艤装提督~提督と艦娘の不思議な物語~   作:yrtohoyr

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3話目となりました。ここら辺から徐々に真面目路線から脱線していきます。
小説はこのまま順調に続けられれば良いのですが、私の場合はそうはいきません。
なぜかといいますとこの小説、書こうと思った時にちまちま書く感じなので更新頻度はあまり高くないのでね。たまに存在自体忘れてしまうことさえあります。
まあ思い出せる、ネタが切れるまでは書き続けていこうと思ってますのでお楽しみに。

注意点はもう3話目なので書く必要はないと思いますが、第1話に書いた注意点を許せる心の広い提督の皆様は抜錨を許可します。
心してお読みください。


第三話 事件の日

艦隊運用を始めて数日後である。

巡洋艦も徐々に集まってきた。

 

那珂「ヤッホー提督!!」

 

神通「那珂ちゃん!!提督には敬語を使いなさい!!」

 

川内「まあまあ神通、落ち着きなって。それより提督、今日は夜戦無いの?」

 

神通「姉さんも!!」

 

提督「まあまあ、別に敬語じゃなくても大丈夫ですからね?」

 

神通「しかし那珂ちゃんや姉さんたちの為になりませんので...」

 

提督「私は那珂ちゃんの堅苦しい顔よりいつも見せてるスマイルのほうが好みですし、川内の好きなものを包み隠さない真っ直ぐな心も好きです。勿論神通のしっかりとしたアドバイスとフォローもとても助かっていますよ。」

 

川内「て、照れるなぁ///」

 

神通「そ、その、ありがとうございます///」

 

那珂「いつも応援ありがと~!!」ニパー

 

提督「よし、では今日も頑張ってくださいね!」

 

川内「提督もね~!」

 

提督「ええ、頑張りますよ」

ガチャッ...バタン...

 

提督「任務娘さん、今いる巡洋艦の名簿を見せてください。」

 

任務娘「えーっと...こちらになります。」

 

提督「ありがとう...川内型は全艦揃いましたが重巡洋艦が建造で来てくれた摩耶だけなのは痛いですね...やはり戦力増強の路線でしばらく行きましょう。」

 

任務娘「まだ運用して間もないですし徐々に高めていきましょうよ。」

 

その時、事件は突如として起きた。

 

電「た、大変なのです~!!!!」

ガチャッバタン

 

いつもとは違い、とても焦ったように執務室に入ってくる電。

それが原因かノックさえ忘れている。

 

提督「ど、どうしました!?」

 

段ボール机でいつものように執務をしていたが、電の焦りように驚き執務の手を止め電のほうへと振り向いた。

 

電「あ、あの、じ、実は!!」

 

提督「ゴクッ...」

何を言われるかわからない提督は大きく生唾を飲み込む

 

電「空母が建造されたのです!!しかも正規空母の飛龍さんです!!」

 

提督「せ、正規空母ですか!?よくやりましたね!」

この鎮守府では初めての空母であるため、提督も大はしゃぎ。

 

電「なのです!!これで艦隊運用も楽になるのです!!」

 

提督「では早速呼んできてください。」

 

電「了解なのです!!」

 

しばらくして...

コンコンガチャ

 

電「失礼します、お連れしたのです。」

 

飛龍「おお~、この人がこの鎮守府の提督さんなんだね~!!飛龍です、これからよろしくお願いします!!」

 

提督「うむ、これからよろしく頼みますね。君はこの鎮守府では初めての空母ですから、期待していますよ」

 

飛龍「ありがとうございます!期待に応えられるよう、精一杯頑張りますね!!」

 

提督「では電は飛龍を連れて空母寮の案内をしておいてください。」

 

電「了解なのです、では飛龍さんこちらへ。」

 

飛龍「はーい!」

 

ガチャッバタン...

