艤装提督~提督と艦娘の不思議な物語~   作:yrtohoyr

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なんとなーく第4話です。
最近ちょっと艦これができていなくてレベル上げが滞っています。
小説のネタはもっと滞っています。
ヤバイですね。

注意書は1話参照ということで、注意書を了承した提督の方々は抜錨を許可します。


第四話 復旧の日

2日後のことである。

深海棲艦達もどこか遠くへ行き安全が確保されたため鎮守府の艦娘たちは鎮守府に戻ってきた。

正確には鎮守府が建っていたところと言うべきか。

 

提督「こ、これは...」

 

白雪「私たちの鎮守府が...」

 

摩耶「見事に木っ端みじんにされたな...」

 

提督「任務娘さん、無線機はありますか。備え付けのと同じくらい出力があるやつをお願いします。」

 

任務娘「今乗ってきた軍車両に大本営まで繋がる1台があります。」

 

提督「了解、ちょっと援助申請してもらえるか確認してきます。」

 

任務娘「はあ...」

 

数分後

 

提督「了解しました、では救援お待ちしております。通信終了。」

 

任務娘「どうでした?」

 

提督「被害が被害なので結構な援助は出してくれるみたいですが、やはり大本営から距離がある分遅れてしまうらしいです。」

 

任務娘「具体的にはどのくらいでしょう...」

 

提督「...ここに物資が届くのに約1週間、さらに建設業者が来るのに1週間らしいです。他の鎮守府も相当攻撃を受けていて救援したくてもできない状態と。」

 

任務娘「そんな...それでは最低2週間は任務遂行ができないことになってしまいます!!」

 

提督「だが他に手立てがない...自分達で何とかするしかないでしょう...」

 

白雪「できる所は自分達でやりましょう。それが今一番の得策だと思いますよ。」

 

摩耶「そうだな、自分たちで直せるところは直す、足りないものは自分たちで調達する。今はそれしか逆にできないと私は思うぜ!」

 

川内「夜の警備なら任せてよ!!」

 

那珂「那珂ちゃんの歌声でみんなを元気に♪」

 

電「みんなで力を合わせて、物資が届くまで頑張るのです!!」

 

提督「みんなっ...ありがとうございます...!」

 

皆が協力的であり、提督の瞳からは感謝と喜びの感情が流れていた。

 

数日後...

 

コンコン...ガチャッ

電「失礼します、ご報告があるのです!!」

 

提督「どうしました?」

 

電「予定より早く少量ですが物資が届き始めたのです!!これでさらに早く復旧しそうなのです!!」

 

提督「おお、それはありがたいですね」

 

電「あと、もう少しで入渠施設の浴槽が復旧完了しそうなのです。」

 

提督「では、ヒノキ風呂が完成しそうという事ですね!?」

 

電「なのです!」

 

提督「うむ、ヒノキの木材を寄付してくれた町の皆さんに感謝しなければいけませんね。」

 

電「復旧が完了し次第出撃任務もいけそうなのです!!」

 

提督「ただ他の施設も徐々に復旧させていかなければ任務にならないこともありますから、出撃は当分先かと。」

 

電「鎮守府をこんなにまでした奴ら...許さないのです!」

 

提督「まあまあ、落ち着いてください。報告ありがとうございました。」

 

電「なのです!では私は駆逐寮の修理を引き続き手伝ってくるのです。」

 

提督「ええ、私もこの後工廠復旧の手伝いをしていきます。」

 

ガチャッ...バタン

 

提督「...」

カチップシュー...

 

半壊状態の提督室の端には、攻撃を運よく免れたクローゼットがある。

その中にある隠しスイッチを押すと隠し引出しが開く。

その引き出しの中には戦艦級が装備するような巨大な艤装があった。

 

提督「お前が無事でよかった。」

艤装の無事を確認するとクローゼットを元に戻す。

 

提督「さてと、自分も出来る事はしておかないといけませんね。」

 

コンコン、ガチャッ

任務娘「失礼します。提督にお電話が。タカミネ様?という方からです。」

 

提督「ああ、高峯か。高峯は俺の同期でな、こっちの電話に繋いでくれ。」

 

任務娘「かしこまりました。」

 

ガチャッバタン

 

提督「高峯か...軍学校を卒業してからは会っていないな...」

 

ジリリリン...ジリリリリガチャッ

 

提督「もしもし?」

 

高峯「「よーう、久しぶりだな~」」

 

提督「ああ、元気にしていたか?」

 

高峯「「おう、元気元気。お前さんが提督になったって今ごろ聞いてよ、それで電話したわけだ。昇進おめでとう。」」

 

提督「まあ昇進って程でもないがな。ありがとう。」

 

高峯「「そういえば最近深海どもがあちこちの鎮守府を荒らし回ってるそうだが、そっちは大丈夫か?」」

 

提督「数日前にすでに荒らされてな、戦力も儘ならなかったんで一旦避難して今は復旧作業中だ。」

 

高峯「「そうだったのか。うちの鎮守府はまだ荒らされてないが念のため今は厳重警戒中だ。」」

 

提督「今確認されているのだと姫級と鬼級が何体も一斉に来ている。詳しい種類まではわからないが相当強いことは確かだ。そっちも気を付けたまえよ。」

 

高峯「「ああ、わかった...ところでお前さんは例のアレ、使ったのか?」」

 

提督「...いや、アレは国家の機密事項だ。艦娘達でさえその存在は一部の者しか知ることを許されていない。そんな中で堂々と使える筈もないだろう。」

 

高峯「「ま、それもそうだな。おっと、そろそろ自分は会議の時間だから切らせてもらうよ。」」

 

提督「ああ、わざわざありがとう。」

 

高峯「「お互い提督業頑張ろうな。それじゃあ。」」

 

提督「ああ、それじゃあ。」

ガチャン

バタンッ...

任務娘「提督、まさかアレの使い手だったのですか...」

 

提督「おっと、聞かれてしまっていましたか...仕方ありませんね。私の正体は艤装提督。深海棲艦を葬るための特殊訓練を受け、かつては艤装兵として前線に出ていた提督です、大淀。」

 

大淀「やはり私の事も知っていたのですね。」

 

提督「ああ、当然だ。」

 

大淀「...クラスはどれほど?」

 

提督「自慢ではないが、俺はエリートだ。」

 

大淀「なっ...!?」

 

提督「そう驚くな、貴女だってエリートクラスくらい何人も見ているだろ?」

 

大淀「ソルジャークラスでさえ相当強いというのにエリートクラス...」

 

提督「エリートクラスなんざ十数人いる、俺なんてそんなに強く無いさ。」

 

大淀「...いざという時は力になって頂けますか?」

 

提督「何を当たり前のことを。ここは俺が任された鎮守府だ。いざという時はたとえ首を切られたとしても守り抜く。」

 

大淀「...ありがとうございます。」

 

 

こうして大淀には自身が艤装提督であるということを打ち明けたのであった...

続く。




第4話もなんとか書き終えることができました。
ちなみに高峯という苗字ですが、全国に600人ほどしかいない結構珍しい苗字らしいです。
なぜ高峯を選んだのかというと、たまたま思いついたからです。
そう、本当にたまたまだったんですね。
ということで次回もお楽しみに。
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