元トレーナーの育て屋さん。 作:ノイズシーザー(旧ノイズスピリッツ)
「インテレオン〝とんぼがえり〟」
「〝ボルトチェンジ〟!」
「インテっ!」
「トラッ、トラァァァ!」
またしてもお互い交代技同士がぶつかり合う構図になかけるも…
「インテレオン戻れ! ギルガルド〝キングジールド〟!!!」
「レントラー、交代! バンギラス、〝ちょうはつ〟!」
「インテ!」
「──!」
「トラ」
「ギラギラギラッ!」
しかしこの2人は。お互いの技がぶつかり合った直後に交代をし…ギルガルドは己の代名詞たる絶対防御技で発生した余波を防ぎ切り、そのすぐ後にバンギラスがちょうはつでそれを封じにかかる。
「ギルガルド〝かわらわり〟」
「──!」
「ぎらら!?」
「バンギラス交代! ゴウカザル、〝だいもんじ〟!」
ブレードフォルムに変わったギルガルドは金属音の様な鳴き声を響かせながらバンギラスに4倍弱点となるかくとうタイプのチョップを叩き込もうとするも、すかさずクレハが当たる直前にゴウカザルに交代させ、ゴウカザルは自身の驚異的な腕力でかわらわりを無理やり受け止めて…口から炎を吐いてギルガルドにダメージを与えようとする。ちなみにキングジールドをされても吐き続けるつもりだ。先の試合で色違いのボーマンダ…サラメがしたように。
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「ギルガルド、回避」
「──!」
「──ここだ! 〝わるだくみ〟、〝だいもんじ〟!」
「ウキャァァァァ!!」
「──!?」
受け止められた事に驚きつつ、ゴウカザルに掴まれた腕を無理やり振りほどいて目の前まで迫っただいもんじを回避。
だがその隙をクレハは利用し、わるだくみを指示。オーバーキルレベルのだいもんじがキングシールドを封じられたギルガルドに襲いかかる。
「ギルガルド交代インテレオンGO!
〝ねらいうち〟連射」
「インテ!」
しかしグレイブは炎を浴びる前にギルガルドを下げてインテレオンに交代。別の位置に繰り出す事で技を回避させ…最早おなじみとなった指を構えてからの水流を連想で発射する。ちなみにゴウカザルは二、三度すなあらしのダメージを受けているため、持たせたきあいのはちまきは無意味となってしまっているが互いに距離を開けても問題がない程のリーチのある技を覚えているので状況はさながら西部劇のようだ。
……まぁもっとも飛び交うのは弾丸ではなく炎と水(または氷)なのだが。
「もう一度〝ねらいうち〟連射だ」
「インテ!」
「避けてゴウカザル!」
「ウキ! ウキャ! ウキキィ!」
確実にあてるとばかりにインテレオは両手から水流を乱射するも…ゴウカザルはフィールドか氷上となっているのを利用し、レントラーがしたように手足の爪をスパイク代わりに乱射される水流を華麗に避けていく。この場がバトルでなくコンテストならば間違いなく得点になっていたことだろう。
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「〝れいとうビーム〟短く連発」
「インテ!」
「(インテレオンさえどうにか出来れば…!)ゴウカザル!」
ゴウカザル「ウキキィ!」
お互いバンギラスの置き土産なすなあらしによって体力が削られつつ、威力とリーチを下げたれいとうビームの乱射がゴウカザルに襲いかかる…がゴウカザルは口からはいた炎を纏い、れいとうビームごと自身の氷を溶かし…必死な形相で腕を振りながらインテレオンに接近する。
「ふーん……インテレオン"れいとうビーム"再び地面に照射、今度は起伏を大きめにねー」
「インテー」
「ウキ! ウキキィ!」
「ゴウカザル……」
ゴウカザルの形相と必死な走りにちょっと毒気が抜けたのか…何故か揃って呑気な声色で氷のフィールドを作り替えていく。普通だったら転ぶこと間違いなしな段差に、当たったら刺さるレベルな鋭さの氷も出していく…がゴウカザルは全身から炎を振り撒く事で目の前の氷の障害物を片っ端から溶かすことで進める道を確保してインテレオンに接近する。炎を纏い、両手を振り回し、最早ギャグのレベルで必死な形相。そんな状態で走る相棒にクレハは少し引き気味。さっき負けたのがやっぱり悔しかったんだろうなぁ…と察してはいるが、それでもあれは女の子的にはないのだ。
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「インテレオン! 周囲の氷に〝ねらいうち〟」
「インテ!」
「ウキャァァァァア!」
物は試しとまだ溶かされていない氷を指先から放たれた水流で砕き、破片を当てにかかるが…当然ながらそれは無意味に終わる。なんせゴウカザルは炎を纏った状態なのだ。氷片など溶けてしまうのが道理である。
「ウキキキキキィ!」
「……インテレオン"狙い撃ち"」
「…インテ!」
炎を撒き散らしながら全速力で走るゴウカザルに再び圧縮された水流を放つも、かくとうタイプの身のこなしにより、すいすいと避けていき…インテレオンの懐まで潜り込んで、拳を構え…
「よし! ゴウカザル、〝インファイト〟!!!」
「ウキ! ウキャキャキャキャ!!!」
「インテッ!?」
かくとう技最強と名高い懇親のラッシュをインテレオンの土手っ腹に叩き込んだ。…が、なんとインテレオンは受けきり、その体からは青色のオーラが立ち込めている。…げきりゅうが発動したのだ
「インテレオン足元に〝ねらいうち〟」
「イーンテ!」
「跳んで!」
「ウキ!」
よく耐えてくれた相棒。とグレイブはインテレオンを視線で褒めてやり、インテレオンも指示を聞いてラッシュ後の隙があるゴウカザルの足元に特性と持ち物のしんぴのしずくによって威力が底上げされた水流を放つも…ゴウカザルはインテレオンの肩を掴み、それを軸にして跳び上がり、背後に回り込んでから羽交い締めにし、だいもんじを放とうとする。…ちなみにすなあらしは当に止んでおり、2匹にダメージが入ることはない。
「〝だいもんじ〟!」
「インテレオン指だけゴウカザルに向けて、〝ねらいうち〟」
「ウキャァァァ!」
「インテェェェ!」
インテレオンは驚異的に柔らかい体で器用にも指だけをゴウカザルに向け、ねらいうちを放ち、ゴウカザルも先にだいもんじを撃つ。…お互いに最大級の技を浴びあってしまい、しかも強烈な炎と水のぶつかり合いによって、凄まじい煙がバトルフィールドを包み込んでしまった。
「ゴウカザル…!」
「インテレオン…!」
トレーナー2人は互いのパートナーの名を呼び、安否を確認する。やがて煙が晴れていき…最後に立っていたのは…
「ウキャァァァ!!!」
もうか発動のサインである頭の炎が肥大化し、雄叫びをあげているゴウカザルだ。傍らにはインテレオンが目を回して倒れており、ギリギリ耐えられなかったのを暗に示していた。
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これでクレハはやけどでそろそろ死に体のレントラーに一撃でも貰えば確実に沈むゴウカザル、ダメージが蓄積されてきたバンギラスの3匹。全員かなり疲労しているが1匹も落ちておらず、残るはほぼ無傷だがギルガルドのみのグレイブと比べて…明らかに有利な状況にまで持っていけたのだった。
状況的には有利だけどギルガルド普通に強いから、ここからサンタテされる可能性もある模様。実際ノイズはXYで友達にそれをされた。(唐突な自分語り)