今後の予定と目次 (2025/12/10 更新)
執筆ペース落ちてるけど、エタり期間よりは書いている恐ろしさ。
『その後編』『過去編』『IF編』のカテゴリーに分けて投稿します。三つどのカテゴリーから読んでも問題ありませんが、各章上から読むことを前提に書いています。
『その後編』は本編エピローグ読了後、あと二つは最低『捨て子と拾い親たちの物語』の章を読んでからの閲覧を強く推奨します。
完成・投稿済み
・IF もしもマティルダがもう少し酒豪だったら(2025/05/15~05/18)
・過去編 ミコト、故郷に帰ろうとして漂流する(2025/09/20~09/21)
・その後 再出発(2025/12/10~12/11)
未投稿
その後
・名探偵サーレ 怪教授ダンタリオンの野望(仮)
灼眼のシャナの二次創作としての拙作で、二次創作の域を出ない範疇での書いておきたいその後の話。
完成度:構想のみ
過去編
・ミコト、狂乱の時代にて最尖鋭のアトリエに加わる(仮)
1920年代パリのエピソード。勘のいいシャナファンならこれで大体何の話か分かるはず!!!(冒頭は本編エピローグ後)
完成度:20%
・ミコト、アポロ計画を知りうきうきで渡米する(仮)
1962年12月アメリカのエピソード。勘のいいシャナファンならこれで大体何の(ry(冒頭は本編エピ(ry
完成度:30%
・タイトル未定
18世紀ドイツの話の予定。あるフレイムヘイズの昔話。
完成度:構想のみ
・アシティス+ミコトの旅(タイトル未定)
親離れ失敗編の前振り書いてたらめちゃくちゃ長くなりそうになったので、過去編として独立。
完成度:20%
IF編
・もしもミコトが親離れに失敗したなら
ミコト[
完成度:構想のみ
・おじょうさまのしゃな
↑が苦悶の血反吐を吐きながら書く物な気がするため、並行して書き進める癒し枠。
いとうのいぢ画集『蒼炎』の付録、『おじょうさまのしゃな』の続き。買って読んで、余りの尊さに脳を破壊され、構想しました。。。(おじょうさまのしゃなどころか原作を読まないでもノリで分かるように書くつもりです)
完成度:構想のみ
今後の予定と目次&設定と考察(2025/12/10 更新)
設定解説と原作考察 (2025/09/20 更新)
以下、異伝の設定周り解説と、原作『灼眼のシャナ』考察です。
小説の1ページとして出す以上、目次だけなのはちょっと心苦しかったので……。内容は設定の補足とか独自過ぎる原作解釈の根拠とかなので、読まなくてもOKです。
本編完結直後に出したあとがきと併せてどうぞ。
異伝設定関連
☆2500について
何故か重大な意味を持ってしまったこの数字。……偶然です、奇跡です。
オストローデ市で喰った数 → 名前の元ネタ、オステローデ・アム・ハルツ市の人口は、2023年末で21000人ちょっと。16世紀の都市別人口をさらっと読むと、めちゃくちゃ大都市で5万人を超えて、パリに至っては10万人とか20万人とかそれくらいいたらしいです。
肝心の『シャナ世界で消えたオストローデ市』については、大都市という情報しかないです。なら元ネタ都市の人口をもちっと盛って……切りよく2500人食べてもらおっ☆ という経緯で決まりました。
(ちなみに、御崎市の人口は法律的に5万人を超えています。ダンスパーティーによる節約効果が50%以上でないと、フリアグネはアシズより喰わなきゃいけない計算になります。まあファンタジーの二次小説、フィクションフィクションなのでこまけーことはいいんだ!!!)
年齢 → 下で解説
フレイムヘイズの生存数 → まず、中国の『星黎殿』攻城戦でどれだけ生き残ったかを計算しました。これに参加した泣けるほど使命に生きた戦士たちの数は、四千余名。拙作での生き残りはこの内六割(これは色んな奇跡で上手く負けれたため、とりあえず軍隊における『全滅』にしておこうかという感覚から出した数)。4000の内六割はいかほどかを計算したら2400。
流石にえ、てなりました。このかずしってる。異伝版『大災厄』の生き残りとイコールではありませんが、生き残るのは『こういう人たち』です。2400から脱落を引いて東西戦線参戦者とその他から足したら、別に2500でいいのでは。となりました。
☆ミコトについて
拙作主人公。ベースは“存在の力”流転システム、味付けは日本神話、育て親はフレイムヘイズ、人間社会で成長。例外中の例外、唯一無二。しばらく設定周りの解説と言い訳を連ねます。
参考資料はネットで拾った物なため、間違っている可能性があります。論文に書くとか誰かに提出する時は、ちゃんと裏付け取ってください。
・“存在の力”システムとデウス・オティオースス
デウス・オティオーススは日本語で『暇な神』と訳されます。唯一発見できたまとまった日本語資料Wikipediaでは、『天空神』という記事で解説されています。『天上の至高存在のくせに影が薄い』神様は、神話を問わず割と出てきやすいそうです。日本神話だと天之御中主神がそれです。
なんでそんな影が薄いのかは、ネット上で資料を発見できなかったため、定説があるのか謎なのか分かりません。だれかおしえて。『現実味が無いから身近じゃない』が一番ありそう、とは書きましたが。
拙作世界では、その理由が『創世神という概念』の持つ“存在の力”が持ち去られているからとしました。
・月読命は暇な神?
