では、どうぞ!
昨日は、あれから何事もなく、アルファとユウキは主街区ロービアに到着した。そこでちょうど、第五層への転移門がアクティベートされていることに気が付き、折角なら五層でご飯を食べよう、という話に纏まったので、二人揃って、五層で晩御飯を食べた後、それぞれの宿に戻って休むことになった。
翌日、水没ダンジョンでの疲労を回復した二人は、四層のエルフクエストをクリアしてから、昨日手に入った錆装備を、全て鍛冶屋で修理してもらった。そのほとんどがガラクタだったが、その中に一つだけレア武器が混じっており、しかもそれが<エクエス・ブレード>という両手剣だったので、アルファはそろそろ限界が近づいていたストーンブレードとメインアームを取り替えることにした。
時刻を確認すると、もう少しで午後七時になりそうだ。暴れ始めるお腹の虫を宥めながら、夜ご飯を食べるために、五層の主街区カルルインを訪れる。今日は肉体的にも、精神的にも余裕があるので、メインストリートからは見えない隠れた名店を探そうと、二人で街を散策していた。その最中に、遺跡っぽいエリアを歩いていると、少し遠くの方に、両手両足を地べたに付けた女の子の姿を見つける。
ユウキ「あれって…アスナだよね…?」
ユウキが恐る恐る、現実だとは思えない、といった様子で尋ねる理由も、俺には充分に分かる。…だって、俺たちの中のアスナは、少なくとも、あんな緩んだ楽し気な顔で、何かを探したりはしないのだから。
アルファ「あのー…アスナ…だよな?そんなところで何してんの?」
アスナ「…え、…ユウキとアルファ…君…」
アスナはゆでだこのように、見る見るうちに顔を赤らめ、やがて絶叫した。
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アスナの叫び声を聞きつけたキリトが、鬼の形相でこちらに向かってきたが、その場に居合わせた俺とユウキを見ると、キリトは口をポカンと開けて、固まってしまった。やがて状況を推測できたのか、親切にも、自分たちが遺物を拾って遊んでいることを教えてくれる。
宝石やアクセサリーが見つけられることを知った途端に、ユウキが目をキラキラと輝かせると、それを見たアスナが、主街区のブリンク・アンド・ブリンクという店で、ブルーブルーベリータルトを食べると良い、と教えてくれたので、キリトにお店の場所を聞いてから、そこに向かうことにした。
その場を離れる直前に、キリトからやけに真剣な顔で「PKがいるかもしれないから、十分に注意してくれ」との警告を頂いた。
複雑な小道を辿っていくと、例のお店が見えたので、流れるように入店する。
ユウキ「えーっと、ポロポロ鳥のロースト、丸パン付き、と食後にブルーブルーベリータルト一つください!」
アルファ「同じものをもう一つずつと、フィックルワインを一つお願いします」
アルファとユウキは店員のNPCに注文をした。後は料理が来るのを待てばいいだけなのだが、ここで店員が思わぬことを言った。
「申し訳ございません。ブルーブルーベリータルトがあと一つしかございませんので、二人分ご用意することはできません。いかがなさいますか?」
アルファ「じゃあ、俺の分を無くしてくれ」
ユウキ「え?でもそれじゃアルファが…」
アルファ「気にすんなって」
「かしこまりました」
店員は注文を復唱して、立ち去っていった。
ユウキ「ごめんね。…アルファは遺物拾いしないの?」
アルファ「本音を言うとやってみたかったけど、ユウキの方がやりたそうにしてたからな」
ユウキ「ありがと。…あ…あれ」
ユウキが外を眺めて、指を差した方向をアルファも見てみる。
アルファ「…オリオン座か…」
夜空には星々が煌めいており、その中には見慣れた星座がいくつかあった。
ユウキ「ボク、こんな綺麗な星空、久しぶりに見るな…」
