続きかけたで候。
今更気付いたんですが、真司が助けた小さな女の子って志田未来さんらしいですね。
では短いですが、どうぞ( ゚∀゚)o彡°
「終了〜!!!!」
巨大ロボが破壊されたと同時に、試験終了の声が会場に響く。
それを聞いた真司は変身を解き、静かに息をはく。
「ふぅ」
それと同時に真司の周りを旋回していたドラグレッダーの姿も小さくなり、小型の龍のようになった。
大きさは約50cm程で、丁度人間の首に巻ける程の長さである。
「また飯の時間になったら呼ぶよ」
「ガァ!」
真司の言葉にドラグレッダーは一鳴きすると、ビルの窓へと吸い込まれるように消えていった。
するとその様子を見ていた二人の女の子が真司の元へと、ゆっくりやって来た。
「君凄いね!あの巨大ロボを倒しちゃった!!」
「そうね。私としてはさっきの姿とか、ドラゴンのことが無性に気になるけど」
「あー……なんていうか、さっきのは俺の個性によるものなんだ」
「そうなんだ!ちなみになんて個性?」
「一応、【
「ドラゴンナイト……竜騎士……確かに貴方にピッタリの個性ね」
「うんうん」
透明の少女と、小柄な少女は興味深そうに頷く。
真司としても褒められるのは悪い気がしないのか、照れくさそうに頭をかく。
すると透明少女が声をあげた。
「あ!そういえば自己紹介がまだだったね!私は
「私は
「俺は城戸真司!よろしくな透ちゃん!梅雨ちゃん!」
三人はお互いに軽く自己紹介した後、試験の後始末に来た雄英の教師の案内で会場を出ていく。
透の捻挫はというと、看護教諭のリカバリーガールの【治癒力の活性化】の個性で無事完治した。
そして試験が終わった三人はこのまま解散というのも味気ないので、
久しぶりに紅茶が飲みたくなった真司は紅茶とショートケーキを頼む。
梅雨と透もそれに習って各々の好きなものを頼む。
「美味しいね、ここのケーキ」
「ええ、コーヒーもとても飲みやすいわ」
真司はというと、前世でお世話になった
花鶏は神崎優衣の叔母である神崎沙奈子が経営していた喫茶店であり、当時家賃を滞納してアパートを追い出された真司を居候として住まわせていたのだ。
交換条件として真司は空いた時間によく店の手伝いをしていた。
(久しぶりにおばさんの紅茶が飲みたくなってきたなぁ……)
「真司君どうかした?」
「城戸ちゃん大丈夫?」
どこか哀愁を漂わせる真司の雰囲気に気付いた二人が心配そうに声をかける。
「あ、悪い!ちょっと考え事しちゃって!!」
真司は苦笑しながらごまかす。
彼は前世のことについて今のところ誰にも明かしていないし、これからも話す予定はない。
その後、三人は軽い世間話をしつつその流れで解散となった。
勿論、互いの連絡先の交換は忘れていない。
そして真司は帰路についた。
◆◆◆
早いもので雄英の試験から一週間の時が過ぎた。
真司はというと、この一週間ひたすら祖父にしごかれていた。
真司の祖父は有名な剣道家である。
真司は
それを知った祖父が、せっかくだということで剣の才能があった真司に基礎を徹底的に叩き込んでいるのだ。
「……本日はここまで」
「あ、ありがとう……ございました……」
真司は息を切らしながら祖父もとい、師匠に頭を下げる。
修行中はこの二人は師匠と弟子の関係なのだ。
「うむ。道場の後片付けはちゃんとしておくように」
「はい……」
そう言うと師匠もとい祖父は道場を離れていく。
その後ろ姿を見送ると、真司は道場に勢いよく寝転がる。
「爺ちゃんめ……今日もキツ過ぎるんだよ」
真司は思わず愚痴る。
それほどまでに祖父の特訓は辛かった。
「はぁ……掃除しよ」
真司はクタクタになりながらも道場の掃除を終わらせると、軽くシャワーを浴びてから自室へと戻る。
今世の真司の家は、歴史を感じさせる立派な武家屋敷であった。
その屋敷で真司は祖母と祖父の三人で暮らしている。
自室に戻ってくつろいでいると、祖母が真司の部屋を尋ねてきた。
その手には封筒があった。
「真ちゃん、雄英から合否通知届いてるわよ」
「あ、婆ちゃん!見せてくれ!!」
真司は祖母から封筒を受け取る。
「ずいぶん薄いな……まさか落ちたか……?」
しかし封筒の厚さが妙に薄かった。
合格しているなら入学手続きや、各種書類が同封されているはずだ。
真司は恐る恐る封筒を開封する。
中にはプリント数枚と円盤状の物体があった。
まずはプリントに目を通す。
