新世紀エヴァンゲリオン-And become Joseph-   作:さえもん9184

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お盆中に、できる限り執筆を進めたいです。

ですが展開は考えられても、文章にするのはやはり難しいですね。


Q-師弟対決-

「リュウジ……さん……」

 

そう呟いたミサトの声音に、サクラはひどく驚いた。

サクラにとってミサトは、いついかなる時においても、恐ろしいほどに冷静で、感情など露程にも出さない、

 

『冷徹な艦長』

 

であった。

だがそんなミサトが発した先ほどの言葉には、今まで露程も漏れることの無かった感情が、多分に含まれており、更にはその表情にも、驚愕している様がありありとでていた。そしてそれは、リツコも、アスカも同様だった。

だがリュウジは四人など見えていないかのように目もくれず、そのままシンジに近づいていき、

 

「おじさ、うぐっ!……」

 

腹部への一撃で気絶させると、倒れてきたシンジを受け止め、うつ伏せに寝かせると、腕に装着させたウェアラブルコンピューターをつなげる。

 

『……ピ』

 

すると、電子音が響き、そのままDSSチョーカーを外し、まるでクズ紙を握りつぶすかのように、粉々にした。

その一連の作業を、流れるように行うと、用は済んだとばかりに、シンジを肩に担ぎ、その場を後にしようとする。

 

「……待って!リュウジさん!!」

 

そんなリュウジに追いすがるように、ミサトは駆け寄ろうとするが、リュウジは立ち止まるどころか、視線すら向けることはない。

 

「あなたが……、あなたが怒るのも無理もありません。私は結局、あなたの言う犬畜生にも劣る決断をしました。……言い訳はしません。ただ単に、私が、弱かったから……」

 

嘗てシンジに言われた言葉に、ミサトは結局甘えてしまった。世界が滅んだ責任を、子供に押し付けたのだ。

だがそこまでして戦ってきたというのに、自分たちは今日まで、勝つことが出来なかった。

 

「私は結局……あなたから…、何も…、学んでいなかった……」

 

今の自分を、死んだリュウジが見たらどう思うだろうか。

叱ってくれるならまだいい、もはや呆れて、言葉すらかけてくれないかもしれない。

そして今、どういういきさつがあったのかはわからないが、とにかくリュウジは目の前に現れた。

だがリュウジは見えていないかのように、四人にまったく反応を示さない。

 

「……ちょっと待ちなさいよ!リュウジ!!」

 

そのあまりのリュウジの態度に、アスカが割って入った。

 

「怒ってるっていうなら、せめて怒鳴るなり、ぶん殴るなりしなさいよ!葛城艦長が……、ミサトがこの14年間、どんな思いで戦ってきたと思ってんのよ!!」

 

そのアスカの怒りに反応したのか、ついにリュウジは立ち止まる。

 

「そもそも、アンタにミサトを怒る資格なんてあるの?あんなことがあったとは言え、あんたは今まで……」

 

「―――お前、誰だ?」

 

その瞬間、アスカも、ミサトも、リツコも、時が止まったかのように凍りついた。

そして気付いた、いや、気付いてしまった。

リュウジのあまりに虚ろで、血走った眼に。

深淵の闇へと誘うような、言い表せない恐怖を感じさせるその眼に、思わず三人ともゾッとした。

 

「リュウジ……さん?」

 

リツコは、あまりに変わり果てたリュウジを目の当たりにし、思わず声を漏らした。

サクラも、この三人がこれほどの反応をさせる、初めて見る目の前の男から、目が離せない。

だが当のリュウジは、虚ろなまま、再びその場を後にしようとする。

 

「待って、リュウジさん……。待ちなさい!」

 

そして、ついにミサトはリュウジに向けて銃口を向けた。

碇リュウジに銃を向ける。それは己の死に向かって銃を向けると同義である。

それをミサトが解らないはずが無い。

最初に彼に会ったその日に、いやと言う程痛感している。

だがミサトは、再びこちらを向き直ったリュウジを見て、

 

