数多の文字とその定義。   作:あばおじ

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なんか描いてみた初めてですー


妥協点の作り方

シリアスが大嫌いだ。

重い話しが嫌いだ。飯が不味くなるから。

重い空気が嫌いだ。息がしづらく話しづらいから。

悲いことがあって泣いたりする事が嫌いだ。だってつらいから。

誰かが泣くのも嫌いだ。見てて気持ちのいいものではないから。

だから逃げ続ける。

泣いてる声が聞こえない方へ

困ってる人がいない方へ

誰とも深く関わらずに

楽しい話題にくだらない遊戯に、

最もクソゲーである人生のプレイヤーなのだか、楽して何が悪い。

そんなボクが初めてシリアスに浸かった話。

 

 

 

 

 

 

8月1日

ブーブーと携帯のアラームに朝を伝えられ、イラつきながら俺、佐藤和義は布団から起こす。しっかりと土日休みで犯した夜更かしという犯罪の刑罰としてしっかりと寝不足である。

眠気とそれが原因で生まれる苛立ちを少しでも抑える為に、アイスコーヒーとタバコの準備を行い換気扇の下に向かう。到着後直ぐに100円ライターでタバコに火を灯し寝起きの声を上げる。

「フー・・アカマル最強」

煙を大量に吐き出しながら独り言をぼやく。これがないと朝が始まらない、大人のラジオ体操だ。問題は子供用と違い全く健康に悪いことだ。毎年健康診断で禁煙勧められている。人生クソゲーなのだからこれぐらい許して欲しいものだ。税金いくら払っていると??。

そんなことを考えている間に根本まで吸い終わり外向きのジャージに着替えてたりと朝の準備を行う。

ヤニとコーヒーでこれだけテキパキ動けるのだ。

「むしろ薬なのではないか?」

医療機関に対する小さい反抗を口にしながら家を出て会社に向かう。会社までは電車で15分である為ギリギリまで睡眠をとる。だって仕事つまんないだもん仕方ない。

数十円しか入っていないICカードをタッチし電車に乗り込みむ、電車の中は座りは出来ないがそこまで人はいない状態。優雅にスマホがいじれそうだ。

早速配信サイトをチェックする。あなたのおすすめにVtuberの面白そうな切り抜きが数多あり迷ってしまう。

数年前から爆発的に増えたVtuber。2Dや3Dのキャラを使い配信する方達。好きなゲームの動画をみている内におすすめにVtuber関連が現れ、それ以降は虜である。一切コメント・ギフト等はしてないが。無料コンテンツを無料で使って何が悪い。その中で暗い雰囲気のものが目に入った。

「夢咲花、体調不良により配信中断??」

夢咲花、その名の通り可憐な花々が衣装に振り付けられており、セミロングのピンク髪がよく似合うキャラのVtuberである。自分と同じゲームをよく配信しており、ちらちら切り抜きをみた感想は元気で大きな声だが不思議と不快感を与えないゲームの上手い少女、そんな感じ。

へーそんなことあったのかー程度に流し別の明るく面白そうな切り抜きを見る。朝からナイーブなものを見る気はない。ただでさえ朝起きて仕事に行くのがナイーブなのだからこれ以上のマイナス思考は困る。

 

その後は、いつも通り車を整備しほどほどにさぼり、昼寝をし、面倒くさい仕事をおやつの時間、までに終わらせ優雅にタバコとおやつ楽しみ、後輩に雑用を投げ捨て、先輩達と一緒に上司の機嫌を伺い、定時退社の許可を頂く。社会人4年目にてようやく年をとると月日が経つのが早いという文字を理解する。これが一年間の半分以上の続けるのだから当たり前だ。

「あがりまーす!!」

この一言に関しては会社で一番声がでかい自信がある。そしておはようございます。が誰よりも小さい自信もある。これで窓際じゃないあたり結局評価とは仕事の出来次第なのである。優秀でも天才でもないけどね。

