艤装提督~提督と艦娘の不思議な物語~   作:yrtohoyr

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どうも皆さんこんにちは、作者です。

前書き...を書くのも億劫なほど怠惰な生活を続けてきましたが、今日からまた小説再開です。
長い夏休み期間だったと思えば...だめ?
一か月以上ブランクを作ってしまうと設定があやふやになってしまいますので今回もまたあやふやな部分が出てきてしまうでしょう。

ということで前回の続きが気になる提督の方々は抜錨を許可します。
怠け者にならないように注意してお読みください。



第三十九話 大本営戦始まりの日

バリバリバリヒュイーンキィィン...

大本営のヘリポートに着陸する一機の軍用ヘリ。

そこから男が一人降りてきた。そう、提督である。

 

提督「毎回わざわざヘリでの送迎ありがとうございます。」

敬礼ビシッ

 

兵士A「いえ、これも元帥直々の命令ですからお構いなく!」

敬礼ビシッ

 

兵士B「では提督殿、こちらへ。」

提督は兵士Bについていく。

 

提督「しかし今回は叔父...元帥は何で私を呼び出したのだか...」

そんなことを呟きながら歩いていたその時である。

 

ウ~~~~ウ~~~~

重苦しいサイレンが大本営を包み込む。

敵襲の警報だ。

 

兵士B「敵襲!?提督殿、こちらへ!!」

そう兵士Bが言った時である。

 

ドドドドドドゴゴゴゴォォォォン!!!

 

提督「!?」

大本営の近くの海に敵の爆撃機が爆弾を落としていく。

爆発の威力はすさまじく、一部の建物の窓ガラスが割れ落ちていく。

 

提督「なんだ!?どうなっている!?」

 

兵士B「お、恐らく深海棲艦の攻撃です!早く避難を...」

 

提督「...元帥は?」

 

兵士B「は?」

 

提督「元帥は今どこにいるか聞いている!」

少し殺気立ったような雰囲気を醸し出し、ドスの利いた声で兵士に問いかける。

 

兵士B「い、一番奥の建物にいるかと思います、ですがすぐに避難を...」

 

提督「わかった、ありがとう。」

そういうと提督は奥の建物に走っていく。

 

兵士B「提督殿ぉぉ!!」

その叫びを無視し約1分後、提督は奥の建物に到着する。

建物内は攻撃を受けたことでパニック状態、事務的なことはほぼ麻痺している状態となっていた。

 

兵士C「なんでこんなことに!?」

 

兵士D「くそぅ、どうなっているんだ...あっ」

敬礼ビシッ

こんな状況でも提督の姿を見つけると兵士たちは敬礼を返す。

 

提督「すみません、元帥は今どこに?」

 

兵士D「はっ、恐らくでございますが最上階の部屋におります!」

 

提督「ありがとうございます、感謝します。」

そういうと近くの階段を跳ねるようにどんどんと登っていく。

 

兵士D「は、速い...」

 

~最上階~

提督「ふぅ...ここか?」

コンコンガチャッ

 

提督「失礼します。」

 

警備A「!?」

 

警備B「貴様何者だ!」

そう言うと警備の二人は提督に拳銃を構える。

 

元帥「よせっ!彼はわしが呼んだ者だ、銃を下ろしなさい。」

 

警備A「は、はあ。」

元帥の一言で銃を下ろす。

 

提督「ありがとうございます、元帥殿。」

 

元帥「なぁに、叔父さんで良いぞ?」

 

提督「ですから...まあ、安否確認できただけでも良かったです。」

 

元帥「しかし厄介なことになった、ここも直に攻撃されるじゃろう。警備の人たち、避難用シェルターに案内してくれ。」

 

警備A「かしこまりました、彼も一緒に?」

 

元帥「当たり前じゃ!」

 

警備A「失礼しました、ではこちらに。」

そう言うと部屋の片隅にある隠しエレベーターを開き、提督たちを案内する。

地下シェルターに到着した直後、今度は海軍側が反撃をし始めた。

ズドドドドドドォォォンドガガガガガ...

 

元帥「シェルター内にも攻撃の音は響いてくるのぅ...」

 

提督「ええ...おや?」

 

避難用シェルターの中を見ると、そこには上の階級と呼ばれる人たちがすでに数人避難をしていた。

 

中将A「はぁ、まったくなんでここを...おや!?元帥殿!?」

そう言うと元帥に向かい最敬礼ビシッ

その声を聴いた周りも同じように振る舞う。

 

元帥「こんな時まで敬礼はよい。今はこの状況をどう打開するかを考えねばならぬ。」

 

中将A「かしこまりました...ところでぶしつけな質問ではありますが、お隣にいらっしゃる方は?」

 

提督「とある鎮守府の提督というものです、本日は元帥殿から急遽連絡がありこちらまで参りました。」

 

元帥「あー、彼は私の甥でな。ちょっと用事があって呼び出したのだが、こんなことになってしまったのでな。ついでに連れてきたんじゃ。」

 

中将A「し、失礼しました!」

敬礼ビシッ

提督「そ、そんなにかしこまらないでください、私は皆様とほぼ同じような階級ですから...」

 

中将A「そ、そうですか?ま、まあとりあえず今はこの攻撃の打開策を...」

 

元帥「そうじゃな。提督君よ、何か良い方法はないものだろうか。」

 

提督「と言われましても...」

その時、提督の頭の中では攻撃がされてからの状況が色濃く再生される。

数秒悩み、元帥への解を口にする。

 

提督「...あの爆撃、あれは恐らく本当の攻撃ではなくあくまでも威嚇。もしかしたら大本営近海は激戦区になる可能性さえあります。」

 

中将B「なんと...ここの戦力で太刀打ちはできないのかね?」

 

提督「わかりません。こちらの艦娘達を指揮されている方の腕に寄りますので。」

 

元帥「...C号をもう一度実行しないといけないかもしれないのじゃな?」

 

提督「最悪の場合全戦力を持って攻撃しなければなりません。」

そんな話をしている最中にも攻撃は止むことがなく、むしろ攻撃は激化している。

 

大将A「本部の決定権は元帥、あなたにしかありません。どうか、総力戦のご決断を。」

奥に座っていた男が静かに、だが少し威圧感のある声で話しかける。

 

中将A「た、大将殿!?」

 

大将A「この戦力、只者ではないであろう。なら、総力戦で一気に片を付けるしかあるまい。」

 

中将B「し、しかし総力戦ではもし敗北してしまった場合...」

 

大将A「馬鹿者っ!!」

大将Aのドスの効いた声は弱音を吐く将校たちを一瞬で静かにさせる。

 

大将A「敗北を最初から予想するなどもってのほか、それを口にするとは何事だ!?お前はそんな心持で今まで中将の座に居座り続けたというのか!?」

 

中将B「ひっ!?」

完全に怯えてしまった中将B 。そこに提督が割って話しかける。

 

提督「とにかく、総力戦をするかどうかは現状を見てから決めましょう。現在の戦況などは見れますか?」

 

元帥「外部の監視カメラにつながっているモニター群が奥にある。それでよいか?」

 

提督「ええ、大丈夫です。ついでにもし今のこちらの状況がわかる方がいれば一緒についてきてください。」

 

中将A「私と中将Bが指揮している部隊が今は緊急プロトコルとして対応中だ。私が行こう。」

 

提督「お願いします。」

 

そうして提督と中将Aは奥のモニター室に向かった。

続く...




いかがでしたでしょうか。
結局シリアス展開にしてしまいました。
やばいです、最初のころの日常ホンワカギャグ小説はどこへやら...
次回を書くのも憂鬱です。
それではまた次回。
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