仮面ライダー仁夢~東方輝炎章~   作:伝説の超三毛猫

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感想が励みになります。


―――是迄(これまで)()仮面騎手仁夢(かめんライダージンム)は!

けーね「あの白い怪人………奴は一体…」
あきら「ジンさん、『幻想郷』についてもまだ知らないんだよね」
じんさん「人と妖怪が共存する幻想郷、か……様々な事を勉強し直さないといけないかもな」
じんさん「ケガレイドは、ジンムの力以外で滅ぼすことができない」
あきら「……つまり、僕たち以外にアイツ等を倒せる人はいないってこと?僕で良ければ力を貸すよ!」
けーね「なぜお前から二つの声がする!?彰って言っていたな。それは一体何のことだ!?」



第3頁:覚悟と白澤の新たな力

 ―――某時刻。

 誰にも分からない、光も届かぬ闇。そこに(うごめ)く者たちが集まっていた。

 

「やはり、ジンムが現れたか…」

 

「1300年前に死んだとばっかし思ってたのによォ、しぶてェ野郎だ」

 

 集まっているのは4人。しかし、全員が全員、明らかに常軌を逸したファッションセンスの服を身に纏っていた。

 まず玉座に座り、沈黙を貫く年季の入った髭面の男。彼はギリシャ・ローマ彫刻にあるようなトーガと呼ばれる服を身に纏っており、異様なオーラを放っている。

 次に、彼の隣に佇む女性。見た目はモデルのように美しいが、その身のほとんどを無骨な金色の鎧に包んでいた。かろうじて顔だけで女性だと分かる状態だ。

 3人目の悪態をついた男性は、豪華絢爛と言わんばかりの金・赤・黒色が目立つ武将羽織を着用している。

 最後の一人は、異常なまでに黒一色で統一したスーツ姿の青年だ。上着は勿論、髪や瞳、ワイシャツやネクタイまで真っ黒で、唯一棘々しいデザインのネクタイピンのいぶし銀だけが僅かに輝いている。

 

 彼らは全員で、何らかのモニター越しにジンムの戦いを鑑賞していたようだ。

 

「サノー、シンゲツ、問題ない。想定内だよ、この程度は」

 

「だがよォ、ザナギ…これまで通りにいかなくなるんじゃあねーのか?」

 

「サノー、貴様も見たなら分かる筈だろう?コイツは戦闘において素人だ。我らの脅威にもならん。いざという時には何もできぬさ」

 

「マーテラ、お前…まだこの土地の調査も終わってねーっつーのにテキトーな事を……」

 

 トーガの男・ザナギが機嫌の悪い武将羽織の男・サノウを宥める。続けて鎧装束の女・マーテラも、自分たちの脅威にはなり得ないと断定した。だがサノーは余程不安なのか、それとも不確定要素が憎いのか、晴れない表情だ。

 そんなサノーに黒スーツ姿の青年が微笑みかけた。

 

「まぁまぁ、サノー。どうしてもって言うんなら、私に考えがあるんだ」

 

「考え? テメーがなんとかするってェのか、シンゲツ?」

 

「小生がなんとかするというか、僕ちゃんが手を出すまでもないって言うか……」

 

 一人称がコロコロ変わるそのスーツ姿の男は、ヘラヘラ笑って誤魔化すように語る。そして、自身の後ろの暗闇を親指で示した。そこから、一人の男を連れてきたケガレイド達が現れた。

 

「そいつは?」

 

「たまたま見つけた夜盗だよ。愚かにもあっしを騙そうとしてきたから、顔の骨を粉々にしてあげたのさ」

 

「は……ほへ……ほへ……」

 

 ケガレイドに連れてこられた、顔が茹で蛸のように腫れ上がった虫の息の男は、シンゲツの言うとおり夜盗であった。人を騙して食料と命を奪い取る輩。妖怪に食われないよう生き延びてきたのだが、今回は襲おうとした相手が悪かった。シンゲツによって返り討ちに遭い、文字通りタコ殴りにされたのである。

 

「我々ケガレイドにとって人間は食料以上の価値しかない。が、ちょちょいと力を与えれば………」

 

バッファロー!

 

 シンゲツがコアエマキのスイッチを押したかと思えば、それを男を連れてきた片方のケガレイドに手渡す。

 

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァァァァーーーーッ!!!?」

 

 そのケガレイドはコアエマキを受け取った次の瞬間、それを夜盗に突き刺した。それによってケガレイドは夜盗の体内に入り込み、夜盗は内臓をかき混ぜられたような激痛に襲われ、藻掻くように暴れだす。

 

「―――アタシ達の駒として使う事は十分可能、と言う事なのさ」

 

「………ブルルルル……」

「ヴィィィーーー……」

 

 ひと暴れした後に夜盗がいた場所に立っていたのは、真っ黒の地に白く歪んだ人型の異形だった。そこから、カーブした角を持ち、息を荒くする牛のような姿のケガレイドが姿を現すのであった。

 

 

 

△▼△▼△▼

 

 

 

「…彰って言っていたな。それは何のことだ!?」

 

 時と場所をマンティスケガレイド戦直後の里の外付近に戻し。

 慧音は、ジンムから手を離さず問い詰めていた。その形相に、ジンは焦るばかりだ。

 どうやって誤魔化せばいいのか?そもそも、この段階は誤魔化しが効く範囲なのか?下手な言葉を使えば、今より更にマズい状況に陥りかねない。

 

「大丈夫だよ、ジンさん。先生にだけは話そう」

 

…本気か?

