Fate/Another Order   作:ANSUR

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思ったより筆がのったお陰で割と早めに完成させられました。
本当なら本編である特異点Fに向かう所まで書くつもりだったのに何故かその前段階で1話出来てしまった‥‥


プロローグ2

さて、カルデアにたどり着いたのはいいんだが、こっから開始まで何してよっか。

 

さすがにストーリーの時系列とか大まかな出来事とかは覚えていても詳細は覚えていない。そんな状態で対策も何も無いしな。あ、でも最初の爆弾。アレどうにか出来ないかな

 

と、考えながら歩いていると1人の女性が前の方で立っていた。

 

「ようこそカルデアへいらっしゃいました。この度は私共の声掛けに応じて下さりありがとうございます。私はオルガマリー・アニムスフィア、ここの所長をさせて貰っています」

 

「どうもご丁寧に。知ってるとは思うがアルヴァス・ドラクレアだ。これからよろしく頼むよ」

 

「はい。‥‥しかし、よろしかったのですか?噂で聞いた程度ですけど、アトラス院の方からも声が掛かっていたはずですけど」

 

「あぁ、それはいいんだよ。ちょっと見識を広めたかったからな」

 

実際はたまたまコッチに返事を出した矢先にアトラス院から誘いが来るというただのすれ違いなのだが、そんな事別に言わなくてもいいだろう。

 

「なら、いいんですけど‥‥。えっと、取り敢えず部屋に案内しますね」

 

こういった組織のトップとか慣れていないのだろう。ガチガチに緊張している事が凄く伝わってくる

 

「そう緊張しなくていいぞ。なんなら言葉遣いも普段通りで構わないしな」

 

「えっ、いや、それは流石に‥‥」

 

「なに、単純に俺がそういう接され方が苦手ってだけだ。まぁ、無理にとは言わないが」

 

「いえ、そういうことならそうさせてもらい‥‥もらうわ」

 

やはり無理してあの態度を取っていたのか、言葉遣いを変えただけでオルガマリーのガチガチに緊張して、重苦しい雰囲気だった物が幾分か和らいだ。

 

「えっと、ここで‥‥合ってるわね。ここが貴方の部屋になります。基本的に部屋の内装は弄って貰っても良いですし、カルデア内を探索してもらっても構いません。ただ、スタッフの邪魔だけはしないで。まだ作業中の人も多いし。それと、他のマスター候補達ですが今はまだ少ないのでそちらと交流するのもアリですね。あとは‥‥そうだ。彼女の事が会ったわね。えっと、この部屋からの通信はっと」

 

オルガマリーが部屋に備え付けられている機械を操作するとどこかの部屋に映像通信が繋がる

 

「ドクター、ドクターは居るかしら?」

 

『はいはい、居ますよ所長。なんです?というかどこから?』

 

「そんなことはどうでもいいから、貴方に一つ頼み事をしたいの」

 

『え”。‥‥い、いやぁ、実はちょっと忙しくて手が離せ無いんだよな〜。だから』

 

「そんな嫌そうな顔するな!で、頼み事ってのは新しく来たマスター候補にあの子のことを教えてあげて欲しいの」

 

『‥‥そういう事なら早く言ってくれ。分かった。そっちに向かえばいいんだね?』

 

「ええそうよ。こっちの場所はもう分かってるでしょ?じゃあ待ってるから」

 

会話はそこで終わり映像も途切れた。

 

「ふ〜全く、頼み事って聞いて直ぐに嫌そうな顔するって何を頼まれるって思ったのよ」

 

「‥‥何とも、気の知れた相手だとああなるのか」

 

若干苦笑いしながらオルガマリーに話しかける。

 

「‥‥あ。えっと、今のはその」

 

「あんな感じで俺とも接して貰えると助かる」

 

「‥‥わ、分かったわ。徐々にね、徐々に」

 

何とも言えない空気になってしまった‥‥

 

「ふ〜、着いた着いた。所長、今回の到着別に‥‥え、何この空気。もしかしてお邪魔だった?」

 

「そ、そんな事ないわよ!じゃあ後はお願いねロマニ」

 