答えは否。テストで書いたらバツです。暇な神は天空神であること、天空神の条件は影が薄いことでなく、天空の創造主なことだからです。
ただし、日本神話内では天之御中主神と同様の性質を持つとされることがあります。三兄弟の内おかしいくらい影が薄い神さまは、他に
・月読命は戦神?
二択なら否。はっきりそうでなくもないと、私は考えています。だってエピソードも資料も無いもん。後付けっぽい役割は色々ありますが、はっきりしているのは『夜の世界を治めよ』だけです。
夜闇(=“紅世”関連の認識外の驚異)の守護神は拙作オリジナル設定です。古代、夜闇から人を守ったのは、火を除けば星明りや月明りでした。シャナ世界において、火は異世界“紅世”の象徴。なら『この世を守ってくれるこの世の存在』がいるとすれば、それは星か月で、頼りにするなら明度サイズからして月だろ! お、丁度日本の月の神喰われてるじゃん! キミに決めた!
話は戻りますが、月読命に戦神属性は(根っからの戦神には劣れど)あると思います。唯一と言ってもいい月読命中心のエピソード(出典:日本書紀)で、食物の神を斬殺しているため、乱暴さと基本装備らしき剣から戦闘力はありそうです。
しかし、戦ごと専門ではないため『否』と答えました。
・年齢
約2500歳という設定。これは神武天皇即位紀元(初代天皇が即位した年。皇紀)から引っ張り出しました。西暦2025は皇紀2685だそうです。
が。皇紀に太陽暦を結びつけるのはナンセンスです。太陰暦でもおかしいとか。
1313年前の古事記完成よりは前だとして、どれくらい昔から語られたのかは……渡来人が中心になって編纂した神話っぽいため、まあ2685年前よりは後でしょう。
日本神話誕生→システム変異→独立、そんなプロセスを経ているため、ミコトは日本神話より年下です。
拙作では『三千+α年前に生まれたティス』『ティスの活動年数は枯れ具合からして千年以下』『アシズの組織は千年以上の歴史を持つ』という都合を引っ張り出し、約2500歳としました。この世界での日本神話はそれくらいの歴史があります。フィクションです。
・性別
ネタにした月読命性別問題。
現実のテストで聞かれた場合、記述式なら『記紀では書かれていない』でも正解ですが、二択迫られたら必ず男と答えてください。日本神話公式ガイドブックと言っても過言ではない皇太神宮儀式帳(伊勢神宮の儀式書)にははっきり『男』と書いてあるからです。公式が後から言ったことは原作となんか違っても絶対です。(外見は『馬に乗る男、紫の服を着て、金の太刀を装備している』だそう。この馬、伊勢民話では『白馬』と伝えられています。日本書紀では『日の光の次に輝いてるぞ』と書かれているため、日本公式イケメンです!!!)
