カゲロウプロジェクト~裏メカクシ団~   作:kミント

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大変長らくお待ちしました。やはりリアルが忙しすぎて全然打ち込めませんでした。←言い訳

それでは本編をどうぞ


遊園地(Ⅱ)

しなやかに・・・そしてダイナミックに曲線を描くレールそしてそ

れを流れる阿鼻叫喚の『死の棺(デッドコフィン)』何故こんなこ

とに・・・。

 

「大丈夫?キド?」

 

「問題ない・・・」

 

「一番前だー!!」

 

「マリー髪長いからしばったほうがいいっすね」

 

「うん!」

 

「シンタロー大丈夫か?」

 

「だ・・・」

 

「もー。お兄ちゃんてば・・・大丈夫だよ」

 

「だ・・・だいじょうぶく・・・ない・・・」

 

ガタン!!ジェットコースーターが動き始めた!?

 

「ひあああ!!!」

 

「わー動いた!!」

 

「ひ・・・ひ・・・」

 

「あはは!お兄ちゃんってばびびりすぎ!!」

 

「う・・・うわああ・・・」

 

オレは知っている・・・。

 

「だめ・・・だめだめだめだめ」

 

このてっぺんを上りつめたら・・・。無事では帰れないことを――

 

「あ・・・あああああああ!!」

 

「プッ・・・!!すっげー顔(笑)」

 

「ああああ「きゃー!!」あああああ「シンタローその顔辞めろ

(笑)」あああああ「キド・・・プ」あ゛ああああああ・・・うっ

・・・ぷ・・・」

 

「はー!!」

 

「久しく乗ってなかったから楽しかった・・・ん?」

 

「あー。気持ちよかった!意外と大丈夫だったでしょ。ね」

 

「あれ」

 

「お兄ちゃん・・・?」

 

やばい・・・気持ち・・・。

 

「ふん・・・。子どもだましな速度だったな・・・」

 

「ふーん。子どもだまし・・・ね・・・」

 

「シンタロー・・・。おりないと次のお客さん乗れないよ」

 

「あれ。シンタローさん」

 

今降りれる状況じゃ・・・。

 

「もしかして・・・。酔ったっすか・・・?」

 

「うぷ・・・。おろろろろろろろろ」

 

「お兄ちゃーん!!?」

 

その後・・・。オレはどうやって運ばれたんだろうか・・・。

気付いたらベンチにオレは座っていた・・・・。

 

「シンタロー君落ち着いた?急に吐いたからビックリしたよ」

 

「ああ・・・。悪い・・・。」

 

つか和彦の奴どこ行ったんだ?

 

(つーか皆で遊園地行こうって・・・。こいつらも結構子供っぽ

いよな・・・)

 

カノ・・・?だっけ?呑気にあくびしてやがる・・・。

 

(モモの話だとこの連中は皆オレより年下らしいが・・・)

 

昨日、テロリストを撃退した話やそれぞれの『能力』の話を聞く

限りただの「おふざけ集団」ではないように思える。

 

そもそもこの団体は何の為に結成されたのだろう元々はキド、セト

、カノの三人だけだったらしいが現状維持数はオレ含め七人。そし

て、オレ以外の全員が『何かしらの能力』を持っているそうだ。

 

ただ――・・・。その『能力』についてこいつらはやけに詳しす

ぎる。

 

モモの『能力』が現れた原因はオレもそして、モモもわかってない

のにこいつらはまるでその『能力』の正体を知っているかのような

口ぶりだ・・・。

 

(悪い奴らとは思いたくないがやっぱりこいつら怪し・・・)

 

「ほい!シンタローさん!!」

 

「ぎゃああああ!!」

 

「水買ってきたっすよ!」

 

「び・・・ビックリしたぁ!!おま・・・いきなり何すんだよ!?」

 

「へ?いやぁ隙だらけだったもんすから・・・」

 

「お前武士か!?」

 

「はっはっは!いやーでも皆でこうして遊ぶっていうのも良いもん

すねぇ!」

 

「確かに何気に初めてじゃんこんなのセトも毎日バイトで大変そう

だしさ」

 

「そうっすね。昨日は帰ったら人がいっぱいいるもんだからびっく

りしたっすよ!」

 

「にぎやかになってありがたいよね!」

 

まったくこいつらは・・・。

 

「・・・で。セト的にキサラギちゃんはどう?」

 

なっ・・・!?こいつら実の兄がいる前でなんて話してやがる!?

