作者も夏の開放感(リアルは秋だけど)でちょっと性癖ぶち撒けた感あるけど……まぁ、セーフってことで……
れいかに腕を引かれやよいの元へと戻る。
「ただいま戻りました」
「おかえりーわっ、れいかちゃん綺麗!」
「そうですか?ありがとうございます」
「うん!よしっ、じゃあみんなの所にって……あっ、荷物、どうしよう」
張り切っていたやよいだったが、その視線が置きっぱなしになっている荷物に気付くと、途端にしょんぼりし始める。
まぁ誰かは荷物番で残らないとだよな……
「大丈夫ですよ。少し用事があるので私と八幡君でここに残って居ますから皆さんと遊んできて下さい。ね?八幡君」
「え?あっ……そうだな。あかね達も待ってるだろうし……いや、待ってねぇかもしれないけど行けば楽しめるだろ」
突然の振りに一瞬困惑したが、れいかがそう言うのならそれに乗るまでだ。
「そうかな……でも本当にいいの?」
「ええ、その方が好都gではなく遠慮しないで下さい」
今絶対好都合って言いかけたよな……俺何させられんの?
「うん、わかった!二人ともありがとね!行ってきます!」
駆けてくやよいに二人で手を振りながら横目でれいかを見る。……うん、いつも通りの可愛い笑顔だ。
「ふぅ……さて、これで二人きりですね」
しかし、やよいが水遊びの中に加わるとその表情は途端に妖艶なものに変わった。
「……え?」
『まずは何をしてもらいます?」
「そうですね。やっぱりはじめは
そう言ってれいかが取り出したのは何か液体の入っている容器で……
「それって……もしかして?」
「ええ、ひや「ローション?」日焼け止めです!」
「お、思ってたより普通……だった?」
……いや、普通でもないのか?
『おお、これが事前にハードルを上げておいて承諾を得やすくするというテクニックですね」
「え、マジで?」
「違います!はぁ……ただ八幡君に日焼け止めを塗ってもらいたいだけですよ。背中は上手く塗れないので」
『もちろん八幡君がお望みなら背中だけじゃなくて、前も、念の為水着の中にも塗っていただいてもいいんですよ♡」
「そっ、それはちょっと///」
『ちょっと、なんです?」
「〜〜っ///ちょっと……まだ、早いというか……だな///」
『やった!いつかやってくれるんですって!」
「きょうか?少しはしたないですよ?それに八幡君も塗ってくれないんですか?」
「あ、ああ!もちろん塗らせてもらう」
『……ああ、
「きょうか!」
『ふふっ♪」
え?これ俺誘導されてんの?きょうかが鞭でれいかが飴なのか?
「もう、好き勝手言ってくれますね。八幡君、背中に普通に塗るだけでいいですからね?」
そう言って日焼け止めを渡し、少しだけ顔を赤くし背中を向ける。
「あの、うつ伏せになった方がいいですか?」
「あ、ああ、頼む」
俺の言葉に従い、シートの上にうつ伏せで寝転がるれいか。
……ゴクッ
さらけ出されたその白い背中に、つい、生唾を飲み込んでしまう。
「よし、いくぞ」
「……お願いします」
れいかの白い背中の上に一滴、日焼け止めが落ちる。
「んっ!」
日焼け止めがれいかの肌に触れた瞬間、れいかが艶かしい声を上げた。
「だ、大丈夫か?」
「はい、でもちょっと冷たかったので八幡君の手で温めてからお願いします」
「わかった。やってみる。」
手で温める……こうか?
