龍騎のヒーローアカデミア   作:Gussan0

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どうも|д゚)チラッ

続き書けたで候。

今回は龍騎vs轟焦凍。

では、どうぞ∠( ゚д゚)/


第七話 屋内戦闘訓練 開始

Aコンビのヒーローチームと、Dコンビの(ヴィラン)チームの屋内戦は結果から言えば、Aコンビの勝利であった。

 

しかし勝利とは言え、その内容は決して褒められた物ではなかった。

 

緑谷出久は個性の反動で腕はボロボロ、ビルを半壊させ、麗日お茶子は中盤で気が緩み、最後の攻撃を乱暴にしてしまったこと。

 

対して相手チームの爆豪勝己も私怨丸出しの独断専行の上に、屋内での大規模攻撃の使用など、ヒーローとしての心構えすらなっていなかった。

 

オールマイトの講評では、この屋内戦のMVPは飯田天哉であった。

 

自身の役割をしっかりと認識し、状況に基づいた行動ができていたことから、その点が高く評価されたのだ。

 

そしていよいよ真司達の番が回ってきた。

 

 

「ではさっそく次へいこう!次は、轟少年と障子少年のBコンビ:ヒーローチームVS城戸少年と尾白少年、葉隠少女の唯一のIトリオ:(ヴィラン)チームだ!(ヴィラン)チームは先に入ってセッティング、5分後にヒーローチームが潜入でスタートだ!!」

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

真司達は先にビルへと入ると、さっそく話し合う……がその前に真司にはやることがあった。

 

 

「変身!」

 

 

変身である。

 

そして龍騎へと姿を変えると、再び話し合いに参加する。

 

すると透と尾白がある事に気付く。

 

 

「真司君、変身すると背伸びるんだね」

 

 

「だいたい190cmくらいか」

 

 

「まあ、一応これ戦うための姿だし……ってそれより早く作戦会議しないと」

 

 

龍騎は二人を急かす。

 

 

「そうだね。時間も5分しかないし。それじゃ、どうする?二人共何か作戦はあるかい??」

 

 

ここで尾白が話を切り出した。

 

 

「えっと、轟君は氷の個性、障子君は腕を生やす個性だよね?」

 

 

透がヒーロー側二人の個性を確認するように言う。

 

 

「ああ。ただ、俺は一番警戒すべきなのは轟だと思う。多分あいつはこのビル全体を凍らせてくる」

 

 

そこに真司こと龍騎も意見を交える。

 

龍騎は前世で様々なミラーモンスターや、色々なタイプのライダーとの戦闘を経験している。

 

その戦闘経験から、轟焦凍が一番危険であると判断したのだ。

 

龍騎の意見に尾白も納得する。

 

 

「そうか。彼の個性の出力がどこまでか分からないけど、試合開始直後にそれをされる可能性もある訳だ。ただそうすると、俺達に一切勝ち目はないぞ」

 

 

龍騎達の後方には核という名のハリボテがある。

 

もし氷でビル全体を冷やされれば、こちらは動けなくなる上に何も出来なくなる。

 

尾白はそれを危惧していた。

 

ただそこに待ったをかける人物がいた。

 

龍騎である。

 

 

「いや、仮に凍らされたとしても大丈夫だよ。俺が炎で溶かす」

 

 

「城戸は炎の個性も持ってるのか?」

 

 

「そういう技があるんだよ。とりあえず轟の相手は俺に任せてくれないか?」

 

 

「何か対抗手段があるんだな?それじゃ、轟の相手は城戸に任せるとして、俺と葉隠さんは核の防衛ってところかな?」

 

 

すると透が手を上げて意見する。

 

 

「二人共、私ちょっと本気出すわ。手袋もブーツも脱ぐわ。真司君、パーカー返すね?」

 

 

なんと透はいそいそと服とブーツを脱ぎ出し、パーカーまで龍騎に返そうとする。

 

そこに龍騎が再び待ったをかける。

 

 

「ちょ、ちょっとストップ透ちゃん!だから言ったでしょ!見えないからって脱いじゃダメだって!それにビル全体が凍らされたら、どっちにしろ裸じゃ何もできなくなるよ!あと、俺、この姿だと透ちゃんのこと見えるから!!

 

 

龍騎の両目はレッドアイと呼ばれる代物で、15キロ先の対象も見逃さない視認能力を持っている。

 

さらには()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()姿()()()()()のだ。

 

 

「……へ?」

 

 

そして予想外の情報を伝えられた透の動きが、突如として止まる。

 

このとき彼女の脳はオーバーヒートを起こしていた。

 

まさか常時透明化している自分の姿が見える者に会うなど、彼女のこれまでの人生経験にはなかったのだから。

 

 

「え、えええぇぇぇぇぇぇ!?」

 

 

透の驚き声がビル内に響く。

 

龍騎が自分を見えていると認識した途端に、彼女は恥ずかしくなったのだ。

 

透は口をパクパクとさせながら、思わず座り込む。

 

 

「ふ、二人共、そろそろ時間になるからせめて作戦だけでも決めとかないと……」

 

 

尾白が二人にミーティングの続きを促すが……現実は非情であった。

 

 

 

ブーッ!!!!!!