 

「慧音先生は信頼できる人だよ。秘密は守ってくれるから、話しても大丈夫」

 

…分かった。そういうことなら、止めはしない

 

「……?誰だお前は?」

 

 あたかも自分を知っているかのようなジンムの言動を不審がる慧音。

 それに対してジンムは、コアエマキをドライバーから引き抜き、変身を解除して人間・多田彰の姿へと戻った。

 

「なっ………!!? あ…彰!!?」

 

 慧音は、動揺を隠せない。現在、自分を悩ませていた白い怪人の正体が、お人好しで有名な人里の人間……しかも、()()()()()()()()()()だったとは思わなかったからだ。

 

「場所を変えませんか?寺子屋の奥…先生の書斎とかで。

 あの姿とか怪人とかについては、そこで必ず話します」

 

 いまだ混乱中の慧音は、彰の言葉に頷く事しか出来なかった。黙ったまま、彰を提案した場所……寺子屋の奥まで連れて行く。

 

 

 

 

 

「さて、彰。約束通り、話してもらうぞ」

 

 自身の書斎に彰を通し、座らせた慧音は、動揺の色はもうなく、真っすぐに彰を見据えていた。彰も、慧音にはちゃんと説明をすると決めていた。

 

「あのね、先生。今から言う事は誰にも話さないで欲しいんですけど……実はこの前……」

 

 彰は、慧音に最近の自身に起こったことを全て話した。

 ジンのこと、変身のこと、ケガレイドのこと……知っている限りの事を話した。

 

「―――って事はお前、まさかこの前も……」

 

「あ、はい。あの蜘蛛みたいなケガレイドとも戦いました!」

 

「………」

 

 笑顔と共にあっさりと肯定する彰。慧音はため息をつき、頭を揉むように抱えた。

 

「お前たちの事情は粗方わかった。あのケガレイドとかいう連中のこともだ。

 ……だが彰…! なぜお前は戦うと決めたんだ!」

 

慧音殿!彰を責めないでやってくれ。ここがどういう場所かも知らずに彰に頼んだのは私だ

 

「だとしても、ですジン殿。彰は断れば良かっ…………あぁ、彰だから無理だった……」

 

慧音殿?

 

 ジンから頼まれたなら断ればいい―――そう言おうとして、慧音は頼まれたのが誰かを思い出して再び頭を抱えた。

 彰は生粋のお人好しだ。それは、慧音も良く知っている。そんな彰が、「誰かからの頼み事を断る」なんて事、出来る訳がなかった。

 

「昔っからまったく変わってない…というか悪化してる気がするぞ……」

 

「え? 割とそんな感じでしたよ僕。やだなー先生、忘れちゃったんですか?」

 

「忘れるわけがないだろう、お前みたいな問題児を。

 お前だけだぞ、頼まれたからって学友全員分の宿題を全てやってきた大馬鹿は。

 ……まぁ、私の授業を寝ずに聞いていたのだけは立派だったがな」

 

あの…慧音殿…授業を寝ないで聞くのは当然じゃあないのか?

 

 昔の思い出にふける慧音と彰。

 彰のお人好しは寺子屋に入った時には既に健在だったようで、友達全員の宿題を頼まれたからとこなしたり、授業のことの質問に快く答えたりとやりすぎなくらいの様子だったようだ。なお、友達全員の宿題をやった時は普通に筆跡で慧音にバレ、全員もれなく頭突きの餌食になってたりする。

 ジンは当然の疑問を思ったまま口にする。だが彼は知らない。慧音の授業が物凄くつまらないことを。彰のように起きている方がレアな度合いであることも。

 

 思い出話に移りそうになった所で慧音は「いかんいかん」とかぶりを振って、話を戻す。

 

「とにかく、だ、彰。いくらケガレイドがジンムにしか倒せないからって、彰がジンムになる必要はないはずだ!」

 

それなのだが…慧音殿。ジンムドライバーを使いこなすには、私の声が聞こえる人間であることが前提だ。妖怪の世界である幻想郷には、どれだけの人間がいるのだ?

