前回の投稿は一か月のお休みをもらっての投稿でしたが今回はしっかりと書いていこうと思います。
一か月もブランクがあるとキャラの設定を忘れてセリフの言い回しが適当になったりしてしまいます。
そこら辺お休みというのは危険を伴います。
ということで前回の続きが気になる提督音方々は抜錨を許可します。
休みボケに気を付けながらお読みください。
翌朝、マルゴサンマルのことである。
提督「ん?フワァァ...ッツァファッ!?」
横を見るとそこには菱沼中将の寝顔があった。
銀髪で美しい顔を持つ中将がなぜ自分のベッドの隣に眠っているのか一瞬わからなくなってしまった提督。
だが周りを見渡しすぐに状況を理解した。
提督「そういえばエンストして帰れなくなったんだったか...」
時は遡り昨夜。
提督「ええ...ええ、では明日の朝お願いします。はい、ご迷惑をおかけします。」
ガチャン...
菱沼「エンストなんて今時めっずらしいでなぁワッハハハハ!どうだ、俺と寝れて嬉しいだろう!」
酔いに酔いが回り上機嫌な菱沼。
提督「はぁ、元上司と寝るのがどれだけ気を使うか菱沼さんはわからないでしょうねぇ...」
菱沼「ひどいこと言ってくれるじゃない、俺なんていまでも女性受けはいいんだぞ!ドヤァ」
提督「自分でドヤァなんて擬音を言う人のどこが良いんだか、大本営の女性陣は全く分かりませんな。」
菱沼「まあまあ、ほら俺の部屋なんてダブルベッドなんだから寝るスペースはたくさんあるぞ!」
提督「まったく、変な気は起こさないでくださいね。」
菱沼「男にはキョーミナッシング」
提督「言い回しも古いと来た...」
菱沼「そういえばお前さん、まだあの日の事を引きずっているらしいな。」
提督「...」
菱沼「あんなに憎むべき敵は深海棲艦に在り!なんてイキがってたお前がまさか深海棲艦と親しい中にあると聞いたときはビックリしたもんだ。」
提督「...まあ、なんでしょう、深海棲艦と話していて分かったんですよ。深海棲艦にも深海棲艦なりの正義があるんだなと。例えそれが人間に対する脅威だとしても、彼女たちは彼女たちなりの正義がありますし、当然その正義に疑問を覚える深海棲艦だっています。今回協力してくれた彼女たちも彼女たちの正義に疑問を持っている、そんな深海棲艦たちなのです。」
菱沼「正義。正義ねぇ...正義ってものは俺にはよくわからんな。海軍に勤めていて長いが俺の正義っていうのは...」
提督「正義というのは?」
菱沼「...沢山深海に勝って軍の女性陣全員に振り向いてもらえる!そんな正義で俺はやっているぞ!」
菱沼の正義論に唖然とする提督。
提督「なんでそうなるんですか...というか、菱沼さんならそんなことしなくても普通に振り向いてもらえますよ。」
菱沼「いや、まだ足りない!」
提督「知りませんよ!」
菱沼「まあいい。女性はいつでも振り向いてくれる。だが、真実というのはなかなか自分に振り向いてくれない。」
提督「?」
菱沼「和解派の私に、中川率いる敵対殲滅派は女性どころか仲間内でも振り向いてくれないものさ。今の世の中、深海棲艦は完全悪とされている。だがそれは本当に正しいことなのだろうか。自分はいつも疑問に思うのだよ。」
提督「菱沼中将...」
菱沼「和解派の中心である私から一言。世の中の意見をひっくり返すのは容易ではない。これから和解派として、頑張ってくれ提督君。」
提督「...えぇ、そのつもりです。」
こうして提督と菱沼中将はともに夜を過ごしたのである。
回想終了...
提督「和解派ですか...ええ、頑張りますとも。」
まだ眠っている菱沼を横目に着替えを済ませ、部屋を出る。
コツコツコツ...
フロント「おはようございます、チェックアウトでよろしいでしょうか?」
提督「ええ、私だけお願いします。菱沼中将はまだ眠っていらっしゃるのでそのままで。」
フロント「かしこまりました、またのご利用をお待ちしております。」
ウィーン...
外に出ると太陽を眩しく感じるほどの快晴。
その日差しの元にはエンストで動かなくなった提督のマイカーが鎮座していた。
提督「...技術班を呼び出さなければ。」
その後技術班を呼び出し、マイカーは修理工場へ。提督は別の技術班と共に鎮守府に出勤していく。
マルハチサンマル、始業開始の鐘の音と共に朝礼が始まった。
提督「皆さん、おはようございます。昨日は急遽ホテル泊まりとなってしまい大変ご迷惑をおかけしました。代行提督として働いてくれた戦艦 長門さん、ありがとうございました。」
長門「ふっ、当然だ。」
陸奥「あらあら、昨日夜の見回りあんなに怖がっていたのにねぇ~」
長門「ばっ、ばか!!この私が怖気ずくとでも思っているのか!?」
陸奥「ふふふ~♪」
提督「えー、とにかく皆さん昨日はありがとうございました。後ほど長門さんには特別報酬も出ますのでお楽しみに。」
ザワザワ...
特別報酬と聞いた瞬間、艦娘達がざわつき始めた。
金剛「特別報酬...私は提督とLOVEなコトしたいデース!」
榛名「姉さん!」
日向「私は瑞雲が有れば、それでいい。」
鈴谷「私は新しい服とかコスメ欲しー!」
熊野「鈴谷、調子乗りすぎです!軍紀が乱れる原因になります!」
提督「えーと、では今日も任務遂行よろしくお願いしますね。」
朝礼後、若干艦娘達の士気が上がったのは言うまでもないだろう。
提督「では今日も秘書官よろしくお願いします、電さん。」
電「今日も頑張るのです!」
提督「私は指揮準備がありますので電さんは早速第一艦隊の旗艦として今日も頑張ってきてください。」
電「了解なのです!」
そして一日の業務は始まったのである。
続く...
いかがでしたでしょうか。
最近また仕事が忙しくなってきまして悠々と小説を書いていられなくなってきています。
もしかしたらまた一か月ブランクを作ってしまうかしれませんのでその時はよろしくお願いします。
それではまた次回。