オルガマリーはこれ幸いと急ぎ足で部屋を出ていく。相当気まずかったのだろうか‥‥

 

「行っちゃった。‥‥コホン。さて、君が所長の言ってたマスター候補かな?僕はロマニ・アーキマン。一応医療部門のトップなんてやらせて貰っている。皆からはDr.ロマンって呼ばれてる」

 

「俺はアルヴァス・ドラクレア。錬金術を生業とする魔術師だ。よろしく」

 

「さて、所長に頼まれた訳でもあるし君にあの子の所まで案内しようか」

 

さっきから聞いているあの子、彼女って言うのはおそらくマシュの事、なんだろうな。

 

ロマニ連れられて廊下を歩いていると、横から現れた動物に顔面アタックをカマされた。

 

「フォウアー!」

 

「うご!」

 

「ん?ちょ、大丈夫かい!?」

 

顔面に張り付かれたのを引き剥がす。

 

「ふぅ、一体なんだコイツ」

 

「これまた珍しいやつがやって来たな。その子の名前はフォウ。あの子以外に自ら近づくなんてない事なんだけどね」

 

リスのような、猫のような犬のような、けれどもそのどれとも違うような小動物。

 

「フォウ、ね。よろしく」

 

「フォウ!‥‥フォキャー」

 

もふもふしながら撫でくりまわすとリラックスしたように脱力するので頭に乗せよう。

実は前世で小動物を頭に乗せると言うのを見てやってみたかった。

 

「こ、これはまた随分と懐かれたね。‥‥僕には全く懐かないけど」

 

フォウを連れてマシュの居るという部屋へとたどり着く。

 

中に入るとそこには何とも無垢そうな一人の少女が居た。どこか科学者ような服装をし、淡い紫の髪をした少女。そして、ホムンクルスをも造れる家系の魔術師として、直感的に彼女がホムンクルスに近い造られた生命である事が感じ取れた

 

「本当はもう出歩いてもいいんだけどね。大事をとってもう1、2ヶ月は基本的にこの部屋に居てもらっているんだ」

 

「‥‥‥」

 

「あの子の名前はマシュ・キリエライト。詳しいことは‥‥いや、その辺りは触れ合ってからでもいいか」

 

「なぁ、ドクター。彼女はいったい何者なんだ。魔術師としての直感だがホムンクルスに近い気がする」

 

実際は知っているが、それは前世の知識として。今の俺は知るはずも無いし、訳知り顔でそれを指摘するなんてのもオカシイ。だからこそロマンに問いかけた。

 

「あはは‥‥、やっぱりそこに気づくか。流石はドラクレア家の跡取りといったところだね。うん、別に隠すつもりもないから言うね。彼女はある目的の為に造られたデザイナーベビーでね。その寿命は18年という短さなんだ」

 

デミ・サーヴァント計画、ね。こう言ってはなんだが、そのあり方は前世の人間性としては憐れみ、同情を持ち、非人道的であるとして、人として当たり前を経験させてあげたいという思いがある。それと同時に魔術師としてそこに何の疑問も持たず、そういう役割で生まれたのだからそうあるべきだろうという思いもある。

 

幾ら前世があるといっても、魔術師としての考え方にだいぶ染っているからだろう。前世よりの考え方であるが、人は環境に影響され変化していく生き物だ。

恐らく、ホムンクルスを創り出す家系でもある事が大きな要因だろう。扱いこそ人間として接しているが、人がヒトを創り出す事に抵抗感が殆ど無くなっている。これから先、また転生をする事があったとしても俺が俺である限りこれは変わらないだろう。

 

「フォウ?」

 

「何でもないよ」

 

どうやら考え込んでいた事が気になったみたいだ。撫でながら返事をする。

 

いや、ちょっとまて。今明らかにこっちの事理解してなかったか!?

