個性:催眠(ただしちんちん亭)   作:センザテーラ

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分かりやすいようにタイトルにちんちん亭を付け加えました♡
勝手に足してんじゃねぇよ死ね♡あっちょっと逝


まんじりともせず3話を受け入れろ…!

 

 

 

 

『私が投影されたッ!!!』BURRN!

 

「音がデカすぎる…モラルを弁えろよ」

 

 

結論から言うと彼は合格した。

 

 

『筆記は全体でも上位、実技も55p、そして救助活動pが35p!合計90pで圧倒の首席合格だ!ただちょっと(?)言葉遣いが悪いところは少し減点だけどネ』

 

「まんじりともせず入学を受け入れたか…やるね」

 

「俺みたいなクズに雄英の首席捧げてくれて有難うね♡」

 

やめなさい。

 

 

ちなみにレスキューポイントについては彼が、

 

「俺に任せろオラッ!無理しなくていいよ♡」

 

「安心して♡身を任せて♡僕は個性操作一級の資格を持っているんだ♡」

 

「なんだこの怪我した少年は!雄英にナースコールだ!」

 

といった具合にロボットを倒している合間に(掛ける言葉はアレだが)他の人を助けていたのでレスキューポイントも稼いでいたのだ。なんだかんだ根は善人たる所以だろう。

 

 

 

そして時は過ぎ、雄英高校入学式当日──

 

「我こそが戦国一の催眠おじさんである!来るべき激戦の下準備をせよ!」

 

ただの初登校に向けての準備である。

 

 

熊谷の家は雄英から少し離れているので電車で通学する。電車に乗って揺られていた熊谷は何となしに上にある広告を見てみた。そこには

『ジムで鍛えてキミもサーフ系ボディビルダー拓也さんみたいなガタイになろう! 中野GG店』という広告が本人写真と共に貼られていた。

 

(上半身に比べて下半身が貧弱すぎるだろ…)

(顔がね…)

(大昔に生息していた北○原○みたい)

 

珍しく至極真っ当な意見だ。

実際、彼の評判はネットではあまり良くない。

「哀れ」「きっしょ、もう貼るな。そして死ね」「乾燥途中の干し柿みたい」「叶○子」「南○也にそっくりよね」←「⚠南佳○には全く似ていません!⚠」など辛辣な言葉が数多く書かれているのである。

興味のある方は一度「タクヤの評判」で検索してみて欲しい。ちんちん亭にも劣らない語彙力から奏でられる罵倒の数々は必見だ。

 

 

 

そんなこんなで雄英についた熊谷はドアを、

 

「う〜むドアくんこんなに大きいデカい引き戸だと肩が凝るだろうオラッ」 

 

と言って開ける。すると

 

「おはよう!俺は私立聡明中学出身の飯田天哉だ、これからよろしく!」

 

と眼鏡をかけたマジメそうな男子生徒が声をかけてきた。

 

「おはよう。さすが真面目くん模範的だねレシプロエンジン 僕の名前は熊谷裕貴 よろしくね♡」

 

「?…っあぁ、こちらこそよろしく!」

 

その言葉に少しつっかかるもすぐさま返す飯田、流石はエリート。

それを見て満足したのか自分の席へ向かう熊谷。ちなみに熊谷の席は何故か八百万の後ろの一つ飛び出た席である。これはもう八百万に熊谷のストッパーを期待してるようにしか思えない。やったね百ちゃん気苦労が増えるよ!

 

「おはようございます、熊谷さん!」

 

「おはよう八百万。ボルネオの守護神」

 

合否結果はもう連絡してあるので普通に(?)挨拶する二人。

 

「それにしても一番後ろに一人っていうのも大変ですわね…」

 

「そうなんだよ、だから俺専用の話相手奥さんになれ…!」

 

「…嫌ですわ」

 

「これは手厳しい♡」

 

 

すでに仲良く(?)会話してる様を見て他の数人の男性陣はこのやり取りを羨ましがったとか。

 

だんだん登校して来る人数が増えていき、徐々にザワザワしだす教室。と、そこに待ったをかける声が。

 

「お友達ごっこしたいなら他所へ行け。ここは…ヒーロー科だぞ」

 

「「「(なんか!!!いるぅ!!!)」」」

 

「(さりげなく女子のスカートの中が見えそうな位置に居やがって…変態教師め マリーゴールド)」

 

そこには寝袋に入りゼリーを吸いながら寝そべっている浮浪者のおっさんみたいな人物がいた。

 

「ハイ静かになるまで8秒かかりました。時間は有限、君達は合理性に欠くね」

 

「「「(先生!?)」」」

 

「(ガラムマサラ)」

 

「担任の相澤消太だよろしくね」

 

「「「(担任!!?)」」」

 

「(無骨な小兵)」

 

何とびっくり浮浪者のおっさんは担任の先生だったのである。

 

「早速だが体操服(コレ)着てグラウンドに出ろ」

 

そうメッセージを残して先生は去っていった。

そして場所は移動して運動場へ。

 

 

 

 

「「「個性把握…テストォ!?」」」

 

「入学式は!?ガイダンスは!?」

 

「ヒーローになるならそんな悠長な行事出る時間ないよ」

 

「雄英は"自由"な校風が売り文句。そしてそれは"先生側"もまた然り」

 

「……?」

 

いまいち先が見えない生徒達。それでも相澤は言葉を続ける。

 

「ソフトボール投げ、たち幅跳び、50メートル走、持久走、握力、反復横とび、上体起こし、長座体前屈」

 

「中学の頃からやってるだろ?"個性"禁止の体力テスト。

国は未だ画一的な記録をとって、平均を作り続けている。合理的じゃない。まぁ、文部科学省の怠慢だよ」

 

 