ユウキの夜空を見つめる顔は、どこか懐かしさと悲しさを孕んでいる気がした。その顔を見て、何かを言えるほどアルファは出来た男ではなかったため、料理が届くまでの間、二人で静かに星を眺めていた。
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「お待たせしました。ポロポロ鳥のロースト、丸パン付きとフィックルワインです」
店員さんが食事を運んできてくれた。ユウキはワインを頼んだ理由が気になっていたので、それをアルファに聞いてみる。…だって、アルファは二十歳を超えてるようには見えないからね。
ユウキ「どうしてワインを頼んだの?」
アルファ「あー、この世界ではお酒を飲んでも酔わないらしくてさ、試してみたくなったんだ」
ユウキ「へー、じゃあボクも飲んでみよっかな」
ユウキがそう言うと、アルファはボトルワインを空のグラスに注いでくれた。ユウキのグラスの中身は赤色で、アルファのグラスの中身は白色だ。どうして色が変わるのかは分からなかったけど、取り敢えず、ワインを飲んでみる。
ユウキ「うん、中々美味しいね」
アルファ「…そうか?」
アルファは、しかめっ面でそう言う。どうやら口に合わなかったようだった。…チャンス到来。彼の様子に目を光らせたユウキは、ここぞとばかりにアルファを小馬鹿にした。
ユウキ「アルファはワインの美味しさが分からないんだ~。お子ちゃまだな~」
アルファ「はぁ?子供じゃねーし、…ユウキの方が見た目子供だろ」
ユウキ「それはどういう意味かな?」
何だか、アルファの視線が、ボクの胸部に向かっているような気がして、氷点下の笑顔でアルファに問いかけてみると、アルファは目線を逸らし、黙り込んでしまった。
その後、ポロポロ鳥のローストを食べようとすると、本当にポロポロと崩れてしまい、食べにくかったりしたが、全体的に楽しい食事だった。デザートのブルーブルーベリータルトが届き、ボクはタルトを口にする。ブルーベリーの甘酸っぱさと濃厚なカスタードの組み合わせが絶妙なバランスを保っており、大変美味である。
ユウキ「これっ、すごく美味しいよ!」
アルファ「そいつは良かった」
俺は、慎ましやかに微笑みながら、ユウキが食べる姿を眺めている。ユウキは半分ほどタルトを食べ終えると、なぜかその手を止め、真剣な表情でタルトを眺め始めた。
この世界では有り得ない事だろうが、お腹でも壊したのだろうか、とアルファは心配になり、ユウキに声を掛けようとした。すると、ユウキが先に口を開いた。
ユウキ「半分、あげるよ…」
アルファ「え、でも、美味しいなら、俺に遠慮しないで食べてくれていいんだぜ?」
ユウキ「トレンブルショートケーキは半分こしても、バフが発生したじゃん…だからこれも半分ずつ食べたら、アルファも遺物拾いできるかなって…」
優しいな、俺は純粋にそう思った。…ユウキがさっき、俺のことを子供とか言ったのは不問にしてやろう。俺としても遺物拾い祭りはやってみたかったわけで、ありがたく残りのタルトを頂戴する。
アルファ「ありがとな…」
しっかし、美味しいタルトだった。現実世界でもあのレベルのタルトは中々お目にかかれないだろう。遺物拾いに向かう途中、取り皿無しで食べたことを不意に思い出して、少し顔が赤くなったのは、ユウキには秘密だ。
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昨晩はたっぷり一時間の間、二人で遺物拾いを楽しんだ。手に入れた遺物をNPCに鑑定してもらったが、めぼしいものは特になかったので、全てコルに変えてしまった。ユウキが集めた遺物の中には、武器熟練度上昇率+3%という悪くはない指輪があったらしく、ユウキはそれを装備に加えたようだ。
