【WR】虹ヶ咲RTA_称号『虹の楽園』獲得ルート   作:一般紳士君

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心はいつでも初投稿です。


果林さんメイン回です。何気に3年生がメイン回なのは初めてです。最近1年生ズばかり書いてたからね。
クールでかっこよくて頼りになる可愛い果林さんをご堪能ください。


あっ、そうだ(唐突) 『TOKIMEKI RunRuns』リリースおめでとうございます(激遅)
私も1週間ほどかけてやっとこさ全ステージ星3でクリアできました。1個だけかす虐の極みみたいなステージがあって草生えますよ。
難易度も高くてやりごたえがあるし、何より走る虹学メンバーがぐうかわなので、皆もインストールしてプレイ、しよう!


Part33/n

 ほモデルデビューRTA、はーじまーるよー。

 

 前回は食堂で3年生の3人と話をしながらご飯を食べ、果林さんにモデルの代役をお願いされました。今回はその続きからで、教室に戻って午後の授業を適当に流そうと思います。

 

「おかえりなさい。楽しかったですか?」

 

 はい、とても楽しかったですよ。侑ちゃんとのイチャイチャタイムも楽しめましたしね。栞子ちゃんはどうでしたか?(鬼畜)

 

「私は……ちっとも楽しくありませんでした」

 

 まぁそうでしょうね。

 

「昔は1人での昼食なんて苦でもなかったのに、元樹さんと出会ってからそれがすごく辛いものになってしまいました。私は弱くなってしまったのでしょうか……」

 

 そんなことありません。それは弱さではなく、友達がいつも近くにいてくれているという証拠ですよ。いつも一緒にいる人がたまにいないとひどく寂しくなってしまう……その気持ち、すごくわかりますよ。

 

「なるほど……これが押してダメなら引いてみろということなんですね。その10で読みました

 

 そうなんじゃない?(適当)

 

「でも寂しいのには違いありませんから、明日は一緒に食べましょうね」

 

 実は明日も別の人と一緒に食べる約束があるんですよ。申し訳ナス……。

 

「そうですか……。まぁ元樹さんには元樹さんの交友関係がありますからね。私はその関係を捨ててくださいなんて言うつもりはありませんから。でもあまりに続くようであれば……」

 

 続くようであれば……どうなっちゃうんですか?

 

「……」

 

 何ですかその間は……ただただ怖いです。ほも君殺されちゃうの? やめちくり~(挑発)

 

「涙を流すことになりますよ。……私が」

 

 ほも君が死なないのなら問題ないですね。申し訳ないが泣き落としはNG。

 

「そんなこと言って、いざそうなったら元樹さんはちゃんと私のそばにいてくれますよね」

 

 泣いている子をほったらかしていたら親密度が爆下がりしてしまいますからね。栞子ちゃんは泣き顔も可愛いのでぜひ拝みたいけどRTAだからね、しょうがないね。

 

「ふふっ、元樹さんのそういうところ、私は好きですよ」

 

 私も栞子ちゃんのこと好きなので実質相思相愛ですね。

 

「……そういえば、元樹さんが出て行って少ししてからあなたのことを探しに来た人達がいましたよ」

 

 そう……(無関心)

 

「もっと興味持ってくださいよ……」

 

 じゃあどんな人達だったんでしょうか?

 

「直接話をしたのは1人だけですが、その方は髪の左側に髪飾りをつけていました。美人というよりも可愛い系でしたね。仕草や話し方も……その、少しあざといと言いますか……」

 

 あっ、ふーん……(察し)

 

「それと元樹さんのことを変なあだ名で呼んでいました。確か……もと男、と呼んでいたと思います」

 

 外でもそのあだ名で呼ぶのか……(困惑)

 

「リボンの色は確認し忘れてしまいましたが、全体的に子供っぽさがありましたし、おそらく同じ1年生だと思います」

 

 確かにかすみんは少し子供っぽいね。まぁそれがかすみんの魅力なわけですが。子供っぽく見えて、実は精神面では1年生組の中で一番強いっていうのがいいんですよ。あぁ、早くかすみんと付き合ってイチャイチャしたいです。かすみんは相手が同好会メンバーであれば2股を許してくれるので、このRTAにおいても初彼女として選ぶことができます。最初は幼馴染候補に入っていたのですが、その時に得られるコンディションがね……。『コッペパン作り○』はうま味がなさすぎるので諦めました。誰かの親密度が上がりやすくなるわけでもないですし、一体何のためのコンディションなんですかねぇ……。

 

「直接話したわけではないのですが、その方の他にもあと2人いましたね。1人は暗めの茶髪で、頭にリボンをつけていました。あと言葉遣いや仕草がとても丁寧でした」

 

 しずくちゃんですね。もう1人はりなりーかな?

 

「もう1人は髪がピンク色で、頂上にちょこんと寝癖がついていました。それと何故かスケッチブックを持っていましたね。何故なのでしょうか……」

 

 やっぱりりなりーでしたね。1年生組で集まっていたみたいですが、ほも君に何の用だったのでしょうか。というか意図してないタイミングで同好会メンバーと栞子ちゃんが接触しちゃってるんですけど、それは大丈夫なんですかね?

