はい、完全におまけです。ネタが尽きるまで続きます。多分。
あと投稿頻度が不定期になります。多分。
今まで週一程度の感覚で投稿してきたけど実はこの小説、不定期投稿タグ付いてるんだよね....
ちなみに今回エリス様回ではありません。
イチャイチャとかって他の人のを見る分にはいいけど自分で書くのは黒歴史化しそうで嫌なんですよね。好きなものを書くのは難しいんです。
もう既にこの作品が黒歴史になりそうだけどね。はは。
注意:今回珍しくヴェストくんが活躍します。
「あの偽乳パッド女神のどこがいいというのですか!!断崖絶壁!まな板!このひんぬー教徒が!!アクア様の方が数倍もでかくぁwせdrftgyふじこlp!!!!」
「はぁああああ!?乳なんて所詮ただの肉塊!!アクアなど所詮乳に賢さステを吸われた駄女神!エリス様の方がよっぽどくぁwせdrftgyふじこlp!!!」
「何やってんだあいつら」
「んだとごるぁ!?超えましたね!?越えちゃいけない一線越えましたね!?」
「じょーとうだ狂信者どもめが!!こんくらい反復横跳びで超え続けてやんよ!!」
「こんのっ!!くらえ!『エクソシズム』!!!」
「死に晒せ!『ラグナローーー
「カズマカズマ!明らかにやばいですよアレ!!」
「ストォォォォォォォォォッッッッッッッッッップ!!!!!」
どこかの道端でのアクシズ教徒とエリス狂悪魔の言い争いであった。
「何をやってるんだヴェスト...気持ちはわかるがもう少し大人な対応をだな...」
「ダクネス...エリス様が貶されるのを黙って見ていろというのですか?」
「そうではなくてだな.....流石に魔法は....」
「ちょっとー!?あんたが私のこと『乳に賢さステ吸われた駄女神』って言ったことばっちし聞こえてたからね!?」
「やはりアクシズ教はこの世界から滅すべき....」
「殴っていい!?殴っていいわよね!?」
ヴェストの正体が判明してから数ヶ月。世界は極めて平穏です。
カズマ少年の胃の環境を除いて。
(キリキリするぅ....)
以前と変わらない対応をすると決めたカズマ少年一行。
事実以前と同じような態度で接し、内心も特に大ごとに受け取っていなかった。
あ、あいつ悪魔だったんだ。ふーん。的な感じだ。
ただちょっとめぐみんがよくヴェストを魔力タンクにして爆裂魔法を連発しようとするようになっただけだ。
あまりにも周囲に前例がありすぎたことが今回の敗因だろう。
しかしカズマ少年の胃は別だった。
以前から彼の正体に気づいていたため、ダメージは軽減されたが、それも元ダメが大きければ意味がない。80パーのダメージがカットされようとも、元のダメージがHPの五倍...いや、十倍、百倍も大きければ意味がないのだ。
カズマ少年の今までの内心を見てみよう。
ミラー(初期)ーよっしゃ、まともな前衛ゲット!!ちょっと怖いけど...
ミラー(中期)ー悪魔やん...でもエリス狂信者...なんで?でも他と比べればマシ...?それにエリス教徒に悪い奴はいない。
ミラー(後期)ー意外と使える。アクアとタメはるとかやるやん。使用方法注意すればめっちゃええやん!エリス様人形で釣れるし。
ヴェストーあ、無理。
特大の爆弾を抱えたカズマ少年だった。
いわば裏ボスが味方のタイプのゲームで初っ端からその正体を知りながらも機嫌を損ねないよう気をつけながら接する系主人公の気持ちだ。例えが悪いか。
言ってしまえば自分の部署に社長が遊びで部下として入ってきて命令を下さねばならない上司の気分だ。...伝わるか?
まあいい。そんなカズマ少年は自分の胃を労わりながら今日も冒険に出かける。頑張れカズマ少年!負けるなカズマ少年!
