最強麻雀プロ、咲-Saki-の世界に来たので無名校を日本一にしてみた。   作:ユッキ〜ゆきゆき

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麻雀プロ出会う
始まり


 

 

どうも〜皆さんこんにちは〜。前世でも今世でも名前が同じ、望月美波だよ〜。なんで名前が同じになったんだろ〜?フシギダナァ〜(すっとぼけ)ま、そんなことはどうでもいい!あの日私が咲-Saki-の世界に来てから24年が経って、計51年間独身!しかも彼氏のひとりもできたことは無い。なんで私には彼氏が出来ないんだコノヤロウって話じゃねぇわ。

 

私!此処北海道最北端にある!"萌間高校"にやってきました!なんでここなの?って質問答えてしんぜよ。知人がここの教師として働いていて、ここの麻雀部のコーチをやってくれとオファーが来たからだ。まっ私も北海道出身てのもあるんだけど。とりあえず今日から私も萌間高校の一員なる訳で今日は教師陣と初対面なわけだけど、

 

………どこだろうここ。さっき迄暇だったから宗谷岬でぶらぶらしてたら迷子になった。やっべぇ。もし遅刻したら校長先生に怒られるし、綾子(りょうこ)に至っては怒られるってか多分殺される。一応言っとくけど綾子っては今回私にコーチのオファーをした私の数少ない友達。みんなは茶髪ショートの綺麗なお姉さんだと覚えてな!!

 

車で目的地の萌間高校までカーナビを使ってるが辺り一面森か田んぼ。永遠に同じとこループしてんじゃないのかってほどなんにもない。やっぱ都会での暮らしに慣れすぎたのかこういうとこに来ると逆に迷子になりやすいがやっぱ楽しいし心が落ち着く

 

 

それから30分運転してようやく着きました。萌間高校!人員不足なのだろうか車が見る限り6台しかない。校舎も結構古い感じでかなりの歴史がありそうだ。うん、オブラートに包まず正直に言おうかなりボロっちい。なんてこと考えていると教師用玄関から綾子が近づいてくる。

 

 

「あんたギリギリね道に迷った?」

 

「迷った〜なき」

 

「ほら、時間ないんだから泣いてないで挨拶しに行くわよ」

 

「ちょ、手〜引っ張るな〜」

 

 

クソっ!高校の時は大人しくていい子だったのにいつからこんなに大胆な子になったのかしら。まさか彼氏か!!彼氏なのか!!ゆ、許さんぞ綾子〜〜。貴様を末代まで呪ってやるぅ。いて、久しぶりに綾子にどつかれた。

 

 

「あんた変なこと考えてたでしょ」

 

「そ、そんなことナイデスヨ」

 

「もっかいどついていい?」

 

「すみません。嘘をついてしまいました。許してください」(土下座)

 

「分かればいいのよ分かれば。さっさと行くわよ」

 

 

チックショー、どついた上にこんな土の上で土下座させるとか鬼畜、悪魔、綾子!!私はそんな子に育てた記憶はないぞぉ!!てかこんなとこ、他の人に見られたらたまったもんじゃない…………わ………

 

 

「…」ジー

 

 

クソやられた。でっかい木の裏に黒髪ロングの美少女 かっこ正確的には前髪もかなり伸びてるからよく分からないかっことじ に見られてしまった〜。えっ?焦ってるように見えてかなり余裕があるだろうって?うん、うるさい黙れ。

兎に角、口止めをしないとこんな姿の私を口外されては私の一生の恥になるのは明確。ありとあらゆる手段を使ってでもあの子の口を封じなければならない。そう、どんな手段を使ってもイッヒッヒッヒッ

 

 

「ねぇ?君」ガシッ

 

「ひゃ、ひゃい///」

 

「なんか欲しいものある?麻雀牌?全自動卓?もしくは土地の権利書?何でもひとつあげるから今の見なかったことにしてくれないかな?そうでもしないと私が死んじゃうから…」なき

 

「じゃ、じゃあ…」

 

 

なりやら女の子がバックの中をガソゴソをし始めた。ま、まさか!欲しいのはおめぇの命なんだよ!!って言って私刺されるの?やべぇ終わった………お父さんお母さん、そして我が()よ。先立つ不幸をお許しください……。

 

 

「こ、これにサインしてください!!」

 

 

なーんだそんなことか早く言ってくれればいいのに〜。このこの〜。みんなは放心状態だった私を見なかったことにしてくれるかな?してくれるよね?いやしてくれるはずた!!

