元トレーナーの育て屋さん。   作:ノイズシーザー(旧ノイズスピリッツ)

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書けるうちに書いていくスタイル

追記
あとがきのカイリューのプロフィールを修正、変更しました。


育て屋さんのパーティ

──ピッピッピッピッピッピッピッピッ……カチッ。…朝を告げる目覚まし時計のボタンを叩くように押してアラームを止めながら、クレハはベッドから起き上がる。

とりあえず眠気覚ましにと洗面所へと向かい、顔を洗う。

それから乱れた髪を手入れしつつ、歯磨きをして、そして寝巻きを脱いで洗濯機に放り込んでからハンガーに掛けてある育て屋としての正装一式…Tシャツにジーンズ、ラフなエプロンに着替えて、階段から下に降りて預けたポケモン達と相棒のゴウカザルを含めた現役時代からいるパーティが待つ、一階の育て屋スペースへ向かう。

 

────────

 

一階のドアを開けると預けたポケモン達とゴウカザルを含めたパーティメンバーの内三匹が出迎えてくる。

 

「あれ?レントラーに、ムクホーク?珍しいな。普段は毛繕いしたり家の上を飛び回ったりしているのに」

 

出迎えて来たポケモン達を撫で付けながら、珍しい物を見るようにゴウカザルの両隣に居る2匹を見つめる。

そんな主人に対して、レントラーは一鳴き、ムクホークは片方の翼を拡げる。まるでたまにくらいはいいだろ?と言ってるようだ。

ゴウカザルに継いでの古株である2匹のようきな気分屋っぷりにクレハは思わず苦笑い。

 

「じゃあ、私はご飯の用意してくるから。3匹共この子達を見てあげて」

 

その言葉に返事を返すようにゴウカザルはサムズアップを、レントラーは先程とは声色を変えての一鳴きを、ムクホークはさっきとは反対側の翼を拡げる。

それを見たクレハは満足そうに頷き、預けたポケモン達と、自身の手持ち用のポケモンフーズを用意しに奥の物置部屋へと向かう。

 

────────

 

しばらくして、クレハが皿に小分けしたポケモンフーズをキャスターに乗せて運んで来て、それぞれに配っていく。

当然手持ちであるゴウカザル達にもだ。室内に居るポケモン達に配り終わった後、庭の方にも向かう。

預けたポケモンは小さい個体ばかりな為全員いるが、自分の残りの手持ちは違う。大型のポケモンなのでこの家では手狭なのだ。

ならモンスターボールに入れればいいのだがゴウカザル達を出している手前、それは不公平だと考えて雨等の天候が悪い日以外は庭でのんびりさせて貰っている。

 

「バンギラス、カイリュー、ガブリアス。ご飯持ってきたよ」

 

クレハが呼び掛けるとそれぞれ食事を貰いに現れる。そうこの3匹こそクレハの残り手持ちだ。なんだこの厨パ。

まぁともかく、クレハはそのままガブリアス達に食事を配っていく。

手持ちの中では一番末っ子でのんびりとした性格のバンギラスはがうんと優しく吠え、レントラーやムクホークと同じようきなカイリューは人懐っこい笑みを浮かべ、まじめで庭組のまとめ役なガブリアスは主人に一礼をして食事を受け取る。

「……」

 

それを無言で、されど笑みを浮かべてクレハはそろそろ自分も朝食にするかと庭から部屋に戻っていく。

 

今日も今日とて、代わり映えの無い、しかしのんびりとした1日が始まる。




クレハパーティ

ゴウカザル、実はおっとりとした性格。

最もクレハと付き合いが長く、実質的なパーティのリーダー。

ムクホーク

ゴウカザルに継いでのパーティの古株その一。ようきな性格でパーティ内のムードメーカー。

レントラー

古株その二。ムクホークと同じくようきな性格。
いつも毛繕いしているらしい。

ガブリアス

パーティの古株その三

まじめな性格で庭組のまとめ役を買ってでている。

バンギラス

のんびりとした性格。

実はパーティの紅一点でタマゴから育てられた末っ子。

カイリュー

ムクホーク、レントラーと同じくようきな性格。

パーティ内では一番最後に入った。しかし生きていた年数的に一番の年長。元々は祖母のポケモンだった。

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