過去の英雄の提督録   作:紫玉ねぎ

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舞鶴鎮守府の日常

2021年7月29日 舞鶴鎮守府第二庁舎

 

俺達は毎日暇だった。そりゃそうだ。昔は戦時中で毎日忙しかったが、今は戦時とはいえやることがない。

鎮守府での朝礼に出るくらいしかない。後は天測、気象情報集めるか暗号傍受することしかない。

 

「長官。本日の結果です。」

 

「ご苦労。後は自由時間だ。」

 

今日の当直の田畑兵曹長が連絡事項を持ってくる。

連絡事項内容は大湊警備府長官と先任参謀の罷免という内容だ。どうやら大湊警備府の資材横流しが発覚したようだ。更には先任参謀の艦娘への虐待が発覚したようだ。

 

「海軍もここまで腐敗したか..」

 

「どうしました?提督。」

 

「資材横流しという、けしからんことをしてる。戦時中にもかかわらず国民の税金で賄われた軍事物資を闇業者に高額で売却していたそうだ。5人が行っていて首謀者の大湊警備府の長官が軍法会議にかけられるらしい。更には橋田先任参謀が艦娘を虐待してたらしい。これは被害者の艦娘2人が海軍省に乗り込んだらしい。」

 

「酷い事するもんですね!。人間性を疑いますね!」

 

「あぁ。新田君は幕領と会議をしてるよ。大湊警備府の後任はとりあえず未定で現在空席の先任参謀と砲術参謀だけが補職されて他の配置は兼任って形で大湊警備府は終ったね。2日後には軍法会議があるみたいだし、俺には関係ないだろう。」

 

「なるほど。我々には関係ないですね。中央が解決するだろうですし。」

 

今日のやることはもうなくなった。下士官組は敷地の一角を使って家庭菜園を始めている。

 

そういえば発電機のヒューズが無くなったころだな。主計科へ伝えておくか

他は...思いつかないな

 

「山雲。これを主計科に持って行ってくれないか?」

 

「わかり~ました~」

 

 

横で書類を書いていた山雲がすぐに出ていった。

 

 

 

 

─────

山雲視点

 

 

今日は~何も~ない日~ 山雲は~提督の横で~気象図を書いているの~

そしたら~今日の当直の田畑さんが~日報を持ってきたの~

提督は~読み始めたの~ 内容は~大湊警備府長官の更迭らしいわ~

 

また提督(ゴミ)みたいなやつが居るのね~ 能代さんは~心配してこっちを見てくれた~

山雲も~今日のやることを~やっているの~

そして~提督が~山雲にお使いを頼んだの~ 舞鎮第三庁舎の主計科に持っていくの~

今日は~野分ちゃんは~主計長の代理をしてるから~不在なの~

 

第一庁舎には~舞鎮の提督室と~幕領の各部屋とほとんどの兵科があるの~

 

第二庁舎には~軍医科と~薬剤科と~機関科と~工作科があるの~

 

第三庁舎には~主計科と~法務科と~運用科と~技術科があるの~

 

山雲は~第三庁舎の2階に用があるの~ 歩いている最中~ 提督の下士官の川崎さんが声をかけてきたの~

 

「あ!山雲さん。どちらへ行かれます?」

 

「川崎さん~今から提督の命で~主計科に~」

 

「本当ですか!でしたら、主計科にサツマイモとバジルの苗をお願いしたい。」

 

「わかりました~~伝えておきます~」

 

「ありがとうございます!」

 

「いいですよ~」

 

家庭菜園ね~山雲も始めようかしら~




衛兵司令
 前回解説を忘れてた。艦内・陸上部隊の警察的な役割を持つ。

山崎平治中将
 大湊警備府長官

橋田鉄平大佐
 大湊警備府先任参謀



次の話はどれがいい?  12月15日12:00〆

  • 舞鶴鎮守府の日々(通常進行)
  • 提督の過去(過去編)
  • 幕僚の過去(過去編)
  • 艦娘の過去(回想編)
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