 

「用件は聞いても教えてくれなかったのですが、ちらりと聞こえた話では昼食がどうとか言ってました。もしかしたら元樹さんにお昼のお誘いをしに来たのかもしれません。元樹さんの言っていた約束相手はその方達ではなかったのですか?」

 

 違いますね。まぁ誘われても多分断っていたと思いますが。1年生組の中で親密度が告白ラインに達していないのはかすみんだけですからね。3年生組と比べてあまりうま味がありません。

 

「……元樹さんの交友関係に口を出すつもりは全くないのですが、その方達とはどういった関係なのでしょうか……?」

 

 かすみんは友達(のちの彼女)で、しずくちゃんも友達(のちの彼女)、りなりーは幼馴染(のちの彼女)です。

 

「幼馴染ぃ!? ど、どなたとですか!?」

 

 ピンクの髪の可愛い子です。

 

「あの方が……元樹さんと幼馴染……羨ましいです。あの、何故スケッチブックなんかを持ち歩いていたのか元樹さんは理由を知っているのですか? 気になるので教えてほしいです。言いにくいような理由なら言わなくてもいいのですが……」

 

 そうですねぇ……言うのはやめておきましょうか。あまり言いふらすような内容ではないですしね。

 

「なるほど、わかりました。先程スケッチブックなんかと言ってしまいましたが、あの方にとってはきっととても大切なものなんですね。……名前を教えてもらってもいいでしょうか?」

 

 ほも君です。フルネームは忘れました。

 

「いえ、元樹さんの名前ではなく……」

 

 天王寺璃奈、とってもキュートな女の子です。

 

「天王寺璃奈さん、ですね。もしまたお会いする機会があればこのことを謝ろうと思います」

 

 多分謝ってもポカンとなると思うんですけど(名推理)

 

「あ、先生がいらっしゃいましたね。私達も授業の準備をしましょうか」

 

 栞子ちゃんとのおしゃべりの時間は一旦おしまいですね。授業に見所さんなんてないので放課後まで甥の木村、加速します。

 

 

 

 放課後です。果林さんとの待ち合わせ場所であるエントランスに来ました。ですが果林さんの姿はまだありません。まーだ時間かかりそうですかね~?

 

「ごめんなさい、遅くなっちゃったわ」

 

 ようやく果林さんが来ましたね。待ち時間は36秒、普通だな!

 

「それじゃあ行きましょうか」

 

 撮影場所はどこなんですか? ほも君がマップを見てあげますよ。というかほも君にやらせてください。でないと目的地に辿り着くことすらできません。

 

「大丈夫、私が案内するわ。何度か撮影で行ったこともあるし、ここから遠くないからそんなに時間はかからないと思うわ」

 

 果林さんが迷子になるから結局時間がかかっちゃうんだよなぁ……。

 

 

 

「ここで間違いないはずなんだけど……」

 

 はい、迷いました。あのさぁ……とりあえずマップを見せてください。

 

「はい」

 

 目的地は……あれ? ここですね。

 

「やっぱりそうよね」

 

 もしかして果林さんのスマホが壊れたんでしょうか。自分のスマホでも確認しましょう。……ダメですね、こちらでもここが目的地だと表示されてしまいます。ということはここが目的地に間違いないようですね。

 

「そうなるわね。私の知らない間に移転したのかしら……」

 

 さすがにそれはないと思いますけど……。建物の外観はどんな感じだったんですか?

 

「確か白塗りだったと思うんだけど……電話して聞いてみるわ」

 

 果林さんが電話で聞いてくれるみたいなので少し待ちましょう。

 

「……はぁ、わかったわよ、私達が迷子になっていた原因が」

 

 電話が終わったみたいです。それで原因は何だったのでしょうか。

 

「外壁を塗装し直したみたいよ、白から赤に。つまりちょうど私達の目の前にあるこの建物が探してた建物よ」

 

 えぇ……(ドン引き)

 

「こういうのは事前に伝えておいてもらわないと困るわよね」

 

 多分階数とか具体的な外装でわかったと思うんですけど(名推理)

 

「とりあえず中に入りましょうか」

 

 果林さんに先導してもらって中に入り、撮影スタジオまで向かいます。

 

「お疲れ様です。遅くなりました」

 

 この人が雑誌の担当者さんみたいですね。果林さんとほも君の話をしたり、ほも君と直接話したりしていますが適当に流しましょう。モブキャラにはボイスがついていないのでテキストをすぐ次に送れていいですね。

 

「服を選びに行きましょう。私が元樹君に似合うのを選んでもいいのだけれど……どうする? 最初は自分でやってみる?」

 

 やりますねぇ! やりますやります。

 

「わかったわ。私は自分のを選んでるから、何か困ったことがあればいつでも呼んでちょうだい」

 

 果林さんが服を選びに行ったのでほも君も自分のを選びましょう。といってもイベントで自動で選んでくれると思うので特にすることはないですね。……あれ? もしかしてこれは自分で選ばないといけないパターンのイベントなのでしょうか。選んでくれる気配がありません。困りましたねぇ……ほも君は『ファッションセンス○』持ちですが私自身はファッションセンス0ですからね。あっという間にクソダサほも君の完成です。悲しいなぁ……。うだうだ言ってても仕方ありませんしパパパッと選んでしまいましょう。

 

『この組み合わせはやめた方がいいかもしれない』

 

 おっと、とりあえず適当に選んだら怒られてしまいました。やっぱり適当だとダメみたいですね。次はちゃんと選びましょう。

 

『この組み合わせはやめた方がいいかもしれない』

 

 あのさぁ……(半ギレ) 私の自信作ではあったのですが、プロからしたらクソダサほも君のようです。初心者のコーディネート。

 

「どう? 決まった?」

 

 制服姿じゃない果林さんから声をかけられました。どうやら選んでいる間に果林さんは着替え終えてしまったみたいですね。すっげえ似合ってるゾ~。

 

「ありがとう。元樹君は……まだ選べてないみたいね。やっぱり私が選んであげましょうか?」

 