そして今日は、経験値が多くもらえるクエストをクリアして回っている。今から挑むクエストは<三十年の嘆き>というクエストだった。内容は、深夜二時頃になると謎の怪奇現象が起こる礼拝堂を調査するといったものだ。
アルファとユウキはその原因を調査すべく、地下墓地ダンジョンへと足を踏み入れ、礼拝堂に辿り着いていた。礼拝堂は、数本の蠟燭の火が辺りを明るくしようとしているが、光源としては機能できておらず、薄暗い。その陰気臭い雰囲気に、アルファの表情が強張る。
しばらくすると小柄なNPCが現れ、クエストのヒントをくれた。二人でその言葉の意味を考えていると、ユウキが何かを思いついたように俺の顔を見た。
ユウキ「…!、アルファ、蠟燭の火を消せばいいんだよ!」
アルファ「なるほどな、深夜を演出するってわけか!」
二人で蠟燭の火を消すと、当たり前だが、辺りが真っ暗になってしまったので、ユウキは明かりを灯すために、ランタンをストレージから取り出そうとした。
しかし、アルファの真横が光っている事に気が付く。恐らくアルファが事前にランタンを取り出してくれたのだろう。
やっぱりアルファは気が利くなぁ、とユウキは感心していたが、どうもその光が、ランタンから発せられるような暖かみのある光でないことに気が付く。
すると、地面から青く透き通った手足が伸びてくるではないか。やがて、長い髪、鬼火を灯した目、そして鋭い牙が見えてくる。ユウキは確信する。間違いないこれは…
「ヒオオォォォォォ………!!」
ユウキ「うわああぁ!オバケだ!!」
咄嗟の出来事に驚き、ユウキは大声で叫んで、剣を抜刀した。しかし、お化けのカーソルをよく見ると、それはグリーンだったので、敵対モブでないことを理解し、剣を収めた。
恐らくこのオバケが、クエストを進める鍵だ。何を尋ねるべきか、オバケの隣にいたアルファに尋ねよう。……しかし、なぜかアルファは礼拝堂の片隅で丸くなっていたのだ。
ユウキ「…アルファ?なにしてるの?」
ユウキはアルファの元へ向かって、そう尋ねてみる。
アルファ「……」
アルファは何も言わずに顔を俯けていたが、やがて観念したのか、真っ青な顔をこちらに向けて、こう言った。
アルファ「……ごめん、俺、幽霊とか、そういうの苦手なんだわ…」
ユウキ(…可愛い、……可愛すぎるよ!!)
アルファの見た目は女の子っぽいので、何だか自分よりも女の子してるアルファを、ユウキは不意に可愛いと感じてしまった。アルファの普段の言動からは考えられない、ある種のギャップ萌えである。
ユウキ「……そっか、じゃあ、このクエストはボクが主導するね」
アルファ「……うん、頼む…」
いつもとは違う、萎れた感じの新鮮なアルファを観察してから、ユウキは幽霊との会話を終わらせ、クエストを完了させたのだった。
アルファ「…さっきのは忘れてくれ」
クエストが完了し、次のクエストに向かっている途中に、アルファがそんなことを言い出した。
ユウキ「ん~、どうしよっかな~」
対するユウキは、意地悪な笑みを浮かべてアルファの方を見ると、アルファは慌ててお願いしてきた。
アルファ「ッ!お、お願いしますユウキ様!せめてキリト達には黙っていてください!!」
ユウキ「じゃあ、二人だけの秘密ってことだね!」
アルファ「は、はい…そういう方向でお願いします…」
ユウキ「ん、…次はエルフクエストだけど、オバケ出ないといいね!」
ユウキはアルファを揶揄いながら、楽しそうにしながら次のクエスト受注場所に向かっていった。
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アルファ「…いくぞッ!!」
アルファは気迫と共に剣を下から斬り上げて、相手を斬り裂かんとする、だが、ひらりと身を躱され、逆に相手に突きを決められそうになった。しかし、そこまではアルファの予想通りであり、それを体を捩じって回避し、その勢いで剣を振る。
