龍騎のヒーローアカデミア   作:Gussan0

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どうも|д゚)チラッ

続き書けたで候。

すみません。

リコリス・リコイルにハマってました。

ちさたき尊かった……!!

では、どうぞ∠( ゚д゚)/


第三章 体育祭編
第十四話 雄英体育祭


(ヴィラン)のUSJ襲撃の翌日、雄英は臨時休校となった。

 

そしてその翌日、登校してくると……

 

 

「おはよう。今日、お前達には言っておかなければならないことがある。戦いはまだ終わってねぇ」

 

 

さっそく、相澤から連絡事項があった。

 

 

「戦い?」

 

 

「まさか……」

 

 

「まだ(ヴィラン)がーーー!?」

 

 

相澤の言葉に生徒達は顔を青褪めさせるが……

 

 

「雄英体育祭が迫ってる!」

 

 

良い意味で予想を裏切られた。

 

 

「「「「「クソ学校っぽいの来たあああぁぁぁ!!」」」」」

 

 

(皆、変わらず元気そうで良かったなあ)

 

 

ちなみに真司はノホホンと事の成り行きを見守っている。

 

 

「体育祭……!」

 

 

「待って待って!(ヴィラン)に侵入されたばっかなのに大丈夫なんですか!?」

 

 

しかし、はしゃぐ生徒がいれば不安になる生徒も当然いる。

 

だが、相澤は問題ないと言わんばかりに説明を始めた。

 

 

「逆に開催することで雄英の危機管理体制が盤石だと示す……って考えらしい。警備は例年の五倍に強化するそうだ。何より雄英(ウチ)の体育祭は……()()()()()()()(ヴィラン)ごときで中止していい催しじゃねえ」

 

 

「いや、そこは中止しよう?体育の祭りだよ……?」

 

 

峰田の呟きが聞こえた出久は驚く。

 

 

「峰田君……雄英体育祭見たことないの……!?」

 

 

「あるに決まってんだろ。そういうことじゃなくてよー……」

 

 

峰田がぼやくが、相澤は気にせず説明を続ける。

 

 

「ウチの体育祭は日本のビッグイベントの一つ!!かつてはオリンピックがスポーツの祭典と呼ばれ全国が熱狂した。今は知っての通り、規模も人口も縮小し、形態化した……。そして日本に()いて今、『かつてのオリンピック』に代わるのが雄英体育祭だ!!!」

 

 

説明を聞いた真司は、なつかしき前世の世界について思いを馳せていた。

 

 

(オリンピックか〜。良く徹夜でテレビにかじりついてたっけなあ。なつかしいなあ……)

 

 

今世では人口のほとんどが個性持ちのため、規模が縮小されているのだ。

 

 

「当然、全国のトップヒーローも観ますのよ。スカウト目的でね!」

 

 

「知ってるってば……」

 

 

八百万(やおよろず)が補足すると、他の生徒達も軽く話していく。

 

 

資格修得後(そつぎょうご)はプロ事務所にサイドキック(相棒)入りが定石(セオリー)だもんな」

 

 

「そっから独立しそびれて、万年サイドキックってのも多いんだよね。上鳴、あんたそーなりそう。アホだし」

 

 

「くっ!!」

 

 

上鳴と耳朗が軽く漫才をしつつ、説明は続く。

 

 

「当然、名のあるヒーロー事務所に入った方が経験値も話題性も高くなる。時間は有限。プロに見込まれればその場で将来が(ひら)ける訳だ。年に一回……計三回だけのチャンス、ヒーロー志すなら絶対に外せないイベントだ!」

 

 

相澤の説明を聞いたAクラスの生徒達の表情が引き締まる。

 

 

(要は絶好のアピールの場って訳か。活躍すればそれだけヒーローになれる可能性もグッと高まる)

 

 

当然、真司も燃えていた。

 

そして午前の授業が終わり、昼休みになると体育祭の話題で盛り上がる。

 

 

「なんだかんだテンション上がるなオイ!!」

 

 

「活躍して目立ちゃ、プロへのどでけぇ一歩を踏み出せる!」

 

 

「皆凄いノリノリだ……」

 

 

出久がクラスメートの妙に高いテンションに唖然としていると、飯田が奇妙な姿勢で話す。

 

 

「君は違うのか?ヒーローになる為、在席しているのだから燃えるのは当然だろう!!?」

 

 

「飯田ちゃん、独特な燃え方ね。変っ」

 

 

(梅雨ちゃん、ハッキリ言うなぁ)

 

 

皆が舞い上がってるなか、ある一人の女子生徒も燃えていた。

 

 

「デク君、飯田君……頑張ろうね、体育祭」

 

 

「顔がアレだよ麗日(うららか)さん!!?」

 

 

麗日お茶子その人である。

 

しかし、気合いが空回りしているのか物凄い顔をしていた。

 

