前回宣言した通り、今回はオリジナルストーリーです。
お粗末な文章となっていますが最後までお読みいただいたら嬉しいです。
では、本編をどうぞ
僕は今、ヒヨリとゆう子と一緒に初めての都会にきている。
僕にとっては、都会の全てが初めてであり僕が住んでいる田舎とは
比べ物にならいないくらい広くて、見たことのないモノばかりだ。
僕は最初に“改札”とゆう扉みたいなモノに道を阻まれ、次は“エ
スカレーター”とゆうモノに乗ったら、足場が勝手に動いたため、
驚いてそのまま転んでしまった。
なぜ、そんな僕が初めての都会にいるかと言うと、先程言ったヒヨリ
とゆう子と一緒に夏期講習に参加するからだ。
「ちょっと~。響也速くしなさいよ~」
「えっ!?ど、どこヒヨリ!!」
僕は人並みに流されとても気持ち悪い状態だ・・・。
「あ、やっとヒヨリが・・・」
やっとヒヨリが目視できる距離にまで追いつけた時だった・・・――
ドカッ!!人と僕はぶつかってしまい後ろに転んでしまった。
「痛ッてぇ~・・・」
「大丈夫ですか?」
そう言われ僕に手を伸ばしてくれた人を見た。
「あ、ありがとう」
その人は、男性でとても身長が高くエンジ色のバーカーを着ていて
歳は遥かに僕より上だが、僕より若く見えた。
「ケガはないですか?」
「は、はい。大丈夫です」
僕は伸ばされた手を借り立ち上がった。
「お付きの人はいるんですか?」
「まぁはい・・・」
「そうですか。早く合流できるといいですね」
そう言うと優しい笑顔を僕に見せてくれた。
「お~い。リュウなにしてんだ早く行くぞぉ~」
「わかりました。今から行くんでそこで待っててくださいカズさん。
それではお気を付けて」
そう僕に言い残すと速足でその場を立ち去った。
「ちょっと響也そんなとこで、突っ立ててなにしてんの?」
「え?・・・あれ?」
気が付くとヒヨリが僕の目の前にいた。
「はぁ~・・・。ほら行くわよ」
「待ってよ!!ヒヨリ夏期講習って聞いてるけど、どこの学校に行
くの?」
「は?何言ってんの?学校なんか行かないわよ?」
「え・・・?」
「おじさんの家行くだけよ?」
え・・・?おじさんの・・家?夏期講習って学校でやるもんじゃな
いの・・・?
「はぁ~・・・。夏期講習は表だけ、本当は都会散策よ」
「都会、散策・・・?」
「えぇ、おじさんが「友達でも連れて俺の家にこい」なんて言うから
アンタを連れてきたのよ」
「そ、そうなんだ・・・」
嬉しいような、嬉しくないようなそんな心境だった。でも、僕の学校
で人気なヒヨリが僕を選んでくれたんだ頑張んなきゃ。と僕の心に
言いつけた。
「まぁ、おじさんの家に行く前にちょっと行きたいとこあるから、付き
合いなさい」
「わ、わかったよ・・・」
「聞かないのね」
「何をさ・・・」
「今から行くとこ」
「聞いてほしいの?」
しばし、沈黙の時が流れ最初に動いたのはヒヨリの拳だった。
ヒヨリの拳は迷いなく、僕のお腹にまるで吸い込まれたかのように
綺麗な曲線を描いた。
「ゴフッ!!!」
「ありえないんですけどっ!!!」
「ゴホッ・・・カハッ・・・。何するのさぁ~・・・」
「何するって。あんたがデリカシーのないこと言うからでしょ!?」
「だからって、殴ることはないだろ・・・」
「なに!?何か文句あんの!?別にいいのよ?今からあんた置いて
走っても」
「それは勘弁してください」
僕は少し涙目になり、ヒヨリに許しを乞い二人で歩き始めた。
「・・・」
「ねぇ・・・。まだ怒ってるの?」
「はぁ?それがデリカシーないって言うの」
「わ、わかりました」
「そろそろ着くから、黙ってなさい」
「わかったよ」
夏期講習って聞いて来たのにもし、僕の親が夏期講習じゃないって
わかったら、絶対家の中に入れないよ・・・。
でも、先程会ったお兄さんは、とても不思議な感じだった。歳は僕
より確実に年上のはずなのに、顔は僕より若く見えるし・・・。都会
の人ってすごいな・・・。
「ここよ。私がおじさんの家の前に行きたかった所は」
ヒヨリが指を指している所を見ると、都会ではどこにでもあるマンショ
ンだった。
「ほら、ボーッとしてないでついてくる。置いてくわよ?」
「わっ、ごめんごめん」
ヒヨリは迷わないで階段を登って行き、目は真っすぐと向いている。
まるで一人で向かっているかのように。
「この部屋よ」