ただ……女要素を全く含まない、という訳でもなさそう。出雲では『
とにかく、日本神話では夜も月も星も記述が少なく、現在まで続く太陽(天照大神)信仰からして、本当に闇を恐れていたんだなと思いました。
ちなみに、万葉集では完璧に『男』として数々の歌に登場。平安時代には男神として定着していたのでしょう。
・結局ミコトの性別は
うだうだ書かず、設定だけ。頑張れば短編に出来るかもなエピソードですが、気力的に書き始めそうにないです。割と重要な設定ではあるため、ここに。
いくら質問しても、はっきりしないミコトの性別。ティスは保護者としての義務感に駆られ『見た』結果、宇宙猫になります。気を取り直して、ミコトに性自認を訊ねました。すると「気にしてない」というふざけたアンサーを貰い、「どっちでもいいなら男を選べ」と命令します。人間とほぼ変わらない強さで、その手の危険にまるで無自覚な『子供』を、法も倫理観も整っていない世界に一人放り出す訳にはいかなかったのです。以降、ミコトは聞かれた場合『男』と答えるようになりました。
数十か百年くらい後、ガヴィダにも『結局どっちか』と聞かれてしまいます。いつもの答えを返した後、『自分はどうしてよく性別を質問されるのか』と訊ねました。ガヴィダは『見た目からも振舞いからも判別できないから』と教えます。よって、『男らしい仕草や動き方、口調』を研究し、身につけました。『男』を体得後、どっちか聞かれることはほとんどなくなりましたとさ。めでたしめでたし。
☆全について
シャナ用語無しで言い表すと、物理法則の神なのではと睨んでいます。シャナ世界の自在法は、過程や実現可能かは別として、全て科学で説明できる現象な気がします。
これを前提に『歪みとはなんだ』を考察すれば、不思議ととてもするっと理解が進みました。歪みとは『質量保存の法則の異変』で、物質が“存在の力”という『質量0の何か』に変わったことによる、物理現象あちこちに出る不具合なのでは???
自在法や顕現によって“存在の力”が質量を得た時、歪みはちょっと解消されます。
・『この世の世界法則』や神について
“祭礼の蛇”について、興味深い公式設定があります。それは『造物主ではあるが、所謂ゴッドではない方』という言葉。これは恐らく
なら、『この世の世界法則』はGodかgodかという話。
まず種類。全(“存在の力”担当)や、死と輪廻、命や魂、時(運命)etc. 色々いると思います。人間の妄想力でgodに変化し役割分担していますが、元々はGod。地球の外は基本Godが治めています。
ミコトは『異端としてはじき出された
・歪み
“紅世”側が観測していた歪みは、この世の神の影響力の残滓です。世界を脅かす原因ではなく、そう出来るものの影だけが見えていました。
『少々の歪みでは世界は滅びない』ため、全やミコトは歪みを武器に、むしろ生み出したりしつつ戦いますよ。(滅びるかも? と思えるラインは地球の重量の十分の一くらいが一気に“存在の力”に分解された時。十分の一とは、そう。『都喰らい』が発生する人口割合と同じですね!)
異伝世界の問題は神の狂乱、その根本原因は人喰いです。よって、ミコトは自らの手による人喰いのみをタブーにしています。
・“紅世”が『この世の世界法則』に干渉するには
普通の人間が“紅世の徒”に手も足も出ないのは、同じフィールドに立てないからです。“存在の力”を扱えない以上、対抗手段が“存在の力”の何某かのみの戦場にはお呼びでないのです。人間の科学力<<<“存在の力”、ですね。
これと同様、“存在の力”<<<<『世界法則』と設定しました。この世の根本エネルギーの力を、この世の仕組みが制御出来ないはずがない、という理屈です。
この力関係に異世界“紅世”が挟まってくるのですが。“存在の力”<<“紅世”<<『世界法則』みたいなイメージです。ミコトが異世界方式の『自在法』にかなり精通出来たため、“紅世”の存在も研究して鍛えれば、『世界法則』をある程度は扱えるようになります。
しかし、作中の『世界法則』の内“紅世”が解明可能な『全』は、“紅世”を拒否りまくっています。鍛錬以前の研究段階という対抗不可能な時点で、『世界法則』の力を振るう刺客が襲ってきます。返り討ちに出来た例はアシズのみ。よって『対抗手段を持てない』という状況になっています。
研究無しで対抗できるのは、神威召喚アラストールのみです。儀式対象を『ミコト』『全』『この世』などなどに設定すれば、干渉や対抗ができます。
