照れるな。それにこれは私自身の為だ。アルと長期間離れて最悪連絡も取れなくなる。そうなるのが堪らなく嫌なだけだ』

 

「‥‥‥‥‥」

 

ライネスのデレって破壊力ヤバいよな。普段が普段なだけにギャップが物凄いクる。

ライネスがここまでデレたりするようになったキッカケって何だったか‥‥。俺としてはいつも通りに接していただけなんだが

 

『んん!ま、人肌寂しくなって向こうで新しく恋人なり愛人なり作って来てもいいさ』

 

「茶化すなよ。っていうか俺はそんな事するつもりは無いぞ?」

 

『はっはっはっ、そう取り繕わなくてもいいさ。君って結構女好きだろ?多分キッカケさえあれば面白いぐらい大きなハーレムとか作りそうだし。まぁ、後はアレだ。私とヒナで意見が一致したんだが君の相手をするには少々、というかかなりキャパオーバーしてるからそういう打算的な面もある。結局一人一人をしっかりと愛してくれるなら私たちとしてはそれでいいんだ。既に凄く君から愛されてる自覚もあるしね』

 

それでいいのか、ライネス。というか俺って女好き‥‥なのか?流石に自分から行くわけ‥‥わけが‥‥‥あー、何か自信無くなってきた。事実、俺の性欲とかは凄い。なんでそんなにいけるのってレベルで凄い。

 

因みにライネスの年齢だが今年で18だ。俺の記憶だと確か15前後の筈だったけど、出生時期とか変わってるのかもしれない。容姿はちょっとだけ身長と胸が成長したぐらいで事件簿の時と殆ど変わらない。

 

「まぁ、そういう事するにしたって合意の上でだからそうそう無いだろ。じゃあもうそろそろで着きそうだからここで切るぞ。愛してるぞ、ライネス。行ってくる」

 

『っ!だからそうストレートに言われると心臓に悪いって言ってるだろ、全く。‥‥行ってらっしゃい。君の帰る場所で待ってるから無事に帰ってこい。愛しの婚約者(マイダーリン)

 

何とも恥ずかしい別れ方をしてしまった。何だかお互いにキャラじゃないこと言ったようなそんな事無いような。

 

一旦心を落ち着ける。これからどうなっていくかは分からないが頑張っていきますか。

 




主人公はこんなガチャをしてますが、私はそんな事出来ないので無(理のない)課金でやってます。

2部6章のキャラは福袋でキャストリア、今やってるモルガン復刻で呼符を回してモルガン引けたので後はトリ子とラン子だけですがもう石ないので石を下さい。そして復刻下さい。
村正はガチャ初登場時に来てくれてます。

え?運営から貰ったやつはって?そんなもんコヤンスカヤで溶かしきったに決まってるだろ。結果爆死して
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