 

「うん?あ、これ私が書いた本じゃん。なになにもしかして買ってくれたの?嬉しい!!ありがとう」なでなで

 

「はわわわわ///」

 

 

よーし、この本にサインだね。まさか私の出した麻雀解説本が売れてるとは夢にも思ってなかったなぁ。出した当時友達(綾子とは別)から

"あなたの書いてることは、1部の特殊な人にしか伝わらないよ…"

って言われたから絶対酷評だと思ってたけど今でも大切にカバンの中に入れてくれてるとか感動もんよ?

 

 

「はい、これサインね」

 

「わぁぁぁぁ。あ、ありがとうございます。た、大切にします!」キラキラ

 

「ありがとう。君名前は?」

 

「わ、私は、我妻 葉月(わがつま はずき)です。」

 

「私は望月美波……ってもう知ってるか」

 

『おーい、美波〜。なにやってんの?10秒以内に戻ってこないともっかいどついてくよ?はい、10〜』

 

 

や、や、やばい。綾子の死のカウントダウンが始まってしまった。次やられたら今度こそお陀仏する羽目になる。は、早く急がないと!!

 

 

「ご、ごめん。私急がないとだから」

 

「きょ、今日はありがとうございました!!望月プロ(・・)!!」

 

「こちらこそ。今日は楽しかったからまた今度会いましょ?」

 

「は、は、はい!!」

 

「じゃあね!葉月ちゃん」

 

 

 

よーし、ギリギリセーフね。よし、何とか一命は取り留めた。3秒ロスしたけど誤差よ誤差。世の中には3秒ルールってのがあるから大丈夫大丈夫!

 

 

「あんた何やってたの?」

 

「ちょっと女の子と喋った」

 

「うわ。ナンパ?ないわぁ」

 

「なんで女の私が女の子ナンパするのよ。普通男でしょ?」

 

「男にモテなさすぎて遂に女に手を出したのかと」

 

 

ほう、言うようになったね美波……。あんたは可愛いからあっち(男)から寄ってくるもんねぇ。よし、ならば私の名誉をかけて戦争だこらぁぁあぁあぁぁぁあ

 

 

「にしても、良かったの?」

 

「うん?何が?」

 

「プロよプロ。突然プロやめるって。ネットニュース3日間その話題で持ち切りだったし」

 

「あぁ、いいのいいの。私の最終目標はあくまで私の生徒を日本一にする。そのためにここに来たんだから。別に麻雀界の頂点に君臨したいとは思ってないし望んでないよ」

 

「あんたがそういうんだったら私も別にいいだけどさ、同年代の小鍛治プロだったり、後輩のプロ。三尋木プロに関してはあんたのことめっちゃ慕ってるらしいじゃん」

 

「慕ってくれてるのかは知らないけど確かにその点に関しては唯一の心残りかも……」

 

 

今まで説明してなかったけど私はついこの間まで麻雀プロとして活躍してました。女王として。同年代に小鍛治 健夜(こかじ すこや)通称すこやんがいたり、同じ横浜ロードスターズのチームメンバーの三尋木 咏(みひろぎ うた)ちゃんがいたりする。もちろん他にも同年代のプロや可愛い後輩がいる訳でそんな彼女達を捨ててここに来た。心残りがない訳が無い。それでも…私は……………

 

 

「無駄話もここまで。美波着いたよ。ここが校長室。」

 

 

遂に私の願い叶う。前世も合わせて51年間(正確には41年間)ただ麻雀打ってきた人生だったけど今こうして新しいことに挑戦するこのワクワクは何にも変え難い。しかし今は無礼がないように気持ちを切り替えていこう。この扉を叩けば開始の合図だ

 

 

「どうぞ」

 

「失礼します。皆さんはじめまして。横浜から来ました、元日本麻雀連盟所属の望月美波です。これからここ萌間高校麻雀部のコーチとして働かせていただきます。よろしくお願いします。」

 

「お初にお目にかかります望月美波プロ。私は萌間高校の校長をやらせて頂いております。石田 秀明(いしだ ひであき)です。教師陣一同心よりご歓迎申し上げます。」

 

 

私の最終目標に向かってようやく前進したよ女神。私の第2の人生はここからスタートだ。

 

 

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