元トレーナーの育て屋さん。   作:ノイズシーザー(旧ノイズスピリッツ)

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あけましておめでとうございます。
今年もこの作品をよろしくお願いいたします!


育て屋さんは船の中

「……船に乗るとか半年ぶりだ…」

 

ゆらゆらとゆっくり揺れながら進む船の中で、クレハはそう呟く。実際口に出したように半年ぶりだ

 

「まさかグリーンやカツラさん達まで見送ってくれるなんてね…」

 

リクトに預けたポケモン達を任せ、旅行に行く時、カントーのジムリーダーが全員見送りに来てくれたのだ

 

どんな答えでも儂は受け入れるぞ!

今度また女の子だけでスイーツ食べに行こう!

帰って来たらバトルしようネー!

予知したけれど貴女の未来は明るいわ

ジムリーダーになるなら大歓迎よ!

君の固い意思なら大丈夫だろう

帰って来たら着物の着方を教えて差し上げますわね

───ま、どっかの赤いのみたいに行方不明とかにはならねぇようにせいぜい気をつけな

 

それぞれからそう伝えられ、クレハは嬉しく思う反面、目立ちすぎるなぁ…と思ったがやっぱり嬉しいので黙っといたのは内緒だ。

 

(ん〜…イッシュ地方に着くまで2週間、かぁ…)

「ぎらー、ぎらぎらっ」

「わわっ、よしよし…本当に広い部屋だなぁ…私の手持ちみんな出しても大丈夫だなんて……」

 

自分に甘え始めたバンギラスのお腹を撫で付けながらクレハはしみじみとなって呟く

ポケモントレーナーも利用する関係上からか1部屋が広い上、やたらと頑丈な作りになっているのだ。というかそうでもなきゃ船内でバトルとか出来ないのである

 

「ぎら〜♪……Zzz…」

(あ、寝ちゃった…気持ちよかったのかな?…ってゴウカザル達も寝てる…)

 

撫でられて嬉しそうに鳴きながらバンギラスは首をこくこくと揺らしながら眠った

そんなバンギラスを可愛らしく感じながらほかの手持ちを見渡すとカイリューとガブリアス以外皆昼寝中だ。船の揺れがいい具合に眠気を刺激したのだろうか…と考えている内に釣られたのか、クレハにも睡魔が現れる。それを察知したドラゴン2匹がクレハに一鳴き

 

「りゅおん」

「ガブリャ」

「……ああ、私も寝てなって?…お言葉に甘えさせて貰おうかな」

 

昼寝したら?と言っている事を察し、ならばとバンギラスに寄り添う形ですやすやと眠り始める。……その前にお夕飯には起こしてね、とちゃっかり伝えたりもした

 

「ガブ」

「りゅおん」

 

ちゃっかりした主人に苦笑いしながらもドラゴン2匹は頷き、カイリューはベッドから毛布を持ってきてクレハに被せ、ガブリアスは座り込んでイメージトレーニングを始める。船内だから自重しているのだ

 

「…スゥ…スゥ……」

「───りゅん」

 

毛布を被り、あどけない寝顔を晒すクレハを見て、彼女の祖母の手持ちだった故に小さな頃から彼女を知るカイリューは大きくなったのう…と孫を見る祖父のような心境になるのであった……

 

 

 

 

 

 

 




クレハ
すぴー…
トレーナー時代にちゃっかりカントージムも制覇していたヤベー奴。しかし諸事情でセキエイリーグには出れなかった

バンギラス
ヨーギラスの頃から甘えん坊な女の子

ガブリアス
イメトレ中

カイリュー
あんなに小さかったのに…

カントージムリーダーズが抱くクレハの印象

グリーン おしとやかに見えるが性格ほのおタイプな脳筋女

アンズ 偶に一緒にスイーツ巡りする仲。多分ジムリーダーんなかじゃ1番仲がいい

カスミ 同僚になってくれたら普通に喜ぶ

ナツメ 裏表があまりない子

タケシ 自分にも負けないくらい意思が強い女の子

マチス いつかリベンジしたいネー!

エリカ カスミ同様同僚になってくれたら普通に喜ぶ

カツラ この子ならグレンジムを任せられると確信してる

大体こんな感じ。全体的に評価が高い模様


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