といっても。『両界の狭間』は無論“紅世”が戦場なら、『この世の世界法則』は無力です。異世界をある程度いじくりまわせる“紅世の徒”は、やっぱり破格の強さですね。
・“紅世”からこの世へのアプローチ集
行き当たりばったりガバガバ計画が精いっぱいの“この世”。でも隠れ続けることは出来ました。人間はともかく『世界』の方は完全なる上下関係とならなかったのは、やっぱり“紅世”側の姿勢が大きく関わっています。
この世へのアプローチパターンは、作中登場“紅世”真正の三神とアシズの四種類。それぞれ解説します。
[1] アラストールパターン
フレイムヘイズに多い接し方。
重要なのは『現状維持』、破綻を齎さないこと。人間は復讐、“王”は維持を解決よりも優先させています。
つまり、『この世の仕組みに興味は無い』。だから、近付こうとしない。この世が出てきて置いてけぼりは仕方ない。
しかし、この世への尊重はあるため、この世側からの好感度は低くない。ミコトがフレイムヘイズかぶれになったのはこの姿勢のお陰。(フレイムヘイズ誕生時、人の一生分の歪みは出ますが“魂の流出”はありません。これも好感度上昇原因の一つ)
[2] “祭礼の蛇”パターン
人喰いタイプの“紅世の徒”に多い接し方。
彼らは自分や“紅世”が第一です。それらがあって、遊び場としてのこの世があります。
興味があるのはあくまでも『遊び方』で、根本がどうなっていようが遊べればそれでいい。大半のゲームプレイヤーが、ゲーム内のルールに従った攻略や楽しみ方は考えても、ゲームプログラミングについては意識すらしないのと同じです。彼らの視界には『ルール外のチートコード』など存在しないのです。
ゲームが壊れかねないバグを発見できたなら、無論解決に乗り出すでしょう。しかし、“紅世の徒”は『見えているものが全て』な現実主義者です。だから“なんか嫌な予感がする”と忠告されれば『根拠か兆候を教えろ』と返し、論破されない限り相手にしません。
生活を豊かにする革新的技術があるとして、それの開発企業が『祟りが怖いから封印します』とか言い出したら、ふざけんな頭おかしいだろ、となりますよね? 仕方ないですし普通そうです。
辿り着きはしませんが、荒らしている張本人たちなので、恨まれます。知らずに虎の尾を踏んでとんでもないことになります。
原作設定として、[1]が保守派、[2]が革新派と定義されています。シャナ世界の秩序は『後生大事に守って続ける』価値があるものではないため、原作では革新派の推進力がハッピーエンドへの鍵となりました。
拙作でもそれは間違いではないです。上手く行かなかったのは『落とし前付けろやゴラァ!』と、突然神棚から神様が出てきたから。神様って理不尽なものです。
現実世界で例えると。人間が石油、“徒”が人間、[
『石油に代わるクリーンな新エネルギーを実用化したぞ! 環境保全過激派は黙ってついて来い!』ってのが原作。
『↑をやったら石油の怨念が出てきて世界を焼き尽くしたんだけど』が拙作。超展開ですね!
[3] シャヘルパターン
この世の仕組みに興味を持った『変人』たち。好奇心のかたまり。上の現実世界の例えなら、研究者(論文発表が即実用化に繋がる訳でもない、未来か趣味のために知の探究に励んでいる人)ですね。
この世の深淵に積極的に歩み寄る方たちですが、到達したら呪い殺されます。勘が鋭い人(『四神』)や生存本能がすごい人(教授)はデッドゾーンを見極め、祟りを回避します。
[4] アシズパターン
拙作では唯一、深淵に到達するだけではなく利用した例。独立しているのではなく、[1]と[2]と[3]が複合した例外です。
まず、この世が大好きになりました。『両界』を守ろうと熱く燃えていました。とても幸運なことに、スタート前に[1]の存在として『この世の窓口』の好感度をMAXにする機会がありました。
そして研究スタート、この世のルールを覆すために[3]ルートに入りました。『この世には得体の知れない力がある』と既に知っているので、他の研究者に比べて知識量に大きな差があります。デッドゾーンの存在にも勘付いていたため、踏み越えることなく研究を続けられました。更に自身の再召喚によって“紅世”との共振が途切れていたのも、この世の力に馴染めた理由の一つだと思います。
そして、アシズは[2]特有の欲望、つまり仕様外だろうがなんだろうがそれを使ってやりたいことがありました。だからどれだけ身の危険を感じようが、ぎりぎりのラインで準備を続けられたのです。