内容を説明すると、その円盤に映像が記録されており、それで合否の結果が分かるようになっているらしい。
さっそく真司は円盤を机に置き、起動させる。
すると……
『やぁ!初めまして城戸真司君!鼠なのか犬なのか熊なのか、かくしてその正体は……僕、雄英高校の根津校長さ!!』
スーツを着たネズミが映っていた。
「ネ、ネズミイィィ!?」
真司は驚愕する。
ネズミが喋っているとは、前世の彼なら間違いなく記事にしようと躍起になるほどのネタである。
真司が驚いている間にも映像は続く。
『さて、早速だけど君の合否を伝えるよ。筆記は全5科目問題なし。実技は敵ポイント70ポイント、そして他の受験者を守りながら、なおかつギミックを撃破をしたことから審査制による救出活動ポイントで70ポイント!驚異の合計140ポイントで文句無しの主席合格さ!!』
「しゃあっっ!!」
真司はガッツポーズして喜ぶ。
しかしなぜか根津校長は神妙な顔をしていた。
『だがここで一つ問題があってね……』
「問題?」
『君と2位の生徒との成績に、差があり過ぎるのさ。実は
「特別枠?」
『特別枠とは特に優秀な成績を取った者を対象にしているものでね、これを受ければ入学料・授業料の全額免除に、設備の優先使用や、その他もろもろの優遇処置など、他の者に比べて圧倒的に有利となる枠の事だよ』
「す、すげぇ」
『君は他の者に比べて特に優秀な成績を収めた。だから一般合格枠は削らずに、特別に1枠増やしたという訳なのさ』
根津校長は紅茶を優雅に飲みながら続ける。
『それだけ君の将来に我々は可能性を感じたということだよ、城戸真司君。そういう訳で君は晴れて特別枠として雄英のヒーロー科に入学が決まった。おめでとう!君のこれからの活躍を期待しているよ!!』
「ありがとうございます!!」
それからは制服や必要書類などの説明がされた。
その後、真司は祖父母に雄英に合格したことを報告する。
その日の晩御飯は赤飯に決まった。
◆◆◆
真司は晩御飯を食べた後、一人ある場所へと来ていた。
彼の目の前には【城戸家之墓】と書かれている墓石があった。
真司はある報告をするために墓参りに来ていたのだ。
「父さん、母さん……俺、雄英に受かったよ」
真司は静かに話す。
「俺、絶対に二人みたいな立派なヒーローになるから。最高のプロヒーローに……なってみせるから」
真司の脳裏に
『しっかりしろ!母さん!!父さん!!』
そこには血だらけで横たわる母と父がいた。
『真ちゃん……貴方なら大丈夫……優しくて思いやりのある貴方なら……きっとなんにでもなれるわ』
『そうだぞ真司……だからお前は、お前のやりたいようにやれ。ただ俺の本音としては……やっぱりヒーローを目指してほしいと思う……』
真司は泣きながら頷く。
『ああ、なるよ俺!二人に負けない立派なヒーローになってやるよ!!』
『あはは……嬉しいこと言ってくれるわね。ねぇ、お父さん?』
『そうだな……さすがは俺達の自慢の息子だ。でも、もう時間だ……』
すると二人の瞼が次第に下がってくる。
『ごめんね真ちゃん……』
『すまんな真司……』
二人は
『『強く……生きて/生きろ』』
真司は手を合わせ終わると、空を見上げる。
日は既に沈み、星が出ていた。
「絶対にヒーローになってみせる。一人の男として……ライダーとして」
真司の手にはカードデッキがあった。
4歳の日に個性として出現してから、いや前世の頃から彼にとって馴染み深い物だ。
だからこそ決意する。
「だから……絶対に捕まえてやる!ヒーロー殺し!!」
ヒーロー殺しステイン。
それが真司の母と父を殺した仇の名である。
一応、現時点での蓮の設定を載せときます。
※秋山蓮の設定
“個性”[
仮面ライダーナイトの力をその身に宿す。
左手にナイトのマークの痣があり、変身する際にその痣がカードデッキへと変化する。
素の身体能力もアップしており、特に敏捷力が上がっている。
真司と同様に生身でもライダーカード、ダークウイングの能力を一部扱える。
変身すると能力が十全に使える。
闇の翼ダークウイングを使役しており、常に小型のコウモリとしてミラーワールドで蓮の様子を見ている。
こんな感じですかね?
一応、雄英の三年生として出そうと思ってます。
つまりミリオ達と同期です。
あとまだ計画中ですが、いつか世界の破壊者も出す予定です。
龍騎サバイブとディケイドコンプリートフォーム21の共闘が書きたい故。
では、また( `・∀・´)ノ