字の大きさがちょくちょく違うと読み辛い気がするんで自重しないとですね。
それはさておき
やっぱり歴代キュアは懐かしいですねぇ。見返したりしてるとあ、ここ覚えてるなぁ……て何度かなって勝手にしみじみとしてました。
って事でどうぞ!!
「プリキュア!!がんばれぇぇぇ!!」
『プリキュア!!がんばれぇぇぇ!!』
『プリキュア!!がんばれぇぇぇ!!』
大声を出す度、ライトを振る度に、俺達の一体感が高まっていくような気がする。
ただ一生懸命に、ビューティのことを、他のプリキュア達の事を想ってミラクルライトを振っていると遂に想いが届いた。
「ライトが……」
「わぁ……綺麗……」
「これがプリキュア達の力に……」
俺たちの振っていたミラクルライトから様々な色の光が飛び出していったのだ……
その光は流れ星の様に光の尾を引きながらフュージョンと戦っているプリキュア達に降り注ぐ。
「凄い……」
「プリキュア達の動きが……良くなってる……」
「俺たちの応援が力になる……」
「本当だったんだ……」
半信半疑だった人達も、実際に目の前でプリキュア達の力が目に見えて上がったのを見てこのミラクルライトの力を確信したようだ。
よし、今なら……みんなの力を集めてあゆみさんを助けよう……!
「皆さん!!今度はキュアエコーを応援しましょう!!キュアエコーは先程からフュージョンの闇に囚われて俺達からも姿が見えなくなっています!!」
キュアエコーだけじゃない、先程からビューティやハッピー達、スイートな先輩達の姿も闇の中からいっこうに出てこない。
「俺達の想いで闇を晴らし!キュアエコーに!フュージョンの元へと続く道を作ってあげるんです!!」
「できる!できるぞ!!」
「儂達の想いをプリキュアに届けるんじゃぁ!」
「さぁ!!いきますよ!!キュアエコー!!がんばれぇぇぇ!!」
『キュアエコー!!がんばれぇぇぇ!!』
『がんばれキュアエコー!!』
「俺たちがついてるぞぉ!!」
「負けないでぇぇ!!」
「キュアエコー!!!」
俺達の叫びに呼応する様にライトの光も強さを増している。
『キュアエコー!!がんばれぇぇぇ!!』
今迄は他のプリキュア達にもバラバラに降り注いでいた光が、一箇所に……キュアエコー達の囚われたフュージョンの闇へと集中して降り注ぐ。
その効果は圧巻だった……まるで光の波に押し流されるように闇がどんどん消えて……引いて行くのだ。
そして遂に、闇を打ち払い、キュアエコーの姿が現れると今度はミラクルライトの光は、キュアエコーの足元から一直線に、槍の様に勢い良くマリンタワーの屋上まで伸びると、キュアエコーの為の光の道となったのだ。
『わぁぁぁ!!』
キュアエコーは目の前に出来た光の道をおっかなびっくり登り、マリンタワーの上のフーちゃんの元までたどり着いたのが見える。
みんなも一旦応援を止め、二人の様子を固唾を飲んで見守っている。
そして、ここからではよく見えないがキュアエコーとフーちゃんが身を寄せ合うのはわかった。
「フーちゃんに想いを伝える事が出来たんだな……」
マリンタワーを中心に淡い光が溢れ、空に……周囲に広がっていく。
「見て……怪物達が……」
「なんだか心が暖かくなる光ね……」
空を覆っていた暗雲もフュージョンの影響だったのか光に触れると
先程までプリキュアと戦っていたフュージョン達や、空を飛び回っていたフュージョン達もその光に触れると空気に溶け混む様に霞んで消えていく。……それもフュージョン自らがそう望むかのように逃げる事もせずに……
「街が……戻ってきてる……」
「よかったぁ……」
「もう戻らないって思ってたのに……」
フュージョンが消えていくだけでは無い。フュージョンに消されてしまったビルや学校、様々な建物が消えていたのが嘘のように現れていくのだ。
キュアエコーの変身が解けてるな……
「これで一件落着かねぇ……」
今はなんだか異様に気分が良い。理由はもちろんわかっている。俺にもプリキュアの力になることが出来たからだ。
「れいか……褒めてくれるかなぁ?なんて……っ//////」
自然と顔がニヤけてしまうが、俺が先頭で応援をしていたから俺の顔を見る人は居ない訳で何も問題は無い……
「ちょっとっ!アレ何!?」
おん?