(このまま、この人を帰すわけにはいかない)

 

と、心を奮い立たせた。

 

「リツコ!鈴原少尉をつれて逃げて!それと、すぐに高雄機関長に来るように伝えて、マリには八号機搭乗を急がせて!!」

 

ミサトは、リュウジに対抗しうる人選をリツコに伝え、逃げるよう命令した。

 

「了解!さ、鈴原少尉」

 

リツコも瞬時に理解した。

戦闘能力が以前のリュウジ通りならば、リツコとサクラは足手まといでしかない。

 

「い、いいんですか?副長……」

 

「いいの!さ、早く!!」

 

躊躇するサクラを無理やり連れだし、リツコは走りながら通信をかける。

 

『高雄です』

 

「機関長!今から私のいう事をよく聞きなさい!碇リュウジが現れて、第三の少年を連れ去ろうとしている。すぐに隔離室に来て!」

 

『馬鹿な!?ボスは14年前に……』

 

「とにかく急いで!艦長と、アスカだけでは、そう長くはもたない!!」

 

もし、リュウジの戦闘能力が14年前のそのままであれば、いかにあの二人が歴戦の(つわもの)であったとしても、勝てる見込みはない。

 

「あなたはとにかく、リュウジに対抗できそうな人員をすぐに選んで、応援に行きなさい!!」

 

そう言って通信を切ると、今度はマリへとつなげようとする。

 

「あ、あの……副長。聞いてもいいですか?」

 

「なに?」

 

「いったい、誰なんです?あの男……」

 

「ごめんなさい。今は詳しく説明している時間はない、ただ一つ、言えるとしたら、……このままじゃ、あの二人は殺される」

 

専門家ではないリツコの眼から見ても、ミサトとアスカの戦闘技術はかなり高い水準である。だとしても、14年前に見せられたリュウジのものと比べると、いまだにその領域に達しているとは言い難かった。

 

 

シンジは痛いほどの外からの冷たい風により、意識を取り戻す。

 

「……っつ、一体……?」

 

腹部に鈍い痛みを感じ、あたりを見渡すと、

 

「っ……ぁ……!」

 

「ア……スカ……」

 

ミサトとアスカが、リュウジに殺されかけているという、信じられない光景が広がっていた

ミサトは腕を折られた上に、肋骨も折れたらしく、満足に呼吸ができていない。

アスカはリュウジに片腕で首を締めながら持ち上げられ、息も絶え絶えの状態であった。

 

「…………アスカ!」

 

アスカの顔が苦悶に歪み、どんどん青ざめていくのを見て、

 

「やめろーーーーー!!!」

 

シンジは考えるより、先に体が動いた。

リュウジにタックルを喰らわすと、なんとかアスカを解放することができた。

 

「何やってるんだ!!おじさん!!」

 

すぐさまシンジは立ち上がる。そして同じく立ち上がったリュウジの雰囲気と、アスカとミサトの状態をみて、

 

(いつものおじさんじゃない!)

 

すぐさまそう判断した。

碇リュウジは、こんな死んだ眼をした人物ではない。

そして例え理由があったとしても、ミサトやアスカを殺す様なことは絶対にしない。

シンジはリュウジに勝てるとは思っていない、だがそれでもこのままでは二人が殺されると考え、ゆっくりと構えた。

 

「…………」

 

だが、リュウジはそのシンジに背を向けると、携えていたアサルトライフルを、アスカとミサトに向けた。

 

「やめろ!!」

 

「……選べ」

 

叫ぶシンジとは対照的に、リュウジは静かにシンジに、

 

「……素直に俺と来るか、拒否してこの二人を殺されてから、俺と来るか……。選べ」

 

「なっ……」

 

機械的な口調で選択を迫った。

今の叔父が正常の状態でないことは、シンジは理解している。そんな叔父についていくのが、まずいことに繋がるということも、ひしひしと感じていた。

 

「……逃げて、…逃げなさい。シンジ君」

 

