【WR】虹ヶ咲RTA_称号『虹の楽園』獲得ルート 作:一般紳士君
前の投稿からINF時間経ってると思ったけど全然そんなことなかったゾ。
あらすじの方にも書きましたが、活動報告代わりにTwitterアカウントの方を開設しました。
投稿中の作品の進捗状況を報告したり、投稿報告したり、ラブライブ関連の雑談をしたりします。もしよかったらフォローしてぜひ絡みに来てください。
あと他作品の作者様とお話ししたいという考えもあったりなかったりします(小声)
「はぁ、ごちそうさまでした」
「うまかったぁ……」
もと男は爪楊枝で歯の間に挟まった食べ物をとりながらお腹を撫でまわしている。そんなもと男を見ているだけで幸せな気持ちになれる。もと男に心の底から惚れてしまっているんだなぁと改めて実感する。
「何笑ってんだよ」
「別にぃ」
「……変なやつ」
2人で笑い合う。もしももと男と結婚できたなら、子供も交えた3人で同じように笑い合うのかなぁ?
「さてと、それじゃあ片付けするか」
「うん」
それぞれの食器を持ち、それぞれで洗う。別にかすみんが全部洗ってあげてもよかったけど、もと男が自分で洗いだしたのでかすみんも自分で洗うことにした。……あ、そうだ。フライパンも洗わなきゃ。
「もと男、そっち洗って」
「はいよ」
一足先に食器を洗い終えたもと男に調理器具を洗ってもらう。
「もと男は普段から料理してるの?」
「ああ、よくやるよ」
もと男の手料理かぁ……一度食べてみたいな。もと男が作ってくれたものならきっと何でも美味しく食べられる。
「でも基本夜だけだな。休日は朝昼晩と作るけど、平日の朝はそんな時間ないからなぁ」
「へー、じゃあお昼は学食?」
「いーや、大体パンとおにぎりを教室で食べてるよ」
「おにぎりかぁ、どの具が好きなの?」
「うーん……やっぱ王道を往く鮭おにぎりかなぁ」
「わかる、美味しいよね。今日も……あっ!」
「ん?」
完全に忘れてたけど、今日は1年4人でお昼を食べるつもりだったのだ。それなのにもと男がいなくて……まぁ3人でもすっごく楽しかったけど! もと男がいたらできないような話もいっぱいできたし。
「もと男今日どこでお昼食べてたの? しず子とりな子と一緒に教室まで行ったんだよ?」
「悪いな。今日は果林先輩達と食べてたんだ」
「果林先輩とぉ?」
まさか果林先輩まで……でも果林先輩
でもこれだけは言える。果林先輩まで争いに加わったらかすみんの勝ち目はグーンと低くなる。同性のかすみんもついつい見てしまうあのスタイル。キュッと引き締まった腰回りに、ボンッと突き出たお胸とお尻。これぞまさしくボンキュッボンって感じだ。しず子ももと男はおっきいおっぱいが好きって言ってたし、絶対果林先輩のに惹かれちゃう。
「他には誰がいたの? やっぱりエマ先輩と彼方先輩?」
「そうだよ」
「ふぅん……皆おっきい……」
3人ともかすみんとは比べ物にならないくらいのものを持ってる。しず子やせつ菜先輩でも太刀打ちできない。特にエマ先輩なんて山も同然だ。むぅ……。
「楽しかった?」
「ああ、楽しかったよ。いろんなこと話せたし」
「よかった。じゃあ明日はかすみん達と食べようね。約束だよ」
「えーと、明日は歩夢先輩達と食べるんだ」
「歩夢先輩と!? むぅ……」
「どうかしたか?」
「なーんか歩夢先輩と仲良すぎない?」
きっと侑先輩も一緒なんだろうけど……なーんか仲が良すぎる気がする。あの勉強会の時ももと男は歩夢先輩と侑先輩に教えてもらってたし。しかもしかも侑先輩に至ってはもと男に膝枕までしてもらって……正直言って羨ましい! かすみんなんてしず子に思いっきり絞られたのに……かすみんももと男と一緒に勉強したかったなぁ。隣で肩並べて『これどうやって解くの?』とか一緒に相談しながら勉強したいよ。