 オッスお願いしま~す(諦観)

 

「任せて。元樹君に似合う最高のコーディネートをしてみせるわ。こっちに来てちょうだい」

 

 頼もしいですね。ここは果林さんに任せておけば大丈夫だと思うので、ほも君は大人しく果林さんの人形になってましょう。

 

「……よし、これなんてどうかしら。流行を取り入れつつ、元樹君の身長を活かせるファッションにしたつもりよ。きっと似合うと思うわ。気に入ってくれるかしら?」

 

 いいゾ~これ。早速着替えてきますね。

 

「それはよかった。着替えはあそこを使ってね。服は脱ぎっぱなしで置いといてもいいから。私は先にスタジオに行って撮影してるから、元樹君も着替えたら来て。場所はわかるわよね?」

 

 ほも君に迷子属性はないので大丈夫ですよ。というかすぐ隣ですからね。(迷子になりようが)ないです。

 

「ならいいわ。じゃあ私は行くわね。部屋の外にスタッフさんが待機してるから何かあったら遠慮なく言うのよ」

 

 おかのした。

 

「多分大丈夫だとは思うけどサイズが合わなかったりしたら自由に合うサイズに変えてもいいから」

 

 やっぱり果林さんは面倒見がいいですね。ほも君が困らないようにいろいろと教えてくれます。でも多分困ることはないので会話の分タイムが伸びるだけなんですよね(人間の屑)

 さてと、果林さんも出て行ったことですしほも君も着替えましょう。更衣室は……1つしか空いてないみたいですね。そこを使わせてもらいましょう。……ってここはすでに果林さんが使っていたみたいですね。脱ぎたてほかほかの虹ヶ咲の制服が置いてあります。ハンガーなどがあるにもかかわらず床に脱ぎ捨てられていますけどね。お前見ろよこれなぁ! この無残な姿よぉなぁ!?

 しっかし困ったことになりましたねぇ。ここの他に更衣室は空いていませんし……というか果林さんのところはなんで鍵がかかってなかったんですかねぇ……。仕方ないのでここを使わせてもらいましょう。見知らぬ人のを使うわけにもいきませんし果林さんも許してくれるでしょう。下着が置いてあるわけでもないですしね。せめてものお詫びとしてこの無残な姿の制服達をきちんとハンガーにかけておいてあげましょうか。制服の匂いを嗅ぐなんてことはしません。したところで私に匂いが届くことはないですからね。いつかはプレイヤーにも匂いが届くようになるといいですね。おい技術革新早くしろ~。

 よし、ほも君も着替え完了です。撮影スタジオにイキますよ~イクイク……。

 

 撮影スタジオに到着しました。今は果林さんの撮影をしているみたいです。撮影中だからかいつもと雰囲気が違いますね。はぇ~すっごい魅力的……。もちろんいつもの果林さんも大好きですけどね。それにしてもやっぱり果林さんは自分の見せ方をよくわかってますね。カメラマンからポーズの修正などがほとんど入っていません。自分の魅力を最大限活かしつつ、衣装の魅力も最大限引き出す。まさしくモデルの鑑。

 

「ふぅ……」

 

 おっ、果林さんの撮影が終わったみたいですね。飲み物の差し入れを持っていきましょう。おつカレーライス!

 

「あら、ありがとう。ごくっ……ごくっ……」

 

 なんだか飲み物を飲む動作にすら美しさを感じますね。ペットボトルの蓋外し忘れてほしかった……(小声)

 

「次はいよいよ元樹君の番ね。緊張してる? 表情が固いわよ」

 

 撮影は初めてか? 力抜けよ。

 

「そんなに緊張しなくて大丈夫よ。別に取って食われるわけじゃないんだから。ポーズも向こうから指定してくれるし、足に負担がかからないようにしてとも伝えてあるから。ほら、もっと力抜いて」

 

 ほも君の緊張をほぐそうと撫でてくれます。そんなことされたら余計緊張しちゃうだろ!

 

「もう大丈夫ね? じゃあ行ってきなさいな」

 

 果林さんに(物理的に)背中を押されて撮影に向かいます。

 

「……あ、そうだ。1つ言い忘れてたわ。その衣装すごく似合ってるわよ。だから自信持って」

 

 果林さんが褒めてくれました。ありがとナス! これがファッションホモかぁ……。まぁこの衣装も果林さん's セレクションなんですけどね。

 さてと、いざ撮影! ……と言ってもカメラマンの人が指示をくれるのでその通りのポーズをするだけですね。操作もそれだけなのでらくらくちんちんです。多分モデルとして正式に働くことになったら自分でポーズを決めることになるんでしょう。まぁこのRTAでは正式なモデルとして働くつもりは全くないので検証できないんですけどね。完走したら別データで検証してみましょうか。

 果林さんはというと……腕を組んでほも君の撮影を見守ってくれてます。後方彼氏面かな? やけに似合いますね。それとリラックスさせるためなのか、それとも無意識なのかはわかりませんが少し微笑んでいます。美しいですね。あ^~姫乃ちゃんになっちゃうぅ~。でも腕を組んでるのだけは許せません。露出が控えめな衣装とはいえ腕に挟まれて胸が強調されてしまっています。刺激が強すぎるっピ! まぁでもこのほも君はしずくちゃんのフェ○を乗り越えてますからね。ちょっとやそっとの刺激では動じません。

 

「お疲れ様、元樹君」

 

