皆さん!本当にありがとうございます!!
これからも皆さんの期待に応えられるように頑張りたいと思います!
引き続き、『俺の青春にスマイルなどあるのだろうか?』をよろしくお願いいたします!
九人のプリキュアの変身が光の帯が
「……なぁ、星空はあのフュージョンと一緒にいた子のことを知ってたみたいだがどんな関係なんだ?」
「え?んー?昨日フュージョンを探してた時にぶつかっちゃってね、後を追いかけて謝ったの。その時に響ちゃんとも知り合ったんだけどね」
「………それだけか?」
「え?うん」
あー、名前を知ってただけで特に親しいとかそういう訳じゃなかったのか……
「ねぇ貴方、比企谷って言ったかしら?ここに居て大丈夫なの?さっきもそうだったけれど危険から自分の身も守れない様じゃ足でまといになるだけよ?」
「…………」
明らかに自分よりも年下の少女に、本当の事なのだがスバっと辛辣な言葉を突き付けられると
「アコ……流石に言い過ぎじゃ……」
黒髪の女性が庇ってくれるが多分彼女も少女の考えに賛同する部分もあるのだろう、少し意心地悪そうにしている。
れいか達も心配そうにしているが口は挟んで来ない。おそらく何を言っても俺が危険な事に変わりないと言うことは分かっているのだ。
「……ありがとうございます。実は今日以外にも危ない目に会ってるんですよ」
例えばウルフルンに攻撃された時、例えばジョーカーに捕まった時……
「それなら尚更……」
「……でも、俺一人だけが安全な場所に居て、好きな人が……恋人が戦ってるのに待ってるだけなんて、耐えられないんですよね。だから、危険を承知でも、少しでも何か力になりたい……近くに居たい、そう思うんですよ」
「…………」
……なんか偉そうな言い方だったからつい、敬語で話しちまったけどコイツ俺より年下だよな……よし、小町と似たような扱いでいいだろう。
「……心配してくれてありがとうな」
軽く少女の頭を撫でてやれば――
ゲシっ!
「痛った?!」
――コイツ思いっきり蹴りやがった!?
「……いきなり馴れ馴れしいのよ。それに、小学生相手にいきなり惚気けないでくれる?」
「えぇ……、話振ってきたのお前じゃん……」
周りを見ても皆が苦笑いで俺の仲間は居なさそうだ。黒髪の女性だけは顔を真っ赤に染めてチラチラこちらを見て来るが援護は期待出来そうにない。そしてれいかと緑川も頬に手を当てて体をくねらせて居るので援護は……以下同文。
「もういいわ……それよりフュージョンの話よ」
このロリ、横暴が過ぎるんじゃないだろうか……
「あの、アコがごめんなさいね。あの子も照れてるのを隠そうとしてるだけだと思うの」
黒髪の女性が近づいてきてそっと耳打ちをしてくれる。
「……でも、その///貴方も、ああいう話は大っぴらにするものでもないと思うの///」
最後は頬を染めながら恥ずかしそうに忠告してくれた。……確かに、れいかときょうかにが堂々と甘えてくるから感覚が狂って来てたのかもしれん……あー、なんだか意識したら急に恥ずかしくなってきたかも……///
「……っス///気をつけます///」
「おっけーそれじゃあ……」
『リセット……』 『リセット……』
突然聞こえてきた、頭に響くような重圧感のある声。
「なに?!」
「あれ見て!」
星空の指さした先、海の中から、ここからでも分かるくらいに大きなフュージョンの欠片が吹き上がっていた。
「あそこだけじゃないわ!」
「どんどん増えていってるよ!?」
海面から何本も吹き上がって来たのは始まりに過ぎなかったのだ。地面から、舗装された道の隙間から、フュージョンの欠片は染み出すようにどんどん出てくる。
『リセット……』 『リセット……』
フュージョンの欠片はどんどん増え続け、木を、ビルを、当たった物を飲み込むように、消し去るように、横浜の街を蹂躙していく。
「酷い……」
「まるで街が消えていくようね……」
近くに人の気配は無いのに遠くから沢山の悲鳴が聞こえてくる。
「出てきたんならわざわざ探す手間が省けたってことでしょ!」
「そう単純なものでも無いと思うんだけど……」
「そう?響らしくて良いじゃない」
「私達のする事はフュージョンを倒す事で何も変わっていないわ。行くわよ!」
「わ、私たちも!」
『うん!』
再度の変身を終えた九人が街を駆ける。
俺にはプリキュアの脚力に着いて行く事は出来ないので少しでもプリキュア達が動き安くなるように、戦闘域に人が近寄らない様に逃げ出そうとする人達の避難誘導をする。フュージョンはマリンタワーの方へ集まっているのでそこから離すように誘導する。