「そうかなぁ……」
「そんなに気が合うの?」
「んー……まぁ合うっちゃ合うかな。歩夢先輩はとにかく優しくしてくれるし」
確かに歩夢先輩はすっごく優しいけど、かすみんだってもと男に優しくしてあげてるつもりなのに……。
「かすみは俺と歩夢先輩が仲良くするのは嫌なのか?」
「そんなはずないじゃん! もと男がいろんな人と仲良くするのは嬉しい!」
楽しそなもと男を見るのは好きだし。
「嬉しいけど……もと男が盗られちゃった気がして……なんかヤダ」
独占したいわけではないけれど、でも知らない間に盗られちゃうのはヤダ。
「ふぅん……つまり歩夢先輩に嫉妬してるってことでいいか?」
「……うん」
どうしてこんな時だけ鋭いんだろう……。ニヤニヤしながらこちらを見てくるもと男が少し腹立たしい。
「かすみは可愛いなぁ。チューでもするか?」
「うん、する!」
食器が近くにあるので危なくならないよう気をつけて、それでいて勢いよくもと男に飛びつく。
「ちゅ……」
そして美味しそうな唇に軽く口づける。今度はさっきより少し長く、体感だと2~3秒くらいかな。唇の味をしっかりと味わえるくらいの時間はあった。忘れてしまわないよう頭にその味をしっかり刻んだ後、ゆっくりと唇を離す。
「えへへー、もと男とのキス好きー」
もと男の胸に頬を擦りつける。キスは我慢するって言ったけど、やっぱり我慢できないみたい。目の前に魅力的なエサを吊り下げられたら誰だって我慢できないよね。
「俺もかすみとのキス好きだぞ」
「せつ菜先輩のとかすみんの、どっちの方がよかった?」
「そりゃあもうかすみに決まってる。唇つやつやだし、ソフトだし」
「ほんと? 嬉しい……」
顔が熱くなる。俯いて顔を隠す。こんなのもと男には見せられないよ……。
「風呂入ってるけど、かすみが先に入るか?」
「ううん、もと男が先に入っていいよ」
というかもと男が先に入ってくれないとかすみんのパーフェクトな計画が崩れちゃう。
「わかった。お言葉に甘えて先に入らせてもらうよ。俺の部屋まで案内するから、そこで待っててくれるか?」
「うん!」
もと男の部屋かぁ、少し緊張しちゃうかも。
「にひひっ、エッチな本がないか探しちゃお」
「い、いいけどさぁ……別に何もないぞ?」
「ほんとかなぁ?」
「ほんとだって」
ちょっと怪しいんだよなぁ……。明らかに目が泳いでるし。
「まぁいいや、とりあえずもと男のお部屋に案内して」
「あいよ」
もと男の後ろをとことこついて行く。
「ここだ」
「へぇ、ここがもと男のお部屋かぁ……」
大きなテレビと、CMで見たことあるゲーム機がいくつか。それから本棚には漫画がいっぱい! きっと何日でも楽しく過ごせるだろう。もと男が一緒なら尚更だ。……まぁ何日も一緒の空間にいて理性が持つかと言われたら少し怪しいけど。
「何しててもいいから。ゲームするもよし、漫画読むもよし、寝るもよし。まぁ自由にしててくれ」
「うん、わかった」
手早く着替えを用意するもと男をジッと眺める。
「じゃあ行ってくるわ」
「うん、ゆったり楽しんでね」
「ああ」
部屋から出ていくもと男を見送った後、もと男のベッドに寝転がる。
「えへへー、もと男のお布団に枕~。なんだかいい匂いがする~」
フローラルのいい匂い、洗ったばかりなのかな? もと男の匂いがしないのは少し残念だけど、でもこれはこれでいいかも。
数分ほどもと男の匂いを堪能した後、ベッドから降りてその下を覗く。エッチな本はあるかな~?
