艤装提督~提督と艦娘の不思議な物語~   作:yrtohoyr

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どうも皆さんこんにちは、作者です。
最近は外気温が高くなってきましたが、熱中症などになっておりませんでしょうか。
もうこの小説の投稿から2週間も前の話になってしまいますが、ローソンで艦これコラボがありましたよね。
私丁度その期間に実家に帰省しておりまして、ローソンに行ってみたんです。
そしたら驚き!!タペストリーが一組しか売れておらず、クリアファイルはほぼそのままで、春雨スープやプレッツェルサンドは見当たりませんでした。
来年は実家のほうですべて揃えようかななんて思いました。

ということで第一話に書いてある注意書きをきちんと読んだ提督方は抜錨を許可します。
熱中症に気をつけてお読みくださいませ。


第二十一話 調査の前の日

豊美秘書官が大本営に戻った翌日のことである。

 

コンコンガチャッ

通信兵「失礼します!」

 

シャワワワワ...

通信兵が執務室に入ると、提督は観葉植物に水をくれていた。

 

提督「おや、どうしましたか?」

 

通信兵「大本営より通達、大本営直属艦隊がこの鎮守府近海を重点的に捜索してくれるそうです。そのためこちらの設備などを貸してほしいとの要請が。」

 

提督「きっと豊美お...秘書官ですね。わかりました、迎え入れてください。」

 

通信兵「了解しました、快諾の旨返信します。失礼しました!!」

ガチャッ...バタン

 

提督「...豊美おばさん、ありがとうございます。」

数分後...

 

ガチャッ...パタン

大淀「提督、大本営から通達が来てまして、本日の午後に直属の捜索隊がこちらに派遣されるそうです。」

 

提督「了解しました、人数はわかりますか?」

 

大淀「戦艦・航空戦艦それぞれ2名、重・軽巡洋艦それぞれ3名、空母・軽空母それぞれ2名、駆逐艦6名、潜水艦2名、海防艦2名の計24名です。」

 

提督「これまた大所帯ですね。」

これには提督も苦笑い。

 

大淀「さらに海軍専門の人員調査隊が10名ほどだそうです。」

 

提督「了解しました。念のため食料の供給を通常の5倍ほどに増やしてください。もし足りないようでしたら最悪自炊になってしまいます。」

 

大淀「了解しました、できる限り多めに準備致します。」

 

提督「お願いします。」

 

睦月「大本営から人がいっぱい来るにゃしぃ!!」

一人なぜか喜ぶ今日の秘書官、睦月。にゃしぃという語尾が特徴にゃしぃ。

 

提督「ええ、ここ最近の深海棲艦の異常な活動に終止符が打てるかもしれませんからね。」

 

睦月「ついに謎が解けるのね...!?」

ブッザザザー...ピンポンパンポーン

 

明石「「お呼び出し致します、提督は至急工廠までお越しください。繰り返します、提督は至急工廠までお越しください。」」

 

ポンパンポンピーン...ブッ

 

睦月「およ?提督何かしちゃったの?」

 

提督「いや、私は特に何も。とりあえず向かいますので留守番お願いします。」

 

睦月「了解にゃし!!」

ガチャッバタン...

 

~工廠~

提督「明石さーん!提督です!!」

 

明石「はーい!お待ちしておりましたよ~」

 

提督「それでどうしましたか?」

 

明石「あー、ちょっとこっちの事務処理室の方へ。ここだと妖精さん達の建造の音が結構うるさいんでね」

 

提督「わかりました。」

 

コツコツコツ...ガチャッバタン

明石「とりあえずここへお座りください。スモッグオン。」

明石の掛け声と同時に部屋の窓ガラスが白く濁り、外から中の様子が見られないようになる。

 

提督「えぇ、ここにはそんな機能があったんですか」

 

明石「私が導入してみました!!それよりも...こちら、提督宛に大本営から荷物が届きました。私に届くという事は相当なものですね?」

 