 

「なぁ、ドクター。フォウってもしかしてこっちの言葉理解してる?」

 

「そりゃあ驚くよねぇ。どう考えてもこっちの言葉どころか感情すらも理解してるようにしか見えないから。‥‥まあ、僕たちがフォウが何を言っているかは理解できないけどね。何となくのニュアンスだけは分かるけど」

 

「フォウフォウ」

 

「そうだな。じゃ、部屋の中にお邪魔するよ。ドクター」

 

確かにニュアンスは分かるな。何故かそのニュアンスだけで大体を察せてしまうから、コレガワカラナイ。

 

「貴方は‥‥」

 

「初めまして。俺はアルヴァス、アルヴァス・ドラクレアだ。今日からここカルデアで世話になる事になった。アルと呼んでくれていい」

 

「あ、これはどうもご丁寧に。私はマシュ・キリエライトと申します。‥‥えっと、ここにはどのようなご要件で?というかその頭にいるフォウさんはいったい‥‥」

 

「ん〜、別に何か用があって来たわけじゃない。強いていえば挨拶と僅かばかりの交流をしに、だな。で頭のコイツはなんか懐かれたし、可愛らしいから頭に乗せてる」

 

「珍しいですね、フォウさんが人に懐くなんて。これまで私以外に懐いた人は居なかったんですけど」

 

「へ〜、そうなのか」

 

俺の場合は‥‥多分あの撫でだな。それ以外に理由思いつかないし。

 

「しかし交流と言ってもこの部屋には何もないですよ?」

 

確かに、あると言えば机とそこに置かれている少しの本。後はベットぐらいだ。

 

「なに、持参している物があるからそれをしよう」

 

「えっ、でも何も持っていらっしゃらないような?」

 

「俺も魔術師だ。多くのものを持ち運ぶために色々とあるのさ」

 

腰に付けているポーチに手を入れる。

このポーチ、結構魔術を付与していたりして弄っておりこの中はまるでドラえもんの四次元ポケットのように大きな空間となっている。しかも欲しいものを頭に思い浮かべるとそれが手元に来るという便利仕様。流石に入れられる大きさは制限があるがそれでも冷蔵庫レベルなら余裕で入れられる。

 

「ほい。これで遊ぶぞ」

 

「あの、コレは?」

 

「フォーウ?」

 

二人して何これと問いかけてくる。

 

「これはP〇Pだ。所謂携帯ゲーム機ってヤツだな。これ何台か持ってるし一緒に遊ぼうぜ。大丈夫、やり方は教える」

 

「は、はい!ご指導よろしくお願いします!」

 

「ははは、そんな緊張しなくていい」

 

マシュにまずは本体の操作の仕方から教えて、早速とあるゲームを一緒にする。

 

「それで、今からひと狩りいくゲームをするわけだが、しっかりとサポートするから安心してくれ」

 

そうして始まったマシュとのゲーム。初対面でいきなり一緒にゲームするなんて、前世の俺からは考えられないし、普通はそんな事しない。

でも、マシュも興味津々のようだったのですんなりといった。

 

因みにゲーム機は他にもP〇2やP〇3、3〇S、に〇ii、P〇Vi〇aなんてあるし、カセットも多種多様に名作からクソゲーまで選り取りみどりだ。有名所は基本的に持っており、どれも複数所持している。前世では発売されていたP〇5なんて影も形もないし、〇wi〇chは来年発売予定だから持っていなかった。

これらの充電等は別に心配は要らず、カルデアでもそれぐらいなら微々たるものという事で、カルデアの電力を拝借している。

 

そして何でこんなに持っているかというと、ヒナやライネス達と遊んでいたからだ。

その中で、ライネスは酷かった。協力プレイなのにこちらの邪魔半分、まともなプレイ半分やるから大事な場面でピンチになるし、それを見てご満悦になるしで。対戦型になるとそれはもう凄かった。自分が勝っている時、義理の兄に対してなんか煽りに煽りまくっていた。

 

まぁ、それはさておき。

今やっているのはセカジーと呼ばれる物をしていた。

 

「まずどのクエストをすればいいですか?」

 

「今回は俺も一緒にするし、最初から集会所のクエストをやっていこう。まずはこの星1と星2で素材集めだな」

 

「なるほど。分かりました!」

 

「フォウフォーウ!」

 

初めは素材集めから。一緒に楽しむためにあえて武器や防具の強さを一定まで低くして。キャリーしても良かったが、それだとマシュがプレイを余りせずに先に進んでしまうからそれは避けた。

 

「わわっ、この蟹さんすごく硬いです」

 