[1]のこの世との親和性、[2]のこの世に手を出す理由、[3]のこの世へ踏み込む探求心。全てが揃って誰よりも近付き、最強の自在法『愛』の力で調伏成功。使いこなすのは別問題でしたが……アシズ以上に上手くやれるパターンは思いつきません。
☆自在師ステータス
作中で活躍した『天才』自在師たち。完全な上下関係はほぼ無く、それぞれ秀でた何かを持っています。マージョリー、リャナンシー、教授、ヨーハン、ミコト(と参考のためにシャナ)を解説。(執筆中に意識した、公式設定を基にした考察)
・自在法メカニズム
7巻にて一般的な自在法発動までの一連の流れが解説されていました。
任意の現象を起こす式の構築 → 式の空間への発現 → 現れた式への“存在の力”充填 → 起動の命令
とのことです。これを参考に、自在法に必要な能力を分類し、自在師ごとに数字評価をつけてみます。
自在法が得意でも不得意でもない平均さんが3とします。4が達人級、5が世界最高峰、6が別格(天才レベル)、7が規格外(神レベル)みたいな感覚です。?は作中描写が乏しいなどで、完全なる筆者のイメージで付けた値です。
[構成力] 自在式を組む力。望みの効果をもたらす自在式を作る力です。
[瞬発力] 自在法を発動させる速さ。4手順を終えるまでの時間です。
[効率性] 自在法のコントロール力。“存在の力”の消費量に関係します。特別な事情が無い限り、皆ほぼ同じです。
[影響力] 自在法の攻撃力や干渉力など。単純に“存在の力”統御力とも言い換え可。神威召喚アラストール(作中最強)が7かな……。
[解析力] 自在法の造詣・理解力です。
[番外] シャナ(比較参考のための番外)
[構成力] 2 [瞬発力] 1 [効率性] 3 [影響力] 6 [解析力] 1
自在法が滅茶苦茶下手な戦士の一例。
覚醒前は[構成力]1と[効率性]2と影響力[5]です。アラストールの力を上手く扱えていないため、燃費が悪いです。
覚醒後の『審判』使用時は、[解析力]2+αとなります。+αの力で『あらゆる自在法』を視認できますが、見えたとして理解出来るかは別です。『気配隠蔽』なのか『攻撃』なのかなどなど、大雑把すぎる判別くらいはSIV[ローカス]段階でもしていそう。今後『審判』を用いて自在式を見れば、都度学習し[解析力]も上がっていくでしょう。ちなみに2+α段階だとしても、戦闘では『敵が何か仕掛けた』と分かれば別格の[影響力]を駆使して力づくで破壊すればいいだけなので、十分です。脳筋最強。
〇マージョリー
[構成力] 4 [瞬発力] 6 [効率性] 3 [影響力] 5 [解析力] 4
戦闘特化型自在師。彼女はこれに尽きます。戦闘に必要な自在法技術を全て高水準に取り揃えています。
一番の強みは[瞬発力]。初めに書いた流れの部分を意識できないほど高速に終わらせるため、それを自覚・理解できないほど。
戦闘での勝率は自在師5者の中で1番です。
〇リャナンシー
[構成力] 6 [瞬発力] 5 [効率性] 5 [影響力] 2 [解析力] 6
芸術家系天才自在師。自在法を自由に瞬時に高効率で構築する奇跡の能力持ち。
また、膨大な規模の自在式から『不自然な箇所』を瞬時に見出す『芸術的感性』も持っています。
ただ一つ、[影響力]が小さな“徒”程度なため、正面からの戦いは不得手。
〇教授
[構成力] 6 [瞬発力] 4? [効率性] 4 [影響力] 5 [解析力] 5
技術者系奇人自在師。その独創性はリャナンシーにも負けません。
宝具に似た『我学の結晶』が能力兼武器なため[瞬発力]は天才にしては低めに設定。エネルギー研究を行ったため、[効率性]は特殊事情が無いなりに高めです。自在法は『使えればいい派』なので、多少変な動きをしてても無視する模様(認識できないとは言っていない)。
〇ヨーハン
[構成力] 5 [瞬発力] 5 [効率性] 3 [影響力] 5 [解析力] 5
努力型自在師。普段から自在法研究を行っているため、天才に迫れるレベルの自在式を組めます。
高スペックな平坦ですが、ヨーハンの強みは「まとも」であること。つまり目的を遂げるまで努力出来ることです。結果、時間は少々かかりますが『自身の望み』を最も堅実に叶えられる自在師となっています。
飛びぬけた天才とか生まれとか『特別な事情』を無しに、到達できる最高点のステータスです。
〇ミコト
[構成力] 3 [瞬発力] 5 [効率性] 6 [影響力] 3 [解析力] 6
“存在の力”操作本家本元。力の動かし方と『何が起こっているか』の理解力が原作キャラを抑えてトップ。