「……あれ? なんだろあの箱」
本ではないけど奥深くで何かの箱を見つけた。
「んっ、ふっ……」
引き出してみると、縦横はちょうど本が入るくらい、高さは本何冊分か。……怪しい。いかにもエッチな本を隠してますよーって感じがする。……べ、別にもと男の性癖が知りたいとかじゃないもん! ただもと男の好みのタイプがわかるかもーって思っただけで……。
「……開けちゃおっと」
勝手に見ちゃうことになるけど、自由にしてていいって言ってたし、バレないように隠せば大丈夫……なはず!
「どれどれ、中身は……えっ」
蓋を開けると出てきたのはエッチな本……それが何冊も。一番上にあるのは『小悪魔な同級生とお泊まりで……』というタイトルの本だ。一番読みこまれている感じがする。……それにこの表紙の女の子、なんだかかすみんに似てる気がする……。髪型とか色とか……あとかすみんほどじゃないけど可愛いし。
「もしかして……」
もと男の好きなタイプってかすみん? ……いやいやいや! さすがにそれは早計すぎるよね。たまたま似てただけかもしれないし……でももしもかすみんを少しでも意識してくれてたのなら……うん、少し微妙かも。もちろん嬉しい気持ちもあるけど、でもエッチな目で見られてるのは少し複雑。もちろん全く意識されてないよりはいいけど……。
「はぁ」
どれだけ考えたところで仕方ないよね。ほんとのことは本人にしかわからないわけだし……。そんなことよりかすみんにはやることがある。そろそろいいタイミングだし、かすみんも準備しないと。エッチな本はしまって、箱はもとの場所に戻す。あとはお風呂に入る準備をして……これでよし! あとはお風呂場に直行するだけ! すっごく緊張するけど、これももと男への恩返しだと考えれば何も怖くない。
「……」
脱衣所のドアをそっと開けるともと男の鼻歌が聞こえた。相当上機嫌みたいだ。お風呂が好きなのかな? 気づかれないようにそっと脱衣所に入り、服を脱いでいく。もと男との間には薄い扉1枚しかない。これからもっと大胆なことをするのに、この時点ですっごく緊張する。心臓がバクバクする。
「すぅ……はぁ……」
一度だけ深く深呼吸してバクバクを抑える。……うん、だいぶマシになった。バスタオルを大事なところが見えないようきっちり体に巻いて、浴室のドアを一気に開ける。
「えへへ、もと男ー」
もと男は体を洗おうとしていたみたいだったけど、かすみんの声を聞いた途端その動きを止めて勢いよくこちらに振り向いた。
「か、かすみ!? 何してんだよ!」
「来ちゃった。背中流してあげる!」
「いいって! そんなことしなくていいから! 早く出てって!」
「いいからいいから」
もと男はなんとかしてかすみんを追い出そうとするけど、それよりも早くもと男の後ろに座り込む。
「ちょっ……」
「ほらあっち向いて」
「……はぁ、わかったよ」
観念したのか、かすみんとは逆の方を向いて椅子に座り直した。
「ちゃっちゃと終わらせてくれよ?」
「ダーメ。じっくり丁寧に洗ってあげる」
もと男からボディタオルを受け取り、ボディソープをつけて泡立たせる。そしてそれをもと男の背中にピタリと当てる。
「よいしょ、よいしょ」
丁寧に背中を洗う。
「どう? 痛くない? 気持ちいい?」
「ああ、気持ちいいよ」
「よかった。誰かの背中を洗うのって初めてだから、ちょっと自信なかったんだー」
あれ? 子供の時お父さんの背中を洗ってあげたことあったかも? ……まぁいいや。お父さんはノーカンだよね。それに子供の時の話だし。
「……今更なんだけどさ、なんで背中流してくれてるの?」
まぁそりゃ聞いてくるよね。……なんて答えようか。本当のことを言うのは恥ずかしいし、でも嘘はつきたくない。
「もしかして俺とヤるつもりだった? いいよいいよ、大歓迎だ。かすみ相手なら何発でも出せるよ」
「ちっ、ちが……そういうのじゃないの!」
なんて直接的な言葉を使うんだ。もっとオブラートに包んでほしい……というかかすみん相手なら何発も出せるってどういうこと!? 真意を確かめたいけど、今はそんな余裕はない。
