カゲロウプロジェクト~裏メカクシ団~   作:kミント

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お久しぶりです。初めてのかたは初めましてです。

やっと投稿できました。久々の投稿です(焦)

まぁそんな前置きは終わりにして本編をどうぞ


学園祭(Ⅰ)

対戦モードの制限時間は二分――・・・。

 

『出てくるモンスターを倒すだけ』といういたってシンプルなゲームシステ

ムだが――・・・。

 

それ故に――・・・。

 

プレイヤーの力量が顕著に表れる。

 

貴音のスコアは挑戦者のやる気を削る様にどんどん差をつけていく。

 

「・・・」

 

「ま・・・まさかA○持ちを極めたオレが・・・」

 

このゲームは決して下らなくなどない。

 

ビイイイィィィィィィィーーッ・・・

 

100000pt以上の差をつけ挑戦者の心を折った。

 

「ま・・・け・・・た・・・?」

 

私は静かにコントローラーを机に置き挑戦者の顔を見て宣言すると決めてい

た。

 

「ゲーム終了です。ありがとうございました」

 

そして、私はトドメに満面な笑みで言った。

 

「連続の挑戦はできないきまりになっているので、もう一度挑戦したい場合

は三十分後以降に・・・」

 

「馬鹿な・・・この俺が・・・」

 

「あの・・・お引取りを・・・」

 

「あんた・・・。一体何者なんだ・・・?こんな凄腕プレイヤーなんて見た

ことねぇ!いっ、一体・・・!!」

 

その時だった・・・。

 

「た、たくさん・・・」

 

ゲームが一番明るいタイトル画面に戻ったことで少々の範囲が照らされたそ

れは近くにいた私は勿論、挑戦者の素顔をも丸見えになった。

 

「練習したので・・・」

 

「あ、あなたは・・・」

 

(しまった)

 

この男はさっき『DEAD BULLT -1989-』の大会で準決勝とはなしてた。

てことは、大会の会場で私と顔を合わせたはず・・・顔を・・・――!?

 

「あなたはまさか、『閃光の舞姫・エネ』さん!!?」

 

「身・・・バレ・・・」

 

最悪だ・・・――

 

           

 

 

             ~学園外~

 

二人の男女がいた、まだ中学生だろうか・・・。

 

「おい、おせーよ。置いてくぞ」

 

「シンタロー。ご、ごめんね」

 

           ~そして、教室に戻る~

 

 

「うわああああああ!!!ちっ、違います!」

 

「え?なにこの子有名な子!?」

 

(あんたも余計なこと聞くな!?)

 

「お前、有名なんてもんじゃないぞ・・・!!」

 

「私は・・・。私は・・・」

 

やばい・・・このままだと・・・。どうにかしなきゃ・・・。

 

「この人は『DEAD BULLT -1989-』の大会でのちに『舞姫伝説』と

呼ばれるほどの成績を収め・・・」

 

ぎゃああああああ!!!!!それ以上言うなああああぁぁぁぁぁー!!!

 

「数々の大会で伝説を残した彼女筆頭のグループ『閃光の輪舞―エターナル

ロンド―』は団体戦でトップ3にはいるほどの――」

 

「ぎゃああああああ!!!!!人違いです!!もうホントお引取りください

!!!」

 

「し、しかし・・・!!先ほどのプレイスタイルは間違いなくエネさんの得

意とされている『夢幻円舞―ホーリィナイトメア―』では・・・!!」

 

何でそんなことまで・・・!?

 

「ひっ・・・!あ・・・」

 

やばいやばい!!!!どうしよう!!ひとまずこの人たちにお引取り願うし

か・・・。

 

「お~い。貴音ぇ~」

 

(萌奈ああああ~!!!最悪なタイミング!!)