ひたすら受け身な性格なので、『自分の思う通りの効果』を顕現させるのは不得意です。完全なるオリジナル自在式を編み出せません。[構成力]が3なのは、過去に学んだ自在式なら構成した上で改変や応用が可能だからです。0から自在式を組むのは苦手でも、既にある自在式の改造はリャナンシー&教授より(少し)上です。
[構成力]の代わりに高い[解析力]で敵方の自在法の構成を読み取り、瞬時に干渉・利用するのが基本スタイル。『脆弱な部分を突破口に技術で歪める』戦法で“徒”レベルを圧倒し、“王”レベルと渡り合います。
生まれが生まれなため[効率性]はリャナンシー以上で、補正無しの自在師の半分くらいの消耗で同じ効果を引き出します。
[番外] 『フルパワー』ミコト
[構成力] 6.5 [瞬発力] 6 [効率性] 7 [影響力] 7(条件あり) [解析力] 6
“存在の力”操作で実現可能な現象を自在式無しで発現できるようになります。起こしたい現象を決めれば即発現できるため[瞬発力]もアップ。相変わらず欲望が弱いため、限界以上の奇跡([構成力]7相当。神威召還“祭礼の蛇”が該当)は起こせません。
[効率性]は、いわゆる『MP消費0』状態へと移行するため、規格外の7。世界法則がそう動くからという理屈で、有り得ない現象を無理に顕現させるための“存在の力”が一切不要になります。
[影響力]の条件とは、トーチ“ミステス”含む“紅世”関係者に対してというもの(それ以外は全か人間という両極端なため、測定放棄)。これはこの世の力に対する対抗手段を“紅世”関係者は基本持っていないためです。
・『両界の嗣子』生成レース(↑を参考に更に捏造を重ねてみる)
手元にオストローデ市一つ分相当の“存在の力”と『分解』『定着』の自在式が刻まれた『大命詩篇』(と、お子さんを作りたいどなたかお二人)があります。要するに、『
[正規方法] [
『大命詩篇』を組んだ“祭礼の蛇”から、防御外甲を始めとした妨害機構を無効化する『鍵』(これも一種の『大命詩篇』)を渡されている、という設定にしています。[
[脱落] ヨーハン・マージョリー
ヨーハンと似た(というか同じ)ステータス構成なはずのアシズが『解読の手掛かりさえ掴めなかった』ため、努力家ヨーハンと戦闘特化マージョリーは『解読失敗』で脱落です。
原作ヨーハンは内部からカンニングしたため、『完全一式』の操作妨害や防御外甲に引っかかることなく研究を重ねられたということです。ということにしたいです。そうじゃないと二千年間あらゆる秘術を研究し続けたアシズが哀れ過ぎます。
[3位] ミコト
最も得意な『干渉』が『完全一式』で封じられているため、手間取ります。
防御外甲及び本体に仕掛けられた果てしない数の妨害を全て解く効果(とついでに緻密な式を正しく発動させる効果)を持つ『一つの自在法』、『合鍵』を作製します。数の暴力に晒され、めちゃくちゃ疲れつつ解読3時間、『合鍵』作製2時間の計5時間で起動可能にします。その後“存在の力”操作ブーストをかけつつ1時間で『分解』と『定着』を終えて、6時間(と集中力が持たないため休憩時間をプラス。美味しいお酒があれば1時間以内に復活するよ)でフィニッシュ! 上位の二人より“存在の力”使用量はとても少ないです。
『フルパワー』の場合は。『完全一式』を破れます。どころか『大命詩篇』いらないです。よーいどんから1秒で『両界の嗣子』完成です。無から有は創造し難いため、『両界の嗣子』の構成量分だけ“存在の力”を消費します。
[2位] 教授
『合鍵』に相当する『我学の結晶』を作ります。ミコトが『合鍵』を作るのに対し、彼は『合鍵を作る自在式』を構築します。教授製の『合鍵』は、解読と解除を自動で行う効果を『大命詩篇』に浸透させ、数の暴力を並列処理で捌きます。ミコトが手計算でやったことは全部コンピューターにやらせる感じで、左団扇で見届けるでしょう。そのため、生成作業中に戦闘参加もできます。
時間は『我学の結晶』作製10分、起動2時間+生成2時間。計4時間10分でフィニッシュ――できればいいですが。
教授の場合、途中で他の面白いことを思いついてコースアウトする可能性があります。消耗量は成功者の中では最大。
[1位] リャナンシー
教授の『PC系合鍵』とほぼ同じことを、『一つの歌』にまとめ上げます。天才なので勘で作曲してしまいます。自分で歌わねばならないため、教授よりはちょっと疲れます。
式構築0秒、計4時間で生成完了。教授より低燃費、ミコトよりは使う感じです。
原作考察
☆括弧のルール 『』“”[]
原作でも意識的に使い分けされていた鉤括弧。「全テ・完」では、『』は道具を意味し、“”は紅世の徒を意味すると書かれていました。
