艤装提督~提督と艦娘の不思議な物語~   作:yrtohoyr

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どうも皆さんこんにちは、作者です。
8月になりました。去年の8月、なにを思ったのか私は艦これの小説を書こうとしました。
私は最初、この小説をpixivに投稿する予定でした。
しかし、このハーメルンというサイトの方がより皆さんに読んで貰えるという事を知りこちらに書くことを決めたのですね。
そうして8月21日、ついに第1話を投稿しました。
こんな小説を読んでくださっている皆さん、これからもよろしくお願いします。

ということで第1話の注意書を読んでもなおこの小説にチャレンジする提督の皆さま方は抜錨を許可します。
何かしらに感謝しながらお読みください。


第二十二話 調査の前の日2

その日の執務終了後である。

 

睦月「そろそろ皆もご飯を食べ終えた頃にゃし!」

 

提督「では放送流しますね。」

 

ピンポンパンポーン...

提督「「鎮守府内にいる職員、艦娘の皆さんこんばんは、提督です。明日は大本営の方々が大勢お越しになられます。そこで、ただいまより夜ではありますが鎮守府内の清掃を行います。時間はいまより2時間を目安に隅々まで行ってください。また、普段使っていない部屋を明日からお貸ししますので、メイキングした部屋をもう一度隅々まで点検、清掃を行ってください。それでは皆さん、清掃を始めましょう。」」

 

ポンパンポンピーン...

睦月「それじゃあ睦月は寮の掃除にいってくるにゃしぃ~」

 

提督「隅々までお願いしますね。」

ガチャッ...バタン

 

提督「さて、自分もこの部屋の片づけとかしなければなぁ」チラッ

執務室は入り口の真正面に提督の机が置いてあり、提督の机の左右に秘書官と大淀用の作業机が置いてある。

さらにドアを正面とした部屋の左隅にクローゼット、右の空間には緊急用の会議机が設置してある。

ただし右の空間については最近ではめったに使わないため艦娘達の憩いの場として使われることになっている。

 

提督「...会議用の机がちょっとくすんでますね。そこから取り掛かりましょう。」

普段から飲み食いなどもしている机のため奇麗にはしているが、それでも長い間の汚れなどは少し放置気味になっていた。

 

ガチャッ

大淀「失礼します、お掃除の手伝いに来ました。」

 

提督「ちょうど良いところに。この机を磨こうと思っていたのですが結構大きい机でして、一緒に磨いてもらえますか?」

 

大淀「わかりました、では清掃用具を準備しますね。」

ガチャン...バタン

 

提督「さて、書類の整頓だけでもしておきましょうか。」

数分後...

 

ガチャッ

大淀「失礼します、清掃用具お持ちしました。」

 

提督「ありがとうございます、では早速やっていきましょうか。」

 

シュッシュッシュッ...フキフキフキ...キュッキュッ...

提督「うーむ、毎日綺麗にしているとはいえ、汚れというのは案外堆積するものですね。」

 

大淀「そうですね、ほらこちらもこんなに」

台拭きの拭いていた面は薄茶色に汚れていた。

 

提督「いやはや、こちらも同様ですよ。」

台拭きの拭いていた面は少し黒っぽく汚れていた。

 

大淀「ふふっ、こうして汚れを見るといつも誰がどこに座っているのかおおよそ見当がつきますね。」

 

提督「ええ、そちらは金剛さんがいつもティータイムに、こちらは駆逐艦の皆さんが書類を手伝ってくださるときに使っていますからね。」

 

そうして2時間後...