「さて…今年の首席はお前だな、熊谷」

 

「勿論ですよマイティーチャー」

 

そう言ってソフトボールを渡された熊谷に一人の声がかかる。

 

「オイ、テメェが首席ってのは本当か?」

 

突然彼に突っ掛かって来たのはその個性に恥じぬ性格を持った男、名前を爆豪勝己という少年であった。しかし、熊谷は一切うろたえずに爆豪に言葉を返した。

 

「ホントだよ♡嘘じゃないよ俺噓つけないんだよ家訓で」

 

「「「家訓で!?」」」

 

「…チッ いつかその座を奪ってやるから待ってろよ」

 

「お気張りやす♡」

 

「(凄い…かっちゃんを目の前にしても一切動じずに対応している…これが首席…!!)」

 

勘違いしている一人の少年が内心で感心したところで会話は終わった。

 

「熊谷、中学の時ソフトボール投げ何mだった?」

 

「69mです」

 

「じゃあ"個性"を使ってやってみろ、円から出なきゃ何してもいい。早よ。思いっきりな」

 

円の中に入る熊谷。

 

「しかしこのソフトボールの手触りまるで新玉ねぎ♡」

 

「…早くやれと言っただろ」

 

「はい」

 

そう言われて今度こそ投げようとする。

軽く腕を伸ばし、振りかぶる。

 

「NO 催眠 NO LIFE!!」

 

ふざけた掛け声と共に綺麗な山本○伸の投球フォームから放たれたボールは一直線に空へ飛んで行く。

そして更にそこに個性と言葉責めを熊谷は使う。

 

「もっと腰(?)使え!このナゲられボディがよ!

 ボールちゃんもっと飛んで♡飛べよ♡催眠ッ!」

 

『オ"ッッ♡(飛んで)イ"グッッ♡』

 

 

「………まず、自分の『最大限』を知る。それが、ヒーローの素地を形成する合理的手段」

 

完全に無視した相澤の手にある機械に表示されていたのは"個性"禁止ではまず見る事はない数値である512.810mだった。過程はどうであれかなりの好成績だ。

 

「なんだこれ!?すげー面白そう(・・・・)!!」

 

これを見て?あんた正気か?(オルガ)

 

「512mってマジかよ!?」

 

「個性思いっきり使えるんだ!流石ヒーロー科!!」

 

「……面白そう…か。

ヒーローになるための三年間、そんな腹積もりで過ごす気でいるのかい?」

 

この瞬間に生徒たちは相澤の雰囲気が違うことに気づいたがもう後の祭り。相澤は次にとんでもないことを口にした。

 

 

「よし、トータル成績最下位の者は見込みなしと判断し……

 

 

除籍処分としよう」

 

 

 

「「「はあああ!?」」」

「謙虚に堅実に生きよ 決して諦めるな自分の感覚を信じろ」

 

生徒達は驚愕した。

熊谷は通常運転だった。

 

「生徒の如何は先生の"自由"。

ようこそ、これが──雄英高校ヒーロー科だ」

 

髪をかきあげながら笑みを浮かべる相澤。

 

とはいえそんな理不尽を到底受け入れられる筈もなく、生徒から反論が飛び出た。

 

「最下位除籍って……!入学初日ですよ!?

 

いや初日じゃなくても……理不尽すぎる!!」

 

「教師の風上にも置けないわ 教育の化身がよ」

 

麗日という名前の女の子となんかもう一人が反論するが、相澤には撤回する意志は見られない。

 

「自然災害……大事故……身勝手な敵達……。いつどこから来るかわからない厄災。日本は理不尽に塗れてる。そういう理不尽を、覆していくのがヒーロー」

 

「放課後マックで談笑したかったならお生憎。これから3年間、雄英は全力で君たちに苦難を与え続ける」

 

「幸い、ウチのクラスは同率で入った奴がいて21名。1人切り捨てれば例年の人数になるからな」

 

「"Plus Ultra"さ、全力で乗り越えて 来い」

 

 

 

「さて、デモンストレーションは終わり。こっからが本番だ。まずは50メートル走。2人1組ずつ走れ」

 

 

 

 

 

 

第2種目の50m走。最後に走るは熊谷。

 

「突撃進撃疾風迅雷」

 

ピッ『5秒8』

 

第3種目は握力。

 

「モナリザ」

 

ピッ『70kgw(キロ)

 

第4種目立ち幅跳び

 

「赤足の仕事師」

 

ピッ『3m』

 

第5種目反復横跳び

 

「一生懸命足動かさんかい!」

 

ピッ『85回』

 

種目をこなしている中、途中最下位になりそうで青ざめていた男の子──名前は緑谷──がいたので熊谷は「がんばれ♡がんばれ♡」とエールを送っておいた。これで大丈夫だろう。

緑谷が好記録を出したのを見届けて次の種目へ向かった。

 

 

無事に残りの種目を終えて個性把握テストは終了。

さぁ除籍は…?と皆が固唾を呑む中相澤が出した言葉とは。

 

「ちなみに除籍は嘘な。君らの最大限を引き出す、合理的虚偽」

 

まさかの嘘だった。

生徒達の「「「は──!!?」」」という声が響き渡る。なんだこれはたまげたなぁ。

 

 

「あんなの嘘に決まってるじゃない…ちょっと考えればわかりますわ…」

 

「そうだよ。当たり前じゃない何言ってんの常識知らずも大概にしときなよ」

 

「言い過ぎですわ」グッ

 

「ぬおっ……脇腹に集う抗議……!国家主義者の密会かな?亡国の姫君」

 

斯くして個性把握テストは無事終わりを告げた。




21人になるけど落としたくないし、今年だけ18番目が同率で2人いたってことで(適当)


アンチ・ヘイト(拓也さん)
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