「そりゃあ甲羅だからな。正面から行けば弾かれないぞ」

 

大型モンスターを一緒に討伐したり

 

「アルさんアルさん、このアイルーさんたち可愛いですね。しかもオトモとして一緒に戦ってくれますし!」

 

「フ〜‥‥キャウ!」

 

アイルーにフォウが何やらマスコット的に嫉妬?していたり、自由に遊んだ。

 

『済まない。楽しんでいるところに水を差すようで悪いがそろそろ切り上げてくれ。流石に時間も遅くなってきたしね』

 

ロマンから連絡が入り、ふと時間を確認するとかれこれ3時間近くやっていたようだった。

 

「だいぶ熱中していたみたいです。ゲームなんて初めてやったので、時間を忘れて楽しんでました」

 

「そう言って貰えると、用意した甲斐が有る。それじゃあマシュ、また明日」

 

「‥‥はい!また明日です。アルさん」

 

部屋を出ると、ロマンが出迎えてくれた。

 

「お楽しみだった所を悪いね」

 

「いや、俺も時間の事をすっかり忘れて楽しんでたから助かった。あのままだったらもう何時間か遊んでただろうしな」

 

「ははっ、そうかい。ならいいんだ。‥‥改めて礼を言うよ。ありがとう、マシュがあそこまで楽しそうにしていたのは初めてだ。これからも彼女と交流をしてくれると助かる」

 

「言われなくても。と、そうだ。一つ聞きたいんだが、他のマスター候補と交流するのはどうすればいい?」

 

「ん?他のマスター候補かい?えっと、今ウチに居るのはAチームと数名でみんなバラバラに動いているけど‥‥お!丁度Aチームの訓練終了がもうすぐみたいだ。そこに行くかい?」

 

何ともタイミングのいい事だ。このままAチームと交流することにしよう。

 

「なぁ、ロマン。Aチームって誰がいるんだ?」

 

「フーフォウフォウ、フォフォウ?」

 

「そうだね。今のうちに簡単に紹介しておくよ。本来、Aチームは7人なんだけど今は5人だけ。ここの前所長、マリスビリー・アニムスフィアが集めた人材何だがどうにもイレギュラーが起きたみたいでね。声がけの後ここへと呼んだ時に連絡が取れなかったんだ。だから暫定的に5人をAチームとしている」

 

現在Aチームとして所属しているのは

リーダー

キリシュタリア・ヴォーダイム

 

メンバー

オフェリア・ファムルソローネ

 

芥ヒナコ

 

カドック・ゼムルプス

 

スカンジナビア・ペペロンチーノ

 

この5名である。この内3名とは知り合いというのは何とも世の中分からない事ばかりだ。

しかしクリプター勢の残り二人が音信不通でここに居ないとは一体‥‥、これ俺の前世知識から外れ始めてるし予想がつかなくなり始めるかもな。

 

「ここにマシュと、恐らくあと一人か二人の補填がされると思う。この辺の判断は所長に任せられてるけどね」

 

「なるほどな‥‥、後は会ってみてのって所か」

 

「まぁ、そうなるね。あそこの部屋がシュミレーションルームだ」

 

「‥‥‥」

 

シュミレーションルームにたどり着くと同時にフォウが頭から降りて離れていく。どうやらマシュの言ってた通りみたいだな。

 

「おや、ドクター。こちらに来るとは珍しい。さてはそこの人物の紹介の為かな?」

 

「うん、それで合ってるよ。彼はアルヴァス・ドラクレア。今日から所属することになったマスター候補だよ」

 

中に入るとそこにはAチームが勢揃いしていた。

 

「それじゃあ後はマスター同士で交流を深めてくれ。僕はこれからやらなくちゃいけない事があるからね」

 

そう言ってロマニが去っていく。‥‥しかし、こうして改めて見ても

 

「やっぱりぴっちり過ぎないか?そのスーツ」

 

「それは私たちも思ってる事だから指摘しないで。無理やり納得したのがぶり返しそうだから」

 

「それは‥‥なんかすまん」

 

「む?私は気に入っていたのだが‥‥そうか。皆には不評だったか」

 