 撮影が終わりました。果林さんが飲み物を渡してくれたのですが、これってさっきほも君が果林さんに渡したやつですよね? 多分間接キスだと思うんですけど(名探偵) さすがのほも君もこの刺激には耐えられ……ます! というよりそもそも同じペットボトルだと気づいてませんね。態度を見る限り果林さんも多分気づいてないと思います。ポンコツだしね(辛辣)

 

「初めての撮影はどうだったかしら。楽しかった?」

 

 楽しかったです(小並感)

 

「そう、それはよかった。いい表情をしてたから楽しんでるっていうのが伝わってきたわ。ポーズも決まってたしいい写真が撮れたんじゃないかしら。発売が楽しみね」

 

 実際カメラマンが撮影中に『いいゾ~これ』って言ってましたからね。

 

「折角だから記念に1枚撮っておく?」

 

 いいですね。2人で並んで撮りましょう。

 

「そうね。じゃあこっちに来て。……ダメよ。もっとこっちに来ないとちゃんと写らないじゃない。ほら、こっちに……ね?」

 

 果林さんの腕がほも君の腰に回され、そのまま引き寄せられてしまいました。先輩!? 何してんすか! やめてくださいよホントに! さすがにこれは刺激が強すぎます。姫乃ちゃんも昇天するレベルですよ。いくらほも君といえどこれは……。

 

「……もっと恥ずかしそうにしてくれるかと思ったのだけれど……普通ね」

 

 おや? 意外と効いていないようです。なんで?

 

「もしかして慣れてる?」

 

 それは確かにありそうですね。かすみんを筆頭に、りなりーやしずくちゃんが結構抱きついたりしてきますからね。今更抱き寄せられたくらいでは動じないのでしょう。(1年生)3人に勝てるわけないだろ!

 

「まぁいいわ。このまま撮っちゃいましょう。はいチーズ」

 

 いえーい! 姫乃ちゃん見てるー?

 

「撮れたわ。後で送っておくわね」

 

 ありがとナス!

 

「さてと、私達の分の撮影は終わったし着替えに行きましょう。この後この建物の中を見学させてもらえるみたいだけど……」

 

 そう……(無関心)

 

「興味なさそうね。じゃあ少し早いけど帰りましょうか」

 

 でも今から帰っても練習は中途半端にしかできなさそうですね。じゃけんどこかで遊んでから帰りましょうね~。

 

「そうしましょうか。お互いのことをよく知るいい機会になるしね」

 

 そうですね。私は果林さんのことをあんなことからこんなことまで全部知っていますが、果林さんはほも君のことをあまり知らないはずですからね。関係を深めるためにもほも君のことをもっと知ってもらいましょう。

 

「……なんで制服がハンガーにかけられてるのかしら……」

 

 僕がさっき、かけちゃいました。

 

「それにこれ……元樹君の制服よね……?」

 

 僕がさっき、使っちゃいました。

 

「使ったぁ!? この更衣室を!?」

 

 他のところが空いてなかったので……。

 

「た、確かに空いてないわね……。私が着替え終えた時には空いてたのに……」

 

 ほも君の衣装を選ぶのにそこそこ時間がかかりましたからね。その間に使われてしまったのでしょう。

 

「……まぁいいわ。見られて困るようなものがあったわけじゃないし……」

 

 あの無残な姿の制服達は見られたら困ると思うんですけど(名推理)

 

「先に私が着替えてもいいかしら?」

 

 あ、いいっすよ(快諾)

 

「ありがとう。……覗いたりしちゃダメよ?」

 

 (タイムが伸びるので覗か)ないです。もしこれがRTAじゃなくて通常プレイだったら覗いてました。当たり前だよなぁ?

 ということで果林さんが着替え終えるまで待ちましょう。でも待っている間暇ですよね? あまりに暇なので皆様のためにぃ~こんな動画を……って侑ちゃんから突然連絡がきましたね。トキラン神社アレンジを流す予定でしたが潰れてしまいました。一体何の用でしょうか。

 

『あっ、もと君?』

 

 はいはいほも君ですよー。

 

『モデルのお仕事中にごめんね。今大丈夫?』

 

 無問題ラ! 何かあったのですか?

 

『スポドリの素がどこにあるかわからなくて……』

 

 棚に入ってないですか?

 

『それが見つからなかったんだよねー』

 

 おかしいですねぇ。昨日の時点ではまだ結構残っていたのですが……物陰に隠れてたりしませんか?

 

『あ、そっか。ちょっと待ってて、探してみるね。……あった! 見つかったよ!』

 

 ハァ~~……(クソデカため息) あ ほ く さ  でも侑ちゃんが嬉しそうなので今回は許してあげましょう。

 

『もと君のおかげで助かったよ。ありがとう』

 

 どういたしまして。じゃあ切りますね。練習頑張ってください。

 

『うん、皆に伝えておくね。もと君もモデルのお仕事頑張ってね。もと君が出てる雑誌絶対に買うから!』

 

 ありがとナス! まぁ多分雑誌の売り上げはほも君には関係ないですけどね。

 

「着替えたわ」

 

 侑ちゃんと話している間に果林さんの着替えが終わったみたいですね。

 

「誰かと電話してたみたいね。相手は誰だったの?」

 

 侑ちゃんです。スポドリの素が見つからなかったみたいでほも君に助けを求めてきました。

 

「ああ、なるほど。いつも元樹君が用意してくれるものね」

 

 飲み物に粉を混ぜるのはほも君の得意分野ですよ。サッー!(迫真) おまたせ、スポーツドリンクしかなかったんだけどいいかな?

 さてと、更衣室も空きましたしほも君も着替えましょう。パパパッと着替えて終わり!

