艤装提督~提督と艦娘の不思議な物語~   作:yrtohoyr

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どうも皆さんこんにちは、作者です。
ついに雪が降り始め、本格的な冬の到来です。インフルエンザ?ノロウイルス?かかりたくないものです。
最近作者はアリエクスプレスでの買い物にはまっています。ただ支払い方法がクレカだけなのでとっても面倒。LINEペイのVisaプリペイド機能をフル活用しています。

ということで、以前書いた注意書きを読んだ上で続きが気にあんる提督の方々は抜錨を許可します。
買い物依存症にならないよう気を付けてお読みくださいませ。


第二十九話 戦いの日

戦闘開始から30分ほどが経過。

ついに"彼等"は敵の基地へと乗り込むことになった。

 

隊長「よし、敵の攻撃がやみ始めたぞ。深海鎮守府に一気に乗り込め!!」

 

隊員's「「ラジャー!」」

 

深海鎮守府の中は外とは比べ物にならないほど禍々しい瘴気が立ち込めており、この瘴気に長時間触れてしまった人間や艦娘は...これ以上は割愛しよう。

しかし、特殊な訓練を受けた"彼等"であれば全くこの瘴気の影響を受けない。

 

隊員A「すごい瘴気...これじゃあ艦娘達でここを撃墜することはできてもその後は悲惨な結末になってしまうな...」

 

キシャァッ!!

鎮守府内に入った瞬間、一体の深海棲艦が隊員Aに襲い掛かる。

 

隊員A「のわっ!?」

パパパァン!!

 

隊員B「っと、危ねえ。敵の本拠地なんだ、何があってもいいように気を引き締めておけ。」

隊員Bがすかさず手持ちの拳銃で蹴散らす。

 

隊員A「助かった、ありがとう。」

 

隊員C「くそっ、瘴気が濃すぎてレーダーが使い物にならねぇ...」

 

一行が鎮守府内を進んでいくと、ホールのような場所に出る。

そこには上位級の深海棲艦が待ち構えていた。

 

泊地棲姫「ククク...ヨクキタナ、ニンゲンドモ。オチャデモノミニキタノカ?」

 

隊員A「なっ、ふざけるな!お前らを倒しに来たんだよ!」

 

戦艦棲姫「シニニキタ、ノマチガイダロウ?ソウデナケレバ、ココヲネラッテコウゲキスルハズガナイ。」

 

離島棲鬼「イヤ、イマヤッテイルサクセンノホウフクデハナイカ?」

 

隊員B「作戦?いったい何の作戦だ!?」

 

港湾棲姫「オシエルワケガナカロウ。バカナノカ?」

 

北方棲姫「バーカバーカ!」

 

隊員C「くっ、嘗め腐りおって!」

 

隊員D「お前たちに問う。この鎮守府はいつからあり、なぜそこまで強力な深海棲艦を生み出せるのか。」

 

空母棲姫「フッ、メイドノミヤゲニヒトツハナシテヤロウジャナイカ。オイ、セツメイシテヤレ。」

 

中間棲姫「ナンデワタシガ...コノチンジュフハオヨソ1ネンマエ、イマトハベツノサクセンノタメニツクラレタ。シカシ、オマエタチノナカマニヨッテスベテガミズノアワニナッタノダ。」

 

隊長「...(一年前...たしか深海側が不振な動きを示したから先手を打って殲滅した、あの日か?)」

 

駆逐棲姫「ドウヤラソコニイルジジイハジジョウヲシッテイルヨウダナ?」

 

飛行場姫「ナラバハナシガハヤイ。オマエタチカイグンヲツブソウトシテイルリユウ、ダイブワカッテキタンジャナイノカ?」

 

隊員A「...隊長、いったいどういう?」

 

隊長「一年前...海軍にある通達が入った。"深海棲艦が日本本土を焼け野原にする恐れがある"とな。だがその通達はどうも不思議なものだった。差出人が匿名の通達であり、またこの情報は機密として扱えと。それでいて今までと変わらず日本本土を焼け野原にするような不審な動きを見せなかった深海棲艦への突然の攻撃だ。」

 

水母水姫「フッ、バカゲタハナシダ。ソモソモワレワレハウミノシハイシャ、リクニナンゾキョウミハナイ。ウミヲセイスレバニンゲントイウモノハカッテニジメツシテイクカラナ。ハハッ!」

 

重巡棲姫「ソウ、ワレワレノテリトリーハシンカイダ。」

 

隊員B「...自作自演?」

 

防空棲姫「ホウ、ナカナカアタマノキレルヤツガイタモノダ。」

 

隊員C「自作自演!?そんな馬鹿な!第一どこにもそんな証拠はないだろうに!」

 

中枢棲姫「コッチハバカダナ。マッタク、モウスコシチノウヲツケタラドウナンダ?イシアタマダトモテナイダロウ?」

 

隊員C「こいつッ...!」

 

隊長「待て、まだこいつらの話はすべて聞いていない。」

 

駆逐水鬼「イイハンダンダ。サスガ、ブタイヲマトメテイルダケアル。」

 