「あの化物は消えたんじゃないのか?!」
マリンタワーの隣、地下から染み出すようにしぶとく残ったフュージョンの塊が立ち上る。
『リセット……!リセット……!』
『リセットはしない、あゆみののぞみはもう叶った』
声など聞こえる距離ではないのに、まるで頭に響いてくるようにフュージョンの声とフーちゃんの会話が聞こえてくる。
『リセットォォォ!!!!』
あわやあゆみさんとフーちゃんがフュージョンに呑み込まれてしまうと思った時、させまいと飛び込んで来た影があった。
「ハッピーっ!」
フュージョンを光の膜のようなモノで押し止め、あゆみさんとフーちゃんを守るハッピー。
ハッピーに続く様にサニー、ピース、マーチ、ビューティと続々と加わっていく。
『リセットォ!リセットォォォ!!』
しかし、フュージョンはどんどん大きくなり力を増していく……!
彼女達は頑張って耐えているが時間の問題だろう。……だが、俺にはあいつらにしてやれることがあるっ!
「皆さん!きっとこれが最後になるでしょう!最後に精一杯!スマイルプリキュアを!応援して下さい!!」
『おおおおおぉぉぉぉ!!』
「スマイルプリキュア!!がんばれぇぇぇ!!」
『スマイルプリキュア!!がんばれぇぇぇ!!』
俺達の応援がビューティ達の助けになる……!凄い高揚感だ……!今まで何度も歯がゆい思いをした。悔しい気持ちになった。それが今、報われている……!
ミラクルライトから溢れ出した光が尾を引き飛んでいく。光は次々とハッピー達へと吸い込まれていき、その度に光の膜は大きくなっていく……!
そして遂に――
『リセットォォォ!!!…………ォォォォ……』
ドパンッ!!
――光がフュージョンを打ち払った……!
「……………」
『……………』
「………プリキュアが勝ったぞぉぉぉ!!」
『うぉぉぉぉぉっっ!!!』
マリンタワーの周囲にはフュージョンを打ち払った光が粒子の様に待っていて幻想的な美しさをみせている。
「あれ……ライトが……」
「わっ!?なんだ?」
これは……?!
ミラクルライトがゆっくりと光の粒になって消えていくのだ。
「……だからタルトも出し渋ってたのか……」
力を使い果たせば消えてしまう……だからこそ、ここぞと言う時にしか使えなかったんだな……
これがあればこれからのバットエンド王国との戦いでも、彼女達の役に立てると思ってたんだが……そう上手い話ばかりではないようだ……
戦いが終わると避難していた人達も戻って来て、まるで戦いなんて無かったんじゃないかと思うほど賑やかな喧騒が戻ってきていた。
「皆さん!本当にありがとうございました!わたし、人の所為に、街の所為にしてたけど……フーちゃんに皆さんに、それじゃあいけないんだって教えていただきました!これからはもっと勇気を出して頑張っていこうと思います!」
俺達はフュージョンを倒してから近くの公園に集まっていた。俺達も他のプリキュア達も集まってかなりの大所帯になってしまったが、ここ自体が観光地なだけあってそれほど目立たずにすんでいる。
「……少しは辛い事もあるかも知れませんけど……でもわたしにはフーちゃんが居ますから!一緒に頑張っていこうと思います!ねっ?フーちゃん」
コロン♪
フュージョンが消滅してもフーちゃんは消えずに残っていた。ただ、もう力を吸収したり喋る事も出来なくなり、アクセサリーの形で少ししか動く事も出来ない。
それでもあゆみさんは、フーちゃんが残っているだけで嬉しいようだ。
「わたしに出来ることは少ないですけど、もし何かあった時にはわたしを頼って下さい!……頼りないかもしれないですけど……」
「んーん!そんなことないよ!そう言ってくれるだけでとっても嬉しいもん!私もあゆみちゃんとフーちゃんがまた仲直り出来てウルトラハッピーだもん!」
「みゆきちゃん……ありがとう!皆さんも、本当にありがとうございました!」
「ねねっ比企谷くん!いや、ここは敬意を込めて比企谷さんと呼ぼうかな!その年で女性を二人も!しかもプリキュアを!落としちゃうなんて……秘訣とかはあるんですかい?」
「…………」
