【WR】虹ヶ咲RTA_称号『虹の楽園』獲得ルート   作:一般紳士君

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ランジュちゃんのフィギュア、限定版の2体セットを買うしかない。おしり子ちゃんもりなりーも2体セットが届くし、DDも届くしで、飾る場所がないぜ……。
でかいショーケースを家に置くのが夢です。


Part58/n

 老舗のラーメン屋に突撃RTA、はーじまーるよー。

 

 前回はエマさん達とイチャイチャピクニックを楽しんだ後、自宅で荷造りをして就寝しました。今回はその続きからで、平日のため学校に出勤します。

 週明けの学校ってなんでこんなに憂鬱な気持ちになるんでしょうね。楽しいお泊りがあるとはいえ、嫌なものは嫌です。まぁそんな文句を言っていても仕方ないので、ほも君にはとっとと学校に行ってもらいましょう。というわけでイクゾー! デッデッデデデデ!(カーン)

 

 

 

「元樹さん、おはようございます。週末はゆっくり休めましたか?」

 

 栞子ちゃんですか、おはようございます。なんだか久し振りに会うような気がしますね。

 

「そうでしょうか? 土日を挟んだだけではありませんか。久し振りと感じるほど私に会いたいと思ってくれていたと、そう受け取りますね。私も元樹さんに会いたかったですし」

 

 ゲーム内時間ではその程度ですが、動画としてはPart40以来の登場です。あまりに昔の出来事なので、視聴者兄貴が栞子ちゃんのことを忘れてしまっていないか心配です。

 

「ところでその大きな荷物……一体どうしたのですか?」

 

 これは栞子ちゃんにも言えない秘密のアイテム群ですよ。といってもただのお泊り用の着替えとかですけどね。栞子ちゃんが心配するような変なものは入っていませんよ。

 

「それならよいのですが……」

 

 栞子ちゃんも納得してくれましたし、この日は特に目立ったイベントはなかったので、放課後まで加速しましょう。部活動も作曲のお勉強をしていただけなので、思い切って部活終了まで加速しちゃいます。実況・解説セリフを入れなくていい分編集も楽ですし(小声)

 

 

 

「よしっ、今日はここまでだね。お疲れ様」

 

 今日も侑ちゃんとの個別レッスン(意味深)頑張りました。音楽用語なんてわけわかめなのですっげぇキツかったゾ~。

 

「元樹さん、お腹が空きました!」

 

 おや、せつ菜ちゃんじゃないですか。もう練習は終わりですか? 練習が終わってすぐにお腹が空いたなんて食いしん坊さんですね。ですがほも君は今お疲れモードなので、せつ菜ちゃんが満足するほどの量は出せないんですよ。昨日しずくちゃんに出したばかりですし。

 

「えっと、大丈夫ですか? 声が疲れてますが……」

 

 (大丈夫じゃ)ないです。侑ちゃんがスパルタなので……。

 

「え~、今日はそんなに厳しくしてないと思うけどなぁ」

 

 嘘つけ絶対厳しかったゾ。これで厳しくなかったのなら、この先ほも君は生き残れませんよ。11股達成する前にほも君がお亡くなりしちゃいます。

 それで、せつ菜ちゃんは何の用でしたっけ?

 

「お腹が空きました! ラーメン屋さんに連れて行ってください!」

「それって昨日もと君が言ってた話?」

 

 そうだよ(便乗) せつ菜ちゃんとりなりーを連れて、ほも君の行きつけらしいラーメン屋でデートなんです。なんか閉店しちゃうらしいので駆け込み来店です。

 

「ですので、閉店する前に連れて行ってほしいとお願いしたんです」

「いいなー。私も連れて行ってほしいかも」

「え……」

 

 いいよ! 来いよ! 皆で食事した方が楽しいからね、しょうがないね。せつ菜ちゃんは気にしなくてもいいのかって? そもそも創刊号の特別付録としてりなりーが付いてきますので、どのみち2人きりにはなれなかったから無問題ラ!

