シュテル(偽)がいくリリなの   作:『ユタカ』

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神社

 

 

 

「あなたは…誰なの?」

 

 

 

 でもその子は質問に答えてくれなくて

 

 その子の手には…

 

 

 

「あっ!?ジュエルシード!?」

 

 

 

 ジュエルシードが握られていたの

 

 

 

「そのジュエルシードは危険なんです!お願いします。こっちに渡してください!」

 

 

 

 ユーノくんがお面の子にお願いする。

 

 

 

「…お断りします。」

 

 

 けど、断られたの。

 

 そして、ようやく聞くことができたと思ったその子の声はレイジングハートの声と同じような、機械的な声だったの。

 

 

 

「ど、どうして!?」

 

「…これが危険な物なのは分かっています。先程これが作りだした魔物と戦いましたから」

 

「だったら!」

 

「だからこそ、命懸けで戦って手にしたからこそ所有権は戦った者に与えられるとは思いませんか?」

 

「なっ!?」

 

「でも、それは元々ユーノくんのなの!」

 

「そこのフェレットが言っているだけでしょう?証拠は何かあるんですか?」

 

「そ、それは…」

 

 

 

 ユーノくんがしょうこ?が無いのか黙っちゃうの。

 

 でも

 

 

 

「しょうこ?なんて無くても分かるもん。ユーノくんは嘘なんてついてないもん!」

 

「なのは…。」

 

 

 

 ユーノくんが自分の事情を話してくれた時の顔を思い出せば分かる。

 

 あれは嘘をついている人の顔じゃない!

 

 

 

「…あなたが信じるのは勝手ですが、私を納得させることはできていません。

 …話は終わりですか?失礼します。」

 

「ま、待って!?」

 

 

 

 まだ話は終わってない!

 

 そう思って止めようとしたの。

 

 

 

「なっ!?」

 

 

 

 ユーノくんが驚いた声を上げる。

 

 でもそれは私も同じで

 

 

 

 その子の頭が歪んだ(・・・)

 

 

 

 いや違う。頭近くの空間が歪んで

 

 その歪んだ空間にその子の頭から吸い込まれて

 

 …最後にはそこには誰も居なくなり、空間も元に戻っていたの。

 

 

 

「…ユーノくん今のも魔法?」

 

「…多分転移魔法…だと思うけど、でもそれにしては」

 

 

 

 ユーノくんは何か変だと思ったのかよく分からない言葉をぶつぶつ言っている。

 

 私はあの子のお面から覗かせた特徴的な赤い眼が印象に残ったままユーノくんを連れて帰るのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

 

 あの夜から一日経った学校からの帰り道

 

 ジュエルシードの発動を感知しました。

 

 正直こんな連日で発動するとは思っていませんでした。

 

 休む暇も無いと思いながらも急いで異空間で着替えてジュエルシードが発動した場所に向かいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……

………

 

 

 

 神社に着くとそこには異形の形をした大きな獣がいました。境内のあちこちについた爪痕はおそらくこの獣の仕業でしょう。

 

 

 

「ぐるるる…」

 

 

 

 獣はこちらに気付き牙を剥き出しにし唸り声を上げている。

 

 

 

(なのは姉さん達が来るまで…まだ掛かりそうですね。

ならちょうど良い(・・・・・・)ですね。)

 

 

 

 私はなのは姉さんの位置を感知し、到着するまで時間が掛かることを確認する。

 

 そして

 

 

 

「ぐあうっ!!」

 

 

 

 獣が襲いかかって来た。

 

 

 

 獣は爪をふるって攻撃してきた。

 

 私はそれを写輪眼を使い見切りかわす(・・・)

 

 

 

(私には実戦経験がありません。経験値を少しでも稼ぐためにもすり抜けは使わず攻撃はかわすようにします。)

 

 

 

 私はそう判断し、すり抜けをせず獣の攻撃をひたすらかわす。すると

 

 

 

「…ぐがああぁぁぁ!!」

 

 

 

 攻撃が当たらない展開に苛立ったのか攻撃が大振りになり突撃してくる獣

 

 

 

(ここです!)

 

 

 

 私はそれを掻い潜り

 

 

 

「ぎゃうっ!?」

 

 

 

 右ストレートを放った。

 

 カウンターで顎に入った獣は後方へと吹き飛ぶ。

 

 さらに私は

 

 

 

「パイロシューター。シュート!!」

 

 

 

 手のひらに魔力弾を一個生成し獣へと放つ。

 

 

 

「!?がうっ!!」

 

 

 

 獣は必死に横へと避ける。

 

 しかしカウンターのダメージがあるのか避けた後、体勢を崩してしまう。

 

 私はそれを見越して近づき、写輪眼でジュエルシードの位置を確認し

 

 

 

「もらいました!」

 

 

 

 獣からジュエルシードを奪い取ることに成功しました。

 

 

 

……

………

 

 

 

 その後、元の姿に戻った子犬を見送っていましたら、

 

 

 

「あなたは…誰なの?」

 

 

 

 なのは姉さん達が来ました。

 

 

 

「そのジュエルシードは危険なんです!お願いします。こっちに渡してください!」

 

 

 

 …お面には変声機を仕込んでいます。返事してもばれることはありません。

 

 まあ答えは

 

 

 

「…お断りします。」

 

 

 

 断るんですけどね。

 

 

 

 

「ど、どうして!?」

 

「…これが危険な物なのは分かっています。先程これが作りだした魔物と戦いましたから」

 

「だったら!」

 

「だからこそ、命懸けで戦って手にしたからこそ所有権は戦った者に与えられるとは思いませんか?」

 

「なっ!?」

 

「でも、それは元々ユーノくんのなの!」

 

「そこのフェレットが言っているだけでしょう?証拠は何かあるんですか?」

 

「そ、それは…」

 

 

 

 本当は原作知識でユーノの物だと知っているんですけどね。

 

 すみません。

 

 少し試したい(・・・・)ことがあるので渡せません。

 

 

 

「しょうこ?なんて無くても分かるもん。ユーノくんは嘘なんてついてないもん!」

 

「なのは…。」

 

「…あなたが信じるのは勝手ですが、私を納得させることはできていません。

 …話は終わりですか?失礼します。」

 

「ま、待って!?」

 

 

 

 私はその言葉を無視して神威を使い、神社から移動しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……

………

 

 

 

 私は異空間に着くとジュエルシードを地面に置き、息を整える。

 

 

 

「…ここなら万が一暴走しても被害は出ません。」

 

 

 

 そして休憩が終わり

 

 

 

「…よし。やります。」

 

 

 

 私はジュエルシードに近づき魔力を注ぎ、起動させる。

 

 ジュエルシードが青く光始める。

 

 

 

「ジュエルシード、私の願いを叶えてください。」

 

 

 

 その言葉に答えるように光が強くなる。

 

 

 

「私の…願いは」

 

 

 

 私はそれ(・・)をイメージしながら願いを口にする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ストレージデバイス(・・・・・・・・・)ルシフェリオン(・・・・・・・)の生成」

 

 

 




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