先輩達と早着替え勝負をし、帰路につき寄り道せずに帰る。好きなタバコ・飲料は箱買いずみなのだよ。

そして飯家事は実家暮らしの特権でオートシステム採用済み。少し金を稼いでくる自宅警備員の完成である。最高。

「お帰りお坊ちゃまくーん」

家の扉をあけると母が声で出迎えてくれる。家で何もしていないことからお坊ちゃま扱いである。悪くない。

「たでーまー。今日の飯はなんぞや?母上ー」

「カレーだよー、もうご飯食べる?」

「食べます」

家帰っただけなのにカレー出てくるとか神かよ。一人暮らしとか無理ゲーじゃね?

「弁当箱と洗濯物だけ先だしてねー」

流石母上、面倒ごとは先に終わらせるらしい、親子を感じる。

とっとと弁当箱と洗濯物を提出しその間に温められた飯を自室に運びこむ。PCを起動し配信サイトを開き、部屋用の電子タバコの電源をつける。それを吸いながら今日の飯を食べながらみる動画を探す。

「ん?夢咲花重大なお知らせ??」

昨日の体調不良の件だろうか、今日配信するということは大したことではなかったのだろう。予想はゲームのやりすぎで寝不足。100円賭けれるな。

あと5分ほどで始まるようで丁度いいと感じ、今日の配信飯に決定。

カレーを食べて待っていると配信は始まった。開始直後数多くの[大丈夫?]等の体調不良に関する心配のコメントが流れ出した。ちらほらと[オープニングがない]などのコメントもあり、いつもと違うのかなーと他人事感覚が眺める。まぁ今日は野次馬やしなー。と考えていたら、とても大きな音がヘッドホン越し響いた。

                 「おっっっはなー!!!!!」

 

え~こんなビッグボイスだったっけー??耳痛いよー気合い入りすぎよー。絶対に変な声でたわ恥ずかしい。

コメントを見るとやはりいつもより相当大きな声だったらしい非難殺到である。そそくさと音量調整をし耳を傾ける  

「ごめんなさい、いろいろあって間違えちゃった、ははは」

そう言って横を見る彼女。恐らくコメントをみているのであろう、つられて俺もコメントを見る。Vtuberは動くからなにをしているか分かりやすい。

現在多く流れているのは体調不良の件についてらしい。まぁ気になるわなぁ。

 

                  「わたし、半年後に死ぬの」

 

画面越しの二次元絵の彼女はたいして表情も変えずに声だけ悲しそうに重苦しく言葉を発した。

そりゃそうだ彼女はVtuberなのだから。2Dモデルにそこまで表情を作る能力は無い、だからこそ…

 

              「これからわたし、どうやって生きてこう?」

 

途轍もないギャップだ、声と映像がまったくマッチしてない、いつも好きだったキャラ絵に酷く虫唾が走る

 

             「何して?生きればいい?諦めて死んだほうがいい?」

 

止まらない、彼女はVtuberとして顔を捨て去り、絶望を吐き続けていく。恐らくだが彼女は誰かに…

 

                 「誰か助けてくれない?」

 

そう言って通話アプリのIDを貼り付けた。割と配信者としてリスキーである行動をとるあたり本当に追い込まれているようだ。

 

             「あたしに!!希望をください!!」

 

一人称が変わるほどの激情、もうそこには限界を迎えた一人の少女しかいなかった。

五分がたっただろうか、俺は何も聞かなかったことにしてPCの電源を落とそうとした、今なら誰かの泣き声を聞かなくて済むから、あした仕事になんの気負いもせずに行けるから。

 

              「誰も・・いないの?・・・・」

 

残念ながら違う、配信サイトをの同時接続数を確認すると1000人前後の人間がこの配信を確認できる。

誰も通話を掛けていない現実がそこに鎮座している。

 