だが、相手は綺麗に姿勢を低くして、アルファの太刀を避けた後、そのまま間合いを詰めて、体術スキル<閃打>を放ってきた。
アルファ「…ッ!」
アルファは慌てて体術スキル<水月>で相手のソードスキルを相殺し、間合いを取り直す。今度は剣を中断に構えて、相手の隙を狙うが、どこを攻めても返り討ちに遭いそうで、若干攻めあぐねていた。
すると、相手が自身の間合いに入るべく、アルファに向かって突っ込んできた。恐らくだが、結果から言えば、この時アルファはこちらも間合いを詰めて、鍔迫り合いに持ち込むことで、相手が剣を振れないようにするべきだったのだろう。
しかし、アルファは自分の間合いを意識しすぎて、相手との距離を取るために、牽制として剣を振ってから後退しようとする。だが、相手はアルファの剣を飛び越えて、アルファを剣で一閃した。
ユウキ「またボクの勝ちだね」
ユウキは誇らしげにこちらを向き、Vサインを決めていた。
ことの顛末は約一時間前に遡る。
アルファ「なあ、ユウキは、PKの対策には何が効果的だと思う?」
今日は大晦日で、本来ならば本日行われるフロアボス戦に参加しているはずなのだが、五層のボスからドロップする〈ギルドフラッグ〉なるアイテムは、その持ち主が加入しているギルドメンバーに強力なバフを付与するという代物だった。
その性能故に、ディアベルがこのアイテムを確実に手に入れたい、ということで、ナイツ・オブ・ホープのメンバーだけでフロアボス戦を行うことが決定したのだ。普通ならフルレイドで挑むべきなのだが、今回のボスは少数で攻略することが推奨されており、尚且つ、現状攻略組にあるギルドがディアベルのギルドだけなので、キリトやエギルが了承したこともあり、アルファとユウキもそれを認めたのだった。
予想外に空いてしまった時間で、キリトが言っていたPK問題について考えてみようと思い、ユウキに尋ねてみた、というわけだ。
ユウキ「ん~、…武器とか防具を強化して強くなる、とか?」
アルファ「確かにそれも重要だな。…だけどさ、俺はもっと大切なことに気づいたんだ」
ユウキ「なに?もったいぶらないで早く教えてよ!」
アルファ「…俺たち自身がPKに慣れることだ」
アルファが真剣な声色でそう言い切ると、途端にユウキが顔を青くした。
アルファ「あぁ、えっと、PKするんじゃなくて、デュエルで対人戦に慣れるってことだ。…言葉足らずで悪かった」
ユウキ「…よかったぁ~、そういうことなら納得だよ。じゃあ、今からデュエルしよっか?」
アルファはユウキがデュエルを嫌がった時、どうしようかと困っていたが、ユウキが思いの外、やる気の様子で助かった。話の流れで、ユウキに初撃決着モードのデュエル申請を送る。
初撃決着モードとは、相手の身体に先に剣を当てた方が、デュエルに勝利できる仕組みであり、これなら相手を殺してしまうこともないので、安心して対人戦の経験を積むことができるというわけだ。
そうしてユウキとのデュエルが始まったのだ。
ユウキ「アルファは実践の時の方が強い気がするな」
デュエルを終えたユウキが、不意にそんなことを言った。そんなユウキに対して、俺は冗談交じり…いや、半分ぐらいは本気で、訊ねてみる。
アルファ「…ユウキって未来見えてんの?ことごとく俺の動きが読まれてる気がするんだけど」
ユウキ「アハハッ!未来なんて見えるわけないじゃん。…あ!そんなこと言って約束をないがしろにしようなんて許さないからね!」
アルファ「…わかってるよ」
アルファはユウキと、負けた方が今日のお祭りで奢る、というルールでデュエルの三本勝負を行い、見事に三回ともアルファが負けたので、アルファの奢りが確定したというわけだ。