「じゃあどういうことなんだよ」
「今から説明するから、あっち向いて……。絶対にこっち見ないでよ!」
「はいはい」
こちらに振り向きかけてたもと男だけど、かすみんの言葉を聞いてまた向こうに向き直った。
「もと男……」
手をもと男の首に回し、後ろから抱きつく。
「かすみ?」
「ありがと」
耳元で囁くように感謝の言葉を伝える。
「何のことだよ」
「同好会を復活させてくれたこと。私が一番大好きな場所を、一番輝ける場所を守ってくれてありがとう」
「ふっ……なんだ、そのことか」
もと男は嬉しそうに、でもどこか呆れたように笑った。
「礼を言いたいのはこっ」
「こっち見るな~!」
「ぐぇっ!」
振り返ろうとしたもと男の顔を手でがっちり押さえる。痛そうな声を出していたけど気にしない。約束を破ろうとしたもと男が悪いんだから。
「顔、見られたくないの……」
きっと今のかすみんの顔は真っ赤だ。それにいろんな感情がごちゃまぜになって変な顔にもなってると思う。そんな可愛くない顔はもと男にだけは見せられない。
「私ね、毎日が楽しい。皆と喋って、競い合って、協力して……そんな日常が大好き。そんな日常を守ってくれたのは紛れもなく元樹なんだよ? だからありがとうって気持ちを伝えたくて背中を流してあげようと思ったの!」
「いや、なんでそれで背中を流すに至るんだよ……」
「ネットに『男の人は背中を流してあげたら喜ぶ』って書いてあったから……」
「えぇ……変なサイト見たんじゃないだろうな?」
そんな変なサイトじゃなかったと思うけど……他にも役に立ちそうなこといっぱい書いてあったし。
「もと男は喜んでくれた……?」
「……まぁ、嬉しいは嬉しいけど」
「えへへ、よかった」
やっぱりあの情報は正しかったみたいだ。
「じゃあ今からかすみんが洗うからそこどいて」
「おい、ちょっと待てよ。肝心なところ洗い忘れてるだろ?」
もと男を椅子からどかそうとすると、振り返ってそう言った。
「え……か、肝心なとこって……?」
まだ洗ってあげてなくて、肝心なところって言われると
「何とぼけてんだよ」
「も、もしかして……お、おおお、おちん……」
「違う。髪だよ髪」
呆れたように髪を指差す。
「そ、そうだよね! あはは、かすみん勘違いしちゃった」
「女の子に洗ってもらうとかどんなエロゲだよ」
それを言ったら美少女4人から同時に好かれてるのも十分あれでしょ。どこの恋愛ゲームだって感じだよ……。
「じゃあ髪洗ってくれるか?」
「うん……目に入らないようにちゃんとつぶっててね」
「了解」
もと男の髪を丁寧に、普段自分の髪を洗う時のように洗っていく。
「ふぅ……気持ちいいですかー?」
「ああ、滅茶苦茶気持ちいい。やっぱ洗い方うまいな」
多分もと男のためだからっていうのもある気がする。
「もと男のためだったら、かすみん何でもできる気がする!」
「勉強も?」
「うっ、勉強は無理……。でも、もと男が一緒ならしず子のスパルタ指導も耐えられるかも……」
「ははっ、そんなにきつかったのか?」
きついなんてもんじゃなかったよ……。最初は優しく教えてくれたけど、その教えてくれたところを間違えるとちょっとずつ目が鋭くなっていくし、侑先輩や歩夢先輩がもと男と引っ付くたびにペンから軋む音が聞こえたし……。
「でもでも、もと男がいたらしず子も少し優しくなってくれるかも……」
しず子も好きな人の前でイヤなとこ見せたくないだろうし、きっとかすみんにも優しくしてくれる! ペンが軋むこともないだろうし。
「はい、終わったよ」
「ん」
雑談している間に髪を洗い終えたので、シャワーで泡を洗い流す。
「ふぅ、さっぱりした」
全て洗い流すと満足したようにもと男は立ち上がった。大事な部分を隠そうともせずにこちらに振り返った。ある程度見慣れたとはいえ、一応女の子の前なのだからちゃんと隠してほしい。しかもまだおっきいままだし……これは手でしたりしてあげないと治まらないのかな……?