 

「……はい、大丈夫ですよ。侑さんも一緒に行きましょう」

「侑せんぱーい! 3人で何の話をしてるんですかー?」

「もと君行きつけのラーメン屋さんに行こうって話をしてたんだよ」

「もと男の? かすみんも行きたいですぅー」

「わたしも行きたーい!」

 

 かすみんにエマさんまで名乗りを上げました。こんなんじゃデートにならないよ~(棒読み) エマさんもラーメンが好きなんですね。まぁ世界の1919割の人が好きと答えた料理ですからね、当然といえば当然ですが。

 

「実はまだ食べたことなくて……元樹君の行きつけのお店なら間違いなく美味しいだろうから、これを機に挑戦したいなぁって」

 

 味についてはバッチェ保証しますよ。ということでエマさんもパーティーに加わりました。大所帯ですね。

 

「歩夢ー! 歩夢も一緒にラーメン食べに行く?」

「食べに行きたいけど……カロリーが気になるかも

 

 歩夢ちゃんまで参加ですか。せつ菜ちゃんがもにょもにょした表情を……おや? なんだか嬉しそうですね。やっぱり”せつぽむ”なりかぁ……。

 歩夢ちゃんはカロリーを気にしているようですが大丈夫ですよ。あっさりしたスープらしいですし、そもそもゲームなのでいたずらに太ったりしませんので。

 

「もと君がそう言うなら……私も行こうかな」

もと君、歩夢の扱いが慣れてるなー

 

 扱いに慣れているというより、歩夢ちゃんがチョロい、ほも君に甘いのが理由ですね。もう甘々も甘々です。具体的には授乳手〇キまでならヤらせてくれそうなくらい甘いです。

 

「しず子とりな子も一緒に行く、よね!」

「もちろん!」

「私はもともと行く予定だったから」

 

 1年生組は全員ついてくるようです。まぁかすみんがパーティーに加わった時点で想定の範囲内でしたが。

 

「果林ちゃんと彼方ちゃんも一緒に行かない? 元樹君のオススメだって!」

「もと君のオススメなら彼方ちゃんも行こうかなー」

「私は遠慮しようかしら」

 

 あらら、果林さんは来てくれないみたいです。はーつっかえ。こういう時は泣き落としが効果的です。果林さんも何故かほも君に甘々ですからね。腰に抱きついて泣いたふりをすればイチコロです。

 

「……あら? せつ菜が抱きしめてほしそうにしているわよ」

 

 なんだか話を逸らされてしまったような……まぁいいでしょう。せつ菜ちゃんを放置するのは可哀想ですからね。申し訳ないがせつ虐はNG。

 

「ひゃっ、も、もときさん……」

 

 軽ーくハグをしてあげただけなのに顔が真っ赤になってしまいました。キスまでした仲なのにね。せつ菜さんは初心ですねぇ。そういうところが可愛いYO~!

 

ぎゅ……

 

 控えめに抱きしめ返してきました。もっと大胆に、それこそキスするとかじゃないと争奪戦に負けちゃいますよ? そんなんじゃ甘いよ。

 それにしてもせつ菜ちゃんは小柄ですね。りなりーほどではありませんが、力の加減を間違えれば思わず壊しちゃいそうです。せつ菜ちゃんと対面座位でする時にいっつもそう思ってます。

 

「……大きい女性の方が好みですか?」

 

 身長の話であれば、大きい子も小さい子もどちらも大好きです。ただしロリは対象外です。

 おっ〇いの話であれば大きい方が大好きです。ちなみにせつ菜ちゃんは合格点、最低ラインは歩夢ちゃんです。巨乳 is God。

 

「私も……元樹さんの傍にいると安心します」

 

 そうですか? その割には心臓の鼓動が速い気もしますが。

 ところでなんで果林さんは来てくれないんですか? 来てくれないと寂しいですよ。

 

「カロリー制限よ。体型を維持するためには必要なことなの」

「果林さん、ストイックですね。私も見習わなければ」

「せつ菜も十分ストイックだと思うわよ」

 

 そうですね。せつ菜ちゃんはストイックです。練習もいつも頑張ってますし、皆そんなせつ菜先輩を見て元気とやる気をもらってます。あとストロークもすごいです。

 