 「いつもっ!!あたしのこと好きっていってたじゃんっ!!!くれたコメントはギフトは!!」

 

      「全部噓だったのかっ!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

音割れするレベルの絶叫、デシベルで言えばただうるさいだけなのに、逃げられない。ヘッドホンを投げれば、プラウザバックすれば関わらずにいれるのに何故か逃げることができない。

ああ・・・これが追い込まれた人間の言葉か。

だがその重い言葉を受けてもこの場にいる1000人は動かない、いや動けない。なぜなら助ける方法など誰も持ち合わせていないのだから。

 

   「そっか・・・・・」

 

追い込まれ者から諦めた者の声が俺の耳を占領した。

 

   「あたしのこれまでの人生って間違いだったのかな・・・・・」

 

 

この言葉を聞いた時、何故か通話を掛けていた。。

ボクはなにをしていんだ。らしくもない感情的な行動に後悔が押し寄せる。何故今誰も通話を掛けていないのか、俺なら解るだろ!?

誰も助けられないのだ、既に詰んでる状態なのだから助かる訳がない、救える訳がない。現実にはヒーローも悪役もいないのだから。

無情にも、通話コールがなり続ける。軽やかな音楽に反して心臓が早い速度で鼓動する。そして何も出来ないまま、その時が訪れた。

「こんにちは。あたしを助けてくれるの?」

希望と諦観が混じった声だった。自分が助からない事を理解しながら、どこかで奇跡を願っている、そんな声。俺は今から奇跡を取り上げる事しかできない。

もうあきらめよう、ポイントオブノーリターンだここからは、現実を組み込んだ妥協点を作るしかないのだから。 

「こんにちは、まずなんで半年後亡くなってしまうのか聞いてもいいですか?」

いざ喋りだすと、思ったより冷静に口から音が出た。

「今まで誰もなった事のない心臓病らしいです。既存の治療法では効果がないと伝えられました」

思ったより冷静な声音と内容が帰ってきた。これは有り難い、情報が集めやすい。

「どこのお医者様や病院に診てもらったかお聞きしても?」

「最初は小さい病院でその後○○病院で診断を受けました。」

病院に全くいかない俺でも知っている大きな病院だ。やはり寿命の方はどうにもならないという情報を提示された。

泣きそうだ。だか彼女はもう泣いているのに自分が泣き声を上げる訳にいかない。冷静に冷徹に自分らしくない事を通話が終わるまで貫き通さないといけない。タバコに火をつけ深呼吸するように吐き出す。声をだせ俺。

「ぶっちゃけます、あなたが肉体的に助かることはほぼ100ありえないです。人を助けることに人生かけてるいい意味でイカれてるお医者様が単品ではなく複数人集まって出した答えだからです。絶対はないですがほぼほぼ無い可能性です。」

「・・・やっぱり?」

声音で解る。希望を絶やしてしまった事が・・・

ここで終れば本当にただその結果のみが残る。だからこそ次の言葉を紡ぐ。

「だから妥協点を作ります」

「妥協点?」

「そうです。取り敢えず理論値を作ります。死ぬまでにやりたいこと全部吐き出してください。全部。これがスタートラインです。」

ここを吐き出してくれなきゃ何も始まらない。煽り言葉を考えながら祈る。

「・・・いっぱいあるよ」

小さい声聞こえた。

「北海道の美味しい物を食べたい。箱根の温泉に入りたい。千葉の遊園地に行きたい。」

「長野のお蕎麦もいいな~四国のうどんも!!