 

「これ、元樹君にってさっき渡しに来たわ」

 

 更衣室から出たら果林さんから謎の封筒を2つも渡されました。

 

「こっちが今日の分のお給料。少し多めに入れてくれたみたいよ。代役とは思えないほどいい写真が撮れたからですって。よかったわね」

 

 気前がいいですね。どれどれ、いくらもらえたのかな……って3万!? うせやろ? ほも君がしたことといえば1回分の撮影だけですよ。これで3万ももらえるのか……(困惑)

 でも正直助かります。デート代にかなり余裕ができますからね。果林さんの親密度を稼ぎつつお金ももらえるなら滅茶苦茶美味しいイベントですね。当時は若く、お金と愛が必要でした。Wikiに書いてあったら最初からチャートにちゃーんと加えてたのになぁ……。

 

「こっちの封筒には写真が入ってるみたいよ。記念に何枚かどうぞって」

 

 写真ですか。ベツニイラナ……ごほんごほん。どんな写真が入ってるんでしょうか。早速見てみましょう。……ふむふむ、オフショットが中心みたいですね。ほも君がガチガチに緊張してるところや果林さんに撫でてもらってるところなんかが撮られています。……おや? この果林さんとの2ショットだけ何故か2枚入ってますね。ミスでしょうか。折角ですから1枚は果林さんにプレゼントしましょう。

 

「あら、私にくれるの?」

 

 はい、どうぞもらってください。同じ写真を2枚も持ってても意味ないですからね。どうせ見返すこともないし(小声)

 

「そう、ならもらっておくわ。ありがとう。私も記念として大切にするわね」

 

 お賃金とおまけももらいましたし、そろそろ行きましょうか。

 

「そうね。誰かと一緒に遊びに行くだなんて久し振りだわ。どこに行こうかしら」

 

 学校までの道中で適当に探せばいいんじゃないですかね(適当)

 

「その方がいいわね。あまり遠くまで行く時間もないし」

 

 では、適当なところにデッデッデデデデ!(イクゾー!)

 

 

 

「……あら、お化け屋敷じゃない」

 

 はぇ~路上にお化け屋敷なんてあるんすねぇ……。どうやって設置したのかな?

 

「しかもタダみたいね。折角だし入ってみる?」

 

 そうですね、入りましょうか。

 

「すみません、2人いいかしら」

 

 お化け屋敷なんて子供の頃に行ったきりですね。親に連れられて入ったお化け屋敷がトラウマになって、しばらく暗闇を見れなかったのはいい思い出です。お化け屋敷を題材にしたゲームがあれば今度RTAを走ってみましょうか。

 

「なかなかの雰囲気ね。何か出そうだわ」

 

 果林さんは余裕そうですね。ほも君は……あれ、あまり余裕がなさそう?

 

「きゃっ!」

 

 目の前に白装束を着た女性が現れました。よくあるやつですね。正直言って全く怖くないです。果林さんはそれも含めて雰囲気をエンジョイしてるみたいですが……

 

「……って元樹君?」

 

 元樹君はダメみたいですね。果林さんに思いっきりしがみついています。

 

「もしかして怖いの苦手?」

 

 そうみたいですね。少し怖がりすぎな気もしますが……。

 

「ふふっ、意外に可愛いところあるじゃない。いいわよ。そばにいてあげるから存分に怖がりなさいな」

 

 ありがとナス! じゃあ果林さんにしがみついたまま進んでもらいましょう。ただ体だと少々歩きづらいのでしがみつくのは腕にしましょうね。

 

「あら、あそこ……」

 

 果林さんが何もないところを指差しました。ほも君をからかうためでしょうか。そうじゃないなら透視か幻視ですね。どちらにしてもほも君には効果抜群です。足が完全に止まっちゃってます。止まるんじゃない、犬のように駆け巡るんだ!

 

「ちょっと脅かすつもりだったのだけれど、こんなに怖がられると罪悪感が……」

 

 こんなに怖がるとは私も思っていませんでした。ですが今更引き返すこともできませんし、ほも君には頑張って進んでもらいましょう。今回お化け屋敷に突入する少年はほも君っ! まだ15歳のこの少年は、このお化け屋敷に耐えることができるでしょうか。それではご覧ください。

 

「よしよし、ほら泣かないの」

 

 ダメみたいですね(諦観) 次のお化けが出た瞬間に涙目になってしまい、果林さんに頭を撫でてもらっています。ほも君がこんなに怖がってるからか、お化け役の人達も嬉しそうですね。毛ほども怖くないのに(辛辣)

 このままほも君がビビッて果林さんに縋るところを見ているのも面白いのですが、それ以上のイベントもなかったため脱出するまで加速します。動画の尺の都合もあるからね、しょうがないね。

 

 

 

 無事……かどうかはさておき、お化け屋敷から脱出することができました。今は出口付近の休憩所でベンチに座って休憩しています。ほも君は精神的にかなり疲労しましたからね。

 

「久し振りだったけど楽しかったわ」

 

 果林さんはエンジョイしてましたね。特にほも君関連で。ほも君を慰めてくれたり、時折ほも君を怖がらせたりとすごく楽しそうでした。まぁそのたびにほも君が泣くので結局果林さんが慰めることになってましたけどね。

 

「元樹君はかなり怖がってたけど楽しめたかしら?」

 

 あんなに泣いていたけど楽しかったみたいですね。やっぱり果林さんの体の柔らかさや匂いを堪能できたからでしょうか。こいつすげぇ変態だぜ?

 

「それはよかったわ。私だけが楽しんでるんじゃないかと少し心配してたの」

 

 その割にはほも君を怖がらせて楽しんでましたよね?