「そうね。せつ菜が体を壊したりしないよう、部長の元樹君がしっかり見張っててあげないとね」

 

 おまかせあれ。せつ菜ちゃんのことはほも君がじっくりたっぷり見守ってあげますから。練習から学校生活、私生活まで見守ってあげます。

 

「ぁぅ……」

 

 耳元で囁いてあげたせいか、せつ菜ちゃんの顔が真っ赤です。可愛いですね、エッチして(提案)

 話を戻しますが、カロリーのことなら気にしなくていいですよ。野菜炒めとか、ラーメン以外の料理もあるらしいので。なので果林さんも来てくれよな~頼むよ~。

 

「そうね……そこまで言うのなら私も行こうかしら」

 

 やったぜ。これで同好会メンバー全員で行くことになりました。ぶっちゃけた話をすると、果林さんの親密度はたいして稼げないと思うので来なくても大したロスにはなりません。けど見栄えとしてね、果林さんだけいなかったら見栄えが悪いじゃないですか。だから果林さんにも来てもらう必要があったんですね。

 

「結局全員で行くことになりましたね」

「こんなに大勢で行っても大丈夫なの? 座席とか足りる?」

 

 んー、まぁ大丈夫なんじゃないですかね。多分都合よく人数分座席が空いていると思いますよ。だってゲームですし。

 

「お店は結構広いから大丈夫、なはず。昔と内装が変わってなければだけど」

 

 ひぇっ、りなりーが乱入してきました。この状況、せつ菜ちゃんの命が危ないかもしれません……意識を逸らさせないと。えっと、りなりーは小学生以来でしたっけ? あの時からレイアウトは変わってないらしいですよ。

 

「なら大丈夫。10人くらいなら問題なく座れる」

「璃奈ちゃんもそう言うなら大丈夫だね。じゃあ皆の準備ができたら行こっか。私達も片付けしないとだね」

 

 そうですね。パパパっと行って、パパパッと食べて、終わりにしたいですね。というわけなので、せつ菜ちゃんは離れてもらっていいですか? せつ菜ちゃん自身も着替えないといけないですし。

 

「あ、すみません。心地よくてつい……今離れますね」

 

 さてと、せつ菜ちゃんも離れてくれましたし、残ったぬくもりを感じながらほも君もお片付けをしましょう。

 全員が片付け&帰宅準備ができないと移動できないので、810秒以内に終わらせてくださいね。時間内に終わらせられなかった人は罰として部室で公開オ〇ニーをしていただきますからね。

 

「「「「「はーい!」」」」」

 

 元気のいいお返事をもらいましたし、ラーメン屋さんの前に到着するまで甥の木村、加速します。ちなみに公開オ〇ニーの刑になった子はいませんでした。

 

 

 

 この辺にぃ、うまいラーメン屋の店舗、あるらしいんすよ。ってことでここがほも君行きつけのラーメン屋さんです。

 

「懐かしい。のれんも看板も、何も昔から変わってない。料理は増えてる……かも?」

「まさに昔ながらといった感じのお店ですね」

 

 数十年レベルで経営しているらしいですからね。

 

「そうなんだぁ」

 

 というわけでとっととお邪魔しましょう。おいゴルァ! 11人いるんですが座れますかねぇ? ……4人、4人、3人に分かれば座れるそうですね。では適当に分かれましょうか。かすみんが獲物を狩る目でこちらを見ていますが、まぁ一旦無視しましょう。

 おや? 店主のおじちゃんがりなりーに話しかけに行きましたね。小学生以来の来店でもりなりーのことを覚えてくれていたようです。

 

「そうだけど……覚えてくれてるの? 最後に来たの小学生の時なのに? ……そっか。覚えててくれて嬉しい」

「元樹さん、一緒に座りませんか?」

 

 隙を逃さなかったせつ菜ちゃんがお誘いしてきました。もちろんいいですよ。あと1人か2人、一緒に座る必要があるのですが、誰にしましょうか……正直誰でもいいので、ここはせつ菜ちゃん'sチョイスに任せてみましょう。