 

「え……これ、人間じゃないと使えないの、ジンさん?」

 

そうだ。これを作った当時は…妖怪が使用することなど全く考えていなかったからな

 

 ジンムドライバーに詳しく、制作者らしきジンによって、ジンムに変身できる資格者が幻想郷においてはかなり限定的になることが判明した。

 そもそも、幻想郷とは『妖怪の賢者によって作り出された、妖怪のための楽園』だ。妖怪が己を維持するのに人間の恐怖が必要である都合上、人間は里が出来る程に住んではいるが、その数は心強いとは言えない。少なくとも1億以下の人数の中に、ジンムドライバーの適合者がいるとは限らないのだ。

 

「それでも、だ。彰、コレは今までお前が安請け合いしてきた頼み事とはワケが違うんだぞ?

 弾幕ごっこみたいに命が保証されているわけじゃあない。命を落とすかもしれないんだぞ!?」

 

 しかし慧音は、彰に問いかけた。

 幻想郷では、妖怪同士の完全な殺し合いは滅多に起きず、今ではタブーのような扱いとなっている。

 博麗の巫女が提案した「弾幕ごっこ」は、そういった殺し合いや完全な実力主義を否定する意味で作られ、現在定着しているのだ。

 故に、今の人間は知らないであろう命のやりとりが、ケガレイドとの戦いにある事に不安を覚えないわけがなかったのだ。ましてや……命のやりとりを、自身の教え子だった少年がやるかもしれないとなれば猶更だ。

 

「もし『頼まれたからやる』なんて言おうものなら……久しぶりに頭突きだ。これまで以上に力を込めるぞ」

 

「―――っ!!?」

 

 自慢の頭突きで安易な言い訳に釘を刺せば、彰は言葉に詰まった。

 明らかに動揺している。まるで、考えていることをぴたりと言い当てられたかのような……。

 やはり頼まれたから戦おうとしたのかと確信し、かつての教え子への頭突きを実行しようとした、その時。

 

「慧音ー、いるかー?」

 

「「!」」

 

 慧音の家の入口の方から声がした。

 慧音と彰が向かうと、そこには一人の少女が立っていた。銀色のロングヘアーで、髪には白地に赤の入った大きなリボンが一つと、毛先に小さなリボンを複数つけている。上は白のカッターシャツで、下は赤いもんぺのようなズボンをサスペンダーで吊っていた。

 

妹紅(もこう)!」

 

「タケノコを分けに来たんだが………お、珍しいな、彰も来てたのか。よぅ」

 

「あ……ど、どうも、妹紅さん」

 

……彰?

 

 タケノコが入っているであろう袋を手に持った銀髪の少女―――藤原妹紅(ふじわらのもこう)が彰と挨拶を交わす。…が、彰の様子が変わった。頬がにわかに朱に染まり、一言言ってから言葉が止まってしまう。にも関わらず、彰の目は妹紅を捉えて離さない。

 ジンは、相棒の明らかな変化を見逃さなかった。そして、それをすぐに問いただしたかった。どうした彰?なんでそんなに言葉少なにしているのかね!?と。だが、目の前の少女が普通の人間とは違う雰囲気をしていたため、自身の声が聞こえることを恐れて何も言わなかった。

 

「ありがとな、妹紅。」

 

「うん。ところで、人里が最近ピリピリしてる気がするけど、何かあったの?」

 

「それなんだがな……最近、妖怪が現れたんだ。」

 

「妖怪?」

 

「蜘蛛の妖怪と蟷螂(カマキリ)の妖怪だ。蟷螂の方は人里の中にまで入ってきて、人を襲おうとしたからみんな警戒してるんだよ」

 

「へぇ……」

 

 妹紅は慧音から聞いた、最近人里付近に現れた妖怪について聞くと、目を丸くした。

 幻想郷のルールに関わらず人里を襲うなんて。そんな事をすれば巫女がすっ飛んできて退治されるというのに、豪胆なのか馬鹿なのか。十中八九後者だろうが……

 

「…で、そいつら最終的にどうなったのよ?」

 

「これがまた不思議なんだが……別の妖怪に倒されたんだよ」

 

「巫女じゃなくて?珍しいね。どんな奴?」

 

「ええとだな…白い鎧を着た、人型のバッタみたいな奴だった」

 

「ちょっと、先生―――」

 

「心配するな、彰。()()()()()()()()()()()()()()()が、問答無用で襲ってくるヤツじゃあないことだけは確かだ」

 

「!」

 

 妹紅との話でジンムのことが出てきた時、彰は慧音が話してしまうのではと思った。

 しかし、慧音は彰との約束を守ったのだ。彰がジンムとして戦う事に反対していたにも関わらず、である。

 

「ふーん、そっか。慧音も気をつけてね」

 

「あぁ、ありがとう。またな!」

 

 慧音の言葉に納得したのか、何の疑問も抱く様子もなく、妹紅は己の家がある方向……迷いの竹林の入口方面へ歩いていった。

 妹紅が帰るまで笑顔でいた慧音は、彰に向き直ると、神妙な顔をして言った。

 

「……取りあえず、お前の正体はまだ誰にも言わないでおく。

 だがな…人間達を守るのは私や霊夢に任せておけばいい。彰、お前が戦う義務は無いはずだ」

 

「でも、先生!ケガレイドはジンムじゃなきゃ……」

 

「ジン殿の声が聞こえるかもしれない人間なら何人か心当たりがある。霊夢もそうだし、早苗もそう。あと妖夢や咲夜も聞こえるかもな。

 少なくとも、彰じゃなきゃあいけない理由なんて、ないと思うんだ」

 

 慧音にとって彰は、かつての教え子にして守るべき人間の一人だ。

 彰がケガレイドを倒せるジンムになれる人間だからといって、戦わせるつもりは毛頭なかった。

 彰もまた、慧音が心配や親切のつもりで言っていることを察していた。だから、その日慧音と別れ帰路についても尚、彼女の言葉に言い返せるような言葉が思いつかなかった。

 

彰…迷っているのか?