「バカ言ってんじゃないわよ、まだまだ……ゥグッ!!」

 

アスカはなんとか立ち上がろうとするも、リュウジの蹴りが腹に食い込むと、あまりの痛みに倒れこんだ。

そんなアスカを踏みつけると、リュウジは、

 

「……選べ」

 

アスカの頭部に銃口を当て、再び選択を迫った。

 

「……アスカ」

 

だがアスカは、未だに痛みから言葉を発せない。

 

「ミサトさん……」

 

そして満足に呼吸が出来ないミサトも、半ば意識が朦朧としている。

孤立無援の状態で、二人を助けることなどできるはずもなく。

 

「……わかり、ました」

 

その言葉を聞いたリュウジは、アスカから足を離し、

 

「う?!」

 

今度はシンジの首筋に手刀を当て、再びシンジを気絶させた。

そしてそのシンジを担ごうとした瞬間、

 

『ヒュン!』

 

リュウジの目の前を何かが高速で飛んで行った。

とんでいった先には、未だに細かく震える矢が突き刺さっていた。

 

「申し訳ありませんが、碇シンジは渡せない」

 

「誰だ、お前は」

 

「……嘗て、あなたに殺された者」

 

そこには弓を構える、グレーのプラグスーツを着た、ジュニアが立っていた。

 

「……お前など知らん」

 

リュウジもアサルトライフルを構える。

だがすぐさま、ジュニアはリュウジの脳天めがけ矢を放つ。

既ででリュウジは躱すが、ジュニアは次々と急所へ矢を放ちながら接近してくる。

それを見てとったリュウジは、寧ろそれを迎撃するべく、躱しながら自身も接近していき、互いの間合いに入ると、遠距離武器(おもちゃ)を捨て、

 

「「フンッ!」」

 

拳と拳がぶつかり合った。

そして、すぐさま繰り広げられる互角の攻防に、

 

(アイツ、一体……)

 

満身創痍ながらも、アスカは眼を見張った。

突如現れた謎の少年は、リュウジとの体格差をものともせずに、互角の戦いを繰り広げていた。

アスカは今日まで散々戦い続けてきたが、未だにリュウジの域に達していないのは、自分自身が一番理解していた。

実際リュウジの技量は、彼が通常の状態でなかったにもかかわらず、アスカもミサトも及ぶところではなかった。

これは、アスカは戦い続けてきたとはいえ、対人戦がほぼなかったが故である。

エヴァに乗って戦うのと、生身の人間を相手にするのは、同じ戦いであっても、根本的に違う。生身の人間を相手にするということは、ある意味で使徒や敵のエヴァ以上の怪物と戦うようなものである。

それを相手に、いかんなく己の技量を発揮するのは、並大抵の精神では不可能である。

それを長年経験してきた者と、その経験が荒廃してしまった今の世界だからこそ、することが無かったアスカとは、直接の戦闘において、どうしても越えられない壁があるのだ。

それはアスカも感覚的に理解していた。

 

「ハァッ!!」

 

「フッ!!」

 

隙を見てジュニアがリュウジに投げを仕掛けるが、リュウジはそれを見越していたかのように、わざと投げられながら、受け身を取りながら、ジュニアと一旦距離を取った。

 

「眼を覚まして!あなたは……」

 

だがリュウジは、突如袖に仕込んでいた携帯を取出し、スイッチを押した。

それと同時に凄まじい轟音が響き、あたりに一瞬だが大きな揺れが広がる。

 

「まずい!」

 

ジュニアは一瞬のすきを突かれ、バランスを崩してしまう。

 

「アヤナミ、来い」

 

『了解』

 

リュウジがそう話すが早いが、更に大きな揺れが広がり、

 

「グッ!?」

 

ジュニアは近くに降り立った何かの風圧で、吹き飛ばされてしまった。

リュウジは物陰で、バランスを取りながらやり過ごすと、すぐさま転がっているシンジを肩に担いで、外へ走っていく。

 

「まずい……」

 