 

「あれは元樹君の反応が可愛かったから……ごめんなさいね、許して」

 

 もう許せるぞオイ!

 

「でも元樹君が怖いものが苦手だとは思わなかったわ。怖いものなしっていう勝手なイメージがあったけど、そんなことなかったのね」

 

 ほも君も人間ですからね。怖いものの1145141919810個くらいありますよ。でもほも君は克服したいと思ってるみたいですね。

 

「あら、そんなに気にしなくてもいいのに。1つくらい弱点があった方が可愛くなるものよ」

 

 鈍感だったり貧弱だったりと、もう十分弱点だらけなんだよなぁ……。

 でも果林さんの言うことは正しいのかもしれません。勉強ができなかったり朝起きられなかったり部屋の片付けができない果林さんはすごく可愛いですからね。果林さんの部屋に精○ぶちまけて一緒に片付けしたい。あっでもそれはさすがに片付けるのがしんどいですね。飛び散らないようにちゃんと1か所に注いであげましょう。

 

「璃奈ちゃんはなんて言ってるの?」

 

 このことはりなりーにも隠してるみたいです。隠し事はしないって約束ろくに守られてませんね。りなりーもりなりーで恋心を隠してますし。ガバガバ約束事くん、好きじゃないけど嫌いじゃないよ。

 

「へぇ、誰にも言ってないのね。じゃあ私がハジメテってことになるわね」

 

 どこかいやらしさを感じる言い方ですねぇ……。テキスト上で『初めて』がカタカタ表記なのもいやらしさを感じます。

 

「さてと、そろそろ移動しましょうか。人も増えてきたしね」

 

 そうしましょう。ずっとここにいてもタイムが伸びるだけですからね。

 

「次はどこに……あ」

 

 果林さんの視線がすぐ近くのゲームセンターに固定されてしまいました。一体何を見つけたのでしょうか。

 

「あれ、パンダ……」

 

 指差した先に1枚の張り紙がありますね。その張り紙には『パンダのぬいぐるみ入荷』と書かれています。あっ……(察し)

 

「……ねぇ、折角だし……」

 

 このぬいぐるみが欲しいんでしょうね。でもクレーンゲームの景品ですよ? はたして果林さんに取れるのでしょうか。

 

「大丈夫よ」

 

 ほんとぉ?

 

「きっと大丈夫。何とかなるわ」

 

 少し心配ではありますが……ま、えやろ。最悪ほも君が代わりに取ってあげればいいですからね。プリティーなダービーのミニゲームで鍛えたクレーンゲーム力を見せてあげましょう。ほらいくどー。

 

「広いわね。ぬいぐるみはどこにあるのかしら……」

 

 案内板があるわけではありませんし、適当に歩き回って探せばいいんじゃないですかね(適当)

 

「そうしましょうか。元樹君も何かやりたいゲームがあったら遠慮しないで言ってくれていいからね」

 

 どうやらほも君はあのダンスゲームをやりたいみたいですね。

 

「でもあれはかなり激しく動くでしょ? 足に悪いからダメよ」

 

 果林さんの言う通りです。足の治りが遅くなるのでやめてください。

 

「……え? 私が代わりにやるの?」

 

 果林さんに代わりにプレイしてもらいたいみたいです。見たーい。見たーい。果林さんが踊るとこ見たーい。

 

「しょうがないわね。1回だけよ?」

 

 やってくれるみたいです。よかったね、ほも君。まだ本格的なダンス練習は始まっていませんが、現時点で果林さんはどれくらいできるのでしょうか。運動神経はかなりいい部類に入りますからね。そこそこの記録を出してくれるのではないでしょうか。

 

「えっと、画面に流れてくる矢印と同じ床の矢印を足で押せばいいのね」

 

 チュートリアルでゲームルールを理解したみたいです。いよいよ本番ですね。後方彼氏面で見守りましょう。

 

「ふっ、ほっ、やっ」

 

 どこがとは言いませんが揺れていますね。あぁ^~たまらねぇぜ! それから腰使いが非常にえっちです。これが『Starlight』に繋がるんですね。あぁ^~たまらねぇぜ! そしてフリフリと揺れるプリップリのお尻。さすがの大きさですね。あぁ^~たまらねぇぜ!

 

「ふぅ……まぁなかなかの結果じゃないかしら」

 

 果林さんのエチチな体を観察してたらいつの間にか終わっていました。スコアは普通といった感じですね。ですが初プレイであったことを考えると十分高いと思います。

 

「意外と楽しめたわ。……あら?」

 

 隣の筐体で同じ曲をやっている人がいますね。そこそこやりこんでいるのか動きがいいですね。これはいいスコアが出そうな予感が……あっ、ふーん……(察し)

 

あの人、私よりも高い……ごめんなさい、もう1回やってもいいかしら?」

 

 これは果林さんの負けず嫌いが発揮されてしまいましたねぇ……。こうなるとさっきの人のスコアを上回らない限りプレイが続くでしょう。やめてくれよ……(絶望)

 

「ほっ、ほっ、ほっ……いい感じ……」

 

 1回目で慣れたのか、先程よりもかなりいい感じになっています。表情も真剣そのものって感じですね。この調子なら1コインで終わるかもしれません。というか終わらせてくれ(切実)

 

「やったわ! 元樹君見て! 記録更新よ!」

 

 おっ、無事記録更新できたみたいです。よかったですね。余程嬉しかったのか滅茶苦茶はしゃいでいます。年相応って感じがして可愛いですね。

 

「……あっ、ごめんなさい。ついはしゃいじゃったわ……このことは皆には内緒ね?」

 