 

 

 

訓練開始のブザーが鳴ってしまったのだから。

 

その瞬間、ビル全体が凍ってしまった。

 

龍騎達は突如、身動きが取れなくなる。

 

 

「なっ!?いきなりかよ!?」

 

 

「しまった!?」

 

 

「さ、さむむむむ!!!!」

 

 

龍騎、尾白、透の周囲は強力な氷が張り巡らされていた。

 

驚くべきはその凍結速度である。

 

まさに一瞬でこのビルを凍結させた。

 

龍騎はこの状況を打破するためにデッキからカードを引き、バイザーに差し込み、ベントインする。

 

 

【ADVENT】

 

 

「ガオオォォォォオオッ!!!!」

 

 

するとビルの窓からドラグレッダーが現れると、龍騎はさっそく指示を出す。

 

 

「ドラグレッダー!縮め!!」

 

 

ドラグレッダーは龍騎の指示に素直に従い、6m15cmあった体長は、50cmへと縮む。

 

 

「ドラグレッダー!次は俺達の氷を溶かしてくれ!!」

 

 

続けて龍騎はドラグレッダーへと指示を出す。

 

 

「ガォオオオ!!!!」

 

 

ドラグレッダーは小規模のブレスを出して龍騎、尾白、透の周囲の氷を溶かしていく。

 

ブレスの熱で氷は溶け、三人は無事動けるようになった。

 

そして龍騎は二人に話しかける。

 

 

「尾白!透ちゃん!俺はこのまま轟の足止めに向かう!!二人はどうする!?」

 

 

二人は答える。

 

 

「俺はこのまま核の防衛をするよ。できれば葉隠さんにもこの場にいてほしいけど……」

 

 

「私は私にできることをするよ!」

 

 

すると透は真司のパーカーを脱ぐと、丁寧にたたみ、端へと置くとそのまま待機するようだ。

 

 

「もし障子君がここにきたとしても、足止めできるように端の方に待機しておくよ!!」

 

 

「そっか。じゃあ二人共、ここの防衛頼んだ!ドラグレッダーは、そのまま二人の護衛頼む!!」

 

 

「任せろ」

 

 

「任せて」

 

 

「ガォオオ!」

 

 

二人と一匹が頷くのを見て安心した龍騎は、勢いよく駆け出し、轟の元へと向かう。

 

龍騎の頭部にはRシグナルというランプ状のレーダーセンサーが搭載されており、敵の位置や存在を探知する機能がついている。

 

つまり龍騎は、轟の居場所が最初から分かっていた。

 

ビルの廊下を一人の仮面の戦士が駆け抜ける。

 

ビルの中は既に氷漬けとなっており、まるで外とは世界が違うような印象を受ける龍騎であった。

 

そして目的の人物、轟は2階の廊下を歩いていた。

 

まるで勝利を確信しているかのように、のんびりと歩いており、その態度に龍騎は少しムッとする。

 

そして轟も龍騎の姿を確認すると、僅かに驚くようなリアクションを見せる。

 

しかし表情をすぐに引き締め、話しかけてきた。

 

 

「驚いた……城戸、お前どうやって俺の氷から逃れた?」

 

 

「龍、見たことあるだろ?あいつに溶かしてもらったんだよ」

 

 

「ああ、あの龍か」

 

 

すると突然、龍騎の足元から氷が放たれる。

 

 

「あぶねっ!?」

 

 

咄嗟にバックステップをしてかわす龍騎。

 

だが轟の攻撃は続く。

 

今度は氷の(つぶて)が真っ正面から迫る。

 

龍騎はデッキからカードを引き、ドラグバイザーにベントインする。

 

 

【GUARD VENT】

 

 

電子音の声が響き、龍騎の左腕に龍の腹を模したかのような形をした盾、ドラグシールドが現れる。

 

龍騎はそれを構え、轟の攻撃を防いだ。

 

 

「盾か」

 

 

だが轟も氷の出力を上げていく。

 

 

「ぐお……威力が上がった……!?」

 

 

龍騎は段々と後ろに押されていく。

 

咄嗟に氷を受け流すように、空いていた部屋へ逃れると、龍騎は素早くカードデッキから一枚のカードを抜き取り、ドラグバイザーに装填する。

 

 

【STRIKE VENT】

 

 

すると龍騎の右手にドラグレッダーの頭部を模した手甲型の打撃武器、ドラグクローが装着される。

 

そして轟がゆっくりと部屋へ入ってくると、篭手を構えた龍騎と向かい合う。

 

龍騎が何をするのか察知した轟も、全く同時のタイミングで右手を突き出した。

 

直後、相手を凍り付かさんとする氷塊と、それを迎え撃たんと放たれた烈火の熱塊が激突した。

 

相反するエネルギーが至近距離でぶつかり合ったこともあって、ビル内では強力な爆発が起こった。

 

 

 

 

 

 

ドガァアアアアアアンン!!!!!!

 

 

 

 

 

 

「うおっ!?」

 

 

「くっ……」

 

 

互いに吹き飛ぶ二人。

 

窓ガラスは先程の激突で全て割れ、部屋の中も荒れていた。

 

だが有利なのは龍騎であった。

 

全身を鎧で纏っていることで、生身の轟よりも受けるダメージは少ないのだ。

 

咄嗟に起き上がり、廊下の壁にもたれかかっている轟の元へと一気に近寄り、彼の首へ確保テープを巻きつけようとするが……

 

 

「もう勝った気でいるのか?だとしたら、俺のこと甘く見過ぎだぞ……城戸」

 

 

轟の周りから氷のトゲが勢いよく射出された。

 

 

「またかよ!?」

 

 

それを察知した龍騎は後ろに下がりながら、それらをかわしていく。

 

そして思わず呟いた。

 

 

「思ってたよりも……きっついぞ、これ」

 

 

二人の勝負は、まだ始まったばかりだ。




ヒロアカ世界のヒーローまたはヒーローの卵は、身体能力高めで耐久力もあります。

そのうえ個性などもあるので相性によっては、真っ正面から龍騎とも戦えます。

では、また( `・∀・´)ノ
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