 

「どうした?全然うららかじゃないよ、麗日」

 

 

「もしかして生……リィー!?」

 

 

「峰田ちゃん、下ネタは駄目よ」

 

 

芦戸(あしど)の質問に、峰田が横からサラリと下ネタをぶち込もうとしたが、梅雨の鋭いツッコミで物理的に黙らされた。

 

 

「皆!!私!!頑張るっ!!!」

 

 

お茶子は大きな声で宣誓する。

 

どうやら彼女には並々ならぬ決意があるようだ。

 

 

「おお!けど、どうした!?キャラがフワフワしてんぞ!?」

 

 

しかし、クラスメート達はお茶子のいつもと違うキャラに少々困惑していた。

 

真司もその様子を苦笑いしながら見ていた。

 

 

(お茶子ちゃんもやる気だ。俺も頑張らないと……)

 

 

そして、しっかりと刺激を受けていた。

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

午後の授業も終わり、あっという間に放課後になるが……

 

 

「うおおお……何事だあ!!??」

 

 

廊下が他クラスの生徒達で溢れ返っていた。

 

その影響で帰ろうとしていたお茶子は教室を出れないでいた。

 

そして同じく帰ろうとしていた峰田も、つい文句をつける。

 

 

「出れねーじゃん!何しに来たんだよ……」

 

 

「敵情視察だろザコ」

 

 

しかし、そんな峰田の呟きを爆豪が一蹴する。

 

峰田は思わず隣にいる出久を見る。

 

 

「かっちゃんって、あれがニュートラルなの……」

 

 

出久は苦笑しながら説明した。

 

爆豪は気にすることなく歩いていく。

 

 

(ヴィラン)の襲撃を耐え抜いた連中だもんな。体育祭(たたかい)の前に見ときてえんだろ。意味ねェからどけ、モブ共」

 

 

そして安定の挑発を繰り出した。

 

飯田は思わずツッコむ。

 

 

「知らない人の事、とりあえずモブって言うのやめなよ!!」

 

 

すると案の定、爆豪の挑発を受けたのか、人だかりから一人の生徒が登場する。

 

 

「どんなもんかと見に来たが、ずいぶん偉そうだなぁ。ヒーロー科に在席する奴は皆こんななのかい?」

 

 

「ああ?」

 

 

「こういうの見ちゃうと、ちょっと幻滅するなぁ。普通科とか他の科って、ヒーロー科落ちたから入ったって奴けっこういるんだ。知ってた?体育祭のリザルトによっちゃ、ヒーロー科編入も検討してくれるんだって。その逆も然りらしいよ……。敵情視察?少なくとも普通科(おれ)は、調子のってっと足元ゴッソリ掬っちゃうぞっつー宣戦布告しに来たつもり

 

 

(……大胆不敵な奴)

 

 

真司が後ろの方で様子を見ていると、もう一人現れる。

 

 

「隣のB組のモンだけどよぅ!!(ヴィラン)と戦ったっつうから話聞こうと思ってたんだがよぅ!!エラく調子づいちゃってんなオイ!!!本番で恥ずかしい事んなっぞ!!」

 

 

(大胆不敵な奴が……また出た!?)

 

 

真司はこの学校に通う生徒のキャラの濃さに圧倒されていた。

 

そんななかこの事態を引き起こした爆豪はというと、特に気にする素振りも見せずに帰ろうとする。

 

それに見かねた切島がツッコむ。

 

 

「待てコラ!どうしてくれんだ!?おめーのせいでヘイト集まりまくっちまってんじゃねえか!!」

 

 

「関係ねぇよ……」

 

 

「はあー!?」

 

 

上にあがりゃ関係ねえ

 

 

しかし、爆豪の放った一言につい納得してしまう。

 

 

「く……シンプルで男らしいじゃねえか」

 

 

「上か……一理ある」

 

 

「言うね」

 

 

切島だけでなく、常闇や砂糖といった他の男子生徒達も納得していく。

 

 

「騙されんな!無駄に敵増やしただけだぞ!!」

 

 

唯一、上鳴だけがこの状況にツッコミをいれていた。

 

それから数分経つと、Aクラスを見物していた他クラスの生徒達もすっかり解散していた。

 

クラスメート達もそれぞれ帰路に着いていく。

 

そんななか真司は、入学初日からずっと気になっていた生徒に声をかけた。

 

 

「緑谷、ちょっといいか?」

 

 

「城戸君?どうかしたの??」

 

 

緑谷出久である。

 

そして真司は出久にある提案をした。

 

 

「お前さえ良ければなんだけど……()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()?」

 

 

「……え?」

 

 

出久は真司の予想外の提案に驚いたのか、口を空けて固まっていた。




次回は、真司と出久が体育祭に向けて一緒にトレーニング。

では、また( `・∀・´)ノ
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