 

ピンポンパンポーン

提督「提督です、皆さんお掃除お疲れさまでした。これで明日は大本営の方々を堂々とお迎えすることが出来ます。では消灯時間まではまだありますので各自自由時間としてください。」

ポンパンポンピーン

 

大淀「お疲れさまでした、今日は残業などされていきますか?」

 

提督「いえ、秘書官の体のことを思うとどうしても残業は出来ません。消灯後の見回りが終わり次第私も床に着きます。」

 

大淀「了解しました。」

 

その夜のことである。

時間はマルフタマルマル。皆が寝静まった時間の話である。

 

暁「うーん...トイレ...」

暁の部屋から駆逐艦寮のトイレまではそんなに距離はないが消灯後は電気が消えるため非常灯以外の電気はついていないため薄暗く、中々に不気味である。

そんな中、小型の電灯片手にトイレまで行こうとする暁。

その時である。

 

フワ~

 

ぼんやりと光る丸い球が暁の前を横切った。

 

暁「...へ?」

 

フワ~

今度はハッキリと、青白く光る球が暁の少し前を移動し始めた。

 

暁「ウピャアアアアアァァァァッ!!??」

 

ガチャッ

夕立「どうしたっぽい!?」

 

ちょうど叫び声をあげた所の目の前の部屋は夕立たち白露型の部屋であったため、夕立がすぐに駆け付ける。

 

暁「あ...あれ...」

 

夕立「?」

フワ~

 

二人の前にいきなり現れる火の玉。

 

暁&夕立「キャァァッ!?」

 

ダダダダダッ

天龍「どうしたチビども!!」

 

叫び声を聞いて見回り役の天龍が駆けつける。

 

暁「ひ、ひの、ひのたた、ままがががが!!!!」

 

天龍「落ち着けって、火の玉がどうしたって?」

 

夕立「めめめめめ目の前にににににに」

 

天龍「火の玉ねぇ...ん?暁、お前トイレか?」

 

暁「...」コクコク

 

天龍「...わかった、トイレはすぐそこだからついて行ってやるよ。」

 

夕立「私も一緒に行くっぽい~」

 

数分後...

ジャー

 

暁「天龍、有難う」

 

天龍「見回り役なんだ、当たり前だろ?それにしても火の玉か...まあ早く寝るんだぞ~」

 

暁&夕立「は~い」

 

フワ~

天龍「!?」

 

暁&夕立「ピャッ!?」

 

天龍「これが火の玉ってやつか...ん?」

サーッ...

 

天龍「これは...まさか!?二人とも下がってろよ!」

そう言うと左腰から刀を抜き、火の玉を一刀両断する。

 

ポトッ...

暁「え?」

 

夕立「これは...機械っぽい?」

 

天龍「これはまた見事にカメラまで搭載されている。いや、カメラがメインといっても過言ではないな。」

一刀両断した機械の破片を手に取りマジマジと見ながら言う。

 

天龍「...二人とも早く部屋に戻ってろ、オレは犯人に検討がついたからそこに行ってくる。」

 

暁「わかったわ、お休みなさい。」

 

夕立「おやすみっぽ~い」

更に数分後のことである。

 

???「ぐへへへ、このビビり顔は良いですねぇ...」

 

天龍「おい、何してるんだ?」

天龍が声の主に声をかける。

 

???「!?」

 

天龍「まったく、やっぱお前だったか青葉。」

 

青葉「バレちゃいましたかー」タハハ

 

天龍「まったく、チビどもの怖がる顔なんか盗撮したところで何になるっていうんだ?」

 

青葉「ふふふ...何って?明日の新聞に載せるんですよ!!」ハハハハ!!

不敵な笑みを浮かべる青葉。

 

天龍「はぁ...だとさ、提督。」

 

青葉「ぴゃっ!?」

みるみる顔が青ざめていく。

 

提督「こんな夜中に何かと思いましたが、これはちょっと見過ごせませんね。」

 

青葉「あー、いやー、そのー...」

 

提督「罰として、明日からあなたは大本営の案内及びお手伝い係に任命します。」

 

天龍「おい、そんなので良いのか?」

 

提督「ふふっ、大本営の方々が来れば分かりますよ。」

 

そうして夜が明けていくのであった。

続く...




いかがでしたでしょうか。
夏なのでそろそろ怪談系にしてみたかったのですが、やはり青葉ネタのほうがいいかなと思いこちらにしました。
という事で次回もお楽しみに!!
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