 

提督「...正規空母もでましたか。これはしばらく俺が出る幕はないな。」

提督以外誰もいない執務室の中、独り言をつぶやきながら少し大きめの提督専用クローゼットのほうを見る。

 

コンコン

任務娘「提督、入ってもよろしいでしょうか?」

 

提督「おっと...どうぞ、入ってください。」

 

ガチャッバタン

任務娘「失礼します。」

 

提督「何か書類に不備でもありましたかね?」

 

任務娘「いえ、先ほど大本営から電信による伝令があったのですが、大本営が使用する暗号と違いまして、解読ができず、提督ならご存じかと思いこちらに来た次第です。」

 

提督「ちょっと見せてください。」

 

任務娘「こちら英文と日本文に解読したものになります。」

 

提督「送られてきた元の紙のほうを見せてください。おそらく解読した方に意味はありません。」

 

任務娘「??少し長いですがこちらになります。」

そう言うと念のため、持ってきてあった電信用紙を差し出す。

 

提督「チャンネルはどこから?」

 

任務娘「そういえば、全鎮守府へ向けたチャンネルではなくこの鎮守府専用のチャンネルで送られてきました。」

 

提督「ふむ...む?これは...」

 

何か思い出したのか、ペンケースからハサミを取り出し電信の点と線が記された用紙を一定の長さに切り揃え、横に並べていく。

数分後、すべてを切り終え綺麗に横に並んだ紙を見る。

 

提督「うむ、やはり極秘任務だ。」

 

任務娘「これはいったい...」

 

提督「これは鎮守府固有の番号上二桁の数字と、モールスの点と線の数を揃えて紙を切り取り、縦に並べてから横読みすると解読ができるというアナログな解読法です。」

 

任務娘「それで内容はいったい?横読みしても私にはまださっぱり...」

 

提督「提督にしか知らされない本当に極秘の暗号を使っていますからね。内容は...何っ!?」

 

任務娘「どうされました!?」

 

提督「[大本営偵察部隊より伝令、この伝令が届いた鎮守府に姫級含む超大艦隊が敵襲する恐れあり。早急に退避せよ。]だと!?」

 

任務娘「ひ、姫級の大艦隊!?でもいったいなぜ急に...」

 

提督「...なるほど。整理しますと、大本営直属の艦隊が深海棲艦のアジトに乗り込み奇襲を仕掛ける作戦を遂行していましたが、直属の艦隊でも太刀打ちができないほどの大艦隊で反撃を仕掛けられ、更に怒り狂った深海棲艦が他の鎮守府を荒らし回っていると。それで襲撃候補としてここも例外ではないから早急に避難しろという感じですね。急いでこの鎮守府内の艦娘及び憲兵や一般兵を会議室に呼び出してください。」

 

任務娘「了解しました...そういえばなぜ大本営は通常の暗号文を使わなかったのでしょうか...」

 

提督「もしかしたらの話ですが、通常の暗号文がすでに解読されていて避難命令を出した鎮守府の位置を電波強度と方向から割り出して次々に襲っているとすれば...」

 

任務娘「なっ、いくら深海棲艦でもそんなことができるとは...」

 

提督「まあもしかしたらの話です。早急に館内放送で皆さんを呼んでください。」

 

任務娘「了解しました!」

 

十数分後...

 

提督「...というわけです。大本営絵直属の艦隊でもかなわない相手がこの鎮守府に近づいています。そのため早急に皆さんには避難をしていただきます。幸いここは山を二つ超えれば海に面さない場所となりそこまで避難すれば大丈夫です。荷物などはこの後すぐにまとめてください。現在時刻ヒトヒトサンマル。避難開始はヒトロクマルマルです。避難に際して近場の町や村にも避難命令を出しましたので一般の方が巻き込まれることはありません。何か意見質問あれば申し出てください。」

 

電「姫級や鬼級が何体も来る恐れが...」

 

白雪「確かに今の鎮守府では戦艦はおろか空母級は飛龍さんのみ、巡洋艦もいるとはいえ数はまだ両手両足の指で数えられるほどしかいませんものね...致し方ありません。」

 

提督「...特にはないようですね。では各自速やかに荷物をまとめた上、ヒトゴサンマルに鎮守府前に集合。点呼を取り欠員がないことを確認したらヒトロクマルマルに避難用の軍用車両が本部から来ますのでそれに乗って避難して下さい。いいですね、大本営命令ですから必ず従ってください。」

 

全員「「了解!!」」

 

そうして迎えた集合時間。

鎮守府にいた者たちは全員鎮守府正面に集まっていた。

 

提督「ではこれより避難を開始します。私はこの鎮守府を任された者、確認を含め一番最後に避難をします。心配は無用、必ずまた皆さんと共に艦隊運営することをお約束します。」

 

点呼を取り終え避難用の車両が鎮守府に入ってくる。

その時だ。

ドゴォン!!!

