カゲロウプロジェクト~裏メカクシ団~   作:kミント

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本当にスマホ、携帯、タブレットで見ている方、本当に申し訳ございませんm(_ _)m

本気で編集しない気です。誠にすいませんm(_ _)m


団員No.7シンタロー(Ⅱ)

パソコンが壊れたため、俺は二年ぶりの外へ出た。

 

なぜなら通販で買う予定だったが運悪くお盆休みのため通販サイ

トの店舗が明後日から配送のためエネの考えで外に出ることにな

った。

 

「何コレ・・・。夏ってこんなに暑かったか・・・?」

 

『今日は、かなりの猛暑日で熱中症で倒れる人が多いみたいで

すよ』

 

俺は手に持っている携帯の画面を見た。

 

『保険証は持ちましたか?ご主人』

 

「一応持ったよ・・・。まさか埃被ってた携帯を今さら使うハ

メになるとは・・・」

 

『えへへー、私はどこにだって入ることができるんですよ!』

 

(置いてこうとしたら、あの爆音のサイレン鳴らすんだもんな)

 

『おや、ご主人・・・その顔!ご安心ください私しっかりナビ

ゲートしますから!!』

 

「ハイハイ・・・」

 

なんか変な感じがする・・・。

 

久しぶりに外を歩いたせいか暑さで頭がやられているのか・・・

 

それとも――・・・。

 

「なぁエネ」

 

『何ですか、ご主人、ハーハーきもいです』

 

「なんか・・・変じゃないか・・・?街が・・・」

 

そう、まるで・・・。

 

『街?』

 

誰かが街を少しずつ作り替えているような――・・・。

 

『んー、ご主人が最後に外出したのが二年前・・・でしたっけ?

最近、この辺活発に開発が進んでるみたいですよ。昔の地図と

なんか違う・・・』

 

「へー、そうなのか・・・。あ、でもこの辺は覚えてるぞ」

 

俺は見覚えのある場所を見つけた。

 

「確か公園があって――・・・。ハハ・・・この暑い中よく遊べ

んな子どもは・・・」

 

『もー、ご主人!ぼーっとしない!熱中症で倒れますよ!それ

よりほら!あの通りを曲がれば・・・』

 

エネに言われた通り道を曲がるとそこには・・・。

 

「おお」

 

見たこともない大きな建物があった。

 

『うわぁけっこう大きいですねぇー!!』

 

「あぁ、確かに」

 

『え~と・・・なになに?『館内いたるところに最先端技術を

とり入れコンピューターで安全管理・・・』とホームページに

ありますよ!来年になったら『最先端』てちゃんと消すんです

かね?』

 

「お前、エグイとこ突くなぁ・・・」

 

エネにも建物全体が見れるよう携帯のカメラを動かす。

 

『あっ、ご主人!あれなんですか!?』

 

「あ―・・・。屋上の?遊園地があるみたいだな」

 

『遊園地・・・』

 

あっ・・・。やばいこいつに興味持たれたら・・・。

 

『行きたい!!』

 

やっぱこうきたか・・・。

 

『ご主人!行きましょう行きましょう!!』

 

「だああうるせー行かねぇよ!!大体行ったとこでお前は何も

できないだろ!!」

 

『ご主人はホンットにデリカシーってものがないですね!私だ

って行ってみたい所くらいあります!』

 

「はぁ!?だから、行ったってお前物も乗れねぇし、何が楽し

いんだよ!?つまんないだろ!」

 

『もういいです!!』

 

「あ・・・」

 

そう言うとエネは消えた。

 

「おい!何だよ、おーい!!」

 

俺がいくら呼んでも出てこない。

 

「何も聞こえねぇ・・・何だよこいつ」

 

まぁ、そのうち出てくるだろう、まずは中に入るか。

 

ポ~ン

 

電気製品売り場である七階についた。

 

「うおっ、めちゃくちゃ広いな!」

 

俺は一通り辺りを見渡すが視界の中にはパソコン用品店がない。

 

「これじゃー、パソコン用品どこにあんのかわかんね・・・う

わっぷ!」

 

「きゃ」

 

余所見をしていたせいで俺は人と当たってしまった。

 

「お客様申し訳ございません」

 

(うおおなんか、美人な店員さん!!)

 

よし、ここは・・・。とびきりの笑顔で・・・!