 

言葉の通り、最悪なタイミングでメイド姿の萌奈が教室に入ってきた。

 

「お前!!エネさんを気安く呼び捨てするな!!」

 

「あ?」

 

「わわわわわわわ!!!!人違いですから!!ほら出て早く!!!」

 

「お・・・!!わ・・・!!」

 

「貴音!!さっき萌奈も入ってたけど、何の騒・・・――」

 

萌奈が入ってさらに騒がしくなりそれが心配になり遥も教室に入ってきた。

 

「もう・・・。お願いだから・・・」

 

私はもう我慢ができなかった。一体私が何をしてこんなことをばらされなけ

ればならないと・・・考えていたが一向に答えがわからない・・・。

 

そして、私は叫ぶことにした。

 

「早く!!全員!!外に出てぇぇええええ!!!!!!!!」

 

「「「「は、はいっ!!!!」」」」

 

「・・・」

 

今の二人に聞かれてないだろうか・・・。

 

中二病こじらせたアカウント名や当て字サークル!!!

 

(だめだ、恥ずかしい・・・!!さすがの二人もどん引きだよ)

 

そして、私は考えた末一つの結論にたどり着く・・・。

 

「アカ消して死ぬしかない・・・」

 

テンションで付けってしまった意味不明な当て字や、こっそり周りに呼ばせ

始めたプレイスタイルまでバレたとなると――        

 

 

            ~貴音妄想タイム~

 

「あ、榎本さん。オハヨウゴザイマス・・・」

 

「貴n・・・エネさん。ドウモデス」

 

            ~妄想タイム終了~

 

 

とか言ってリアルに距離を置かれるに決まってる!!

 

「どうしよう・・・」

 

「貴音、大丈夫?」

 

「ありゃりゃ、これはかなり抉られてるねぇ~」

 

「うわああああ!!!!あんたらいつから、そこに・・・!!!!?」

 

い、いつの間に!!?何で私の後ろに・・・!?

 

「え、いつからって・・・」

 

「んとね。「アカ消して死ぬしかない」ンとこだっけ」

 

「・・・ッ!!ちっ違うの!」

 

何が違うもんか・・・。

 

「ちが・・・ほら」

 

萌奈は別に何も聞いてないのに私は何をペラペラと・・・。

 

「アカウントって言うのわさ、よくあるでしょ?と、友達とチャットとか

出来るやつで・・・!!」

 

もうダメだ明らかに不審者じゃん・・・――!

 

「だ、だからさ、二人共・・・」

 

「貴音!!すごいよ!!!」

 

「まぁ、ゲームのことは全然わかんないけど、あんたものすごく凄いんで

しょ?」

 

「さっきのお客さん。最初はすごい怖い人だと思ったんだけど貴音とゲーム

やったあと僕と萌奈にも丁寧に挨拶して帰っていったんだ!ゲームもすっご

い楽しかったって!!」

 

「まぁあれだ。試合が終わってお互い認め合ったってことだよな?」

 

「あ・・・」

 

私のこと何も言ってこない・・・。二人はさっきの話聞こえてなかったんだ

・・・!

 

「へえ・・・。あの人たちそんなこと言ってたんだ。じゃあこれに懲りても

う滅多なことはしなくなるでしょ」

 

「うん!なんか不安だったけど、すごい楽しいね!貴音のおかげだね!!」

 

「でも、貴音!!私には挨拶だけで威圧は謝られてないんだぞ!!」

 

「萌奈・・・」

 

結果的に――

 

「まぁ、まぁね!私ならこれぐらい楽勝だよ!」

 

私たちは最初のお客さんを無事楽しませることができた。

 

それにあのレベルでも余裕で勝てた・・・――

 

ということは、きっと全国一位の猛者でも来ない限り私が負けることはない

だろう。

 

(そうだ上々な滑り出しじゃないか・・・!!)

 

「貴音すごいや・・・!!」

 

「なぁ~、それにしても中々よいミドルネームをお持ちで確か『閃光の舞

姫・エネ』だっけ?」

 

「ねぇ『夢幻円舞―ホーリィナイトメア―』って技、僕も見せてもらいたい

なぁ!!」

 

ぶーーっっ!!!!!

