ゴジラは考えた。まずは前回得た情報を整理した。大きな情報は二つ。一つは海流に乗って流された先にあるのは登れない陸であること。二つ目はなんかちっこいやつの情報。レロレロ(直球)したおかげでわかった遺伝子。この二つが主である。
そしてゴジラはまず己の体格を20m程から変更せずに重量だけ減らせないか考えたが、今のゴジラの体内は、機械ならば整備不能なほどに配線や装置類が密集している状態の為不可能。よってデカくして設置面積を増やす方向にしたが、考えなしの拡大によって溺れるというアホをやってのけたゴジラは見事2度目のリスタートとなった。
ここまででゴジラは思った。なんか分身的なの出した方楽だと。
早速行動したゴジラ。本体から恐竜部とはもう一つ別の尾、細く長い尾が伸びるとその先にボコボコと肉がついてみるみるうちに黒目黒髪の顔が出来上がり、腕が伸び、脚が生えて胴が作られる。やがて臀部から有線方式で尾が伸びていること以外はまんま全裸女性である体が出来上がった。ゴジラは早速動かそうと試みるが…その得れる情報量の違いに驚く。ゴジラには視覚で得れる情報量の多さと低い視点が新鮮であると共に、聴覚、触覚、嗅覚の制限具合が不満であった。とりあえず恐竜部の背中を歩こうとするが、ここで尾を引く(物理)思いが生まれた為伸ばすことにしたが。そしてふと「遠隔で操作…できないかな?」と思い立った為早速 放 射 線 を 用 い た 通信方法を確立。遠隔操作で一通り走り回るとゴジラはたまらなく楽しい気分になった。
グゥゥゥ〜
腹が鳴った。何かないか。魚だ。体表の凹凸部に引っかかっていた。早速買おうと思ったが、ふと一周目の時に魚を木で燃やしていたことを思い出す。あやつらがやっていたならば俺にもできると謎の対抗心を燃やしたゴジラは漂流物のプラごみや家電製品のなかから木を見つけた。早速火をつけるべく、ゴジラは体内の放射能を使って火を放つ。すると、見事火がついた。プラごみに。それはダイオキシンを発生し、知らずに飲み込んだゴジラの体内のゴミに燃え移り、ゴジラは体内で毒が生成される憂き目にあってしまった。ちょうど焼いた魚の旨さに震えていた時に悶え苦しんでしまい、あえなく4周目に突入。パチンコで確変の突入回数ならば大喜びできるところだが残念ながらこれは負けた回数。しかしめげない。ゴジラはまず泳いで1周目の上陸地点付近まで来た。そしてこっそりと出した人…おや、どうも遺伝子異常で白髪赤目に真っ白な肌というアルビノになってしまったようだ。しかしゴジラは熟考せずに海に放ち、本体と恐竜部は大陸棚の下すぐに潜ませると放った人間に意識を集中させるのであった