壁に打ち付けられながらも、ジュニアはなんとか立ち上がり、リュウジを追いかけるが。

 

「遅かったか……」

 

零号機を模したかのような山吹色の機体のMark9の手のひらに、リュウジは既に乗り込んでいた。

ジュニアはそばに偶然転がっていたアサルトライフルを構えると、狙いをつけて打ち始めるが、ことごとくが当たらない。

それを見下ろしながら、

 

「……出せ」

 

リュウジがそう言うと、Mark9の背部が変形し、ジェットの噴射口のように変形した。

その時、ジュニアの視界の端に、桃色の機体が映った。

 

「八号機か、だけど乗ってるのってたしか……」

 

「教官がでてきた?しかも敵で?冗談きついにゃ……」

 

マリはそう愚痴りながらも、Mark9の頭部に狙いを定めるが、

 

(本当に……、碇教官だ……)

 

14年前に死んだと思っていたリュウジが、虚ろな目でモニター越しにこちらを見ていた。

 

『逃がさないで!マリ!!』

 

リツコの通信で、我に返るが、

 

「しまった!……」

 

時すでに遅く、Mark9は変形させたジェットから轟音と共に火を噴き、ヴンダーから飛び立ってしまった。銃口を向け続けるが、14年ぶりに見た変わり果てた恩師を見たマリに、引き金が引けるはずもなかった。

 

その様子を見ながらジュニアは、通信をかける。

 

「こちらジュニア」

 

『首尾は?』

 

「失敗です。シンジの奪還も、秘密裏の潜入も」

 

『ヴィレにも、ネルフにも、あなたの存在が知られたか』

 

「遅かれ早かれ、バレるのは避けられません。問題は……」

 

『碇シンジを確保できなかったのが、かなりまずい……この後は?』

 

「俗にいう、プランBです。だがそのためには、碇ゲンドウの計画の始動を待たなければなりません」

 

『相手が動いてからの一手か……。下手をすれば……』

 

「ええ、世界が4度目の崩壊を迎える……それと、もう一つ問題が」

 

『どうした?』

 

「武器を捨てろ!!」

 

通信しているジュニアの後頭部に、複数の銃口が向けられていた。

 

「いま、熱烈な歓迎を受けてまして。そちらに帰るのに迎えをお願いしたいんです」

 

そう言いながらジュニアはゆっくりと振り返りながら、携えていたアサルトライフルを持っている方の手をゆっくりとあげる。

 

『了解。すぐに送る』

 

そう言いながら通信を切ると、ジュニアは通信機をゆっくりとしまいながら、銃を向けてくる連中を見渡した。

高雄と長良をはじめとする、武装した戦闘員が銃を構えていた。

 

「もう一度言う、武器を捨てろ」

 

そう言われながらも、臆することなく、ジュニアはそれぞれをゆっくりと見定める。

そのうちの一人の銃口がかすかに震えているのを見て取った。

 

「……新米がいますね」

 

「……何を言っている」

 

「まあ、無理もありません。こんなご時世だ、あなただって、人に銃を向けるのは久しぶりなんじゃないですか?」

 

高雄は図星を突かれたのを、心の奥底に押し込めた。

高雄は勿論その程度でたじろぐことはないが、ジュニアの言う新米はより震えが増してしまった。

 

「……そこのお嬢さんは違いますね。あなたが訓練なさったんですか?」

 

現状を楽しんでいるかのように、ジュニアは今度は長良に視線を向けた。

 

「いいから黙って」

 

「すごいな。それこそこんなご時世で、ここまでの訓練をなさるとは」

 

「良いから銃を捨てろ!!」

 

長良が叫んだ瞬間、素早くジュニアは高雄の眉間に銃口を向けていた。

 

「私なんかにかまうより、後ろのお二人の手当てをなさった方がいいんじゃないですか?」

 

片手でアサルトライフルを微動だにさせず構える膂力と、長良を見ながらノールックで高雄の眉間に王手をかけた少年に、他の戦闘員は既に面食らってしまっていた。

 

「……何者だ」

 