 

「迷ってるっていうかさ…。僕がジンムとして戦う理由って……ジンさんに頼まれたからじゃあ駄目なのかなって、思ってさ…」

 

それでは慧音殿は納得しないだろう。それに…私も、その理由だけでは不十分だと思うよ

 

「ジンさん…どうして?」

 

彰、君の頼まれたら断らない性格は素晴らしいと思う。だが、ケガレイドは君が思っているよりも残酷で、狡猾だ。それ相応の覚悟を持たなければ……ケガレイドを撲滅する事は難しいだろうな

 

「覚悟…か?」

 

そうだ。必ず考えて欲しい

 

 ジンのその言葉は、彰に考えさせるのに十分であった。

 確かに、今まで戦った蜘蛛のケガレイドと蟷螂のケガレイド。どちらも、決して圧勝というわけではなかった。蜘蛛の糸は自力では引きちぎることができなかったし、蟷螂の鎌もジンムセイバーがなかったらいなすことすらできなかっただろう。ジンの助言がなかったら、勝てていたかどうかもわからない。

 彰がジンムになって戦う理由……それに対して明確に答えを出すことができないまま、この日は更けて言った。

 

 

 

 

 

 ―――丑三つ時、人里・門付近。

 人里は、夜になると門を閉め、自警団が交代で不寝番を務める。

 幻想郷の人間達にとって、夜は妖怪の時間だ。入口を閉めるのは当然であった。

 

 この日の当番の青年は、睡魔と戦い欠伸をしながら、特に何も起こる筈もない門の見張りにつく。

 あとはこのまま日の出と共に交代して、昼間は自宅で身体を休める……そういう仕事だった――――今までは。

 

「……ん…」

 

 青年は、奥で何か動くものを見つけた。

 どうせ何かの動物だろう、騒ぎ立てるまでもない。

 

「…………?」

 

 動物だと思っていた何かは、こちらへ近づいてきているように見える。

 バカな動物だ、どうせこの門を突破なんてできねぇよ、その衝撃が眠気覚ましに丁度いいやと思いながら目を逸らそうとして。

 青年は……見てしまった。その牛らしき動物の上に何かがいるのを。その何かが、人の形をしているのを。だが、真っ黒な肌と白く浮き出た血管が、明らかに普通の人間ではないことを。

 

「う、う…うわぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!?」

 

 悲鳴を上げた時には、既に牛の怪物が門をぶち破って、青年の目の前まで躍り出ていた。

 

 

 

 

 

 彰が翌日に目覚めたのは、寅の刻……午前4時ごろであった。

 普段はもう少し遅めに起きても問題ないのだが、その日は、尋常ではない雰囲気の父・一弘に叩き起こされたのだ。

 

「うぅ……なんだよ、父さん…」

 

「とっとと起きねぇか! ただごとじゃあないってのにグースカ寝やがって…」

 

「な、なんだよ、何があったのさ?」

 

「……自警団が妖怪に食われたんだよ」

 

「!!?」

 

 寝耳に水と言わんばかりのその情報は、彰の眠気を完全に吹き飛ばした。

 

 一弘に連れられた彰が訪れた早朝の現場―――里入口付近は、騒然としていた。ばらばらにされた木製の門、集まる人々、警戒する自警団、そして……何かに集まる人だかり。泣き声がざわめく声から聞こえてきた。おそらく遺族のものだろうか。

 

「あれは……?」

 

「食われた奴の関係者だ。ご遺体は俺も見たが……ありゃ酷かったよ。顔も内臓も食われちまってて、血痕と手足くれぇしか残ってなかったぜ。今、命蓮寺(みょうれんじ)尼僧(にそう)さんと先生が詳しい状況を聞いてる」

 

「…行ってもいい?」

 

「邪魔だけはすんなよ」

 

「大丈夫だよ……大丈夫」

 

 彰は、静かに人だかりの一番外側に行ってみた。

 人々の頭でほぼ見えなかったが……それでも、血濡れた小さな布が、何かを覆い隠していた。

 人ひとりの遺体を覆い隠すにはあまりにも小さい。それほどになるまで……無惨に食い尽くされてしまったというのだろうか?

 

…ケガレイドの残り香だ、彰。あの青年……間違いなく、ケガレイドに食われた被害者だ……!!