 なんで秘密にする必要なんかあるんですか。

 

「だって私のクールなイメージを崩しちゃうじゃない」

 

 クールな果林さんも、ついついはしゃいじゃう可愛らしい果林さんも、どちらも果林さん自身なんですから隠す必要はないと思いますよ。むしろもっと見せろ(豹変)

 

「……元樹君って、そんな恥ずかしいことも平然と言えちゃうのね……」

 

 恥ずかしがる必要なんかありませんからね。果林さんのいいところなんていくらでも言えちゃいますよ。可愛い(K)! 美人(B)! セクシー(S)

 

「……ふふっ、元樹君って面白いわね。クールなところも、そうじゃないところもどっちも私……いい言葉ね。こんなこと言ってくれたのはキミが初めてよ」

 

 私は幾度となくこのセリフを果林さんに言いましたけどね。

 

「でもやっぱり秘密にしておいてもらえるかしら。皆に知られるのは恥ずかしいし……元樹君が怖いものが苦手なのも秘密にしておいてあげるから、ね?」

 

 しょうがねえなぁ。

 

「約束よ? もし破ったりしたら……元樹君の秘密も皆にバラしちゃうからね」

 

 ほも君はどうしても皆に知られたくないみたいです。果林さんのことは絶対にひみつにしなければなりませんね。まぁいずれほも君関係なしに皆知ることになるんですけどね。悲しいなぁ……。

 

「あら、もうこんな時間……」

 

 もう5時半手前ですね。そろそろ学校に戻らなきゃ(使命感) でもその前にパンダのぬいぐるみをゲッチュしないとですね。ぬいぐるみのある台はさっき見つけておきましたよ。

 

「それは助かるわ。さっ、早く取りに行きましょ」

 

 少し早歩きになってますね。パンダのぬいぐるみが早く欲しくてたまらない果林さん好き、手を繋ぎながら一緒にパンダを観察したい。でも早歩きするのはNG。ほも君の足に負担がかかりますからね。

 

「これね……500円で取れるかしら」

 

 知らなーい。まぁ取れなかったらほも君が代わりに取るので安心してください。

 

「ここかしら……あっ、落ちちゃったわ……」

 

 ダメみたいですね(諦観) アームからぬいぐるみが落ちるたびに悲しそうな表情になっています。そそりますね。落ちろ!

 

「これが最後……あぁ……」

 

 落ちたな(確信)

 

「はぁ、ダメだったわ……。仕方ないからこのぬいぐるみは諦めることにするわ」

 

 あっ、おい待てぃ(江戸っ子) 未練たらたらって表情でぬいぐるみの方を見つめてますよね。ほんとに諦めてもいいんですか?

 

「だって取れなかったんだから仕方ないじゃない。ここでお金を使いすぎるわけにもいかないし……」

 

 じゃあ代わりにほも君が取ってみせましょう。

 

「元樹君もやるの? 構わないけど、難しいわよ?」

 

 大丈夫です。ぬいぐるみの1個や2個簡単にとってみせましょう。ホラ、見ろよ見ろよ。

 

「わかったわ。後ろから見守ってるわね」

 

 ではやっていきましょう。絶対に失敗しないという意思を込めて100円だけ投入します。レバーでアームをぬいぐるみの位置に合わせて……ボタンを押して降下! よしっ、ぬいぐるみを持ち上げました! このまま運んでイキますよ~イクイク……。

 

「あっ」

 

 ファッ!? 振動でアームからぬいぐるみが落ちてしまいました。ふざけんじゃねぇよお前これどうしてくれんだよ! お前のアームガバガバじゃねえかよ。頭に来ますよ!

 

「残念だったわね。……あら、もう1回やるの?」

 

 もろちんです。ここで引き下がるわけにはいきませんからね。幸い落下口の近くにぬいぐるみが落ちたので、次の1プレイで取ってみせます。

 さっきと同じように位置を合わせて、アームで持ち上げます。暴れんなよ……暴れんなよ……よしっ、無事に取ることができました。やったぜ。投稿者:変態糞マネージャー。8月16日(水)、07時14分22秒。

 

「やったじゃない。おめでとう」

 

 ありがとナス! でも今とったぬいぐるみはこのまま果林さんにプレゼントしましょう。

 

「私に? 受け取れないわ。この子は元樹君が取った子だもの」

 

 受け取ってくれませんねぇ。もしかしたらここでも負けず嫌いが発揮されてるのかもしれません。自分は取れなかったのにほも君が簡単に取っちゃったのが悔しいのでしょう。可愛い。でも受け取ってくれないと困るんですよね。ホラホラホラホラ。

 

「……ほんとにいいの? このまま私に渡したらこの子は一生帰ってこないわよ? それでもいいの?」

 

 いいっつってんだろ(半ギレ)

 

「そう、ならありがたく受け取っておくわ。ありがとう、元樹君」

 

 やっぱ……果林さんの……笑顔を……最高やな!

 

「ふふっ、可愛い」

 

 おまかわ。

 

「何か元樹君にお礼をしないといけないわね」

 

 そんなことしなくていいから(謙虚) このぬいぐるみは同好会に入ってくれたお礼ですよ。

 

「同好会に入ったお礼? それこそいらないわよ。私は彼方への義理でも、ましてや解散させられることへの同情で入ったわけじゃない。スクールアイドルに興味があったから入ったの。あとはそうねぇ……元樹君に興味が湧いたから、かしら」

 

 興味が湧いた? 果林さんに何か興味を持たせるようなことしましたっけ?