 

「果林ちゃん、一緒に座ろ?」

「いいわよ」

「……エマさん、果林さん。よければ私達と同じテーブルに座りませんか?」

 

 せつ菜ちゃんはエマさんと果林さんを選んだようです。まぁ2人ともほも君への恋愛感情を持っていませんからね、安定の選択だと思います。

 

「私はいいけど……せつ菜はいいの? 折角元樹君と一緒になれたのに」

「いいんです。2人きりで座れるわけではありませんし、それなら……」

「ふぅん、なるほど。璃奈ちゃんよりは、ってことね。ちゃっかりしてるわね」

「えへへ」

 

 相変わらず果林さんは察しが良いですね。このクソおとぼけノンケほも君と違って。

 

「りな子ってばそんなにラーメン好きだったんだ」

「好きだけど、お店に行きたがってたのは元樹の方」

「元樹に連れてこられてたってこと? そんなにりなりーと一緒にいたかったのかな」

「ううん。むしろ私が連れてきてあげてたというか……」

「そうそう。1人じゃ怖いからって、いつも璃奈ちゃんにべったりだった記憶があるね」

「昔の元樹は人見知りだったから」

 

 どうやらりなりー達の方は昔話で盛り上がっているようです。ほも君の赤裸々な過去が暴露されてしまっています。あのさぁ……。

 

「元樹君、昔はそんな感じだったんだね。いろいろ昔話聞きたくなっちゃった」

「私も気になるわ」

 

 入り口にたむろしてると邪魔になってしまいますから、ちゃっちゃと席に座りましょう。別に昔話に触れられたくないということではないですよ? ないですが、なんとなくせつ菜ちゃんと目と耳を塞いでおきましょう。

 

「あの、元樹さん、何も見えないです……」

「うふふ、元樹君ったら人見知りだったのね」

 

 違いますよ?

 

「でも璃奈ちゃんも言ってたよ?」

 

 りなりーが何か記憶違いしてるんじゃないですかね?

 

「人見知りだったとしても、私は元樹さんのこと好きですよ?」

 

 やけに深掘りしてきますね……無駄に時間がかかってしまうので、適当にあしらって注文に移りましょう。ほも君はいつものラーメンと餃子で。

 

「うーん、いろいろあって、どれも美味しそうだから迷っちゃうなぁ……元樹君のオススメを教えてほしいな」

 

 ラーメンと餃子、それからチャーハンがオススメらしいです。定番のメニューですね。

 

「では私はラーメンと餃子を……」

「じゃあわたしはラーメンに餃子にチャーハン!」

 

 エマさん、大盛じゃなくてもいいんですか? 普通盛だとエマさんのブラックホール胃袋を満たせないかもしれませんよ?

 

「……餃子とチャーハン、大盛で!」

「野菜炒めも美味しそうだけど……折角だしペペロンチーノにしようかしら」

「……誰も言わないので私が言いますが、ラーメン屋さんにパスタがあるって不思議ですね」

「そうね。でも元樹君が連れてきてくれたお店だもの。それくらいの不思議ありそうじゃない?」

「まぁそれは……」

 

 おやおや、果林さんもせつ菜ちゃんもほも君のことをなんだと思っているんですか? ほも君はいたって普通の、11股かけたいなーって思っているだけの一般男子高校生ですよ? ……ってエマさんまで怪訝な表情で見てきますね。頭に来ますよ!

 

「しいて普通の感性な部分を挙げるとすればエッチなところ、でしょうか。一昨日も……」

「そうだね。元樹君はスケベだね」

「そうね。私も心当たりがあるわ」

 

 それは……そうなんですが……皆さんが魅力的なのが悪いんですよ。お〇ぱい大きいですし。ほも君が悪いんじゃなくて、魅力満載な皆さんの方が悪いんですぅー!