 

 ジンが、彼にしか感じないのであろうケガレイドの気配を感じ取った。彰は、目の前の現実を再認識するしかなかった。ついに、ケガレイドの被害者が出てしまった、と。

 そして、立ち尽くす彰の目の前で―――由花よりも幼い女の子が、小さな覆い布…それにしがみつくように泣き崩れている。

 

「……お兄ちゃん……!!」

 

 小さな喉から絞り出した、蚊が鳴くよりも小さな声だったが、確かに彰に響いた。

 

「―――っ!!!」

 

 彰は、両拳を強く握りしめていた。

 彼女が被害者の妹であり、「お兄ちゃん」が誰を指しているのかは分かっている。でも、彰の心は悔しさで満ちていた。

 こんな小さな子の……妹の涙なんて、見たくない。

 誰かの苦しむ顔なんて、見たくなかった。

 もし、ケガレイドがこんな悲劇を生む事に何の躊躇いもなかったならば…………

 

「…彰。その辺にしとけ」

 

「父さん…」

 

「俺達は人間だ。妖怪に食われるのは、半ば仕方ない事でしかない」

 

「父さんっ―――!!!」

 

 自身を引き止め、一見冷たく突き放すような言葉に反感を覚える。しかし。

 

「その子に必要なのは時間だ。お節介が必ずしも良い結果を招くとは限らねぇ」

 

「………」

 

 一弘は、至極真面目に彰を諭した。今どんな言葉をかけようとも、慰めにはならないと。放っておく方が良いこともあると。

 彰も薄々分かっていた。どうにかしてあげたいが、どうすればいいか分からないこともあると。そして、今がそういう時であることを。彰は、あの少女の涙を止めたかったが………拳を握りしめることしかできなかったのだから。

 

……彰。近いうちに、答えを聞いてもいいかい?

 

「わかった。とりあえず、今は門を直しに行こう」

 

「おう。そういうことだぜ、彰」

 

 この時、彰が心に決めたのは、ひとつの決意。

 それをこの場で見透かしたのは、ベルトに憑いているジンより他にはいなかった。

 

 

 

 

 

 ケガレイドによる初めての死者。

 その弔いは、死体発見から3日後に行われた。

 遺族が主催でつつがなく行われ、無惨に食べられた青年も、命蓮寺の僧によって彼の家の墓地に葬られた。

 

 入り口付近とはいえ、里の中で妖怪による殺人が起こったことを受け、自警団の警備も、以前より厳重になった。慧音や命蓮寺の面々も、警戒に回ることになった。

 

 慧音は里の外……門のすぐ外側にて、夜の警備の助っ人として立っていた。

 

「あんな事件があったというのに、妖怪に頼ろうとするものだ…」

 

 自警団の中には、妖怪を駆り出すのに反対する人間も多かった。だが、そのような人間達を自警団の上の人間……警備署の署長が鶴の一声で黙らせたのだ。

 慧音としては、犯人が妖怪という事で巫女あたりにでも依頼するのかとばっかし思っていた。それが「協力者」として、とはいえ自身に白羽の矢が立ったことに違和感を覚えた。断る理由もなかったので本業に支障が出ない範囲でという条件で頷いたが。

 

「…確か、ケガレイドも人を食らうと言っていたな」

 

 慧音は、妖怪以外で人を襲い食らう存在に心当たりがあった。彰とジンに教えてもらった、ケガレイド。

 未だ知れ渡っていないとはいえ、既に2回も襲撃を受けている。まさか、今回もそうなのだろうか……と思えてしまう。

 もし、今回の襲撃の犯人がケガレイドであったとしたら…人間どころか自身や命蓮寺の妖怪たちに相手ができるのだろうか?やはり、ジンムに任せるより他は無いのか?

 

「………ダメだ。彰は、普通の人間でいるべきだ」

 

 人間―――しかも、自分の教え子に戦わせるなど言語道断。

 ジンムに頼らなくっても、倒せる方法があるはずだ。そうでなくても、他にジンムに変身できる人間がいるかもしれない。それを探らずに、あのお人好しな少年に戦いを強いるわけにはいかない。どうすれば………

 そう思った時。

 

「ブルルルォォォォォォォ!!!」

「ヴィィィーーーーーーーー!!!」

 

「!! はぁっ!!」

 

 慧音は、不吉な何者かが物凄い勢いで近づく気配を感じ取り、妖力でバリアを展開した。

 直後、彼女の全身に衝撃が襲い掛かる。バリアに向かって、人型の牛らしき大柄な妖怪と、それに乗った黒い全身に白い浮き出た血管が特徴の人型の妖怪が、慧音に突進してきたのだ!

 

「ぬぅぅぅ………でやぁ!!!」

 

「ブルルァ!!?」

 

「ヴィィ!?」

 

「カマキリの時と同じ雰囲気……貴様らもケガレイドか!」

 

 負けるものかと慧音はそれに踏みとどまり、押し返して二体の妖怪……否、ケガレイドに弾幕を展開する。

 

「ブルルルルォォォォ!!!!」

 

「うおっ!!?」

 

 しかし、その弾をものともしていないのか、牛型のケガレイド・バッファローケガレイドは、大きく発達し、先端が鋭く尖った角を向け、肩をいからせ突進してきた!

