龍騎のヒーローアカデミア   作:Gussan0

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どうも|д゚)チラッ

続き書けたで候。

では、どうぞ∠( ゚д゚)/


第九話 屋内戦闘訓練 決着

尾白猿夫(おじろましらお)障子目蔵(しょうじめぞう)が真正面からぶつかり合う。

 

尾白は個性である尻尾を駆使しながら、障子となんとか渡り合っていた。

 

 

(障子の個性は複製腕(ふくせいわん)。触手の先端に自身の身体を複製することが出来る。厄介この上ないな!)

 

 

障子は背中から伸びる触手に自身の腕を複製することにより、六本の腕を使用することで徐々に尾白を追い詰めていた。

 

尾白は高速で放たれる連続パンチをギリギリ受け流しながら、反撃の糸口を探していく。

 

 

(障子は背も高いからその分、打撃に重みがある。それに手数の差もあるせいで完全には受け流せない。だったら……)

 

 

「一撃で決めるしかない!!」

 

 

尾白は障子のパンチを防御しながら後ろへ下がり壁に足をつくと、その反動で勢いよく跳躍する。

 

 

尾空旋舞(びくうせんぶ)!」

 

 

そしてそのまま遠心力を利用し、尻尾で障子を叩き殴った。

 

 

「っ!?」

 

 

頭上から勢いよく殴られた障子は地面に倒れる。

 

 

「葉隠さん!」

 

 

「了解!」

 

 

その隙きをついて、部屋の端っこで待機していた透が障子の首に確保テープを巻いた。

 

 

「み、見事だ……」

 

 

障子は触手から作り出した口で一言話すと、気絶してしまった。

 

彼は寡黙故に口下手なため、個性でしか会話をしようとしないのだ。

 

すると透はすぐさま次の行動へと移る。

 

 

「尾白君!私、真司君の様子見てくるよ!さっきの爆発も気になるし!!」

 

 

「分かった。気をつけて」

 

 

「うん!」

 

 

そして透は早歩きで向かう。

 

 

「ひ、冷えるうぅぅ……」

 

 

ビル内は凍っている。

 

加えて彼女は素足なため、これが精一杯なのだ。

 

透は今いる階層から順番に様子を見ていく。

 

そして次の階に差し掛かろうとしたとき、再び大爆発が起こった。

 

 

「わわわわっ!?」

 

 

即座に手すりに捕まり、しゃがみ込む。

 

 

「これってもしかして真司君と轟君が……?爆発があったのは2階かな……」

 

 

爆発が収まると、透は爆発現場であろう場所へと向かう。

 

そこには仰向けに倒れる龍騎と轟の姿があった。

 

 

「真司君!?」

 

 

透は龍騎の側へと駆け寄る。

 

龍騎は頭を押さえながら起き上がる。

 

 

「いてててて……あ、透ちゃん?」

 

 

「真司君、大丈夫!?」

 

 

「な、なんとか……そ、それより轟は?」

 

 

「轟君ならあっちで気絶してるっぽい……」

 

 

「あ、ホントだ」

 

 

「私、見てくるよ」

 

 

そして透が轟の元へと向かうが、起き上がる様子はない。

 

完全に気を失っているようだ。

 

 

「あ、そうだ。今のうちに……」

 

 

透は確保テープを取り出すと轟の首に巻く。

 

するとブザーが鳴り、オールマイトの声が響いた。

 

 

『「(ヴィラン)」チーム、WIIIIIIN!!!』

 

 

「か、勝った?」

 

 

「勝った!勝ったよ!真司君!!」

 

 

唖然とする真司に、ピョンピョン飛び跳ねて喜ぶ透。

 

とりあえず上にいた尾白と合流した真司達は、モニタールームへと戻ることに。

 

なお気絶している轟と障子は、小型ロボットに保健室まで搬送された。

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

モニタールームへと戻ると、オールマイトの講評の時間だ。

 

 

「では講評の時間だ!今回のMVPは城戸少年だ!!」

 

 

「お、俺?」

 

 

変身を解いた真司はオールマイトからの評価に驚く。

 

オールマイトは説明する。

 

