龍騎のヒーローアカデミア   作:Gussan0

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どうも|д゚)チラッ

初めましての人は初めまして。

知ってる人はこんにちは。

他作品に行き詰まったので気晴らしに書いてます。

良ければどうぞ( ゚∀゚)o彡°


序章〜プロローグ〜
第一話 ライダーバトル終結


世界は無数に存在する。

 

その世界の中には人々の平穏を脅かす異形の者達が存在する。

 

己の欲望のままに殺戮を行う怪人や、古代の時代から生きている怪物、宇宙からやってきた地球外生命体など、様々な邪悪が人々の命を狙っている。

 

しかしそのような脅威から人々を守り、戦い続ける戦士が存在する。

 

その名は『仮面ライダー』。

 

人々の自由のために戦う、正義の象徴である。

 

だが、そんな中でも仮面ライダー同士が戦い合うという奇妙な世界が存在する。

 

ある一人の男がたった一人の妹を救うために、何度も時を繰り返し、やり直し続ける世界である。

 

その男、神崎士郎は妹の神崎優衣を救うためにある事を仕掛けた。

 

それが13人の仮面ライダーが自らの望みを叶えるために最後の1人になるまで殺し合い続けるバトルロワイヤル、ライダーバトルだ。

 

ライダーの中には様々な者達がいた。

 

スリルを求めて戦い続ける脱獄囚に、不治の病を治すために永遠の命を狙う弁護士、英雄になるためならば恩師すら殺すことも厭わない大学院生に、意識の戻らない恋人のために戦う青年など……。

 

そして、その中でも特に異質な若者がいた。

 

件の若者、城戸真司(きどしんじ)はこの残酷な殺し合いの中で必死に自分の答えを探し続け、迷いながらも前に進み、人々を守るために戦う決意をした。

 

その真司は現在、重傷を負っていた。

 

彼の視線の先には、レイドラグーンから助けた少女が母親らしき女性と抱き合っている。

 

その光景を見た真司の頬は自然とつり上がる。

 

 

(良かった……)

 

 

だがその代わり真司が大怪我を負ってしまった。

 

真司は呟く。

 

 

「やっと……ちっとは答えらしいものが見つかったかもしんない…………でも、なんか俺……駄目かもしんない」

 

 

気力を振り絞って重い体を動かすが、背中の痛みで体を支えきれずに崩れ落ちる。

 

もたれかかった白い車に、真司の赤い血がつき流れ落ちる。

 

その血の量が、真司がいかに重傷なのかを物語っていた。

 

そこに大きな足音がやって来る。

 

 

「城戸!しっかりしろ!!城戸!!!」

 

 

黒いロングコートをはためかせながらやってくる青年、秋山蓮(あきやまれん)が駆け寄る。

 

真司と蓮は何度も衝突し、何度も共闘したことがある。

 

時にはオーディンに囚われた優衣を助けるために共に行動したこともあった。

 

最早腐れ縁とも言えるこの二人は互いに背中を任せるまでに無意識に信頼し合っていた。

 

 

「おい!どうした!?」

 

 

蓮は真司を抱き起こし、必死に声をかける。

 

真司はというと意識が朦朧としてきたのか、とぎれとぎれになりながら必死に掠れた声で言葉を探していた。

 

 

「俺さ……昨日からずっと考えてて……それでも、わかんなくて……でも、さっき思った。やっぱり、ミラーワールドなんか閉じたい。戦いを止めたいって………きっと、すげぇ辛い思いしたり、させたりすると思うけど……」

 

 

真司はこれまで幾人ものライダーと戦ってきた。

 

自らの欲望の為に戦うライダーや、誰かのために戦うライダーだっていた。

 

しかし彼らにとって、少なくとも命を賭けて戦う価値はあったのだ。

 

己の命と天秤にかけてでも叶えたい願いが確かにあったのだ。

 

その中でも真司の願いは、異質も異質。

 

だが真司にとってはやっと見つけた、探し求めた答えであった。

 

 

「それでも止めたい。それが……正しいかどうかじゃなくて、俺の、ライダーの一人として叶えたい願いが……それなんだ……」

 