ここでちょっと深読みしてみました。
まずは括弧無しの用語。これは人間に多いです。トーチが代表例。
[]は単純に組織名です。“紅世の王”と“ミステス”の組み合わせ『
『』は道具。『宝具』や『自在法』が典型ですね。そして『フレイムヘイズの称号』。『討滅の道具』だから、というのがはっきり公式で言われているのが、とても心憎くにやけました。
最後の“”がなかなか難しい。“紅世の徒”や“燐子”、“神器”は分かりやすい。“紅世の徒”だからという説明で片付きます。
ですが“ミステス”も“”で括られています。“ミステス”は『宝具』が入ったトーチ。“徒”要素は薄く、戦闘用“ミステス”の設定から『道具』でしかないと思っていました。通り名もわりとばらけています。『永遠の恋人』『廻世の行者』の『』組、異形の戦輪使いは12巻では括弧無しで以降は『』、そして“天目一個”という“”の例外。“天目一個”は18巻再登場時にも変わっていなかったので、設定が定まっていなかった故のミスではありません。これの違いは何だと考えた結果、“紅世の徒”が認めるか認めないかではないかと推測しました。
“ミステス”は“徒”にとっても単なる『道具』ではありません。坂井悠二が[
そして……最後に残った謎が“存在の力”です。拙作の書き始めは括弧ルールをうっすらとしか知らずあまり意識していなかったため、『道具』だろうと勘違いして『』で書いていました。
しかし、よくよく原作を読み返すと……“”でした。
“存在の力”は終始この世限定のエネルギー扱いでした。石油です。人間は石油の権利を認めますか? 盟主に祭り上げますか? 天災と畏れますか?
でも、原作は“”です。判断投げました。その代わり物語に組み込みました。
“存在の力”が本来“紅世の徒”が畏れるに値する何かなら……原作に後押しされた気分になりました。
☆“紅世”について
“紅世”は力のせめぎ合いが延々と続く無駄を持てない世界であり、人間や“この世”の法則が機能しない世界。その他には世界法則がどこまでも現実的に実在していることが判明しています。
しばらくは拙作における“紅世”のもう少し具体的な設定と、そうするに至った解釈を並べて行きます。
・時間と『時の神』
原作での時間に関する具体的な設定は『時の事象に干渉する宝具が秘宝扱い』というもののみ。しかし他の手掛かりから、時間はこの世と共通の法則ではないかと踏んでいます。
まず、時は間違いなく流れています。時とは要するに変化、“紅世の徒”が生まれて力をつけつつ戦いに明け暮れ死ぬことは言及されているので、過去から未来へ移り変わります。ついでに蘇りも無さそうなので、時間逆行もしません。
時はあるとして、流れ方ですが。『両界の狭間』が荒れる以前は、“紅世”とこの世の行き来は頻繁になされていました。フレイムヘイズ最古勢の“王”ウァラクは、『復讐者の末路を飽きるほど見送った』との発言をしつつ、歴史の中で何度も両界を行き来して戦っています。この様に、『狭間渡り』を(遭難すれど)繰り返す中で、『時間』に関して言及されたことはありません。これは、双方の時の流れ方に『違和感が無い』ことを意味しています。
ここから、この世の過去現在未来と“紅世”過去現在未来は共通だと考えられます。未来を知っている“紅世の徒”が存在しないためです。(時間が“紅世”との行き来でぐちゃぐちゃになると、確実に物語的完成度が下がります。“紅世の徒”が新世界を創って新しい未来へ旅立つという物語がメインなら、未来なんて見えない方が絶対に面白いです。物語的には『“紅世”とこの世の時間の流れは共通』とした方が、余計な情報が省けてその設定に邪魔もされないので、素人ながら正解だと断言します)
さて、“紅世”には『人間的な意味で』秩序だった『時間に関する法則』があります。なら『時の神』もいます。人間が理解(共感?)可能な法則なため、この世に渡り来るのも可能です。いるならどんなやつだろう。妄想して色々設定が生まれましたが、何かの拍子に時の神関連の話を書くかもしれないので、温存。
・“紅世”の年齢
“紅世”ってどれくらい古いのか問題。手掛かりは、三千年ほど生きた“紅世の徒”(フレイムヘイズでない)が『じいさん』と呼ばれていること、五百年前の大戦が『大昔のこと』として語られていること。そして、時間感覚が人間社会に適応可能なくらいにはずれていないこと。
ここから読み取れるのは、“紅世の徒”の生存年数や世代交代サイクルは、強ければいくらでも長生きできる種の割には短めだということです。