「僕は別に‥‥。実用的であればなんでもいい。これだってかなりの性能だ。僕みたいな凡人には見た目よりも性能が重要だからな」

 

「ンも〜、そうやって自分を卑下しないの」

 

「事実だ。僕はお前たちみたいなのと一緒じゃないんだ」

 

「変なところで意固地なんだから。‥‥それにしてもな〜に?あの子と知り合いなの?芥ちゃん」

 

「‥‥そんな所よ」

 

何とも濃ゆいメンツだな、特にペペさん。

 

「いやヒナ以外にもオフェリアとキリシュとも知り合いだ」

 

「あらヤダ。殆ど知り合いみたいじゃない!そ・れ・に・し・て・もヒナってどういうコト〜!?もしかしてコレ?コレなの?」

 

「‥‥事前に言っておくべきだったかしら」

 

「おぅ‥‥まさかこんな人とは思わなくてな」

 

食いつきが思った以上に強いよこの人。何かもうキリシュ以来の人物像のぶち壊しを食らった気分だ。

 

「んん!ま、それはそれとして。初めまして、私はスカンジナビア・ペペロンチーノよ。気軽にペペさんと呼んでくれてイイわよ〜」

 

「よろしく、ペペさん。俺はアルヴァス・ドラクレアだ」

 

「あらヤダ、ノリいいじゃない!」

 

「僕はカドック・ゼムルプスだ。‥‥ドラクレアね。別に僕とはよろしくしなくていい」

 

二人と握手を交わす。バラバラな筈なのにそれぞれがしっかりと噛み合っているように感じるのは気のせいではないのだろうな。

 

「おい、なんだその目は」

 

「いや別に」

 

「フフ、どうやら心配しなくともカドックやペペとも問題なく付き合えそうだな。アル」

 

「とりあえず着替えませんか?流石にこのままという訳にはいきませんし」

 

「それもそうだな。じゃあ俺は外に出てるよ」

 

「いや、外じゃなくて食堂の方に行っててくれないか?色々と話したいし我々も丁度ご飯時だからな」

 

キリシュの提案に応じ、先に食堂へと向かう。そこには作業の休憩中なのだろうスタッフの姿がチラホラとあった。

流石に何も頼まず、というのも居心地が悪いのでコーヒーを頼み大人数で座れる場所に座っておく。

 

「待ったかな?」

 

そこに声をかけてきたのは食事を手にしたキリシュ他Aチームメンバーだった

 

「いや、そんな事は無いぞ」

 

「では、座らせてもらうよ」

 

ここでの席順は俺を挟むようにキリシュが右、ヒナが左、対面にオフェリア、その右にペペ、左にカドックという順になった。

それから花咲いた話題は主だって時計塔のことだが、新しいメンバーという事もあり俺の話メインだった。

 

「へ〜、あのライネスちゃんの婚約者だったのねアナタ。それはまた苦労しそうね」

 

「そうでも無いさ。付き合ってみると結構楽しいぞ」

 

「アラ?でもそうなると芥ちゃんとの関係はどうなるのかしら?」

 

「あぁ‥‥それな。余り大きい声で言えないんだが‥‥」

 

誤魔化しとか効かなさそうだから本当に大きい声で言えない事を話したり

 

「彼の錬金術は本当に凄いのよ。しかも発想も凄いし‥‥」

 

「それには私も同意する。特に遊びとはいえあのゲームの技を出してみせたんだ。あれは感動ものだったな」

 

俺の魔術の技量について話したり、色々な事を話した。知り合いが多いという事もあり、本当にありのままの自分を話せた気がするぐらいには。

 

それから俺はAチームのメンバーやマシュとの関わりが多くなっていった。途中から、Aチームに参加するように言われてからは結構交流をした。主にキリシュ主催で。

 

そうこうしているうちに、最初のミッション"ファーストオーダー"まであと数日となった。

 




ベリルとデイビッドは旅に出てもらいました。正直クリプターどうしようと悩みに悩んだ結果、愉悦部に持っていけない上にどうしたってそのあり方で対立するベリルとまずFGOで碌に出ていないデイビッドの二人の絡み書けねぇという事で。

なのでタグを増やしました。
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