機動戦士ガンダム 〜閃光の道標〜   作:くろろんクロウ

4 / 4
自己満全開でやります


4. テイク・オフ

「はぁぁ……疲れた……」

なんとか帰宅し、ベッドに倒れ込んだ。ここまでハードな一日は体験したことがない。いや……まだ数時間経過していない。だが特に今から予定は無い。頭を中を整理しつつ、ゆっくり過ごそうか。

「……」

横になってみたものの、寝つける気配は微塵も無い。

あれだけのことがあったからか、なかなか頭の方は真っ白になって睡眠モードとはいかないものだ。

まだ時間は夜の7時頃であった。

休みの日は、用事が無ければ、特に外出することも無い出不精ではある。

そういう時は目覚ましもかけず、昼過ぎまで寝ることなんてザラであった。

今日は昼前に目を覚ましたこともあり、昼食でも買いに行こう、気分転換でもしよう、とふらっと出掛けたのである。結果は散々であったがな

「戦闘に巻き込まれた時寝てたからか……な」

普段であれば、昼寝を繰り返すこともあるんだが、今日は無理だな、と確信した。

お腹はさっき少し食べた、いや、ほとんど食べてないか……今から買いに行くのも気が引けるな。

特にすることも無く、いつもの手グセでテレビのスイッチを入れた。適当にチャンネルを変えつつ、ビタミン剤を口に含み、ミネラル・ウォーターで流し込んだ。

「ま……何も見るものも無いか」

携帯端末を手に、適当なネット記事を漁る。

「あのジオンの残党は連邦軍が倒したのか……」

なるほど。

だが待て 僕は、確かにあの戦場で戦っていた。だがそのようなことは、一切書かれていなかった。その方が確かに、都合は良いのだが……。

難しいことを考えても始まらない。リフレッシュも兼ねてシャワーでも浴びてこよう。

「ふぅぅ……多少スッキリしたな」

パジャマに着替え、冷蔵庫にストックしてあるジンジャー・エールを手に取る。シャワーの後の一杯は格別だな。優雅に一杯を決めている時だった。大きく響く爆音と共に火の手が上がった。

距離は遠いがハッキリ見える範囲であった。

「ここも時期に巻き込まれる……」

見境なく繰り返される紛争に嫌気がさしていた。

最初は小規模だったものが、段々と広範囲に、そして激しくなっていった。

「あのガンダムがあれば……」

そうだ 昼時ように……だが場所なんて覚えてない 方向音痴にはかなり自信がある。地元でも逆方向に行ったレベルだ。

「……!?」

頭にズキッと痛みが走る こんな時にいったい何なんだ。

「呼んでいるのか?僕を」

謎の女性の声が響く。一目散に家を飛び出した。普段乗っている自転車を駆り、導かれるように無心で漕ぎ続けた。残念ながら車もバイクもない。そこまで遠出はしないからな。

一筋の光が見える。まるで道標のように伸びている。

「ハァ……ハァ……」

閃光が示した場所は、昼に訪れたあの建物であった。

「下に降りれば……」

この瞬間にもどんどんと音が大きく響いている。戦況が拡大しているのであろう。

「また会えた……な」

「お前を待っていたんだ マフティー」

「誰なんだ 僕はマフティーなんかじゃない!!」

カボチャのマスクを着けた謎の人物が、柱の影から現れた。

「そうか。だがお前のその意思は、アイツにそっくりだぜ」

「……アイツ??」

「早く行け」

こんなやつと話してる場合じゃない。これ以上戦火を広げさせたくないんだ。

コックピットに入り、Ξガンダムに火を入れる。

「……やってみせろよ マフティー!」

カボチャマスクが何かを言っているような感じがしたが、気のせいなのか?

「よし……動かせる」

昼時に無理矢理出撃した際に空いた穴から地上に出た。よく建物が崩れないな。

勢いよく上空まで飛び去った。まるで一筋の光のように

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。