そう言うとヒヨリは平気な顔で呼び鈴のボタンを押した。
ピンポーンと、ゆう軽快な音が部屋の中から微かに聞こえ、部屋の
奥からなのか、小さいが「出ますよ~」と言う声も聞こえる。
「はいはい」
ガチャ、扉を開けて出てきた人物は、男性でアイボリーのパーカー
を着た人物が出てきた。
「お久しぶり♪和彦さん」
「おぉ、ヒヨリか。久しぶりだなまぁ、俺の友達がいていいなら入る
か?」
「うん。大丈夫だよぉ~」
「はいよ・・・。ん?後ろにいるのは彼氏さんかなヒヨリ」
和彦と呼ばれていた男性は、ヒヨリの後ろにいる僕のことをニヤニヤ
とした顔で見て、茶化すようにヒヨリに聞いた。
「ち、違うッ!!!」
「ハハハ、嘘言わなくても大丈夫だぞ」
「う、嘘じゃないもん!!」
そう言ったヒヨリは、目に涙を浮かべ顔も真っ赤にした状態で僕の
方を振り向いた。「何でそんな所で突っ立ってんのよ!!」と言っ
ているのが僕には、なんとなくわかった。
「まぁとりあえず、中に入れお二人方」
和彦さんは、扉を全開に開けストッパーを扉の下に入れ、僕ら二人
を部屋の中に入れてくれた。
「すまんな、リュウ二人また入る」
「大丈夫ですよ。自分も気になっていましたから」
「お邪魔しまぁ~す」
「邪魔しまぁ~す」
「はいよ。お邪魔されます」
僕らは、どんどん奥の部屋へと案内される。
「紹介しよう。朝比奈ヒヨリともうh「ああああああああああぁぁぁ!!!」
なんだなんだ!!??」
「僕、この人知ってる!!!」
「ほう、リュウ知り合いだったの?」
「ハハハ、今日カズさんの家に一緒に行く時にお会いしました」
「そうだったの?響也」
「う、うん」
「まぁいいや」
ヒヨリは一度服のホコリを払った。
「先程、和彦さんから紹介ありましたが、また言いますね。私の名前
は『朝比奈 日和(あさひな ひより)』です」
「一つ質問いいですか?」
「はい」
「カズさんとは、どうゆうご関係で?」
「和彦さんとは、親戚関係です」
「わかりました。ありがとうございます」
「ほら、次は響也自己紹介しなさい」
「うん。ぼ、僕の名前は『雨宮 響也(あまみや ひびや)です」
どうやら質問はないようだ。
「さて、次は自分の番ですね。自分の名前は『樹桜 龍雅(きおう りゅうが)』
です。カズさんからは『リュウ』と呼ばれています」
「二人は知ってるけど、ヒビヤが知らないから俺もいちよ自己紹介
しとくか、俺の名前は『伊川 和彦(いかわ かずひこ)』だ。
よろしくなヒビヤ」
そう言うと和彦さんは、僕の頭を撫でてくれた。
「俺はリュウにカズって呼ばれてる。まぁ呼びやすいほうでいいぞ」
「は、はい」
「さて、今から四人でなにすっかね」
「あんまり、遅くまでいれれないけど、それでも大丈夫?」
「おう。大丈夫だ」
和彦さんは、そう言うとテレビの下にある引き出しを開けテレビゲーム
を引き出しから、取り出した。
「とりあえず、ゲームでもするか」
この後、何時間か四人でゲームをしそして、四人で外へ行き近くの
お店でお菓子や飲み物を買い和彦さんの部屋に戻り、お菓子や飲み
物を頬張りながら四人で雑談をし、僕ら二人はヒヨリのおじさん家
へ向かう時間になった。
「じゃあ、そろそろ出るね」
「はいよ。気を付けろよ」
「うん。夏の間はここにいるからまた遊び行くね」
「おう。待ってるぜ」
和彦さんはヒヨリの頭を撫でた。
「楽しかったね。ヒヨリ」
「当たり前じゃない。和彦さんの家なんだもん」
「あのさ、ヒヨリ」
「何よ」
「明日はさ、二人で買い物行かない?」
うわぁ~・・・。言っちゃった絶対殴られる・・・。
「別にいいわよ?」
「え・・・?本当に?」
「えぇ、ここまで付き合ってもらってるんだし、そんぐらいなら私
も付き合ってあげるわよ」
「あ、ありがとう・・・」
そう言って、少年少女二人は向かって行った。
そして、少年少女に残酷な試練が待っていることをまだ知らない・・・――。
つづく
カゲロウプロジェクト 少年少女 ~完~
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
そして、とてもお粗末な文章となってしまい申し訳ございません。
次回からは、原作(漫画の方)にストーリーを沿って書いていくのでご了承ください。
それでは、また次回にお会いしましょう。