「さてと、次はかすみの番だな。俺が洗ってやるよ」
「え……か、かすみんは別にやらなくてもいいよ」
「いいからいいから」
もと男がボディタオルを手に取り、素早くかすみんの背後に回る。時折見せるこのスピードは一体何なのだろう。
「ほらほらほら、早く座れよ」
「うぅ……わかった、座るからそんな目で見ないでよぉ……」
反抗しても無駄だと思い大人しく椅子に座ることにする。大好きな人に背中を洗ってもらうなんて貴重な体験滅多にできないし、恥ずかしいけどチャンスだと思ってやってもらおう。
「たっぷりお返ししてあげないとな」
「や、優しくしてね……?」
ドキドキしながら待っていると、突然体に巻いていたタオルが剥ぎ取られる。
「きゃっ! ちょ、ちょっと!」
タオルを奪い返そうとするも手の届かない場所に投げられてしまう。
「もうっ! 返してよ!」
「取らないと洗えないじゃん。ほら、丸見えだぞ」
そう言われてかすみんの大事なところがもと男に丸見えだということに気づいた。慌てて手で隠す。
「うぅ……変態ぃ……」
もと男のにやけた視線が気になる。まさかこんなに変態さんだなんて思わなかった……しず子も同じことされたのかなぁ。
「よし、じゃあ洗っていくぞ」
ボディタオルが背中に当たる。さっきタオルを剥ぎ取った時の乱暴さはなく、壊れ物を扱うかのように丁寧に背中を洗ってくれる。
「気持ちいい?」
「うん、きもちぃ……もっとしてぇ」
「ああ、いいぞ」
背中だけでなく腕や横腹も洗ってくれる。背中の時とはまた違った気持ちよさがある。
「前もやったげる」
「うん……」
……反射的に反応してしまったけど、今なんて言った? 前も、って聞こえた気がするんだけど……前ももと男が洗うってこと!?
「ってダメ! 前はダメ!」
「いいからいいから」
「ひゃっ!?」
もと男の手を押さえる前に、その手がかすみんのお腹に回される。
「んっ……ふぅ……」
そのままお腹を撫でられる。さっきまではボディタオルで洗っていたはずなのに、何故か今は素手で洗ってくる。
「あんっ」
何度かお腹を撫でまわした後、その手が胸まで上がってくる。そして弄ぶかのように揉んでくる。もはや体を洗っているのかエッチなことをしているのかわからない。
「ゃぁ……そこだめ……」
もと男は4、5分ほど胸の感触を堪能した後、太ももの方に手をやった。外側を何度か撫でた後、内側に手を滑り込ませてくる。足を閉じようと思っても体が言うことを聞いてくれない。
「ひゃん!」
そして中に指が侵入してきた。たったそれだけでかすみんの体はビクンと跳ねた。1人でする時と全然違う……何これ、気持ちいい……。
もと男はあの後すぐに引き抜いたけど、満足できなかったのか1分ほどまた胸を触って、そして手を離した。
「はい、終わり」
「はぁ……はぁ……おっぱい星人……」
「髪も洗ってあげようか?」
「いい……髪は自分で洗う」
大切な髪の手入れは自分でやりたいし、今のもと男に任せたら何されるかわからない。
「そうか」
もと男は少し残念そうにした後、かすみんを洗ってくれた時についた泡を洗い流してから湯船に入った。それを横目で見ながら自分の髪を洗う。
「はぁ、気持ちいい……」
やっぱり髪を洗うのは気持ちいいし楽しい。可愛さ磨きと考えると何でも楽しくなっちゃう。シャワーで髪についた泡を洗い流し、湯船に浸かる。
「隣いい?」
「いいよ」
「ありがと」
もと男のすぐそば、肌と肌が触れ合うくらい近くに座る。このお風呂は広いからこんなに引っ付く必要はないんだけど、引っ付きたいから引っ付く。
「あったまる~」
「かすみはお風呂好きなのか?」
「うん、大好き。もと男は?」
「もちろん大好きだよ」
同じだ。かすみん達意外と趣味合うかも。……あ、そうだ。
「しず子ともあんなことしたの?」
「あんなことって?」
「だから、その……おっぱい触ったり、あそこ触ったり……2人で洗いっこしたの?」