 

誰も死なせたくない。

 

これ以上ライダーバトルで、誰かが死ぬのは見たくない。

 

これ以上ライダーバトルで、誰かが泣くのは見たくない。

 

どうしようもなくお人好しで、どうしようもなく優しい男の探し出した願いがそれだった。

 

だが、真司の願いはとても残酷なものだ。

 

この戦いを止めるということは、ミラーワールドを閉じるということは、全てのライダーの願いを根本的に潰すことになるのだから。

 

そして、それは真司を抱き起こす青年、蓮にも言えることであった。

 

しかし……

 

 

「ああ!だったら生きてその願いを叶えろよ!死んだら……終わりだぞ!!」

 

 

彼はそれを肯定する。

 

嗚咽を漏らしながら、蓮はそう言い放つ。

 

彼はその言葉の意味が分かっているのだろうか?

 

もしそうなれば、蓮は昏睡状態となって未だに眠っている恋人の命を諦めなければならない。

 

恐らく、無意識で言ったのだろう。

 

普段はクールで近寄りがたい印象を持つ蓮であるが、根本的には優しい熱い心を持つ青年である。

 

真司は苦笑する。

 

 

「そうなんだよなぁ……蓮、お前は、なるべく、生きろ」

 

 

蓮は恋人を救う為、このまま最後の一人になるまで戦い続けるだろう。

 

そうなればもう彼を止めることはできない。

 

真司に言えるのは、彼が無事に生き残れるようにエールを送ることだけだった。

 

すると真司の視界は段々とぼやけていた。

 

それを感じ取ったのだろう。

 

蓮は真司の手を取り、叫んだ。

 

 

「お前こそ生きろ!城戸、死ぬな!死ぬな!!」

 

 

「お前が、俺に、そんな風に言ってくれるなんてな……」

 

 

段々と、真司の身体に力が入らなくなっていく。

 

痛みのあった背中の傷も、もう痛くなく、何も感じない。

 

真司は泣きそうになっている蓮を見る。

 

()()にこの男に皮肉でも言ってやろうと笑った。

 

 

「おい……おい!」

 

 

「ちょっと……」

 

 

ーーー意外だ。

 

しかしそんな皮肉混じりの一言を、真司が口にすることはなかった。

 

 

「……城戸!城戸ぉ!!城戸ぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおっ!!!!!!」

 

 

真司は既に息を引き取っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

余談ではあるが、最後に勝ち残ったライダーとして蓮はオーディンと戦う。

 

激しい戦闘の末、致命傷を負うが、遂にオーディンを打倒することに成功する。

 

オーディンが消滅したことで蓮はライダーバトルの勝者となり、新しい命を手に入れたことで、恋人の小川恵里を蘇生させた。

 

しかしオーディンとの戦闘での無理が祟ったのか、恵里のベッドの傍らで穏やかな笑みを浮かべながら、()()()()()()()()()()()()()()

 

()()()()()()()()()()()()()、真司達もライダーバトルに関係する記憶を失った上で復活しており、穏やかな生活を送っている。

 

だが()()()()()()()()()()は別である。

 

なんの因果か、再び青年達は()()()()()戦いの舞台へと上がることになる。

 

ライダーの力を……【個性】と呼ばれる物に変えて。




※城戸真司の設定

“個性”[竜騎士(ドラゴンナイト)]

仮面ライダー龍騎の力をその身に宿す。

その証拠に左手に龍騎のマークの痣があり、変身する際にその痣がカードデッキへと変化する。

その影響か素の身体能力もアップしており、頑丈になっている。

生身でもライダーカード、ドラグレッダーの能力を一部使えるようになるが、制限も多い。(威力半減など)

変身するとその能力は十全に使える。

無双龍ドラグレッダーを使役している。

普段はミラーワールドで真司の様子を見守っているが、ごはんなどの際は姿を小さくして側にいる。完全に使い魔兼愛玩動物ポジション。

今のところはこんな感じですかね。

では、また( `・∀・´)ノ
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