龍騎のヒーローアカデミア   作:Gussan0

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どうも|д゚)チラッ

続きかけたで候。

では、どうぞ( ゚∀゚)o彡°


第五話 個性把握テスト

ついに除籍処分をかけた個性把握テストが始まった。

 

第一種目は50m走であり、ただ真っ直ぐ走るシンプルな種目である。

 

だがそのシンプルさ故に“個性”という要素が加わることで、その結果は大きく変わってくる。

 

真司は自分の番が回ってくるまで皆の様子を見ていたのだが、空いた口が塞がらないような表情をしていた。

 

 

「いや、皆凄すぎだろ……」

 

 

目の前で次々と出される高校生離れした記録に思わずそう呟く。

 

ジェット機のように高速で走る者や、お腹からビームを出して宙を飛ぶ者、両手から爆風で加速する者など、前世では考えられない光景に思わず頭痛がしそうになる真司であった。

 

すると、走り終えた梅雨が真司の所へとやって来た。

 

ちなみに梅雨も5秒58という好記録を叩き出している。

 

 

「城戸ちゃん、やっぱり変身するのかしら?」

 

 

「あ、梅雨ちゃんお疲れ。そのつもりだよ」

 

 

真司は最初、変身せずに挑もうしていたのだが、除籍処分が決まっているのならば話は別だ。

 

全力でやらねば絶対に後悔する。

 

真司は出し惜しみするつもりはなかった。

 

 

「そう。皆の驚く顔が目に浮かぶわね」

 

 

すると真司の答えを予想していたのか、梅雨は楽しげに話す。

 

 

「梅雨ちゃん、ちょっと楽しんでない?」

 

 

「ケロロッ。だって実際楽しみだもの。城戸ちゃんがどんな記録を叩き出すのか」

 

 

「あははは。そんなに期待されてちゃ、やるしかないな」

 

 

「頑張って」

 

 

そしていよいよ真司の番が回ってきた。

 

相澤が真司に呼び掛ける。

 

 

「城戸、お前で最後だ。準備が出来たら位置につけ」

 

 

「はい!」

 

 

そして真司は意識を集中させる。

 

すると真司の左手に中央に龍の頭を模したエンブレムがついた黒いケース、カードデッキが現れる。

 

さらに真司がカードデッキを構えると、空中からVバックルが出現し、彼の腰に装着される。

 

その光景を見たA組の面々は驚く。

 

 

「えぇ!?空中からなんか出た!?」

 

 

「あれはベルト……でしょうか?」

 

 

「おい、あれってまさか……」

 

 

「きっとそのまさかだぜ……」

 

 

女子達は戸惑い、男子達は何か期待するようにワクワクしていた。

 

そして真司はそのままカードデッキを左手で腰のすぐ横当たりまで落とすと、右手を勢いよく左斜め上へ伸ばし、叫んだ。

 

 

「変身!」

 

 

真司がVバックルにカードデッキを差し込むと、いくつもの虚像が真司の身体に重なり合い、その姿を変える。

 

そして仮面ライダー龍騎が再びこの世界に姿を現した。

 

 

「「「「「ええぇぇぇっっ!!??」」」」」

 

 

龍騎の姿を見たA組の生徒達が一斉に驚きの声を上げる。

 

 

「き、城戸君が……へ、変身してもた!?」

 

 

「あの姿は一体……」

 

 

「なんだあれ!滅茶苦茶カッケェ!!」

 

 

「まさに騎士のような風貌!!」

 

 

茶髪のボブカット少女、ポニーテールのスタイルの良い少女、赤髪のテンション高めの少年、鳥のような顔立ちの少年が発言する。

 

相澤は入試の際に龍騎の姿を見ていたからか、特に驚いてはいなかった。

 

 

「しゃあっ!」

 

 

そして龍騎こと真司はというと、いつも通り気合を入れていた。

 

これは彼がいつも行うルーティンのようなものだ。

 

そんなこんなで、龍騎がいよいよスタートラインの前に立つと、側にある機械が作動する。

 

 

『位置について、よーい…』

 

 

妙な緊張感が辺り一体を支配し、皆はその様子を固唾を呑んで見守る。

 

 

『ドン!』

 

 

「っ!!」

 

 

そして合図が出されると、龍騎は勢いよくスタートを切った。

 

そのままグングンとスピードを出し、あっという間にゴールしてしまった。

 

相澤の持つ端末にタイムが表示される。

 

 

『2:50』

 

 

その日の最速タイムを叩き出した。

 

それからも個性把握テストという名の体力テストは続く。

 

龍騎は強化された身体能力で、次々と好記録を出していく。

 

第二種目の握力測定では測定不能を出し、第三種目の立ち幅跳びでは約35mでトップに、第四種目の反復横飛びでは2位に食い込んだ。

 

そして第五種目のボール投げでは……

 

 

「だあっ!!!!」

 

 

『1025,5m』

 

 

1000m超えを叩き出した。

 

 

「すげぇ!1000m超えだ!!」

 

 

「身体能力たかっ!?」

 

 

ちなみに真司的には軽く投げただけなので、本気を出せばまだまだ記録は伸びる模様。

 

その後、茶髪のボブカット少女が『∞』という驚異的記録を出し、ボサボサ頭の地味めの少年も爆豪の記録を超す『705,3m』の好記録を叩き出した。

 

周囲が圧倒的な盛り上がりを見せる中、個性把握テストも早いもので残り三種目となる。

 

