《助けて》
そう頭の中に念話が響いた時、私は原作が始まったことを悟りました。
そしてその日の晩、
「フェレット?」
なのは姉さんがフェレットを飼いたいと相談してきた時、やっぱりと確信しました。
「うん。そうなの。その子家で飼ってもいい?」
「うーん。」
「…」
「しっかり面倒を見れるならいいんじゃない?」
「私もいいと思うわよ。」
「俺もいいぞ。」
「そうだな。あかりはどうだ?」
「…はい。いいと思います。」
一瞬躊躇しましたが、なのは姉さんが魔法を取得しないと下手したら地球が滅びると思い、賛成しました。
「本当!?」
「ああ。そのかわりしっかり面倒見るんだぞ。」
「うん!」
そしてその後部屋にいると
《聞こえますか》
《この声が聞こえているあなた、僕に力を貸してください!!》
また念話が聞こえ、そしてなのは姉さんが外に出ていくのを感じました。
私は服を着替えフードを被り買っておいたキツネのお面を念のためつけると神威を発動。
念話の発信源である動物病院へ向かいます。
…
……
………
「あなたには資質があります。お願いします。僕を助けてください!!」
「し、資質?」
動物病院に着くとフェレット…ユーノとなのはが黒くて大きい毛玉に追い詰められていました。
「きゃあ!?」
「だ、大丈夫ですか!?」
「う、うん。それより助けるってどうすればいいの?」
「レイジングハートと契約して、ジュエルシードを封印してください!」
「け、契約?じゃえるしーど?封印?」
…ここだけ聞くとユーノが非常に胡散臭く見えますね。何ででしょう?
/人◕◡◡◕人\ボクトケイヤクシテマホウショウジョニナッテヨ!
「え、えと、どうすればいいの?」
「これを手に持って」
「この水晶玉…?」
なのは姉さんがレイジングハートを手に取る。
と、その時
毛玉がなのは姉さんに再び突進しようとしています。
なのは姉さんは…会話に気を取られているのか気付いていません。
(ま、まずい!!)
「僕の後に続けて同じ言葉を言ってください。」
「わ、分かったの。」
私は手のひらに魔力を集中させ誘導弾を一個生成し、
「あ、危ない!?」
「え?」
(パイロシューター(一個だけだけど)シュート!!)
感知能力と写輪眼にて相手の動きを完璧に捕捉し、かつ不意討ちで放たれた一撃は
ドゴォ!!!
「え?」
「ぐぎゃああぁぁぁぁぁ!?」
当然の如く命中した。
そしてそれと同時に身を隠すあかり。
「い、今のはいったい…?あなたがやったの?」
「い、いや僕ではないです。」
…どうやら見つからなかったみたいと安堵するあかり。
「とにかく、今のうちです!」
「う、うん!」
…
……
………
その後、なのは姉さんが無事ジュエルシードの封印を完了したのを見届けると一抹の不安を胸に再び神威を使いその場を離れるのでした。
ーーーーーーーーーー
あの夜から一日が経ちました。
フェレットさん…ユーノくんっていうんだけど
ユーノくんが言うには、
昨夜の人の願いを無差別に叶えてしまい異常をきたす宝石…ジュエルシードが事故で地球に落としちゃったみたい
ユーノくんは責任を感じて、
それを聞いて私は
「私も手伝うよ。」
「いえ。危ないですし巻き込むわけには…」
「でも、話を聞いた以上放っておけないよ。私にもできることがあるみたいだし」
「だけど」
「それに、一人ぼっちは寂しいもん…私にも手伝わせて」
ユーノくんを説得していると
ジュエルシードが発動したの。
「!?これは…!?」
「え、何どうしたの?」
「…ジュエルシードが発動したみたいです。それもこの近くで」
「大変!急いで行かないと!」
「…分かりました。あなたの力を貸してください!」
ユーノくんが私が手伝うことを受け入れてくれました。
そしてユーノくんと一緒に発動したジュエルシードのもとに向かいます。
…
……
………
ユーノくんの案内でジュエルシードのもとに向かうと
そこは神社でした。
神社の境内は動物の爪痕があちこちについていてボロボロになっていました。
でもその爪痕の主はいません。
そこには、フードとキツネのお面で顔を隠している
私より少し背の低い子供がいたの。
続かして