 

「私がグループ活動が苦手って言った時、グループじゃなくてもいいって元樹君言ってたでしょ? あれ、私は結構衝撃的だったのよ? スクールアイドルってグループってイメージがあったから、カバーするからグループとして頑張れって言われると思ってた。侑達はグループで活動するつもりだったろうからそう思ってたと思う。でも元樹君だけは違った。グループにこだわる必要なんかない、むしろソロの方が私達にはぴったりだって」

 

 まぁあなたちゃんの言葉丸パクリなんですけどね。

 

「それにあの言葉は私に入ってもらうために言ったわけじゃないわよね。あの言いぶりからして、私が入っても入らなくてもソロ活動メインにするつもりだったんでしょ?」

 

 そうしないと虹ヶ咲のストーリーが崩壊してしまいますからね(メタ発言)

 

「それって結構すごいことだと思うの。皆のことをちゃんと理解して、どうすべきか考えて、そして決断する。それに皆からあんなに信頼されてることも。ソロアイドルなんてそう簡単にできることじゃないでしょ? それなのに元樹君の言葉を聞いて、不安になるどころかむしろワクワクしているように見えた。それってきっと皆が元樹君のことを信頼しているから、元樹君の言葉を信頼しているからだと思うの。同級生も先輩も、皆が元樹君のことを信頼してる……だから興味が湧いたのよ」

 

 はぇ~……(適当)

 

「少し長くなっちゃったわね。結局私は自分の意思で同好会に入ったってことを言いたかったのよ。だから元樹君が気にする必要なんてないの。わかった?」

 

 わかりました!

 

「ふふっ、いい子ね。というわけだから何かぬいぐるみのお礼をしないとね。何がいいかしら?」

 

 お礼なんて後でいいですから、今は学校に戻りましょう。さっきかすみんから『6時までに戻ってくる?』って連絡が来たので。

 

「かすみちゃんから? それなら早く戻らないといけないわね」

 

 じゃけん学校に向かいながら話しましょうね~。

 

「それにしてもかすみちゃんから……ね。元樹君に会いたくて仕方ないのかしら」

 

 多分お泊まり会があるからだと思うんですけど(名推理)

 

「……待って。もしかしてかすみちゃんともお泊まりするの?」

 

 やりますねぇ!

 

「なるほど……しずくちゃんも苦労するわね

 

 かすみんは現時点ではまだ好意を抱いていないはずなので大丈夫だと思いますよ。

 

「元樹君は好きな子とかいないの?」

 

 おっと、唐突にぶっこんできましたね。もちろんここはいないと答えます。ここで特定の誰かを答えてしまうと後にどう響くかわかりませんからね。最悪ハーレムルートが不可能になってしまう可能性すらあります。

 

「そうなのね」

 

 逆に果林さんはいないんですか?

 

「へっ……? わ、私は……いないわよ。悪い?」

 

 別に悪くはないですよ。最初から知ってましたからね。というかいたら困ります。でも告白されたことくらいはありそうですね。

 

「告白なんてされたことないわ。高嶺の花だと思われてるのか、皆遠くから見るばかりで全然言い寄ってきてくれないのよ」

 

 まぁゲームのシステム的にそうなってますからね。このゲームにNTR要素は基本的にはありません。少なくとも知らないところで知らない男に寝取られたなんてことは現時点では確認されていません。なので安心して彼女を作ることができますね。

 

「そういう元樹君こそされたことないの?」

 

 ないです。当たり前だよなぁ?

 

「あら意外。元樹君って優しいからてっきり告白されたことくらいあると思ってたわ。彼女が欲しいとか思わないの?」

 

 そうですね……11人くらい欲しいですね。果林さんは?

 

「うーん……恋はしてみたいって最近思うようになったのだけれど、いいと思える人がなかなかいないのよねぇ……」

 

 今美女の眼光でほも君のことをチラッと見ましたね。

 

「でも今日一緒に出かけてみて、元樹君が彼氏だったらいいのにって少し思ったわ」

 

 これは……どっちだ? からかおうとしているのか、それとも本当にそう思っているのか……判別できませんね。どうにかして判別できれば今の親密度がある程度わかるので今後の役に立つのですが、こういう時の果林さんはポンコツ力を発揮してくれないので難しいかもしれませんね。表情からも全く読み取れません。

 

「少し顔が赤くなってるわよ? もしかして照れちゃった?」

 

 照、照れますよ……。でもこういうことを言うってことはさっきのはからかっていた可能性が高いですね。もちろん照れ隠しという可能性もなくはないですが……。

 

「あら、もう学校ね。元樹君と話しているとなんだか時間が短く感じるわ」

 

 いつの間にか校門前まで来ていました。これで果林さんとのデート、もといほも君のモデルイベントは終了ですね。

 

「今日は楽しかったわ、ありがとう。元樹君からもらった写真とこのぬいぐるみ、大切にするわ。また一緒にどこか遊びに行きましょうね」

 

 私も果林さんとまたお出かけして親密度稼ぎしたいですねぇ! でも果林さんの方からこう言ってくれるということはそこそこ親密度が稼げている証拠ですね。やはりぬいぐるみ効果でしょうか。

 

「さぁ、部室に戻りましょうか。さっきもらった写真、皆にも見せてあげたらどうかしら」

 

 そうしましょうか。せつ菜ちゃんが見たら大興奮しそうですね。

 

 今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。




感想とか評価とかいっぱいほしいな(定期)


前回の投稿から今回の投稿までの間に感想がいっぱいもらえてウレシイ……ウレシイ……。
最新話以外の感想も随時募集してますのでいっぱい感想書いて♡ 書け(豹変)
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