しかし長座体前屈、上体起こしは身体能力の強さ云々は関係ないので、さすがの龍騎でも平均的な記録しか出せなかった。

 

そして最後の種目である長距離走。

 

龍騎はデッキからカードを引き、バイザーに差し込みベントインする。

 

 

【ADVENT】

 

 

「ガオオォォォォオオッ!!!!」

 

 

そのとき強い雄叫びが聞こえたと思ったら、突如として真紅の龍が現れる。

 

無双龍ドラグレッダーだ。

 

そして当然生徒達は、突然現れたドラグレッダーに慌てる。

 

 

「りゅ、龍だあぁぁ!?」

 

 

「えぇ!?本物ぉ!?」

 

 

龍騎は慌てて説明する。

 

 

「だ、大丈夫だって!こいつこう見えても結構良い奴だから!!」

 

 

龍騎はドラグレッダーの身体をポンポンとたたく。

 

心なしかドラグレッダーから呆れるような感情が流れてきた。

 

龍騎とドラグレッダーは()()()()()()()()()()()こういった意思疎通も可能なのだ。

 

さっそく龍騎はドラグレッダーの背に乗ると、グラウンドを飛んでいく。

 

そしてあっという間に長距離走をやり終えた。

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

個性把握テストは無事全行程を終了した。

 

ドラグレッダーは長距離走が終わると学校の窓からミラーワールドへと戻っていった。

 

その際に真司はドラグレッダーに何か美味しい物を献上しなければならなくなったが。

 

すると相澤が端末を操作しながら発言する。

 

 

「んじゃ、パパッと結果発表。トータルは単純に各種目の評点を合計した数だ。口頭で説明すんのは時間の無駄なので一括開示する」

 

 

空中にスクリーンが表示されると、各々の順位が載っていた。

 

真司は見事1位であった。

 

だが真司の表情は優れなかった。

 

最下位になった生徒は除籍されるかもしれないからだ。

 

最下位は緑谷出久(みどりやいずく)という生徒らしく、件の出久と思われる生徒は顔面蒼白となっていた。

 

真司はなんとか出来ないかと頭を悩ませていたが、相澤の()()()()で全て吹き飛ぶことになる。

 

 

 

 

 

 

「ちなみに除籍はウソな」

 

 

 

 

 

 

「は?」

 

 

真司達は思わず唖然とする。

 

しかし相澤は悪びれもせず、淡々と答えた。

 

 

「君らの最大限を引き出す合理的虚偽」

 

 

「「「「「はー!!!!????」」」」」

 

 

憎らしい程の作り笑いで相澤がネタバレをする。

 

つまりは生徒達に本気を出させるための冗談だったという訳だ。

 

 

「あ、あはははは……」

 

 

真司は思わず苦笑する。

 

しかし同時にホッとしてもいた。

 

初日からクラスメイトがいなくなるということが無くなったからだ。

 

 

「そゆこと。これにて終わりだ。教室にカリキュラム等の書類あるから目ぇ通しとけ」

 

 

そして相澤は踵を返して、立ち去っていく。

 

その際に出久に保健室の利用届を渡しておくことも忘れない。

 

 

「はぁ……」

 

 

なぜかドッと疲れが押し寄せてきた真司であった。

 

こうして波乱の個性把握テストはあっさりと幕を閉じた。

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

放課後……

 

真司の席にはたくさんの生徒が集まっていた。

 

理由は勿論、真司の個性について皆が興味を持ったからである。

 

 

「なあ城戸!あの変身した姿カッコいいな!!」

 

 

「なんて個性なんだ!?」

 

 

「あの龍ともなにか関係あるの?」

 

 

「あ、いや……」

 

 

矢継ぎ早にされる質問に真司は目を回していた。

 

 

「どけェ!モブ共!!」

 

 

すると目つきの悪い金髪の少年、爆豪勝己(ばくごうかつき)が真司の席に勢いよく近付いてきた。

 

 

「おい茶髪野郎!今回はテメェが上だったかもしれねェが次はねェ!!次は俺が必ず完膚なきまでに叩き潰してやる!!!だから首洗って待ってやがれ!!!!」

 

 

「お、おお」

 

 

そして爆豪は言いたいことだけ言うと、教室から出ていこうとする……が、透が放った一言により真司はさらなる混沌な状況に陥ることになる。

 

 

「でもあの時の真司君、凄かったよねぇ。他の人の追随を許さずに常に独走状態だったし。さ・す・が!()()()()()!!」

 

 

「ああっ!?」

 

 

そのとき爆豪が勢いよくこちらを見る。

 

その目はかなり血走っていた。

 

 

「おい透明女!それは一体どういうことだあぁ!?」

 

 

「あ、相澤先生に教えてもらったんだよ。あれ?もしかしてこれ、言っちゃまずかった……??」

 

 

「少なくとも今この瞬間、特に爆豪ちゃんの前で言うのはまずかったわね葉隠ちゃん」

 

 

その後、さらに荒れることになった爆豪をなだめるのに時間がかかったのは言うまでもない。




この世界でのドラグレッダーは簡単に言うと真司のペルソナ、又はスタンド的存在になっています。

では、また( `・∀・´)ノ

真司のヒーローコスチューム……一番良いと思うのはどれですか?(龍騎ロゴ入り)

  • 赤いパーカーに黒いデニムパンツ
  • 赤いカンフースーツ
  • 赤い騎士服
  • その他(案があれば活動報告書まで)
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