潜水棲姫「ツヅキヲハナシテヤロウ。」

そう言うと中間棲姫の方に向き直す。

 

中間棲姫「ハァ...ツマリワレワレハオマエタチノナカマニヌレギヌヲキセラレ、イラヌヒガイヲコウムッタノダ。ホウフクサレテトウゼンダロウ?」

 

隊長「...」

 

隊員A「隊長!」

 

隊長「...噂ではあるが、この通達を出したのは現在の中将、中川中将だといわれている。」

 

隊員C「...は?」

よくわからずにいる隊員C。しかし隊員Bは思い当たる節があった。

 

隊員B「いや、中将のことだ。自作自演なんてお構いなしにやってくるだろう。」

 

隊長「...ああ、十中八九な。」

 

隊員D「身勝手が過ぎる...それをお国のためだとでも思っているのでしょうか...」

 

隊員's「...」

 

泊地棲姫「ハァ...オマエタチハドウヤラチュウジョウトヤラニフリマワサレテイルヨウダナ。ドウスル?ココマデキテシマッテハオマエタチモヒクニヒケナインダロウ?」

 

中間棲姫「オマエタチノオカゲデ、イマコノチンジュフデセントウカノウナナカマハココニイル15ニン。オマエタチモチョウド15ニン。ドウダ、イッキウチトイウノハ?」

 

駆逐水鬼「イッキウチカ...タノシクナリソウダ!」

 

隊員A「ほう、俺たちを前に一騎打ちとはいい度胸だ。」

 

隊員B「我々の力、今こそ存分に発揮するときです!」

 

隊長「待てっ!こういうのはどうだろうか...」

 

 

~数時間後、鎮守府裏の砂浜にて~

隊長「...という事で彼女たちを連れて参りました。」

 

提督「なっ、ななっ...」

開いた口が塞がらない提督。

それもそのはず、作戦成功の旨を伝えられていたはずの提督の目の前に15人の深海棲艦たちが居るのだから。

 

隊長「誠に勝手なことなのは承知の上です。しかし彼女たちにもこちらを攻撃する理由があるのです。ですからどうか彼女たちの話を聞いていただきたい。」

 

提督「し、しかしですね...まさかステルス迷彩を着てまでも連れてくる必要があったのでしょうか...最悪私がそちら側に行けましたのに...」

 

隊長&深海棲艦's「アッ...」

 

提督「...分かりました、事情は大淀と明石に話しますので私についてきて下さい。ステルス迷彩でいくらレーダーに引っかからないとはいえ、人と会えば即ばれますからね。」

 

隊長「かたじけない...」

 

そうして提督に着いていく一行。

到着したのは工廠裏。

 

提督「確かここら辺に...これかな」

ガコン...ウィーン

足元にある石を少し傾けると、工廠の壁の一部分に扉が現れる。

その扉の奥には地下へとつながる階段があった。

 

提督「ささ、こちらへどうぞ。」

階段を降り切ると、そこには少し広めの実験室のような部屋が広がっていた。

 

隊長「ここは?」

 

提督「私の隠れ家です。この部屋ならステルス迷彩がなくともレーダーには引っ掛かりません。赤外線も通さないので部屋自体がステルス要塞のようになってます。」

 

泊地棲姫「ニンゲントイウノハツクヅクオソロシイナ...」

 

隊長「いやぁ、おそらくここの提督だけだと思いますよ...」

 

隊員's「「すっげー!」」

 

ピッピッピッ...

提督「あ、大淀さん?ちょっと例の部屋にお願いします...ええ、急用です。」

部屋の片隅にあるプッシュホンで大淀を呼び出す提督。

数分後、提督たちのいる部屋に大淀がやってくる。

 

コンコンコン

大淀「失礼します、入りますね。」

 

提督「どうぞ~」

 

ガチャッ

部屋の扉を開けた大淀は目に飛び込んできた光景に驚きを隠せないでいた。

 

大淀「て、ててっ、提督っ!?いったいどういう事ですかこれは!?」

 

提督「大淀さん、正直わたしも困惑しています。しかし艤装兵部隊隊長...まあ元私の部下ですが、なにやら深海側と手を組むようなことになっていまして...」

 

大淀「っ...ほかの艦娘達には見られていないんですよね?」

 

提督「大淀...!ああ、もちろんだ。」

 

大淀「ですが、まず話を聞いてからでないとこの鬼・姫級を信じるわけにはいきません。」

 

戦艦棲姫「フッ、ヨウジンブカイヤツモイタモノダ。マアイイダロウ、ハナシテヤル。」

 

こうして深海棲艦側と接触を図った提督、果たしては話し合いはうまくいくのであろうか。

続く...




いかがでしたでしょうか。
本日執筆日は12月25日、クリスマスです。ささやかながらではありますが、本来は来月に出そうと思っていた第二十九話を早急に書き終え皆様のクリスマスプレゼントとさせていただきます。
次回は本当に年を越しそうですのであらかじめ書いておきます。
ご愛読いただいている皆様、良いお年をお迎えください。
それではまた次回。
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