カゲロウプロジェクト~裏メカクシ団~   作:kミント

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皆さん、投稿が遅くなってすいません

それでは本編をどうぞ


団員No.5モモ(Ⅲ)

この懐かしい感じは・・・?

 

「ほら、立ってマリー、キド」

 

「お、おう。おいマリー落ちつけ、とりあえずここ座れ」

 

「う・・・う・・・」

 

「やぁ・・・マリー頑張ったね・・・」

 

こんな人見知りな子はじめて見た・・・。

 

マリーさん・・・か・・・。

 

「んで、そこに座っているのは新入りさんかな?」

 

あ、またこの感じだ・・・。一体なんだろ・・・。

 

「いいよなぁ~、うちにも新入りくれようちの馬鹿な団員が「あ

~あ、どっかに可愛いおにゃの娘いないもんかねぇ~」なんて言う

もんだから」

 

「あいつだから、な」

 

「んで、新入りさんの名前はn・・・」

 

「??」

 

そこで男性の会話が唐突に止まった。

 

「もしかして・・・お前・・・桃か?」

 

桃?私のことを呼び捨て?

 

「大きくなったな。俺のこと覚えてるか?覚えてないよなぁ~、

いなくなったのがいきなりだからな」

 

何を言ってるの?この人は・・・。

 

「まぁ、元気そうでなによりだ」

 

「え・・・えと、誰ですか?」

 

「・・・。やっぱな」

 

男性はパーカーのフードを深く被った。

 

「時がきたら教えてやるよ」

 

そう言うと、私の頭にポンっと手を置き外へと出て行った。

 

「??」

 

なんだったんだろ、あ!!そういえばさっきの話・・・途中だった。

 

「あの・・・」

 

「あ、そうだ!さっきの話の続きなんだけどさ。君のその体質を

治せるかもっていう証拠をみてもらったほうがいいと思うんだ。キド」

 

「あー――・・・もうわかったよ。ちょっと待ってろ」

 

「あっ私・・・お茶入れてきますっ・・・!」

 

(待つって・・・。何を・・・?キドさんて人・・・また誰か連れ

てくるのかな)

 

あれから時間かなりたってるけど・・・。

 

聞いてみようかな・・・。

 

「あのう・・・ってわああああ!?」

 

「まぁこんな感じで!!ビックリした!?」

 

「な・・・なな・・・なんで・・・キドさんいつの間に・・・!?」

 

「騒ぎすぎだろ、その幽霊でも見るような目をやめろ」

 

「まー似たようなもんだけどね。痛い痛い!」

 

一体どうやって・・・

 

「な、何ですか今のは?」

 

「・・・キドも君と同じくというか真逆というかなんだけど・・・

小さい頃から人に『見てもらえない』体質だったんだよね」

 

こんな手品みたいなことが・・・!?

 

「でも、ある時期から何とかコントロールできるように練習を始め

て今に至って感じ。これが君の体質を抑えられるかもって言った

証拠なんだけど――」

 

「私っ・・・私!ここに残ります!!」

 

ここでならきっと治る。

 

「か、家事とかできることなんでもやります!活動でしたっけ・

・・それも頑張ります!」

 

普通に買い物に行ったり普通に友達にができるようになるんだ!

 

「だから・・・入れてください!メカメカ団!!」

 

「そ、そっか、それはありがたい!うん、それとメカクシ団ね!」

 

「いや、というかその変な名前いい加減やめないか?名乗る機会

なんてまずないだろ」

 

フッ・・・。とキドさんは不敵に笑うと。

 

「まぁ・・・とりあえず今日からよろしく頼むよ『キサラギ』」

 

「は・・・はいっ!!」

 

その時・・・ヴー・・・ヴー・・・と携帯が鳴った。

 

「ん?キサラギの携帯か?」

 

「あ・・・はい・・・(うわ・・・事務所からの不在着信がえらい

ことに・・・)」

 

「急に来たわけだしな・・・事務所か親御さんには連絡しておい

たほうがいいじゃないか?」

 

「そっ・・・!そうですね・・・ううう、とりあえず事務所に・

・・」

 

私は携帯を開き連絡先に『事務所』と登録してある場所を表示した。

 

件名:アイドルを辞めます

本文:今メカメカ団という人たちのアジトにいます。私の体質を

治してもらおうと思います。心配しないでとお伝えください。

本当にごめ――

 

「・・・」

 

これじゃイミわかんないよなぁ・・・。

 

「あ・・・お茶お待たせしまし――・・・うわぁああっ!!」

 

バッシャアアア!!ガチャアァアン!!

 

私の頭上が徐々に冷たくなってくる。

 

そして・・・

 

その正体が遂にわかる時がきた、その正体は何かの液体だった。

 

「う・・・うわああああああ」

 

「ああああ!!わあああっ!?ごっごめんさない!!」

 

「いっ、いいから早く拭くもの持ってこい!」

 

「はいっ!」

 

「うわぁあああ。今の勢いで送信してるうわぁあああ!!」

 

さっきの意味不明なメールが事務所にあああああ!!!

 

「ごっごめんなさい!!拭くもの持ってきまし――うわぁぁっっ

!!」

 

びしゃ・・・

 

今度は私の顏に何か冷たい布みたいなモノが飛んできた・・・。

うわっ・・・雑巾か、な・・・?

 

そして・・・

 

携帯の画面を見ると『送信完了』の文字が出ていた。

 

「・・・っ」

 

泣きそうなマリーさん

 

「~~っ」

 

こんな時でも笑ってるカノさん

 

「・・・」

 

困ったカオのキドさん

 

 

――あぁ・・・困っちゃうなぁ。でも、なんか・・・どうでもい

いや。

 

こんな気持ち久しぶりな気がする。

 

「――私!メカクシ団で頑張ります!」

 

なんだか、すごく楽しい!!

 

つづく

 

カゲロウプロジェクト 団員No.5モモ(Ⅲ)~完~




次からはなるべく早く投稿できるよう頑張ります

次回でまたお会いしましょう
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