 

「酷い責任転嫁ですね。魅力的と言っていただけるのは嬉しいですが」

「……それで、元樹君は私たちのどこが魅力的だと思うのかしら。ぜひ聞きたいわ」

 

 顔とお〇ぱいです(即答)

 

「はわわ……そ、そっか……そっかぁ……」

「……」

「ふふっ、2人ともウブね」

 

 顔を真っ赤に染め上げたせつ菜ちゃんとエマさんとは対照的に、果林さんは対応が慣れてますね。やはりセクハラ慣れしているのでしょうか。何とかして果林さんを照れさせてみたいものですね……。

 おっと、そんなこんなしている間に注文した料理が届きました。せつ菜ちゃんもエマさんもおめめキラキラです。かくいうほも君もお腹ペコペコです。ちゃんといただきますしてからお口に運びましょうね。

 ……ん? 料理を運んで来た店主のおじちゃんにほも君が絡まれてしまいました。女の子以外とは会話したくないのに……どうやら10人もの女の子を連れてきたことを気にしているようです。別におかしなことではないと思うんですけどねぇ……関係性が気になっているようですので、無難に部活仲間と答えておきましょう。……本命が誰かですって?

 

「っ! ごほっ、ごほっ」

「せつ菜ちゃん? 大丈夫?」

「は、はい。少しむせてしまって……」

 

 本命という言葉を聞いた途端せつ菜ちゃんがむせてしまいました。まぁそういう反応になりますよね。とりあえずお水でも飲んでください。

 

「ありがとうございます。ごくっ……」

 

 まったく、困ったものですね。ただの部活仲間だって言ってるのに……ただ答えないと逃してくれなさそうです。せつ菜ちゃんも、なぜかエマさんも緊張した面持ちでこちらを見つめてきます。果林さんは面白がっているのか、楽しそうな表情です。

 ……あっ、そうだ(唐突) ここで果林さんを選べば照れた表情を拝むことができるのではないでしょうか。その代わりにせつ菜ちゃんの追及を受けることになりますが、まぁ必要経費です。詰められるのは果林さんだけでしょうし、その間はラーメンでも食べてのんびりしておりましょう。というわけで今日の狙いは果林さんに決めました。

 

「えっ!? わ、わたし!?」

「果林さん! 元樹さんと何したんですか!」

 

 予想通り、果林さんの顔が真っ赤に染まりました。これです、この表情が見たかったんです。興奮させてくれるねぇ! 好きだよ、そういう顔!

 そしてこれまた予想通りせつ菜ちゃんが果林さんを詰め始めたので、巻き込まれないようラーメンを食べて傍観しましょう。

 

「何もしてないわよ! いや、正確には何もしてないことはないけど……」

「や、やっぱりそうだったんだ……昨日果林ちゃんの部屋で……」

「エマ! 余計なこと言わないでちょうだい。ややこしいことになるから」

「果林さんの部屋で!? 部屋で元樹さんと何してたんですか!」

「何もしてないってば! 元樹君には部屋の片付けを手伝ってもらったの! 元樹君からも何か言ってちょうだい!」

 

 え、何ですって? 食事に夢中だったので何も聞いていませんでした。果林さんがほも君に手〇キを強要した話ですか?

 

「ちょっと、こうなってるのも全部元樹君のせいなのよ! 呑気に食事してないでちゃんと誤解を解きなさい!」

 

 いてて、頬を引っ張られてしまいました。果林さんはよく頬を引っ張ってきますね。そんなにほも君の肌が好きなのでしょうか。言ってくれればいくらでも触らせてあげるのに。

 さて、果林さんに叱られてしまいましたし、真実をお話しします。といっても果林さんの照れた顔が見たかったという、ただそれだけですけどね。真実を聞いてせつ菜ちゃんも安心したのか、胸を撫で下ろしています。

 

「まったく……からかうのはいいけど、せめてちゃんと誤解は解いてちょうだい」

 

 別にいいじゃないですか。どうせ果林さんとも付き合うことになるんですし、そういった意味では本命という言葉に間違いはないですよ。本命が何人もいたっていいじゃない、ハーレムだもの。

 それはそれとしてラーメン美味しいですね。ね、エマさん。全く食事が進んでいないですが大丈夫ですか? 早く食べてくれないとRTA的に困っちゃいます。

 

「えっ!? あむっ、もぐもぐ……そ、そうだね。美味しいね、チャーハン」

 