 

「うわぁああ!!!」

 

「貴音!?汚ッ!!」

 

「いきなりなにやってんの貴音!!だ、大丈夫!?」

 

「あ、あんたそれなんで・・・!それ・・・!!」

 

「あ、さっきのお客さんがね、すごい興奮して貴音のこと話してたんだよ!」

 

あいつらぁ~!!!!!!!!!

 

「なんか僕も、いろいろ聞けて嬉しかった!」

 

「あ、ああ、あ゛ああぁ・・・」

 

「え、え!?」

 

「遥、もういじめてやるな」

 

「え?なんで?貴音がなにを心配してるのか知らないけど、僕、別に貴音

がどんなに変わってても嫌いになったりしないよ?」

 

「優しいな・・・」

 

「だから、そんなに落ち込んだりしないでよ!」

 

遥は・・・――なんでこう・・・。裏表がないというか・・・純粋っていう

か・・・。

 

「あ、そうだ!今度僕にも教えて?一緒にやりたい!」

 

単純なんだ・・・。「嫌いにならない」なんて安心しちゃったじゃないか。

 

「~~ッ!!」

 

「さて、そろそろ。客寄せに戻りますか」

 

「いってらっしゃい」

 

身の周りを整え萌奈は教室から出て行った。

 

「?貴音・・・?」

 

「あの~。すみません!一回やってみたんですけど~」

 

萌奈と行き違いに次のお客さんがもうきた・・・。まったくタイミング悪い

な・・・。

 

「はーい!」

 

(あんなヤツなのに、意外と気が気が利くんだよな・・・)

 

「あ、貴音準備はいいかな?この子挑戦したいみたいだから次も熱い対戦

よろしくね!」

 

「あ、お姉さんが対戦する人?よろしくお願いします」

 

「あ、はいっ。こちらこそよろしくお願いします!」

 

子供かぁ~・・・まぁ大丈夫だろう。

 

「じゃあルールの説明をするので中へどうぞ!」

 

「へー!かっこいい~!」

 

「・・・。じゃ、じゃあ、頑張ってくるね」

 

遥は黙って頷き教室を後にした。

 

「ええと、じゃあルール説明します!これから私と、この真ん中にあるゲーム

で対戦してもらいます。敵をたくさん倒してポイントを多くとった方の勝ち

です!簡単でしょ?」

 

「へぇ~。面白そう!あの人はいないみたいだけど・・・。どうする?キド

やってみる?」

 

「ね、そうでしょ?・・・ん?キド?」

 

キド?そんは子は見ないけd・・・

 

「って、ひぃぃっ!!!」

 

「・・・うん」

 

うそ・・・!さっきまでこんな女の子いなかったのにいつの間に・・・!?

 

「あ・・・あ、ど、どどどういう・・・」

 

「お姉さん大丈夫?あ、この子ならさっきからずっといたよ」

 

(え?)

 

「ちょっと存在感が薄い子だから気づかれないことが多くて・・・って痛い

!!」

 

(そんな・・・いくら存在感が薄いからってこんな近くまで・・・。幽霊?

まさかね・・・)

 

「・・・早く始めてくださいませんか?」

 

「は、はい!じゃあ奥の席へどうぞっ・・・!」

 

この子を席に連れてくと一緒に私も席に着く。

 

(キレイな顔・・・目つき悪いけど)

 

そんなことより・・・。

 

「あ、あのゲーム難易度が設定できるんですが、どうします・・・?」

 

「・・・。普通で」

 

「あ、はい!そうですよね!!すみません!よ~しじゃあ始めまひょう!」

 

噛んだ・・・。

 

(もう早く終わらせよう・・・)

 

とにかく今は、目の前にゲームだけに集中するんだ!!

 

 

             START・・・――!!!!

 

 

このゲームで私は不思議な体験をするとは思いもしなかった・・・。

 

 

つづく

 

カゲロウプロジェクト 学園祭(Ⅰ)~完~




最後までお読みいただきありがとうございました。

次で新しいオリキャラを出すつもりですのでお待ちください。

それでは皆さん。今度はいつになるかわかりませんがまたお会いしましょう。

それでは・・・―-
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