「いや、してないよ。そもそもしずくとは一緒に風呂入ってないし」
「えっ、そうなの?」
「そうだよ」
そうだったんだ……。てっきりかすみんみたいにしず子も突入したと思ってた。
「そもそも昨日は銭湯行ったしな。璃奈としずくの3人で」
「銭湯!? いいなー、かすみんも行きたかったぁ……」
「じゃあ今度一緒に行こうな」
「うん! その時はしず子とりな子も一緒がいい!」
「もちろん」
まぁ2人が来てももと男が1人なのには変わりないけど。
「それなら居残り練習の時がいいな。3人とも璃奈の家に泊まるんだし」
「そうだね。練習終わりの疲れた体もたっぷり癒せるし!」
練習で汗だくになった体を銭湯でじっくり洗い流す、気持ちいいし明日はもっと頑張ろうって気持ちになる気がする。……そうそう、お風呂と言えば一度だけでいいからもと男と一緒に温泉行きたいんだよね。もちろん泊まりでじっくり! 一緒に来てくれるかなぁ? 頑張ったご褒美みたいな感じならOKしてくれるかも。少し怖いけど……勇気を出して聞いてみよっと。
「ねぇ、もしかすみんが今度のライブで優勝したらね、一緒に温泉に行かない?」
「温泉? 別にいいけど……日帰り?」
「ううん、泊まりで。もちろんもと男がよければなんだけど……。あっ、あと2人きりで行きたいな。これだけは絶対!」
もちろん皆で行くのも楽しいだろうけど、折角のご褒美なんだから2人きりがいい。
「ダメ、かな?」
「いいよ、行こう」
「ほんと!? やったー!」
隣にいるもと男に抱きつく。裸だから胸とか当たっちゃうけど今更気にしない。あんなにじっくり弄られたんだから、ちょっと当たるくらい何も問題はない。……まぁもと男の方はそうじゃないみたいだけど。少し治まってきてたのがまたカチコチになっちゃってる。
「おいおい、喜びすぎだって」
「約束だからね! やっぱりなしはなしだからね!」
「そんなことしないって。でもかすみが優勝したらだからな?」
「うん!」
当然優勝するつもりで挑むけど、少し不安かも……。他の学校にもすごい人達はいっぱいいるし、同好会の皆も、そして実績のあるせつ菜先輩もいる。無理だとは思わないけど、正直なかなか厳しいとは思う。かすみんはまだまだ始めたばかりだし、いっぱい練習しようにも時間も体力も限られている。できる限りの練習はしたいけど、それで体を壊してしまっては元も子もない。もちろん本番直前でどこか痛めたりするのもダメ。本番に最高の状態を持ってこなくちゃ! すっごく大変だけど、でもその分燃えてくる。大変な分、優勝した時の喜びや快感が大きくなる。それに温泉旅行がもっと楽しくなっちゃう!
「どの温泉にしよっかなー。遠いところだと大変だし、近くて美容効果のあるところがいいなー」
「俺は別に遠いところでもいいぞ。そっちの方が選択肢も増えるし」
もと男がそう言うならいいけど……でもかすみんのお小遣いが少し厳しいかも……。お母さんにお願いしたら少し貸してくれるかな? でも男の子と温泉旅行だなんて言ったら止められちゃうかも……。でも嘘つくわけにはいかないし……どうしようかなぁ。
「うーん、温泉かぁ……。久しく行ってねぇなぁ。いつぶりだろう……幼稚園以来かな?」
かすみんは……数か月ぶりかな。虹ヶ咲の合格祝いに連れてってもらった時以来。……うーん、なんだか少しぼやぁっとするなぁ。
「ふぅ、なんだかのぼせちゃったかも……」
「上がるか?」
「うん、上がるー。キンキンに冷えたお茶飲みたーい」
「大丈夫、ばっちり冷えてるよ」
「やったぁ」
早く飲みたいなぁ。こう、ぐびっと一気にいきたいな。
「うーんしょっと、じゃあかすみんは上がるね。もと男も一緒に上がる?」
「ああ。ちょっと早いけど俺も上がるとするよ」
確かにいつも浸かってる時間よりだいぶ早い。雰囲気にのぼせちゃったのかなぁ。
「はぁ~、さっぱりした~」
タオルで濡れた体を拭く。タオルもふかふかで柔らかぁい。さてとパジャマは……あれ?