 ですよね。せつ菜ちゃんと果林さんも早く食べてください。

 

「まったくもう……はむ……あらっ、想像以上に美味しいじゃない」

「んっ、そうですね、すごく美味しいです!」

 

 皆さん食べ始めてくれたみたいでよかったです。じっくり会話をしたところで大して親密度を稼げそうにないですからね。ちゃっちゃと食べ終えて侑ちゃん家に突撃インタビューしたいです。それはそれとして果林さんの照れ顔は見たいので……さっきの果林さん、可愛かったですよ(イケボ)

 

「ごほっ、けほっ!」

「なっ」

「わぁ……」

「い、いきなり何言い出すのよ!」

 

 狙い通りガチ照れしてくれました。わーい。普段の澄ました美人な表情も、照れた可愛らしい表情もどちらも最高ですね。犯したい(豹変)

 

「っ! ふぅ~……そう、ね。褒めてくれて嬉しいわ」

 

 ほも君の策に嵌まるのが嫌だったのか、深呼吸して落ち着きを取り戻しました。つまらないですね……。

 

「元樹君、元樹君。わたしは?」

 

 エマさんはお〇ぱいが大きくていつもほんわかしていて可愛いと思います。いつもマイナスイオンを放出しているだけありますね。ちなみにほも君はプラスイオンを放出できるので、エマさんと結合(意味深)したいですねぇ!

 

「えへへ~、ありがとう」

「……その、私は……?」

 

 せつ菜ちゃんはお〇ぱいが大きいカッコいいし可愛いと思います。炎を自在に操れますしね。ちなみにほも君は氷を操れるので、一緒に子作りをして炎も氷も操れる子をこさえて、筋肉もりもりのNo.1ヒーロー『オトムネマイト』を超えるヒーローに育て上げませんか?

 

「あ、ありがとうございます! 元樹さんもいつもカッコいいですよ」

 

 当たり前だよなぁ?

 

「むぅ、もっと真面目に聞いてくださいよー」

 

 真面目に聞いてますよ。生徒会長の中川菜々さんのお話くらい真面目に聞いてます。適当に聞き流していると隣の栞子ちゃんがプリプリ怒りますからね。

 

「それも私の話じゃないですか……」

 

 あら、この餃子美味しいですね。にんにくが最高です。

 

「もう! 言ったそばから適当じゃないですか!」

 

 まぁまぁ、そんなカッカしないでせつ菜ちゃんも食べてくださいよ。美味しさのあまり絶頂しちゃうと思いますよ。ほら、ほも君のをあげますから。

 

「んむっ」

 

 美味しいですか? 美味しいですよね? 美味しいと言いなさい。

 

「……美味しい、です」

「うーん、ボーノ。この餃子美味しいね」

 

 そうでしょそうでしょ。たーんと食べてくださいね。

 

「……」

 

 なぜか果林さんが見つめてきますね。もしかして果林さんも餃子を食べたいのでしょうか。いいですよ、食べさせてあげましょう。お口開けてください。

 

「た、食べさせてほしいなんて言ってないじゃない!」

「……」

「ほら、せつ菜が拗ねてるわよ」

 

 なんですか、ほも君の袖を引っ張って……ははーん、さてはもう1回あーんしてほしいんですね? まったく、せつ菜ちゃんは甘えん坊ですね。あーんしてほしいならちゃんと口に出してくれないと。ほも君なんてとっても素直ですから、しずくちゃん相手にはちゃんと口に出してあげますよ。しかも2回も。

 ほら、可愛いお口を開けてください。あーん。

 

「はむっ……美味しいです!」

 

 やっぱ……せつ菜ちゃんの……ペカペカ笑顔を……最高やな! 何気にこのお店に来てから初めてペカペカ笑顔を見せてくれましたね。もっと気軽にペカペカしてほしいものです。

 

「果林ちゃんにはわたしが食べさせてあげるね」

「分けてくれるのは嬉しいけど、自分で食べるから大丈夫よ」

「果林ちゃん、あーん」

「だから……もう、しょうがないわね。はむ……」

「美味しい?」

「……美味しいわね。元樹君がオススメするのもわかるわ」

 

 対面ではエマかりが行われているようです。あら^~。エマかりはエマかりでイチャイチャし、せつ菜ちゃんはほも君にべったり甘えるという、当初思い描いていた構図がようやく完成したわけですね。

 

「よかったですね、元樹さん」

 

 え、何がですか?