轟からの奇襲を冷静に対処しつつ、見事に足止め。

 

そして純粋な戦闘力と、それを確実に遂行する能力が主に評価された。

 

しかし勿論、反省点もある。

 

オールマイト曰く……

 

 

「真正面から戦うのもいいが、時間目一杯まで粘って戦う方法もあったぞ!むしろあの場面はそちらの方が良かったかもしれないな!相手の能力と戦っている環境、それらを鑑みて臨機応変に対応することも大切だぞ城戸少年!!」

 

 

とのこと。

 

その後も戦闘訓練はつつがなく行われ、緑谷出久が腕を大怪我したこと以外は特に大きなアクシデントもなく、授業は無事終了した。

 

 

「お疲れさん!!緑谷少年以外は大きな怪我もなし!しかし真摯に取り組んだ!!初めての訓練にしちゃ、皆上出来だったぜ!」

 

 

そしてオールマイトは出久に講評を聞かせに行くと伝えると、急いでその場を去っていった。

 

真司も着替えに更衣室へ向かおうとするが、クラスの面々が勢いよく声をかけてきた。

 

 

「城戸!おつかれ!!お前と轟のバトル、すっげーアツかったぜ!!」

 

 

「あの氷よく防げたよねー」

 

 

「あんなの見せられたら、俺らも力入っちまったぜ!!」

 

 

「お、おう。な、なんかよく分かんないけど、サンキューな」

 

 

逆立った赤色の髪型の少年に、明るいピンク色の髪と肌の少女、身長が高く体格もよい唇が厚めの少年の三人が真司に話しかける。

 

 

「俺ぁ、切島鋭児郎。放課後、クラスの皆で訓練の反省会やろうって言ってんだけどよ、お前も来てくれよ城戸!」

 

 

「私、芦戸三奈(あしどみな)!城戸君の個性教えてよー!」

 

 

「俺!砂藤!!」

 

 

「お、俺は城戸真司!よろしくな切島!芦戸!砂藤!」

 

 

真司も負けじと勢いよく自己紹介する。

 

その他の面子も軽く自己紹介しながら教室へと戻る。

 

コスチュームから制服に着替え、教室に戻るとさっそく始まる反省会。

 

とはいっても、ほぼ真司への質問会になってしまった。

 

 

「ねえねえ!なんて個性なの!?」

 

 

「え、えっと竜騎士(ドラゴンナイト)って個性なんだけど……」

 

 

「あの騎士みたいな姿カッコいいね!!」

 

 

「あ、ありがとう。一応、あのときの姿は龍騎って言うんだ」

 

 

「城戸ってかなり戦い慣れてるよな?」

 

 

「じーちゃんが剣道家でさ、毎日鍛えてもらってるんだ」

 

 

「あのカードってどんなのあるんだ?」

 

 

「見てみるか?」

 

 

「龍の名前はなんて言うの?」

 

 

「ドラグレッダーだよ」

 

 

真司はひとつひとつ丁寧に質問に答えていく。

 

その途中、保健室から戻ってきた障子も加わり、訓練の反省会兼交流会は進む。

 

轟と爆豪はさっさと帰ってしまい、参加していない。

 

出久も爆豪に用があったのか一度抜けてしまったが、すぐに戻り参加していた。

 

楽しい時間は早いものであっという間に下校時間が迫った。

 

真司はクラスの面々と帰宅しながら考える。

 

気になるのは轟のことだ。

 

 

(あいつの目……憎しみや哀しみに囚われてた)

 

 

かつてライダーの中にも復讐心からくる激情に駆られる者もいた。

 

そんな目をしている者の末路は、総じてろくなものではない。

 

 

(なんとかしてやりたい……よな)

 

 

真司はなんとなくモヤモヤした気持ちになりながら、その日は帰宅するのだった。




龍騎の制限その②

ドラグレッダーが真の力を解放できるのは真司が龍騎に変身している場合のみ。

変身時以外は基本的に力を封じた状態でいる。

個性でいえば常闇踏陰の黒影(ダークシャドウ)のようなモノ。

次回はUSJ編に入ります。

では、また( `・∀・´)ノ
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