 

「本当に礼儀正しい良い子っすよ!まさかアイドルだったとは!」

 

「ね。キドが連れて来た時はホントビックリしたよ?キドのあの

焦った顔・・・くくっ」

 

「まったく、あんまシンタローをいじめんな」

 

和彦か・・・助かった・・・。でも、お前一体どこに行ってたんだ?

 

「ハハハ、いじめてないよぉ~」

 

「まったく」

 

「あとはエネちゃんね!あの子もぶっ飛んでて良いキャラだよねぇ!」

 

なっ・・・こいつら・・・。

 

「でもあれ、どうなってるんすかね・・・。どこかから動かして

るっすか?」

 

「不思議だよねー。そもそもあの子とどうやって知り合ったわけ

!?最近流行のアレ?出会い系サイトとか?」

 

「アホか!」

 

「そうだな。シンタローどこで会ったんだ?」

 

「結構前からパソコンに住み着いてんだよ・・・。どっからか来た

のか・・・何者なのかわかんねぇし。聞いても答えねぇ」

 

「なるほど~・・・ってことはあれだね?」

 

「お?カノ何かわかったか?」

 

「シンタロー君がプライベートな過去をグチグチ聞いたせいで

エネちゃんは怒ったという・・・」

 

「いや!お前話聞いてたの!?今の話にそんな要素なかったろ!?」

 

エネの過去・・・か・・・

 

「まぁ・・・。過去のことは別にいいんだよ。話したくねぇなら

・・・」

 

「まーまー!喧嘩はよくないっす。シンタローさん!せっかく来た

んから今日は楽しまなきゃ損っすよ!?」

 

びしっ!!人を指さすな。

 

「なんなら!!俺も付き合うんで一緒に絶叫マシン特訓!!どう

っすか!!!」

 

「どどどどうすかじゃねぇよ!!少なくとも来世まで乗らねぇ!!

つーかお前らオレに付き合ってなくていいからどっか回って・・・」

 

はっ・・・!!待てよ・・・今エネはモモの携帯に移っている・・・

とゆうことは――・・・。

 

このまま一人羽を伸ばせるチャンスじゃねぇか・・・!!

 

「今しかねぇ!!」

 

「え、なになに・・・いきなりどうしたの・・・発作?」

 

「何でだよ!!いや・・・。ちょっと一人でブラブラして来ようと

思ってな!!悪いがついてこないでくれ!じゃ!!!」

 

やった・・・。一人の時間なんてどのくらいぶりだろう。寝ていれ

ば叩き起こされ、ネットを使えば邪魔をされ・・・――。

いつもオレはエネに怯えながら過ごしていた。だが、今はどうだ!!

 

「ねぇ・・・」

 

あいつの呪縛から解き放たれた・・・オレはこんなにも自由だ!!!

 

ああああああああ!!一人サイコオオオオオオ!!!!!!

 

「ねぇ、シンタロー聞こえないの?」

 

え・・・?マ、マリーお前いつの間に・・・!?

 

「・・・なんで無視するの・・・?」

 

「え、あ、あああごめんごめん!ええと」

 

びっくりした急に後ろに・・・!

 

「そう!マリー!!泣くなよ!な!?」

 

「シンタローの言う通りだぞ。マリー」

 

そう言うと和彦はマリーの頭の上に手を置いた。

 

「わーカズだぁー!!」

 

「んで、一体お前は・・・!!」

 

「「??」」

 

どうした?お前は一体どこを見てるんだ?和彦。

 

「悪い・・・。急用を思い出したマリーを頼むぞシンタロー」

 

「なっ・・・!!お前どこいくんだよ!!」

 

話もろくに聞かず和彦は去って行ってしまった。一体何が起きたん

だ?

 

シンタローはそのことも知る余地もなかった。

 

 

つづく

 

カゲロウプロジェクト 遊園地(Ⅱ) ~完~




最後までお読みいただきありがとうございます。

カズサイドは遊園地が終わってからかな?エネの過去いつになったら打ち込めるんだろ・・・。

それでは、また次回にお会いしましょう。
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