 慧音はかろうじて飛びのいてかわすが、二の腕に一筋の血の線が走る。

 残りの人型ケガレイドらしき妖怪は、バッファローケガレイドに慧音を任せたと言わんばかりに人里の方へ向かっていく。

 

「!!? ま、待て!」

 

「ブルァ!」

 

「ぐあっ!?」

 

 当然、慧音は止めようとするが、慧音がそちらに意識を向けたばかりに、バッファローケガレイドの次の攻撃を防ぐことができなかった。バッファローケガレイドの拳を受けて吹っ飛んだ。

 彼女にとっては痛手ではないが、人里にケガレイドを行かせるわけにはいかない、と。すぐに立ち上がった直後。

 

「エイヤァァァァ!!!」

 

「ヴィィィィィィーーーーーーーーー!?!?!?」

 

 聞き覚えのある声と、人型ケガレイドらしき妖怪の悲鳴が聞こえた。

 そちらを振り向くと、腹部にベルトをつけた彰が、人型の妖怪を飛び蹴りで蹴とばしていたのだ。

 自警団の目を盗んでここまで来たのであろう彰は、慧音の隣まで駆け付けると、目の前の敵2体から目を逸らさずに叫んだ。

 

「彰!!?」

 

「先生!僕も戦います!!」

 

「まだそんな事を!お前は―――」

 

「確かに、僕は頼み事を断らないだけの人間です!

 でも!!こんな奴らの為に……誰かの涙なんて見たくない!!

 人も妖怪も!みんなに笑顔で、いてほしいんです!!!」

 

「!!」

 

 それは、兄を亡くした幼い少女の涙を見た時に。

 葬式の悲しい空気を見た時に。

 ケガレイドがもたらした悲しい事件を目の当たりにした時に。

 ―――彰に宿った、確かな決意だった。

 

そういうことだ、慧音殿。私も君に約束しよう!

 彰の覚悟を無駄にしないと。彰の戦いを、最大限にサポートすると!!

 

「ジン殿…」

 

「だから…見ててください!僕の!変身!!!」

ジンム!

 

 彰は、決意とともに、そのフレーズを叫び、コアエマキをドライバーにセットした。

 戦う覚悟を鎧とし、その身に纏うために。

 人の命を踏みにじる、ケガレイドと戦う戦士になるために。

 

浄化! 昇華!! ジンム召喚!!!

まつろえど ()(はず)さぬは (じん)(みち)!】

 

 彰は、純白のアーマーをまとってジンムに変身する。

 そして、そのままバッファローケガレイドと人型のケガレイドに突撃した。

 一発目は、バッファローケガレイドに。二発目は、人型のほうに。

 敵に挟まれている形ではあるが、どちらかに集中してどちらかから攻撃を貰わないように立ち回る。

 そうして殴り、攻撃を避け、カウンターにキックを叩き込んでいると、ジンムは2体の敵の特徴に気が付いた。

 

「……なんか、人型の方は意外と弱くない?」

 

あっちはマカイライだ。ケガレイドの手下と思ってくれていい

 

「で…こっちはものすっごく固いんだけど!?」

 

「ブルルォォォォ!!!」

 

「うおおおおおおおお!!!?」

 

 敵の人型のほう―――マカイライはジンムのパンチやキックが効いている様子だが、バッファローケガレイドの方は、ジンムの攻撃にビクともしていない。バッファローケガレイドの反撃のパンチをガードするが、あまりの衝撃にダメージを抑えきれずに転倒してしまった。

 

「なんてパワーだ…う、腕が痺れる…」

 

来ているぞ、彰!

 

「え?うわぁぁ!!?」

 

「ブンッ!!!」

 

 腕の痺れが取れず、上手く立ち上がれない状態で、バッファローケガレイドの追撃が迫る。

 一発目、身体を逸らして回避する。二発目、今度は全身をゴロゴロ転がってその場から逃れた。

 だが、ジンムはこの時、忘れていた。

 

「ヴィィィ……」

 

「しまっ……」

 

「ヴィーーーー!」

 

「ぐあっ!?」

 

 バッファローケガレイドのパワーに気を取られ過ぎて、マカイライをノーマークにしてしまったことだ。

 そのため、回避した先でマカイライに捕まり、思いきり顔をぶん殴られた。

 ケガレイドの手下とはいえ、人間よりも強い力がクリーンヒットしていたようで、ダメージはジンムの変身者・彰にまで響いている。

 

だ、大丈夫か!?

 

「くっ……頭が、揺れるかも…」

 

周りを見ろ、次が来るぞ!