「見つけたぞサトウカズマ!!そして邪悪な悪魔め!!」
負けるかもしれない。
「あら?あなたは確かーーーーー
「私も知っているぞ。こいつは確かーーーー
「「
「ミツルギです!!そして何でアクア様が間違って貴様が覚えてるんだ!!」
「子鹿のように震える姿が印象的だったから」
「な!なぜそれを!!まさかアレは貴様か悪魔め!!」
「そうだけど今更...?」
ヴェストはこの少年、ミツルギキョウヤのことを知っていた。というか覚えていた。そう、アレは月が言うほど綺麗ではなかったあの夜のこと。ヴェストは偵察のため隠密行動に徹していた際にこの正義感に溢れた少年に運悪く目をつけられてしまい、全力で威圧する事で平和的解決(?)をして見せたのだ。
その時の生まれたばかりの子鹿のように足をガタガタ振るわせ首を音速の域に達するほどの高速で上下運動させたあの姿と溢れ出る恐怖と絶望の感情が滑稽で今も彼の脳内に鮮明に記録されていた。(4話: 「夜遅くこんばんは。不審者じゃないよ?悪魔だよ」参照)
「まったく...子鹿くん、今日はなんなんだい?」
「こ、ここここここ、子鹿呼ばわりするな!!」
「いやめっちゃプルプルしてるじゃんサンケンさん。ヴェストお前何やったんだ?」
「ミツルギだ!!」
「君たちと会う前にちょっと絡まれてね。カズマ君は彼のことを知ってるのかい?」
「ああ、ちょっと前アクアのことで絡まれてな...」
「アクア様とよべ!!」
「...災難だったね」
いや現在進行形で災難にあってるけどな?
災難の原因多分お前だからな?
カズマ少年は唇まで出かけた言葉を飲み込んだ。
「飲み込めてない、飲み込めてないから」
「まじ?口に出てた?」
しまった出ていたらしい。
「ーーーーーっ!!ふざけるのもいい加減にしろ!!貴様よくもまあ抜け抜けと!!」
「へ?」
ぷっちーん!と何かが切れる音がした。
そう、ミツルギ少年の堪忍袋の尾が切れた音だ。
本人を無視して話を進めすぎたせいで温厚な彼でも我慢ならなくなったらしい。人の話は聞いてあげよう。悪魔さんとの約束だ。
まあ、私は影が薄いんで話しかけられること少ないんですけど(by??
「シラを切るな!!貴様らよくもアクア様を苦しめたな!!」
「へぇ?」
アクアを含め全員から空気の抜けるような声が出た。
アクアが苦しんでいる?この明日も数分後のことすら考えてなさそうな駄女神が?
「神敵たる悪魔と仲良しごっこを強制するなど!!きっとアクア様にとっては苦痛でしかない!一体どんな拷問を受けているのか.....くっ!!」
大丈夫かこいつ。
珍しく全員の意見が合致した瞬間だった。
後ろのツレ2人も同意するように頷いているがどこに同意できるのか。
たしかに敵同士で仲良しこよしを強制されていると言うことであれば苦痛でしかないだろう。だが実際この2人はそれほど険悪な中ではない。バニルや他の悪魔と比べれば親友と言っていいほど仲がいいとも言える。その原因はエリス様人形にあるのだがミツルギ少年が知ることはないだろう。エリス様は全てを解決する。
ちなみに苦行や拷問と言えばヴェストの方が食らっているのかもしれない。毎日悪魔めっすべしとか言って挨拶がわりにゴッドブローを食らわされそうになり、エリス様人形を餌にシュワシュワをおごらされる毎日........
本人はエリス様人形がもらえてご満足のようだが。
「正々堂々勝負しろ!!俺が勝ったらアクア様を解放してもらう!!」
「結局こうなるのか....」
カズマ少年の胃は崩壊寸前だった。穴が開くどころの話ではなかった。
「ふ、スティール対策は万全だぞサトウカズマ!」
そう言ってミツルギは鎧の裏を見せた。
そこには........袋詰めにされた数多くの石がーーーーっ!!!