提督「...ああ、あれか。」

 

明石「その口調になったという事はやはりそういうことでいいですね?」

 

提督「その通り、おそらくステルス迷彩だろう。たしか艦娘に見えるように催眠?のような効果が出るんだったか。」

 

明石「それはまた凄い物が届きましたね。早速開けて中を見てみましょうよ!」

 

提督「ああ。それにしてもなんか梱包の箱が小さくないか?」

 

明石「衣類型で畳んで送られてきたとかですかね」

 

提督「まあいい、開けてみよう。」

ビリビリ...パカッ

 

提督「こ、これは...!?」

箱を開けた提督。

その箱の中には、新型の那珂ちゃんグッズのサンプルが入っていたのだ!!

 

明石「え、えぇ...」

 

提督「まさか!?」

差出人>>>長篠正義(艤装提督長)

 

提督「長篠提督長...」

 

明石「あっ(察し)」

差出人は長篠提督長であり、ステルス迷彩を作らせたのも長篠提督長である。つまりこれはどういう事なのか。

そう、送る荷物を間違えたのである。

 

提督「...ちょっと電話借りますね。」

 

明石「(あ、口調が戻った。)」

 

ピッピッピッピッ...

 

通信室「「はい、こちら通信室。」」

 

提督「提督です、今からこの回線を秘匿通信回線に切り替えてください。番号はこちらで入力します。」

 

通信室「「了解しました。...お待たせしました、ではまた通話が済みましたらご連絡ください。」」

 

ガチャッ...ピッピッピッピッピッピッ...

大本営「「はい、こちらは大本営通信室です。」」

 

提督「こちらは鎮守府提督です。804番お願いします。」

 

大本営「「少々お待ちください。...~♪」」

 

明石「804番?」

 

提督「ああ、804番は長篠提督長へのホットラインなんです。秘匿通信でしか接続が許されていないのでね。」

 

長篠「「変わりました、長篠です。提督くんかな?」」

 

提督「ええ、御無沙汰しております。本日こちらに荷物が届いたのですが...」

 

長篠「「おお、届いたか!それで着けてみたのかね?」」

 

提督「いえ、それが中身が那珂ちゃんグッズになっておりまして...」

 

長篠「「なにぃ!?おい松下!!送った荷物の伝票見せなさい!...バッカモーン!!これは那珂ちゃんグッズだから送るなとあれほど言っておいたろ!!」」

電話越しではあるが迫力のある怒声が聞こえてくる。

 

提督「ま、松下?」

 

長篠「「ああ、すまんな。最近わしの所で新たに雇った秘書なんだがどうも痒いところにギリギリ手が届かないような、むず痒いミスばかりしおるんだ。 <モウシワケゴザイマセン!! もういい、下がりなさい。じゃあ明日には届くようにしておくから、今度こそ楽しみにしておいてくれたまえ。」」

 

提督「はい、ありがとうございます。」

 

長篠「「それではまた。」」

プツッ...

 

大本営「「以上で宜しいでしょうか?」」

 

提督「はい、ありがとうございました。」

ガチャン...ピッピッピッピッ...

 

通信室「「はい、こちら通信室。」」

 

提督「提督です、切断お願いします。」

 

通信室「「了解しました。...はい、切断しました。また何かありましたらご連絡ください。」」

ガチャン...

 

提督「さて問題は...」

 

明石「これどうしましょう...」

 

提督「...では川内型の部屋に送りつけましょうか。」

 

明石「ですね。」

 

こうして長篠提督長側のミスにより、迷彩が届くのはさらに一日後になってしまったのであった。

続く...

 




いかがでしたでしょうか。
たまに思うのですが、艤装って装備したらどんな感じなんでしょうね。
重いのか、軽いのか。砲撃の反動はどんなものなのか。海に浮かぶ感覚はどんなものか。
妄想が膨らみます。
ということで、次回もお楽しみに!!
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