 

「!!」

 

「ブルルルルルル………」

 

 巨大な角を向け、肩をいからせ足をザッザと蹴り抜け、今にも突進してきそうなバッファローケガレイドが、そこにはいた。

 早く立ち上がらなければ、思いっきり跳ね飛ばされてしまうだろう。しかし…まだ、さっきのマカイライの攻撃のダメージが抜けきっていない……

 一か八か、ジンムの真価解放で切り抜けるかと思った、その時。

 

「うおおおおおおおおおお!!」

 

「ブモォォォォォ!?」

 

 バッファローケガレイドの横っ面を、思いきり蹴り飛ばした存在がいた。

 

「彰!全くお前は……子供の頃から変わらない、大馬鹿者だ!!」

 

 慧音だ。彼女のワーハクタクの膂力で、不意打ちをかましたのだ。それによって、バッファローケガレイドは体勢を大きく崩した。

 たとえケガレイドにトドメを刺せなくとも、彼女は人々を守るために戦いに来たのだから。

 

「これ以上馬鹿をしでかす前に、約束しろ!

 一つ、ケガレイドとの戦い以外で変身しないこと!

 二つ、一人で無茶しないで、必ず生きて帰ること!

 守れないなら……お前の正体を人里にばらすからな!」

 

 そして、ジンムに叱責が飛ぶ。

 それは、慧音らしく生徒の為を思った、最低限の約束事だった。

 頼みごとを無秩序に引き受けがちな彰に、釘を刺す意味で言った約束事は、ジンムに戦う気力をくれた。

 

「…わかりました! それくらいのことなら!!」

 

「まったく。お前は返事だけはいいから、逆に不安だぞ!」

 

 後ろから襲おうとしてきたマカイライを殴りながらジンムは快諾する。

 いつも通りの彰を彷彿とさせる回答に、慧音からも軽口が出た。

 ………するとその時、不思議な事が起こった。

 

 ―――なんと、ジンムの目の前が光ったと思えば、何かが落ちてきたのだ!

 

「お…っと。なにこれ?コアエマキ?」

 

 それは、ジンムの言う通りコアエマキだった。だが、いつもジンムに変身するコアエマキとはデザインが違う。ジンムのコアエマキは真っ白だったが、今手にしたコアエマキは、青地に赤い文字が書かれたような紋様であった。

 

ここで新たなコアエマキだと!?だが調度良い!

 それを起動して隣のスロットにセットすればモードチェンジができるぞ!

 

「モードチェンジ? えっと………」

 

ワーハクタク!

 

「何!? ワーハクタク、だと?」

 

 コアエマキのスイッチを押すと、なんと慧音の種族であるワーハクタクの声が出た。不審に思ったが、バッファローケガレイドを撃破するためならと、ジンムコアエマキが挿さっている隣の、空のスロットにそのコアエマキをセットして、レバーを引いた。

 

ワーハクタク召喚!

 

 するとどうだろう。ジンムの周囲に新たな鎧が現れて、一部のジンムの鎧と取り替えられるかのように装着されていくではないか!

 ひと呼吸した後に立っていたジンムの姿は、純白の鎧に美豆良アーマーではなく、やや重厚なほんのり青く輝く銀色のアーマーを身に纏い、頭部からは立派な金色の角が生えてきたのだ!!

 

望月(もちづき)の ()()をはらう 御牛(みうし)かな!】

 

 最後に高らかに俳句が流れ、変身が完了した。

 

「姿が……変わった…!?」

 

「これがモードチェンジ……よし、これなら!」

 

 モードチェンジが完了したジンムは、バッファローケガレイドに殴りかかる。

 対するバッファローケガレイドは、どうせ先程と変わらないだろうと思ったのか、防御する様子もなく、カウンターを叩き込んでやろうとする気満々だ。………だが。

 

「ブモァァァァァ!?」

 

 ジンムのパンチが頬から下アゴにかけてヒットした時、バッファローケガレイドは視界がブレ、痛みが走るのを感じた。その時に威力が先ほどとは違うと思ってももう遅い。体勢を崩されて、ゴロゴロ転がっていく。

 いまバッファローケガレイドを殴った、雄牛を彷彿とさせる青白いジンムの姿は、「仮面ライダー仁夢(ジンム)・ワーハクタクモード」という。ファーストモードのジンムに比べて、パワーに長けているのが最大の特徴だ。

 そして、このモードでの最大の武器は……

 

「オオオオラァァァァァ!!!!」

 

「グブァアアアアア!?!?!?」

 

 ―――その頭である。バッファローケガレイドの角を掴み、ジンムは思いきりその無防備な額に頭突きをかました。

 モロにそれを食らったバッファローケガレイドは、あまりの激痛にもんどり打って悶えた。

 

「よし!これで流れを掴める!」

 

奥義発動! ワーハクタク!

 

いいぞ!このまま決めてしまおう!