「カズマ少年の運の前には無力では?」
「魔剣を売ったお金で焼肉行きましょ!」
「お!いいですね!」
「お前たち....」
「さあ!勝負だサトウカズマ!!!」
えーーー
受けて当然だとでも言いそうなほど堂々と魔剣をカズマ少年に向けるミツルギ少年に彼はとても、とっっっっっっっっても嫌そうな声を漏らす。めんどくさいんだもの。
「いや、ここは私が行こう」
「悪魔院!!」
そこに待ったをかけたのはヴェストだ。
その姿に再びミツルギ少年の足腰高速バイブレーション機能が発動しそうになるが、耐えた。コツは気合いだ。
「すーーーーー......いいだろう、邪悪な悪魔め。邪悪を打ち倒すのは勇者の使命だ」
アクアへの変な思い込みがなければいい勇者になったんだろうな。惜しい人をなくした。カズマ少年は合唱を捧げた。
「僕のこの魔剣グラムは質屋で買い戻した後!アクシズ教の教団で対悪魔用の祝福をかけてもらった!悪魔なんて一刀両断してやる!!」
「きゃーカッコいい!!」
「やっちゃえキョウヤー!!」
「やってしまいなさい魔剣のなんとかさん!!」
「なんでお前までそっちサイドなんだよっ!!」
騒がしい外野をそっちのけで2人の間に生まれた空気はピリピリとしていた。片や神に選ばれた勇者。片や(元)神にあだなす悪魔。
宿敵同士の戦いである。
(あー....エリス....エリス様成分が足りない....最近会えてないから...)
そうでもなかった。
「さあ!行くぞ!!!」
「はやく来たまえ勇者くん。気合いを入れようが結果は変わらないよ」(なんか最近エリス様に会いに行っても途中からの記憶がなくなるんだよな...そんでもって次の瞬間にはベットの上でカズマ少年たちに看病されている....なぜだ?)
「な、舐めるなぁーーーーー!!!!」
(そー言えば私の告白が失敗したあの時エリス様何か言っていたような...思い出せない....確実に何か言っていたはずなのに....)
ミツルギ少年の魔剣グラムが真っ直ぐ振り下ろされる。
その軌道は挑発に乗ってしまったせいで大きく、普段のヴェストなら容易く避けられる速度だ。あくびが出そうになるほどに。
しかし今の彼は違う。
彼はエリス様のことについて考える時、絶大な集中力を発揮して、アクアのゴッドブローでさえも彼の集中を止めることはできない。
故に....
ミツルギ少年剣は受け止められることもなく、ヴェストを切り裂く軌道でそのまま地面に振り下ろされた。
途中で受け止められることも避けられることもなく。
「やった...!!」
ミツルギ少年はその顔に笑みを浮かべ、喜びをあらわにする。
そして、つい、うっかり『例の言葉』を口にしてしまったのだ。
「ん?ああ、戦闘中だったね今は」
『フラグ』である。
「な...なんで....」
「あー....今の神器ってこんな脆いんだね」
「....え?」
ミツルギ少年は手元の愛剣、魔剣グラムに視線を向ける。
そこには神から授けられた完璧な愛剣の....
「な、な........」
半ばで真っ二つにおられた無残な姿が。
これでもヴェストは魔剣グラム以上の神器や力をもった神々や勇者たちとやりやっていた戦争真っ只中の時代のの悪魔だ。
昔に比べ平和なこの時代の神器如きで傷がつけられるような存在ではなかった。
「よーし」
「ちょ...ま.....!」
くらえ必殺ヴェスト弱弱手加減パンチ!
「ぐえ」
「はい、これで私たちの勝利ね」
「....」
「....」
「ねえ、ヴェスト...神器を壊されるのは私としても困るしエリスも多分....」
「........直しておこう」
この後めちゃくちゃ修繕した。
パッドでもいいですよ?むしろ大好物で(殴