 

「あ、あのすみませぇん・・・えっとぉ・・・パソコン用品の

売る場って、どちらになりましゅか・・・」

 

「え・・・?あ・・・えと・・・」

 

少しおどおどしていたがすぐに俺に教える態度をとってくれた。

 

「パソコン用品ですか?それでしたらこちらの通路をまっすぐ

・・・」

 

「ありがとうございます!」

 

お礼を言うと店員さんはそそくさと俺の前から立ち去った。

 

「・・・。なぁエネ!俺久しぶりに女の人(母除く)としゃべ

ったぞ!しかも美人!」

 

と携帯に言うが返事がかえってこない。

 

「んだよ、いないなら別にいーけどさ・・・わっ」

 

久々に外出したせいか・・・?今日はよく人にぶつか――・・・。

 

「え・・・えと・・・」

 

なんだよこいつの目・・・!?

 

「そのっ・・・あの・・・すいません・・・」

 

なんだこいつの無機物でも見るような冷たい目・・・。

 

だめだ俺殺されるかも、ああああ・・・。

 

「・・・いいよ、別に・・・。悪かったね」

 

「え?」

 

俺は前を見たが既にもうぶつかった人物はいなかった。

 

「いない・・・何だったんだ今の人・・・」

 

ああ・・・やっぱり俺には外は無理なんだ・・・。

 

『・・・すか』

 

「・・・ん?」

 

俺のイヤホンから聞き覚えのある声が聞こえた。

 

『大丈夫ですかって聞いたんですよ!』

 

そして、携帯の画面を見るとそこにはエネがいた。

 

「あ・・・。エネ・・・」

 

『あ、あのすみませぇん』

 

「!」

 

こ、この声さっき美人な店員さんと話した俺の声・・・?

 

『パソコンよぉひんのうりばって、どちらになりましゅか・・・』

 

「え゛・・・!?これさっきの俺の声・・・?録ってたの!?」

 

『はい、まぁこんな感じだったんですが・・・。いかがですか

ご主人?』

 

「なんて、不気味な声・・・ウソだろ・・・!?」

 

一年間謎のソフトとボソボソ会話してきた結果がこれ・・・!!

 

『普通の方には、ちょっと難易度高めな会話ですね』

 

あれ?可笑しいな涙が出てきたよハハハ・・・。

 

『まー、私だったら慣れてるんでいいんですけど・・・』

 

「ううもうやだ、死にたい・・・。お前あのまま消えてもよかっ

たのにぃぃ・・・」

 

『なっ!!』

 

やばい!こいつを怒らせるとロクなことない!!

 

「い・・・いや!悪い!冗談だって!え・・・えーとエネ・・・

ほらあの・・・」

 

『何ですかぁ?』

 

「行ってみよう!買い物終わったらあの・・・最上階の遊園地み

たいなヤツ!」

 

『え・・・ホント・・・ですか・・・?』

 

「ああ!まー最初で最後の外出だしいいだろう!」

 

よし!!これで少しは機嫌よく・・・。

 

『約束ですよ!』

 

俺は正直驚いたさっきのエネの態度に・・・。

 

その理由は至って簡単だった。

 

『なんか、あの上がったり下がったりしてたヤツがいいです!あ

とは・・・えーと・・・』

 

そう・・・。

 

『ご主人!服も見に行きませんか!ご主人!』

 

こいつも外の世界に驚いているんだ。

 

「最初で最後っつったろ!服なんかいらねぇよ!」

 

『ですよね!服買うなんてご主人が言ったら天変地異でも起きる

かと・・・』

 

匂いとか暑さとかエネは感じられないけど。

 

「俺は原人か?服くらい買うわ!」

 

『おお!じゃあ見てきます?』

 

それでも、俺よりずっとこの世界が魅力的に見えるのかもしれな

い。

 

「まぁ・・・今日くらいはいいけど・・・」

 

たまにはこういうのも悪くないか・・・。

 

ドオオオオオオンッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!

 

え・・・?爆発・・・まさかッ!?

 

「さぁて――始めるか・・・」

 

きっと・・・。

 

俺にこんなことが起きるなんて最初で最後だ。って思ったんだ。

 

 

つづく

 

カゲロウプロジェクト 団員No.7シンタロー(Ⅱ)~完~




携帯、スマホ、タブレットで見ている方、本当に申し訳ございませんm(_ _)m
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