続き書けたで候。
すみません。
リコリス・リコイルにハマってました。
ちさたき尊かった……!!
では、どうぞ∠( ゚д゚)/
第十四話 雄英体育祭
そしてその翌日、登校してくると……
「おはよう。今日、お前達には言っておかなければならないことがある。戦いはまだ終わってねぇ」
さっそく、相澤から連絡事項があった。
「戦い?」
「まさか……」
「まだ
相澤の言葉に生徒達は顔を青褪めさせるが……
「雄英体育祭が迫ってる!」
良い意味で予想を裏切られた。
「「「「「クソ学校っぽいの来たあああぁぁぁ!!」」」」」
(皆、変わらず元気そうで良かったなあ)
ちなみに真司はノホホンと事の成り行きを見守っている。
「体育祭……!」
「待って待って!
しかし、はしゃぐ生徒がいれば不安になる生徒も当然いる。
だが、相澤は問題ないと言わんばかりに説明を始めた。
「逆に開催することで雄英の危機管理体制が盤石だと示す……って考えらしい。警備は例年の五倍に強化するそうだ。何より
「いや、そこは中止しよう?体育の祭りだよ……?」
峰田の呟きが聞こえた出久は驚く。
「峰田君……雄英体育祭見たことないの……!?」
「あるに決まってんだろ。そういうことじゃなくてよー……」
峰田がぼやくが、相澤は気にせず説明を続ける。
「ウチの体育祭は日本のビッグイベントの一つ!!かつてはオリンピックがスポーツの祭典と呼ばれ全国が熱狂した。今は知っての通り、規模も人口も縮小し、形態化した……。そして日本に
説明を聞いた真司は、なつかしき前世の世界について思いを馳せていた。
(オリンピックか〜。良く徹夜でテレビにかじりついてたっけなあ。なつかしいなあ……)
今世では人口のほとんどが個性持ちのため、規模が縮小されているのだ。
「当然、全国のトップヒーローも観ますのよ。スカウト目的でね!」
「知ってるってば……」
「
「そっから独立しそびれて、万年サイドキックってのも多いんだよね。上鳴、あんたそーなりそう。アホだし」
「くっ!!」
上鳴と耳朗が軽く漫才をしつつ、説明は続く。
「当然、名のあるヒーロー事務所に入った方が経験値も話題性も高くなる。時間は有限。プロに見込まれればその場で将来が
相澤の説明を聞いたAクラスの生徒達の表情が引き締まる。
(要は絶好のアピールの場って訳か。活躍すればそれだけヒーローになれる可能性もグッと高まる)
当然、真司も燃えていた。
そして午前の授業が終わり、昼休みになると体育祭の話題で盛り上がる。
「なんだかんだテンション上がるなオイ!!」
「活躍して目立ちゃ、プロへのどでけぇ一歩を踏み出せる!」
「皆凄いノリノリだ……」
出久がクラスメートの妙に高いテンションに唖然としていると、飯田が奇妙な姿勢で話す。
「君は違うのか?ヒーローになる為、在席しているのだから燃えるのは当然だろう!!?」
「飯田ちゃん、独特な燃え方ね。変っ」
(梅雨ちゃん、ハッキリ言うなぁ)
皆が舞い上がってるなか、ある一人の女子生徒も燃えていた。
「デク君、飯田君……頑張ろうね、体育祭」
「顔がアレだよ
麗日お茶子その人である。
しかし、気合いが空回りしているのか物凄い顔をしていた。
「どうした?全然うららかじゃないよ、麗日」
「もしかして生……リィー!?」
「峰田ちゃん、下ネタは駄目よ」
「皆!!私!!頑張るっ!!!」
お茶子は大きな声で宣誓する。
どうやら彼女には並々ならぬ決意があるようだ。
「おお!けど、どうした!?キャラがフワフワしてんぞ!?」
しかし、クラスメート達はお茶子のいつもと違うキャラに少々困惑していた。
真司もその様子を苦笑いしながら見ていた。
(お茶子ちゃんもやる気だ。俺も頑張らないと……)
そして、しっかりと刺激を受けていた。
◆◆◆
午後の授業も終わり、あっという間に放課後になるが……
「うおおお……何事だあ!!??」
廊下が他クラスの生徒達で溢れ返っていた。
その影響で帰ろうとしていたお茶子は教室を出れないでいた。
そして同じく帰ろうとしていた峰田も、つい文句をつける。
「出れねーじゃん!何しに来たんだよ……」
「敵情視察だろザコ」
しかし、そんな峰田の呟きを爆豪が一蹴する。
峰田は思わず隣にいる出久を見る。
「かっちゃんって、あれがニュートラルなの……」
出久は苦笑しながら説明した。
爆豪は気にすることなく歩いていく。
「
そして安定の挑発を繰り出した。
飯田は思わずツッコむ。
「知らない人の事、とりあえずモブって言うのやめなよ!!」
すると案の定、爆豪の挑発を受けたのか、人だかりから一人の生徒が登場する。
「どんなもんかと見に来たが、ずいぶん偉そうだなぁ。ヒーロー科に在席する奴は皆こんななのかい?」
「ああ?」
「こういうの見ちゃうと、ちょっと幻滅するなぁ。普通科とか他の科って、ヒーロー科落ちたから入ったって奴けっこういるんだ。知ってた?体育祭のリザルトによっちゃ、ヒーロー科編入も検討してくれるんだって。その逆も然りらしいよ……。敵情視察?少なくとも
(……大胆不敵な奴)
真司が後ろの方で様子を見ていると、もう一人現れる。
「隣のB組のモンだけどよぅ!!
(大胆不敵な奴が……また出た!?)
真司はこの学校に通う生徒のキャラの濃さに圧倒されていた。
そんななかこの事態を引き起こした爆豪はというと、特に気にする素振りも見せずに帰ろうとする。
それに見かねた切島がツッコむ。
「待てコラ!どうしてくれんだ!?おめーのせいでヘイト集まりまくっちまってんじゃねえか!!」
「関係ねぇよ……」
「はあー!?」
「上にあがりゃ関係ねえ」
しかし、爆豪の放った一言につい納得してしまう。
「く……シンプルで男らしいじゃねえか」
「上か……一理ある」
「言うね」
切島だけでなく、常闇や砂糖といった他の男子生徒達も納得していく。
「騙されんな!無駄に敵増やしただけだぞ!!」
唯一、上鳴だけがこの状況にツッコミをいれていた。
それから数分経つと、Aクラスを見物していた他クラスの生徒達もすっかり解散していた。
クラスメート達もそれぞれ帰路に着いていく。
そんななか真司は、入学初日からずっと気になっていた生徒に声をかけた。
「緑谷、ちょっといいか?」
「城戸君?どうかしたの??」
緑谷出久である。
そして真司は出久にある提案をした。
「お前さえ良ければなんだけど……
「……え?」
出久は真司の予想外の提案に驚いたのか、口を空けて固まっていた。
次回は、真司と出久が体育祭に向けて一緒にトレーニング。
では、また( `・∀・´)ノ