お祭りとは今晩、カルルインで開かれる年越しイベントである。お祭りでは露店も開かれるため、こういった勝負を仕掛けたというわけだ。言いだしっぺが負けるなんて、恥ずかしいのもいいところだろう。
会場では花火も上がるらしく、それを眺めるために、俺はユウキと見晴らしのいい場所を確保しに向かった。
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「「じゅー、きゅー、はーち、ななー、ろーく」」
会場に集まった数多のプレイヤー達が、カウントダウンをコールしている。アルファとユウキは、それを少し離れた高台から眺めていた。
「「ごー、よーん、さーん、にー、いちー、…ハッピーニューイヤー!!」」
転移門近くから、何本もの炎の筋が昇っていき、夜空に色とりどりの花を咲かせた。景気づけにソードスキルを壁打ちする者もおり、ライトエフェクトが様々に煌めく。
ディアベル達も無事にフロアボスを攻略できたようで、ギルドフラッグを天にかざしていた。
アルファ「ユウキ、新年あけましておめでとう!」
ユウキ「うん!おめでとう!」
二人はお互いのビンをかち合わせて乾杯をする。これは露店で売っていたものだが、ラムネのような爽やかな炭酸で、とても美味しかった。
アルファ「ユウキさん、今年の抱負は何ですか?」
ユウキ「えっ、ん~…」
ユウキはこの世界に来てから、現実世界では出来なかった体験を、山ほど味わうことができた。正直言って、現実世界の身体がどうなっているのかは分からないし、こちらで死ぬのと、現実世界で死ぬのと、どちらが早いのかも定かではない。
だが…いや、だからこそ、今ある命を精一杯生き抜きたいと、そう強く思った。
ユウキ「……ボクは、来年まで生き延びたいな」
俺は、そう強く言ったユウキの瞳に目を奪われた。確かに今、ユウキが言ったことは、この世界に居るプレイヤーの誰もが望むことだろう。しかし、ユウキのその瞳には、何か言い表せない思いが隠れている気がした。
こんな事を言ってはいけないのかもしれないが、今のユウキは、全プレイヤーの誰よりも生を捕まんと、必死になってもがき生きているように思える。そんなユウキを見た俺は自然と口から言葉が零れ落ちていた。
アルファ「俺が…ユウキを守り切る…来年まで必ず…」
俺はユウキの瞳を見据えて、そう答えた。すると、ユウキは目をそらしてラムネ?を飲み干してから、いきなり俺のおでこにデコピンしてきた。
アルファ「っ!?…なんだよ?」
ユウキ「そういうことは、ボクより強くなってから言ってよねっ!」
なるほど、確かに今の俺ではユウキを守るどころか、むしろ守られてしまうだろうな、と苦笑する。少し間が空いて、ユウキは下のパーティー会場を見ながら呟いた。
ユウキ「……でも、期待してるよ」
アルファ「あ、あぁ…俺もせめて次の誕生日ぐらいまでは生きてたいなぁ…」
なんて、情けないことを思いながら、そう呟くと、ユウキが尋ねてきた。
ユウキ「…そういえばアルファの誕生日っていつなの?」
ユウキはアルファの誕生日を聞いてみた。リアルのことを聞くことは、ご法度らしいが、これぐらいはいいだろうという甘い考えである。
アルファ「11月24日だ、ユウキは?」
ユウキ「5月23日だよ。ちなみに…年はいくつなの?」
アルファ「トップシークレットだ。まぁ、ユウキが教えてくれるなら、教えてあげてもいいけど?」
ユウキ「女の子に年齢を聞くなんてデリカシーがなさすぎるよ。…やっぱり子供だね!」
アルファ「なにおう!先に聞いたのはユウキだろ!」
ユウキ「ボクはアルファと違って、ワインの美味しさが分かるから大人なんだよ~」
アルファ「ぐ、ぐぬぬ…」
二人はそんなくだらない会話をしながら、2023年初の夜を共に過ごした。
アルファのオバケ嫌いは筆者の心霊が苦手な性格の鏡写しです。
では、また第17話でお会いしましょう!