Vtuberとしてもっと有名になりたい・世界一周したい・大学生になって勉強したい・・成人式で晴れ着を着たいっ、素敵な人と結婚したいっ!!!、子供に囲まれたいっ!!一人で死にたくないっ!!!!!」

「あたしは幸せになって死にたいっ!!!!!!!」

ダムが決壊した様に悲痛な言葉が溢れ出す。感情に流されないよう所詮他人事だと自分に言い聞かせて彼女のデータを蓄える。

「これから人生80年賭けれたら可能で大体可能だと思います。でもあなたが半年後死にます。」

「しってる「だから過程で満足しましょう。」

被せる様に声を出した。

「あなたが死ぬという結果は変わりませんだから、その過程で出来ることをしましょう。」

「ボクはあなたを助けられません、でも半年間で出来ることは提示出来ます。死ぬまでに何が可能で不可能か客観に判断出来ます。なぜなら赤の他人だから。

半年あれば北海道の美味しい物も食べれる。箱根の温泉も入れる。千葉の遊園地だって余裕で行ける。蕎麦もうどんもっ!!」

「100点満点優勝諦めて、60点の妥協点きっちり獲り行きませんか?」

我ながら意味のわからない事をしている。名前の知らないぽっと出の人間にとやかく言われて、挙句の果てに何も解決策を出してないのだから。こんな男の言葉に彼女はなにを思うのだろう。

「…あたし結構可愛いけど結婚は無理かな?」

「いや、顔も性格も知らんのに判断できねえっす」

やべ、急に顔自慢されて素で返した。

「あはっ!素でいいよどうせ直ぐにおっ死ぬし。」

話し始めて初めて笑った。内容は笑えないがこれっぽちも。

「なんで、つらいとねとかきっと何とかなる、大丈夫だよ的な優しい言葉使わなったの?」

唐突に疑問を投げられた。なんか悪い精神状態じゃなさそうな感じなので脳死ストレートで答える。

「君の事なんもしらんから、俺は別に余命半年後じゃねーし、君の気持ちを理解できる要素がない。

そんな耳障りのいい言葉なげてもなんの結果も変わらない。それは上からの目線の憐憫だぜ?。同情すら出来る立場にいないからさ。」

「大丈夫、きっと何とかなるは俺が使っても言葉にはならんよ。それは君と長い年月を重ねた人間しか言葉にならんよ。俺が使っても文字を読んでるだけ。」

突然知らん奴に解ってる風なこと言われも、多分言われた側は納得しないと思う。

「たしかに・・。あたしの事何が解るのっ!って言いたくなるもん。」

「その通り。だからキツイ言葉と出来る事を伝えるしかなかった。」

君が冷静な人で良かった。心が強い人で良かった。現実逃避しなくて助かった。

「うん・・決めたっ!」

言葉の節々に力強さを感じる。

「あたし足掻くねっ!死ぬ前にいっぱい遊んでやるっ!そしてワンちゃん花嫁!!」

本当に強いなこの人。多分何も言わなくても勝手に助かりそうだな精神のみだけど。

「んじゃぁ、その勢いでナンパして来てください。顔に自信があるんでしょう?旅行プランをいくつか提示しますんで。一緒に旅する旦那候補探してください。」

「え?先生じゃないの?」

「ん?」

こいつな~に言ってんだ?先生ってだれよ、二人しかいないから多分俺やけど

「いやいかんよ、仕事あるし。」

「はぁ!??」

結構怒ってる声が帰ってきた。えっこわ。年下女性怖っ

「ここまで焚き付けてじゃあバイバイは無責任すぎない?最後まで付き合ってよ!何で電話かけたのっ!?」

「それはボクも気になる何で電話かけたか自分でも解らない・・・」

何でこんなに彼女に関わっているのだろうか。

「関わりたくない理由ならしっかりと話せる。

ボクは泣きたくないんだ。

少し話しただけども解る、君はとてもいい人で、強い人だ。だから深く関わると君に必ず愛着が湧く。

悲しい結果が待ち受けてるのに立ち向えるほど俺は強くない。」

「うるさいっ!!いいかつきあえっ!!先生がいいのっ!!」

まだくるかこの少女、最後の手段だくらえ

ウェブカメラをオンにして自分を晒す。決してイケメンとは言えない微妙な顔立ちに、やや脂の乗った体

「これがボクだぜ?」

こんなザ・陰キャが最期に深く付き合う人間になるのはいやだろ?