 

提督「!?」

 

鎮守正面とは反対側、海に面した場所で爆発が起きた。

 

提督「みんな急いで車に乗り込んでください!!攻撃されています!!」

 

電「なんでこんな早く...」

 

飛龍「車には一般兵さん達を優先的に乗せて!!私たちは最後に!!」

 

白雪「提督!!ここは危ないので早くお車に!!!」

 

提督「...断る。」

 

白雪「しかし!」

 

提督「ここは私が任された鎮守府です。あなた方を置いて逃げたなんて世間に知れ渡れば、それこそ社会的に生きることが厳しくなるのは目に見えています。」

 

白雪「...」

 

提督「みんなよく聞いいてください。あいつらは艦娘を恨んでこちらに攻めてきています。無関係な兵士達を巻き込まないように車両を護衛しつつ陸に近付かせないようにしてください。」

 

ドガァンボゴォン!!

 

提督「ノワッ!?」

 

電「司令官さん!!」

 

鎮守府の正面付近まで敵の艦載機が攻めこんでくる。

 

提督「避難車両に攻撃が当たらないよう迎撃するんだ!!」

 

一同「「了解!!」」

 

数分後、人を乗せた車は完全に避難を完了した。

 

提督「よし、兵達は皆避難できましたね...では駆逐艦を優先して避難を開始してください!!」

 

白雪「仕方ありません...巡洋艦と空母の皆様申し訳ございません、後は任せます。」

 

飛龍「オッケー、任せて!!」

 

バババババボゥンボゥンボゥン!!

 

さらに数分後には駆逐艦を乗せた車両も避難を完了した。

 

提督「よし...巡洋艦の方も避難を開始してください!」

 

「「了解!」」

 

その時、鎮守府の裏で大爆発が起きた。

ドゴォァァン!!

 

提督「のわっ!?」

 

あまりにも大きな爆風が起き、提督は後ろのほうへ飛ばされた。

飛ばされた提督は、やわらかな感触の何かに助けられた。

 

摩耶「おい!!提督大丈夫か!?」

 

その柔らかな感触の正体は摩耶のお〇ぱいであった。

 

提督「わわ、すみません...」

 

摩耶「馬鹿、緊急事態に恥じらってる場合か!?」

 

提督「そ、それもそうですね...よし、早く車に乗ってください!!」

 

摩耶の大胆な心に少し心ときめかせた提督だった。

 

数分後、全員避難が完了し鎮守府はもぬけの殻になった。

 

???「チッ、ニゲラレタカ。」

 

???「マアイイサ、ホカデウップンヲハラソウ。」

 

???「レップウ、ナイノ?」

 

???「ナア、チンジュフノタテモノコワセバ、ウンヨウガオクレルンジャナイカ?」

 

???「ソレハイイナ。ヤルカ。」

 

チュドォォンドゴォォンバラバラバラボォンボォン...

 

鎮守府は深海棲艦の攻撃により運用ができない状態となってしまった...

続く。

 

 




3話目いかがだったでしょうか。
前書きにもある通り、今話より徐々に変な方向へ話が進みますので予めご了承ください。
今回なぜ摩耶を抜擢したかというと、単にかわいいからです。
嫁は電という事実は変わらないのですが摩耶の可愛さはもうヤバいです。
言葉では言い表せないくらいヤバいです。かわいいです。
前回の投稿から早3週間近く経とうとしていましたが何とか1か月経つ前に投稿できてよかったです。
今後も気が向いたときに執筆などをしていくので皆さまよろしくお願いいたします。
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