先程あゆみさんと別れてから大自己紹介が始まった。沢山の名前を聞いて覚えられるか不安だったが何とかなりそうではある。スイートな先輩方の名前もようやく知ることが出来て、改めて挨拶したのは少し気まずかった……
しかしその時に、れいかと初対面の人が殆どの中で珍しく表に出てきたきょうかが盛大に
「せつなちゃんはどう思う?比企谷さんの事。いやぁ〜わたしはあの応援が心に響いたなぁ……応援してもらえてるって思うと力が湧いてきたよね!本当に力が増したのはビックリしたけどさ……」
先程からめっちゃ絡んで来るのは
「そうね。あの応援の声は凄く心強くて、戦っている最中なのに心が暖まるようだった。比企谷くん、貴方の声が力をくれたわ。ありがとう」
「いえ、それほどでもないです///」
改めてこうやってお礼を言われると照れるな///
『せ〜つ〜な〜っ!私の八幡君を誘惑しないで下さい!幾ら親友と言えども怒りますよ!」
「おぉ!修羅場?修羅場?」
誘惑されてないし……つうか、きょうかが親友って言うなんてよっぽど仲良くなってたんだな……こんなとこ緑川が見たら泣くぞ…………あぁ、手遅れだったわ……
「少しだけでも……ダメかしら?」
『………っ///少しだけなら……まぁ」
「本当に少しですからね?八幡君は私達の旦那様なんですから……」
……え?……あれぇ?マジで仲良くなり過ぎじゃね?
「ありがとう。れいか、きょうか!貴女達も大好きよ!」
「きゃっ!」
『もう、調子がいいんですから……///」
「せつなー!わたしは?!」
「もうラブったら……貴女のことも大好きよ」
「せつなー!」
隙を見て桃色空間からそっと離れる。ちょっと衝撃的な事があった時はクールダウンが必要だ……
「いやぁ……まさかのせつながあそこまで女性キラーだとは思わなかったねぇ」
「元はと言えばあんたが話を振ったからだろうに……」
「おっ?やっと反応してくれたね!」
しまった……
「にひっ!あたしとしては『みんなー!此処で写真撮ろうよ!集まってー!』おー!写真っ!撮る撮る!!」
すっげー自由人だなあの人……
えりかさんはキュアブラック、なぎささんの声に反応して行ってしまった。
その後ろ姿を呆然と眺めていると、また隣に女性がやって来た。
「えりかがごめんなさいね。彼女には私の方から後でキツく言っておくわ」
「……お願いします」
この人は
「ええ、任せて。あと、あの応援は嬉しかったわ。ありがとう」
「……いえ、それほどでもないです」
言われ慣れていないお礼を言われるとやっぱり嬉しさよりも照れが出てしまう……
「ただ……」
……ん?
「釣った魚にはちゃんと餌をあげなきゃダメよ」
「………んー?」
「それじゃ」
え?それって?えぇ………マジ?
「撮るでー!」
「あーっ!待って待って!!せっかくみんなプリキュアなんだからわたし達らしい掛け声にしようよ!」
「それいいね!」
「でもわたし達らしいって……どんな掛け声にするの?」
「あっ!こんなのどう!?…………て感じで!」
「うん!良いね!それじゃあ、けって〜い!」
「ほんなら改めて撮るでー」
「せーの!」
『ハッピー!!』
「……ちゅっ」
「ひうっ///」
カシャッ!
映画プリキュアオールスターズ編完結!!
いやぁ、めっちゃ楽しかったですけど……長かったですねぇ!二ヶ月もつかいましたよ……え?もっとまとめて話数を少なくしろって?HAHAHAHAHAHA!聞こえませんねぇ!
なにはともあれオールスターズ編完結までお付き合いいただきましたありがとうございました!
最後のへんは……まぁ、許してつかぁさい。
せっちゃん可愛いんですもん!見返してて更に好きになっちゃったんですよ!
ただ、もちろん我らがメインヒロインは、れかちゃんときょかちゃんの二人である事には変わりありません!
せっちゃんはちょくちょくこれからも出したいなぁって思ってるだけなので!その伏線的な?!
興奮し過ぎましたね……
次回はオールスターズ編のリザルトと本編の序章って感じでいくつもりです。
かなり後書きが長くなりましたがこのへんで……次回もお楽しみに!