艦これの二次小説を書き始めてだいぶ経ちまして、艦これを始めてからも一年経ちました。
ここで執筆時点での作者の艦これ進捗をお話しておきます。
司令部Lv.40
第一艦隊「電改 Lv.54・伊勢改 Lv.41・陸奥改 Lv.40・龍驤改 Lv.38・赤城改 Lv.36・山城改 Lv.33」
攻略海域「1-1・1-2・1-3・1-4・2-1・2-2・2-3・2-4」
以上となります。
第1話、第10話の注意書きを読んでもなお、この小説をお読みになる提督の方々は食あたりにならないよう注意してお読みくださいませ。
ドゴゴォン...パァンパァンババーン
提督「ふぅふぅ...」
天龍「まだ艤装装備から数十分程度しか経ってないのに何であんなに動けるんだ...」
龍田「不思議だわぁ...でも、今は訓練に集中よぉ!」
天龍「ああ!行くぜ!」
提督「ドーンとこーい!!」
ドーンドーンドカドカドカーンパシュシュッズバゴーン!!
1時間弱後...
提督「いやー、やはり日々訓練されてると動きが全然違いますね...」フゥ...
天龍「いやいや、それにしたって提督のあの動きようと精密射撃には参ったぜ...」ハーハー
龍田「提督...あなた本当に人間よね?」ヒーフー
提督「人間ですよ、一応ね。」ガシャーン
天龍田「あっ」
提督「へっ?」
ズバゴーン!!
その日、ある鎮守府の提督が特殊魚雷の爆破で大ケガを負ったと海軍では騒ぎになったという。
数週間後...
提督「完 全 復 活」
鎮守府に戻ってきた提督。
艦娘's「(;゚Д゚)」
唖然とする艦娘達。その中でも特に姉御肌の摩耶が問いかける。
摩耶「な、なあ、確か全身粉砕骨折で全治数ヶ月とかって言われてなかったか?」
提督「ええ、言われましたね。」
平然とした感じで答える。
金剛「提督~バーニングラーブ!」トビツキダキッ
金剛が試しに飛び付く。(抜け駆け)
提督「おお、久々ですね~」ダキッ
いつものように受け止める提督。
主力艦隊でも特に有力な伊勢がさらに問いかける。
伊勢「戦艦級の突進にも耐えられてるってことは...本当に復活したの?」
提督「ええ、一応。」
またしても平然と答える。
艦娘's「(;゚Д゚)ポカーン」
提督「あのー、みなさんどうしました?」
艦娘's「(ば、化け物だ...)」
提督「?」
その日、海軍ではどこかの鎮守府の提督は化け物であると噂が広がった。
さらに数日後...
パァンパァン!!
明石「2発両方とも真ん中10点に命中です。すごい回復力ですね...」
提督「ええ、私もなんだか自分が人間じゃないように思えてきて...なんてね。」
パァンパァンパァンパァン!
明石「4発、すべて真ん中10点命中です。そういえば提督にひとつお聞きしたいことが有りまして」
提督「私にですか?答えられる範疇でなら。」
明石「ええ、前から気になっていたのですが提督はどうして私たちが戦艦だった頃の武器を未だに扱っているのですか?特に今使っている14年式拳銃は肌身離さず持っているような気もするのですが...」
提督「っ...」
少し唇を噛む提督。明石はなにかを察した。
明石「...話しにくい理由ならお答えいただかなくても大丈夫ですよ。」
提督「形見なんです。」
ゆっくりと話し始める提督。
提督「もう7年も前になる。私、いや俺がまだ艤装兵だった頃の話だ。戦争真っ只中、俺はとある島で前線を張っていた。その島で俺はある少女に出会ったんだ。」
明石「7年前...前線の島...まさかっ!?」
提督「ああ、その通り。日本で初めて深海側に占拠されてしまったあの島だ。」
明石「でもあの島の住人は全員避難させたと聞いています、形見というのは一体...」
提督「違うんだ。」
明石「え?」
提督「一人だけ、取り残されてしまったんだ。それが私が出会った少女だ。」
明石「なっ...!?」
提督「彼女の名は源 電(みなもと ひかり)。年は当時14。当時前線の基地として使われたあの島では男の多くが出稼ぎに出ており女子供が兵士達の世話をよく焼いていた。私も彼女にはよく世話になったものさ。」
明石「そんなことが...まるで太平洋戦争時の日本のような状態じゃないですか!?」
提督「だが事実だ、上は隠していたがな。まあ住民も嫌々やっていたわけではないし犯罪ではないと思う。そうやって互いに助け合っていたとき、あの悲劇が起きた。」
明石「深海棲艦の大群による強行突破および占拠...」
提督「その通り。それが通達されてから村の住民に対して本土へ避難するよう命令が下された。大半は命令を守ってくれたのだが一部は「私たちも戦ってこの島を守るんだ」と命令を無視したんだ。そういう人たちは仕方ないので手錠をかけての移送になった。」
明石「...」
提督「だが、彼女だけ我々の目を掻い潜って居なくなっていた。誰よりも島の平和と存続を願っていた彼女だから、彼女自信でどうにかしようと思ったのだろう。そして俺は本土撤退の最終日に目を疑うような光景に出くわしてしまったんだ。」
~7年前、本土撤退日~
パァンパァン!!
源「くそっ!私たちの島を奪うなぁ!」
パァンパァン!!
イ級A「ギェエェェェ...」轟沈
源「や、やった!!倒し...へ?」
イ級を倒した彼女の目には水平線上の深海棲艦の大群が映っていた。
源「な、な...うわぁぁぁぁぁ!!!」
彼女は絶望した。私は島を守れなかった、そう強く思った。
その時、遠くから声がした。
提督「源さん!!そこは危ないからこっちに!!」
今まで自分がお世話をしていた艤装兵の声だ。
私はこの島を守れなかった。でも、最期まで私を思ってくれる人がいた。
それを思うだけで私は嬉しく思った。
源「ありがとう、艤装兵さん。」
そう呟いた。
提督「なっ!?だめだ!!その拳銃を下ろせ!!」
彼女は自信のこめかみに銃口を向けていたのだ。
8mm南部弾を使う14年式拳銃は古い武器ではあるが殺傷能力は十分。
走り寄る提督。だが、その行為さえ虚しかった。
源「この島を、世界をいつか平和にしてください!よろしくお願いします!」
後ろを振り返り泣きながらそう叫ぶと
パァン!
彼女は引き金を引いてしまった。
すぐに駆け寄る提督。
だがすでに頭蓋骨を大きく破壊し、脊髄に多大な損傷を受けてしまった彼女はもう二度と目を覚ますことはなかった。
提督「うわあああああああああ!!!」
彼女の動かぬ姿を見た提督は悔しさと同時に苦しさを覚えた。
~~
提督「...今でもあの悔しさは忘れられません。あの時もっと力があれば、あの時もっと細かいところを確認できていれば、と。そうやって1年程ずっと悩みました...」
そう話す提督の目からは涙が溢れていた。
明石「提督...」
提督「彼女との約束を忘れないように、そして二度とあの悲劇が起きないように戒めを込めてこの拳銃を肌身離さず持っているのです。なんだか重い空気にしてしまい申し訳ないです。」
明石「いえ、大丈夫です。改めて共に世界平和のために頑張りましょう。」
提督「ええ、よろしくお願いしますね。」
続く...
いかがだったでしょうか。
重い話を書くのはどうも苦手&深夜に書くものではないですね。頭が回りません。
ということで次回はもう少し軽いお話にしようと思いますのでお楽しみに。
それではまた次回。