 

「皆さんに喜んでもらえて」

 

 ああ、このお店のことですか。確かにこのテーブル以外の子も皆美味しい美味しいと喜んでくれてますね。まぁスーパーグルメなほも君のチョイスなので当然の結果ですね。

 

「昔から来てるんですもんね。……やはり、閉店してしまうのは寂しいですか?」

 

 寂しいですねぇ! とっても寂しいので、せつ菜ちゃんのもちもちな人肌で心も体も温めてほしいですねぇ! ベッドの中でたわわなお胸とスカーレットストームで温まりたいです。

 

「元樹さん……」

 

 ……ん? 店主のおじちゃんから謎の紙束を渡されました。重い……貧弱なほも君にはしんどい重量です。どうやらこのお店の全メニューが書かれたレシピ本らしいです。いらな……ありがとナス!

 

「よかったね、元樹君」

「元樹さん。今度、元樹さんの手料理を食べさせてください。私もこのお店の味をもっと食べたいです」

 

 おう、考えてやるよ(食べさせてあげるとは言ってない) どの料理も時間がかかりそうですし、親密度が足りているせつ菜ちゃんにわざわざ振る舞う理由はありませんしね。とバカ正直に答えてしまうと親密度は下がってしまうので、仕方なくYesとお答えしておきましょう。

 

「約束ですよ? 私以外に振る舞うのはヤダ、ですからね!」

 

 ひぇっ、流石せつ菜ちゃん、束縛力が高いですね。謎に抱きついてきましたし……腕に柔らかお〇ぱいが当たって嬉しいですが、ラーメンが伸びる前に食べてくださいよ?

 

「それは困りますね。では食べ終わってから抱きつきます!」

 

 瞬間高火力でほも君の心を掻き回した挙句、ほも君のことをガン無視して麺を啜り始めました。やりますねぇ! 恋愛強者の立ち回りにほも君もタジタジ、せつ菜ちゃんのことを意識しまくりです。

 基本猪突猛進な押せ押せタイプのせつ菜ちゃんですが、珍しく引きの技を使ってきましたね。ほも君も一撃必殺のカウンターパンチを決めたいのですが、こちらに振り向くことすらしてくれないため、カウンターのチャンスはなさそうです。諦めて目の前の食事に集中しましょう。というわけで退店まで加速です。

 

 

 

「ごちそうさまでしたー!」

 

 お会計も済ませましたし、そろそろ店を出、出ますよ……。

 

「美味しかったねー。特にパラパラチャーハンが絶品だったよー」

「そうね。エマに一口だけもらったけどとても美味しかったわ」

 

 あの後、ほも君とせつ菜ちゃんは覚めたカップルかのうように黙々と食べていましたが、対面はずっとイチャイチャエマかりしていました。眼福ですね。ちなみにせつ菜ちゃんは食べ終えるのが普通に遅かったので、ほも君に抱きつくことはできませんでした。

 さて、ほも君の用は終わりましたし、この場で解散でいいですよね?

 

「いいよ。もと君、行こっか」

「2人でどこか行かれるんですか?」

「いいなー、かすみんも行きたいですぅー!」

「あの、私もご一緒してもいいですか?」

 

 そ、そうだよ(焦り) さぁさぁ、早く帰りましょう侑ちゃん。せつ菜ちゃん達に追及される前に、可能な限り早く、迅速に。

 

「えー、そんなに急かさなくてもいいじゃん。実はね、今日からもと君が私の家にお泊りするんだー」

 

 今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。




Part40は2022/4/29投稿なので、栞子ちゃんは実に2年半ぶりの登場らしいです。ちなみにここからしばらくメインでの活躍はない予定です。悲しいなぁ。
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