「そんなブサイクでもないじゃん。良い服きればいけるよ。言い訳は終わり??」

何でもありかよ。何でボクにこれ程執着するんだ?

「じゃああたしのターンだね。あたし凄い感謝してるんだよ?誰も来てくれなくて寂しくて苦しかった時にきた通話音これだけで嬉しかった。

立ち止まって動けないあたしに妥協案っていう道標をくれた。

誰もが見て見ぬふりして当たり前の状況なのに声を掛けてくれた優しいさと、

出来る事を見つけて提示できる冷静なあなただからいいんだよ。

今あるお金とかあげれる物は全部あげるから、最期まで付き合ってよ先生。」

とんでもないエゴだ。力強く綺麗で思わず頷きたくなる、次の言葉が出ない黙り込んでしまう。

「うっうっ・・・ダメ?」

数分たつと泣き声が耳に届く、やめろそんな声きかせるな。どうやって泣き止ませる?

そんな方法一つしか思いつかなくて・・。

「はぁ~」

ため息をついて呼吸を整える。

「いいよ、ボクの人生半年あげる。好きに使っていいよ」

だから泣き止んでくれ。

「・・・ホントに?迷惑じゃない?」

さっきまでと言ってること違うじゃん。元気づけよう冷静に、こんな声聞くためにリスクを背負ったんじゃない。

「ボクの根負けだよ、仕事もやめる。

だから何したいか今すぐ考えて?他の人より時間が無いんだから。」

「ひぐっ・・・ありがとう」

「心に余裕ある?」

「うん・・大丈夫」

「幾つかの助ける条件話してもいい?」

「いいよ・・お金いっぱいあげるよ!!」

こいつ金自信ニキかよ。登録者五万ってそんな稼いでんの?

「金はこれから大量に使うから残して欲しいかなー?旅行って結構金飛ぶぜ?」

「え?じゃあなに?」

「一つはあまりに度が過ぎるお願いからは逃げますってことかなー?」

例えば一緒に死んでとか。限界間際の人間は何しでかすかわからんから。

「いいよ・・まだある?」

「もう一つが助けに行くから助かりきてほしい、しっかりと。」

「助かりにいく?」

「そう。どちらかの一方通行じゃなくお互い助け助かる。片方待ちぼうけなんて許せないし助かれないよ。」

人を救う事の最低条件だと思う事を話す。救けた事などないけどそんな気がする。

「ぜんっぜんオッケーだよ。しっかり先生に向かって走るよ、あたしからもいい?」

次は彼女からのお願いらしい。メモの準備をする。

「なんでも、いいっすよー」

「あたしVtuberで一番有名になるのが夢なの。だからあたしとしてじゃなくわたしとして生きたい。

あたしの人生使って夢を叶えたい。最期まで配信者として夢咲花として生きたい」

「本当っにかっこいいな君は。」

気が付けばそんな言葉を吐いていた。あまりイケメン過ぎる。二次元ならヒーローだよ。

ボクがいなくても他の誰かがいなくても勝手に助かれそうなぐらい強い彼女に尊敬と羨望の感情が芽生える

「ニシシっもっと褒めていいんだぞ?」

いたずら小僧のような笑い声、色々温度差すごいな君。

「じゃあ全部決定だね!仕事辞め次第作戦決行っ!!」

 

「ここに宣言します!!わたし夢咲花は残りの半年間で可能な限り努力して幸せに死んでみせます!!」

 

大きく息を吸い彼女は宣誓する。言い方を変えれば自分に呪いをかける。

必ず辛くて苦しい終わりのある旅が始まる。

幸せの定義なんて何もわからない二人が始める幸せになって死ぬための旅が。

 

                                      残り日数185日

 

 

 

 

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