片手に日焼け止めを絞り出し、それを両手に馴染むように擦り合わせる。初めは冷たく感じた日焼け止めも、にちゃにちゃと卑猥な音を立てながら両手を擦り合わせているとそれもなくなった。
「じゃあ、いくぞ?」
「ええ」
れいかの了承の返事を聞き、その背中に両手に纏わせた白濁とした液体を塗り広げていく。
「あっ、冷たくなくて、気持ちいい、です」
「それなら良かった」
どうやらこの方法で問題なかったようだ。時々れいかの体が跳ねるように動くが特に何も言って来ないので大丈夫なのだろう。
「こんなもんかな」
丁寧に塗っていたとしても意外と直ぐに終わってしまった。少しだけ名残り惜しいがそれもしょうがない。
『…………………』
終わった事には終わったのだがどう声をかけたらいいもんか……
『あのっ(なあ)』
声をかけようとしたがれいかと被ってしまう。
「れ、れいかから先に言ってくれ」
「あっ、はい、じゃああの……もっと、塗りたくないですか?」
「え?」
予想外の言葉に固まる。
『ですから、他の所にも塗って欲しいんですよ。本当は背中だけのつもりだったのに欲が出ちゃったんですよねー?」
「〜〜っ///」
いつもグイグイ来るあのれいかが照れてる……やべぇ超可愛い。
『流石に私が言ったみたいに前や水着の中はいいので、首や腕、脚にも塗ってもらってもいいですか?」
「いいのか?」
「……お願いします///」
そこからは背中にしたように日焼け止めを人肌に温め、首筋や二の腕、太もも、れいかに体を起こしてもらって脚先の方まで丁寧に塗りこんでいった。
「ふー///……ふー///」
「も、もしかして、くすぐったかったか?」
脚に塗っている時に何かを我慢するかのように顔を赤らめ目を瞑っていたり、偶にビクビクと震える時があったので恐る恐る聞いてみる。
「だ、大丈夫れす///」
『八幡君///末恐ろしいですね♡」
その後はお互いに塗っていたなかった箇所に日焼け止めを塗った。因みに俺も背中はれいかに塗ってもらった。人に塗ってもらうのはなれないが綺麗に塗れるしそれもれいかが塗ってくれるのなら嬉しさもひとしおだ。
「れいかちゃーん、八幡くーん」
丁度二人とも日焼け止めを塗り終わったところでやよいが戻って来た。
「もーみんな元気過ぎて着いていけないよぉ交代して?ね?」
どうやら元気三人娘に散々に振り回されたようだ。
「ふふっ、私達も丁度日焼け止めを塗り終わったのでいいですよ」
「あっ!わたし塗るの忘れてたぁ。今からでも塗らないと……明日お風呂でヒリヒリしないといいなぁ」
やよいが自分の肌を気にしながら、いそいそとパラソルの下の自分の荷物の元へと向かう。
「さっ!八幡君も行きましょう」
先に立ち上がって、パラソルの影の元から出たれいかに促され俺も立ち上がろうと手を着くと……
にちゃ……
「ん?」
シートの上に小さな液だまりが出来ていてその上に手を置いてしまったようだ。
「日焼け止めか?」
場所的にれいかの座っていた位置だし日焼け止めが垂れたのだろう。
「〜〜〜っ//////!!!」
『あっ!?八幡君それは!!」
「ああ、俺達も行くか」
少しもったいない気がしたので、液だまりを片手で救って胸元に塗り付けると立ち上がってれいかの隣に並ぶ。……が、少しれいかの様子がおかしい。
「どうかしたのか?」
覗き込むとれいかは顔を真っ赤にして目を見開いていた。
「はっ///早く!早く海に行きましょう!!」
れいかの顔を確認した瞬間に腕を強く引かれる。もう歩くと言うよりも早歩きだ。
「おっ、おい。顔が真っ赤だぞ大丈夫なのか?」
「大丈夫です///!!だから、早く海の中に!」
「お、おう?」
よく分からないがれいかは早く海に入りたいみたいだな。また普段と違う一面が見れて心が温かくなる。
『よかったですねぇ?最初はどうなるかと思いましたけど、胸元にねとぉって!八幡君に私達が……」
「きょうか///あっ後で覚えてて下さいね///」
「あっ!八幡くん達来たー!おーい!」
「熱々カップルの登場やな!はよ」
「待ってたよ!今日も良い構図だね!」
最初に見た時は浜辺で水を掛け合ったり、追いかけっこをしていたのだがいつの間にか海に潜っていたようだ。三人娘が海から顔を出して手を振っていた。
「おう、今行くぞ!れいか」
「はっ、はい!?」
「みんなの所に行くぞ」
「あっ、そ、そうですね!行きましょう!直ぐに!」
『そうですね。ああ可笑しい♪」
少し変な気もするが、れいかも海に来てはしゃいでいるのかもしれないな。
相も変わらず、れいかに腕を引かれる形で俺も海の中へと入って行くのだった。
流石に押せ押せのれかちゃんもガチ赤面の案件。
因みにきょかちゃんは八幡君との繋がりが出来ればなんでもいい系なので普通に喜んでる模様。
八幡君は「え?なんだって?」にはならないけど鈍感モードを発動中。
という訳でエッッッじゃなくてセンシティでもなく。八幡君塗り塗り回でした!
次回は遊んでその次でバトル回の予定!あくまでも予定……
という事で次回もお楽しみに!