シュテル(偽)がいくリリなの   作:『ユタカ』

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原作前
転生前


 

 

 

「突然じゃが転生してもらう。」

 

「本当に突然ですね。」

 

「こういうのはテンポ良く進めた方が良いんじゃよ。」

 

 

 

 真っ白な空間にて白髪白髭の老人とどこにでもいるような短髪の黒髪黒目の若い男が会話している。

 

 

 

「まあ良くある話じゃが、お主は若くして交通事故で死んでしもうた。じゃが、本来こちらの予定にはなかったため異世界に転生してもらう。」

 

「転生は良くある話ではないと思いますが…」

 

「ハー○ルンでは良くある話じゃよ。」

 

「メメタ。ちなみに拒否権は?」

 

「あぁん?ねぇよ、んなもん。」

 

「(^ω^#)ピキピキ」

 

 

 

 男の額に青筋が浮かぶが老人…神は無視して話を進める。

 

 

 

「まあそんな訳で転生先及び特典を決めていきたいと思いまーす。」

 

 

 

 そう宣言すると同時、空間が歪み………ガチャポンが現れた。

 

 

 

「…は?」

 

「まず転生先ぃ!!」

 

 

 

 男が呆けている間に神がレバーを回してしまう。

 

 

 

「リリカルなのはぁ!!続けて特典。第一打ぁ!!」

 

「ってちょっと待」

 

「シュテル!!第二打ぁ!!」

 

「おいこら。待てって言」

 

「感知能力ぅ!!第さ」

 

待てっ言ってんだろうがぁぁぁぁぁ!!

 

「ぐぼぉ!?」

 

 

 

 男は叫ぶと神に飛び蹴りをくらわす。

 

 

 

「なぁにいかにも重要な事を本人の確認も無しに勝手にしかもガチャポンで決めちゃってくれてるんですかねぇ。」

 

「げほげほ。だってその方が楽しいじゃろ。ワシが」

 

 

 

 男は今度はアイアンクローをくらわす。

 

 

 

「痛だたたたた!?」

 

「と・に・か・く今までのは無し。転生先も特典も自分で決め」

 

「無理」

 

「は?」

 

「じゃからガチャポンから出てきた時点で確定されちゃったから変更するのは無☆理」

 

「」

 

「待て。話せばわかる。ここは平和的に話し合」

 

 

 

 

……

 

………

 

 

 

 

 

「で。後決まってない特典はいくつですか?」

 

「…ふぁい。ぁと一つです。」

 

 

 

 ぼろぼろになった神を尻目に男は残り一つになってしまった特典について考える。

 

 

 

(リリカルなのは…たしか世界消滅級の危機がジュエルシード、闇の書、マテリアル、ジェイル・スカリエッティ、と思い浮かぶだけでも四回も発生する危険な世界じゃないですか)

 

 

 

 男はよりにもよって危険な世界を引きやがってと嘆きつつも自分の安全を確保するための特典にすることに決める。

 

 

 

(一方通行…いや勢い余って敵を殺してしまうヴィジョンが見えるからダメ。

大嘘憑き…死なないけど何度も痛い思いや死ぬことになるからダメ。)

 

 

 

 いろいろ候補を挙げ没にしていき、そして…

 

 

 

「よし。決めました。NARUTOのうちはオビトの万華鏡写輪眼、使いすぎによる失明は無し、にします。」

 

「…チートすぎない?」

 

「生き残る為なら手段は選びません。」

 

「失明無しはできるがチャクラの概念は無いから魔力で代用することになるがそれでもよいか?」

 

「はい。構いません。」

 

「よしわかった。では確認するぞ。

転生先はリリカルなのは。

特典はシュテル、感知能力、オビトの万華鏡写輪眼。」

 

(そういえばリリカルなのはでも特典でシュテルがでたから地球じゃなくてエルトリアからスタートになるのか。それならフィルを速い段階で倒してユーリとイリスを救えれば…残りは平穏に過ごすことができるな。)

 

 

 

 頭の中で今後について考え、思ったより平穏に過ごすことができそうと思う男。

 

 

 

「では以上の内容で行ってらっしゃい(* ゚∀゚)ノシ」

 

「軽いなー。」

 

 

 

 男の体が光に包まれる。そして意識が無くなる刹那。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 神が

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 嗤った様に見えた。

 

 

 

 




続く?
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