「……別に、ただの死人ですよ」

 

そう言った途端、なんとジュニアは銃を手放した。

その場の全員が疑問に思った、故に落ちた銃を目で追い、その真意を測りかねているその時、

ジュニアは高雄の銃を奪い、

 

「フン!」

 

強かに床に叩きつけた。

そして、そのまま長良の銃をからめ奪ると、体格差をものともせず、他の戦闘員の盾にしながら、更に距離を縮めていく、それほどの至近距離でありながら、誰も銃を下すことはなかった。

 

(よくこの距離で、銃を構え続けられるな)

 

すでに銃を構えるのは逆に不利になる距離であることを、ジュニアだけは理解していた。

そして、長良を一人の戦闘員にぶつけると、他の戦闘員の急所を的確に狙いながら、次々と倒していく。

そうしているうちに、頭を振りながら、高雄は立ち上がり、長良も気絶してしまった戦闘員をどかしながら、ふらつきながら立ち上がった。

 

「お前、一体……」

 

「ただのジュニア(がき)ですよ。そうたいしたもんじゃ……」

 

その時、ジュニアの通信機が鳴った。

 

「まずい!!」

 

そう言った途端、ジュニアは近くの物陰に隠れると同時に、再度轟音と共に巨大な影が現れた。

ジュニアのいきなりの行動と、突如出現した巨大な影の着地した凄まじい風圧に、高雄と長良はたまらず視界を腕で遮らざるを得ない。

 

「ふ~。でもま、ナイスタイミングですね」

 

先程のMark9と同じく、ジュニアの愛機である4+3号機の手のひらに乗ると、そのままするすると背部へとまわり、見計らったかのようにせり出したエントリープラグにそのまま乗り込んだ。

 

「さて、帰るとしますか」

 

『動いちゃだめよ~』

 

そして、再度八号機をジュニアは視界に収める。

 

「お嬢さん。悪いけど、あなたの相手をしてる場合じゃないんですよ」

 

『あらら、お嬢さんだなんて、嬉しいこと言ってくれるじゃん。これでも貴方よりすっごい年上よ~ん?』

 

「本当ですか?全然見えませんね」

 

『ふっふっふ。よく言われる…ニャ!』

 

そういうと、マリは八号機を銃を撃ちながら接近させる。

銃撃は4+3号機のATフィールドで簡単に防がれる。だがその間に、八号機は4+3号機に急接近していた。

八号機の下から、すでに拳が迫っていた。

 

「グ?!!」

 

気付かなかったマリは、顎にもろに食らってしまう。

 

「申し訳ない。エヴァの操縦はまだ二度目でして。対人戦と違って、手加減が難しいんですよ。思ったことが、すぐさまトレースされてしまって」

 

「にゃにお~!?」

 

その後も八号機は攻撃を仕掛けるが、リュウジと互角にやり合えるほどの戦闘技術がトレースされていく4+3号機の動きに、マリはついていくことができず、

 

「ぐほっ!?」

 

4+3号機は腹部に強烈な蹴りを喰らわせ、思わず八号機は前かがみになる。

そこへ更に、後頭部に強烈な鉄槌を見まい、八号機を一時的に動けなくさせた。

 

「……訓練が必要だ」

 

そう言いながら、重力制御装置を起動させようとすると、周囲の戦艦から今更ながら砲撃が発射される。勿論、効果はないが。

 

「……よかったですね、時田さん。貴方の考えた重力制御は、理論通りだった」

 

周囲に浮かんでいるヴィレの戦艦を見て、どこか的外れなことを考えながら、先程のMark9とは対照的に、重力制御装置により静かに浮かび上がった4+3号機は、そのまま飛び去って行った。




今回の展開は、某アメコミ映画シリーズの、冬兵士みたいな展開だな、と感じられた方、間違ってないですwww

ご意見、ご感想をお待ちしております。

誤字脱字など、ございましたら、お手数ですがお知らせいただけると幸いです。

これからも応援よろしくお願いします。
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