 

 その様子に、奥義発動のボタンを押し、力を溜め始めるジンム。

 全身に集まったオーラは、金色の角に集まり。そのまま―――ボロン、と取れて、右腕にガッチャンとくっついた。

 

「つ…角が腕にー!?」

 

「こ…これでパンチすればいいのかな?」

 

 戸惑いながらも、ジンムは隙だらけのバッファローケガレイドに拳を振るった。

 バッファローケガレイドは、ようやく必殺の攻撃が迫っていることに気が付いたが、その時には既に、拳は眼前にまで迫っていた。

 

天地開闢(てんちかいびゃく)!ファンタジック・フィニッシュ!!

 

「ブルルォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!?!?!?!?」

 

 直撃。そして、拳と二対の金角がバッファローケガレイドの懐にめりこんだ。

 そこから、ヒビが入るように光が走っていき……

 

「おりゃああああああああああああああ!!!」

 

「ブルァァァァァァァァァァァァァァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!?」

 

 アッパーカットの要領でジンムが突き上げて空中に投げ出された瞬間、バッファローケガレイドは花火の様に爆裂四散。三度目のこの戦いも、ジンムが勝利を収めた。

 

「お、おい彰!こっちへ来てくれ!」

 

 そのほぼ直後。慧音の呼ぶ声がして、ジンムはそちらに向かった。

 すると、慧音の足元に見慣れない男性が横たわっていた。意識はないようだが、外傷もほとんどない。

 

「その人、どうしたんですか?」

 

「マカイライ、だったか? そいつが、牛のケガレイドがやられた直後に苦しみだして元に戻ったんだ」

 

さっきのケガレイドの手下だったわけだな

 

 どうやら、ケガレイドの手下にされていた人間だったようだ。慧音と変身を解いた彰はどうやって彼を見つけた経緯について知らせるか話し合う姿。

 それを見ていた者がいた。

 

 

 

 

 

「……やはり、雑魚に手下を持たせても駄目ですね…」

 

 スーツ・ワイシャツ・ネクタイまでも真っ黒な男は、中折れ帽で目線を隠しながら、踵を返して、夜の闇に消えていった。

 

「さて、次の一手、どうしましょうね……」

 

 その呟きに答える者も、気づいた者も、この場にはいなかった。

 

 

 




ケガレイド幹部
ザナギ:トーガを纏った4、50代の男。物腰は柔らかいがオーラが凄まじい
マーテラ:黄金の鎧に身を包んだ美女。戦闘のプロらしく、観察眼もある
サノー:豪華な武将羽織を来た男。細かい事や不確定要素を嫌う
シンゲツ:全身黒のスーツ(ワイシャツ&ネクタイも)のヘラヘラした男。一人称がコロコロ変わる



というわけで第3話でした。ワーハクタクモードの必殺技悩んだ。角をロケットのように飛ばすのも考えたけど、なんか違う気がしたから今回は見送りで。
まだスタートして間もないのに仮面ライダー&東方Projectと称した劇場版みたいなネタばっかり浮かんでしまうので、ここに供養しておきます。まぁ見なくて大丈夫です。拙作の敵幹部だけ分かっていればそれで充分ですので。ではでは~

一言で言うと大ショッカー元幹部VS.幻想郷勢力&仮面ライダー達といった感じ。参戦出来そうなライダーは、
◎ほぼ確定
ディケイド(世界の破壊者)、W(ディケイドに依頼されて参戦)、電王(デンライナーがあるため)、セイバー(2021年段階で最後に物語が完結したから)
○場合によりけり
オーズ(旅先の立て込み具合による)、ウィザード(魔法使いだから)、龍騎(鏡の世界の概念が幻想郷と相性良さそう)、ファイズ(出るならオリジナル。リマジには学業がある)、ブレイド(出るならリマジ。オリジナルは変身したらヤバい)、響鬼(オリジナルの仕事スケジュール次第)、カブト(出るならオリジナル。天道総司のキャラが強すぎる)、キバ(出るならリマジ。オリジナルは世界の管理者みたくなったため)、ゴースト(幻想郷との相性バッチリ。ゆゆ様が眼魂になりそうではあるが)
△難しい
ジオウ(時の魔王が直接参戦したらゆかりんが過労死しそう。後方支援になるかな)、鎧武(神が直接参戦したらゆかりんがry)、アギト(出るならリマジ。オリジナルには店がある)、ビルド(理系のライダーが幻想郷と相性が悪いか?)
✕ほぼ不可能
クウガ(五代さんも小野寺くんもディケイドはおそらく声をかけない)、リバイス(まだ物語の途中だから。もし物語が終わってたらバイスのワガママで参戦してた)、フォーゼ(仕事の都合上厳しいか)、ドライブ(仕事とベルトさんの都合上厳しいか)、エグゼイド(仕事の都合上厳しいか)、ゼロワン(仕事と衛星ゼアの都合上厳しいか)、昭和ライダー(ぶっちゃけ藤岡さんのハンサム度合いとV3の火薬好きとリボルケインのチート武器しか知らない)

………みたいに想像してます。個人的にはオーズ・フォーゼ・ドライブは出したいんだけどね…特にドライブはようつべで見てるから尚更。しかし、公職の参戦は難しいぞ…。
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