「こっちだ!怪物は向こうに集まってるぞ!逃げるならこっちに逃げろ!」
一度集団の流れが出来てしまえば、人は自然とその流れに沿って動く事が殆どだ。
しかしそんな中を、人の流れに逆らって走っている少女が目に入った。
「あれは………ビューティ!!」
声を上げれば彼女は直ぐに駆けつけてくれる。
「八幡君、何かありましたか?」
「ああ、あそこに……」
「彼女は……直ぐにみんなに知らせてきます!」
「頼む!」
遠くに行かないうちに駆け寄ろうとして……思いとどまる。フュージョンが近くにいるかも知れないんだよな……
「パッと見、居るように見えないんだがなぁ……」
近付いて直ぐに反撃を受けないように少し距離を置いて声を掛けることにする。
「おーい!君!……おーい!」
最初の数度は自分の事だとは思わなかったのか反応が無かったが、何度か呼び掛けこちらに気付くと…………逃げ出した……
「って逃げんのかよ!?」
慌てて追いかけるが最初の距離が仇となりなかなか追いつけない。
しかし、これでもつい最近までリレーの練習に毎朝付き合わされていた身だ。ちょっとずつ、ちょっとずつ追いついてきた時……「きゃっ?!」
前を走っていた彼女がバランスを崩したのだ。
「あゆみちゃん!!」
倒れ込む寸前、ハッピーが滑り込むようにして彼女を受け止めた。ギリギリの所で怪我無くすんだが、先程の勢いで転んでいたらかなり出血していた可能性もある。
「比企谷ぁ……なんで女の子追いかけ回しとんねん……」
サニーがなんともいえない顔で俺をジトーっと見てくる。
「いや誤解……声掛けたら逃げられたんだよ。普通追うだろ……つうか今は俺の事より彼女の事をだな」
「あれ?あなたと一緒に居たフュージョンは?」
ピースの言葉に少女は俯く。
「
チラッとマリンタワーの方へ目を向けるが少女はまた俯いてしまう。
「黙ってたら分からへんやろ?……な?」
「…………っ!」
「あゆみちゃん!」
俯いたまままた逃げ出そうとした少女をハッピーが呼び止める。
「私たちに手伝えることは無い?……何かあるからこんな危険な所に来たんでしょ……あゆみちゃん」
「……………」
少女……あゆみさんは震える程に手をギュッと強く握りしめると口を開いた。
「お願い……お願いします!助けて下さい!フーちゃんを……フーちゃんを止めて!!」
遂に、頑なに口を開かなかったあゆみさんから、涙ながらの願いが零れた。
「わたし全然そんなつもり無かったのに……!全部無くなっちゃえばいいなんて……本気で言ったんじゃ無いのに……フーちゃんはわたしの望みを叶えるって……誤解なのに……!」
「それじゃあ……貴女の為に?」
「フーちゃんは悪い子じゃないの!悪いのは全部わたしなの……!」
この状況が自分の所為で起こっているなんて思ったら罪悪感に潰されそうになるよな……
場が沈黙に包まれる中ハッピーは一歩踏み出す。
「よし!じゃあ本当のことフーちゃんに言おう!」
「……え?」
「誤解だってフーちゃんに言いに行こう!……っね?」
「でも……そんなの無理……」
「どうして?」
「だって……何度も呼び掛けたのに……全然届かないみたいで……」
「だったら、何度だっておっきな声で呼んだらええやん。アンタの気持ちが届くまでさ」
「伝えたい事はちゃんと言わないと伝わらないよ」
「……わたしはあなたと達とは違うんです……あなた達はプリキュアだから……強いから……」
「それは違うわ」
後ろからやって来るのはスイートプリキュアの先輩達……
「私達は強いからプリキュアになったんじゃない。大切なモノを守りたい……だからプリキュアになったの」
「大事なのはハートって事」
「フュージョンは貴女の大切な友達なんでしょ?」
「………はい……!」
あゆみさんの頬を涙が伝う……
「友達が悪い事したり、間違った事をしたら、それを止めるのも友達だと思うよ?」
「………わたし、フーちゃんに言いたい……わたしの気持ちをちゃんと伝えたい……!」
「伝えに行こう!私たちが手伝うよ!ねぇ?」
『うん』
「うん、一緒に頑張ろう!」
ハッピーの言葉に俺達も、先輩達も力強く頷く。
「よ、よろしくお願いします!」
フュージョン……フーちゃんの元へあゆみさんを送り届けるために俺達は行動を開始した。
エレンは勝手に初心キャラにしました。私のイメージでそうしました!照れてるエレン可愛いやろ?!
次回!どんどん先輩達が集合してきますよ!お楽しみに!