ベヘモットの描写から見るに、五千~三千年くらい経てば、乱暴な性格から角が取れます(本質は変わっていなさそう)。身体はどこまでも怪物ですが、心は人間と本当に近しいらしいです。
“紅世”での死因が戦死のみとすれば、『精神の劣化』はせめぎ合い続けるだけの闘争心の弱体化=“紅世”での寿命、と想像できます。だから、“徒”は身体的寿命が無いにもかかわらず、人間と同じ時間を過ごすことが出来るのです。
“紅世”という世界がどれくらい前にあるのかは、『人類の文明史よりは長そう』以上に、設定も考察もあまり意味が無いと感じました。世代交代が頻繁に起きて、尚且つ無駄を持てないということは、伝えるべき歴史や文明も、伝える語り部も存在しないということに他ならないからです。
重要なのは、“紅世”自体の古さではなく、確固たる寿命の無い種族ではあるが生存年数に限界があること。
精神劣化が人間とそう変わらないなら、実は“紅世”においての平均寿命って、人間とそう変わらないどころか低いのでは、と思いました。滅茶苦茶長生きする(数百年単位)のも可能ですが、短命(数年)が多い。人間なら『戦って生き延びる以外やることが無い世界』に放り込まれて、数年精神持てば怪物だと思います。戦って生き延びても、別にその先に何かあるのでもないので。ご褒美があるとすれば『創造神』の神威召還くらい? そりゃ“徒”に慕われるわ。
この世と関わり合いになって、“紅世”平均年齢はアホなくらい伸びたと思います。精神劣化の最大の対抗手段、選択肢が生まれたので。選択肢は生き方を能動的な物に変えて、苦しみ蹴落とし戦ってでも生きる意味に繋がっていきます。平均年齢グラフ見てみたい。。。
めっちゃ枯れてるウィツィロポチトリ(『大地の四神』の師匠・ノースエアと契約した“王”)が両界のバランスを憂い『
この前提で、“紅世”真正の神の年齢を考えてみました。
これの手掛かりは『劣化摩耗はほぼしないこと』、『死ぬ可能性があること』、『不在となっても問題無いこと』。
総合させ『“徒”みたいに精神劣化による寿命は無いが、世代交代はある』と解釈しました。
……。この先は正直見当つきません。“紅世”に歴史は意味が無いので、こっちもあんまり意味は無さそう。どころかかっちり設定して生まれる制約のが大きそうです。
・“紅世”の規模
考えれば考えるほど、この世は大きいです。宇宙は“存在の力”で出来ているか? と考えれば『YES』だとしか思えないので……。宇宙から降ってきた地球の物質と元素が共通な隕石が“存在の力”の無いナニカって展開はもう怖いです。だからこの世は大きいです。地球は小さいよ。
なら、“紅世”は? 宇宙スケールを考えれば、人類すら食い尽くせない“紅世の徒”って少ないし小さくね? 質量比1兆分の1に満たない人類の極々一部が変質して生じた歪みに危機感を覚えるのが“紅世”です。矮小とまでは言いませんが、この世の宇宙に比べれば小さそうです。
“蛇”の創造で『少なくとも地球ひとつ』は生み出せていますが、どこまで創造できたのでしょうか。『大きさなんか関係なく観測可能な宇宙全て』だとすれば……。これまでの“徒”のスケール感からかけ離れすぎていて、いまいちしっくり来ません(『“紅世”真正の神の力 >*n この世』と認めるのは悔しいのがありますすみません)。
かといって、原作でも『この世の広さ>>(越えられない壁)>>“紅世”の規模』と言及されるのは、なんか違います。広大無辺と思われていた宇宙が意外と狭かったと判明する『
なので、拙作の設定に移ります。拙作では『関係あるのは地球とその周辺だけ』としました。具体的には『金星が最接近時に巻き込まれないくらいの範囲』という想像をしています。これが作中に登場した全の体積です。ミコトの最大出力は日本列島一個分。全力の剣攻撃での破壊範囲がそれよりかなり小さかったのは、現実世界に破壊と力を漏れさせないために多くの力を鏡(鏡面世界維持)に割り振っていたからです。
“紅世”真正の神の最大出力も、『地球とその周辺だけ』としました。“蛇”の創造範囲、アラストールの破壊範囲、シャヘルの宣伝範囲。全部これが限界としました。(神威召喚アラストールが月ごと地球を破壊できる力を持つとかアシズ戦やばくね? と思ったあなた! 神威召喚は儀式対象の力量で、アラストールの破壊範囲も自動調整されるのだ! という設定にしました)
だから、拙作の“紅世”の大きさもそれくらいです。『大きさ』という概念は無いでしょうが、雰囲気的な規模はそれくらいです。