「あ、どうしよう、パジャマ部屋に置いてきちゃった……」
それに下着も……完璧に準備したと思ってたけど、緊張でいっぱい見落としちゃったみたい。やっちゃったなぁ……。
「向こうで着替えればいいんじゃないか?」
「でももと男の家族に見られちゃうかも……」
もと男に見られるのは構わない。でも他の人に見られちゃうのは……
「大丈夫。今日はずっと親がいないから」
「そうなの? なんでいないの?」
「父さんは出張。母さんは……沖縄旅行中」
……あれ、お兄さんは? もう大学とか仕事とかで遠くの場所に行ってるとかなのかな? だとしたら数に含めてなくても不思議じゃないかも。
「お父さんは何のお仕事してるの?」
「コンサルタント」
コンサルタントかぁ。かすみんにはよくわかんないけど、結構大変な仕事なんだよね?
「出張も結構多くてさ、案件が終わるまで仕事先にいるってことの方が多いから、家にいないことの方が多いんだよね。……まぁその分生活費とかお小遣いとかいっぱい振り込んでくれるから助かるけど」
「いいお父さんじゃん!」
「……ああ、そうだな。バイトせずに済むから助かってるよ」
「もしもと男がバイト漬けだったら、今頃かすみん達は出会えてなかったかも。もしそうなってたら同好会は廃部になってたかも……。もと男のお父さんには感謝しなきゃ!」
それにもと男に出会っていなければ、もと男のことを好きになる機会も一生失われていた。
「もと男も将来コンサルタントになりたいの?」
「別に」
「そっか」
少しホッとした。結婚したのにもと男の仕事が忙しくてなかなか会えないなんてイヤだもん。もちろんもと男がなりたいのなら応援するけど……。
「かすみは将来何になりたいんだ?」
「かすみんはぁ……やっぱりアイドルかな。でも専業主婦もいいなぁって最近思い始めたんだ。仕事で疲れて帰ってきた旦那さんをあったかい料理と可愛いかすみんが優しく迎えてあげるの!」
「専業主婦か、いいな。かすみの料理と笑顔さえあれば仕事の疲れも一瞬で吹っ飛ぶよ」
「えへへっ、でしょでしょ!」
かすみんも仕事で疲れたもと男のこといっぱい癒してあげたいし、かすみんの作ったご飯を美味しそうに食べるもと男を見るだけでかすみんの疲れも吹き飛んじゃう! これって理想の関係じゃないかな?
「さてと、かすみんは先に戻って着替えてるね。……ほんとに他に誰もいないんだよね? 実はお父さんがいて、うっかり裸見られたなんてイヤだからね?」
「大丈夫だって、安心しろよ」
「……まぁもと男がこんな大事なことで嘘つくわけないよね! それじゃあ行ってくるね。1人だと寂しいからもと男もできるだけ早く来てね」
「なるはやで行くよ」
「うん、待ってるからね」
脱衣所の扉を開け、裸でもと男の部屋に向かう。さっきの言葉を信じて大事なところを隠したりはしない。なんかちょっと興奮する……かすみんって変態さんなのかなぁ……。
感想とか評価とかいっぱいほしいな(定期)
虹ヶ咲の聖地である某ショッピングモール様が閉館してしまうということで、その閉館日にいろいろと聖地巡礼に行ってきました。
行く前にアニガサキの復習をしていかなかったせいで、彼方ちゃんがライブしたところと、せつ菜ちゃんがライブした場所の2か所、合計3か所しかわからなかったゾ……。
あと感想の方でもいただいたものなのですが、ほも君に兄弟はいません。過去にいたけど今はもう……みたいな重い感じなものでもありません。つまり完全にかすみんの勘違いです。ほも君の家族関係はすこぶる良好です。