俺の青春にスマイルなどあるのだろうか?   作:紫睡

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最近誤字指摘がありかなり大きめのミスをしていた事に気が付きました……変身シーンのラスト、五つの光が導く未来!
のとこ……ミスって五つの心ってずっとやってましたわ……コピペしてたんで気づかなかったんですな。
現在は全て訂正してあります。

ここでお礼申し上げます。誤字指摘、ありがとうございました!普段から誤字指摘をしてくださる方々もいつもありがとうございます!お時間があれば、引き継ぎ、よろしくお願い致します!m(_ _)m


第35話 パワー全開!?やよいのロボットバトル!
(1)


『ロボッター、今日こそお前の最後だ』

 

『むぅぅぅ……!』

 

『大丈夫か、ロボッター!』

 

『ああ!大丈夫だタケル!地球の人々の笑顔を守る為に、わたしたちは何度でも立ち上がる!そうだろう!』

 

『ああ、そうだったなロボッター……あの技でキメるぜ!』

 

『おおう!』

 

「……………」

 

『バカめ!全てを踏み潰してくれる!』

 

『ロボッターエネルギーフルパワー!』

 

『いっけぇぇぇ!!!』

 

『ウルトラロボッターパーンチ』

 

『ぐわぁぁぁ!!』

 

 

 

『鉄人戦士!ロボッターDX!今なら初回特典タケル君フィギュア付き!』

 

 うわ、九千九百八十円……意外と高ぇ……じゃなくて、俺らは一体何を見せられてるんだよ……

 

「ね!!」

 

 ことの元凶、俺らを電気屋のテレビの前へ強制連行してきたやよい。目をキラッキラさせながらの一言である。

 

「……えっと……なにが?」

 

 いやまぁそうなるわ。

 

「鉄人戦士ロボッターだよ!明日新しいおもちゃが発売するんだ!かっっこいいよね!」

 

「うん!かっこいい!」

 

「かっこいいクル!」

 

「いや知らねぇし……」

 

「弟がよく見てるけど……アタシは……」

 

「ロボットのなにがおもろいん?」

 

「私は初めて見たのでよく分かりませんでした」

 

「明日、ロボッターDXを買いに行くからみんな一緒に行こう!色々教えてあげるね!」

 

 それ布教じゃねーかよ……

 

「わーい!いくいくー!」

 

「行くクルー!」

 

『……………』

 

「ロボットかぁ……」

 

「そう!ロボット!じゃあ時間は後で連絡するねー!」

 

「うん!ばいばーい!」

 

「じゃあねクルー!」

 

『………………』

 

「マジか……言うだけ言って帰りやがったぞ……」

 

「ウチら……なんも答えてへんけどな」

 

「これは行かなきゃ行けないみたいだね」

 

「やよいさんが楽しさを教えてくれるみたいですし、ダメでもともと、一度行ってみましょう!」

 

 それ、ダメってことなんよな……

 

『…………』

 

「あら?……あっ!違っ……た、楽しみですね!」

 

 可愛いかよ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 翌朝、やよいから連絡された場所へみんなでやってきた。

 

「結構早い時間なのに人がかなり居るな……」

 

 やってきたのは近場のおもちゃ屋等ではなく、都心の海が見える広場の仮説の屋外販売場だ。俺達が広場に着いた時には既にかなりの列が出来上がっていた。

 

「すっごい列だね!」

 

「ロボットってかなりの人気なんですね……」

 

「そうなの!発売日の今日が待ち遠しかったんだ!」

 

 だからなんか最近そわそわしてたのかよ……

 

「列に並んでる間にロボッターのことじっくり教えてあげるね!」

 

『ええ……』

 

「わーい!」

 

「やったクルー!」

 

「はい!ロボッター大図鑑!これでロボッターの事が全部分かるんだ!」

 

「すごーい!」

 

「ロボッタークル!」

 

「これがーみんなが大好きなロボッター!で、これが悪のロボット、ワルブッターね。これがタケルくんでー……」

 

 やよいがみゆきとキャンディの布教に夢中になっている間にロボット興味無い組は少しだけ距離を取る。

 

 

 

「やよいちゃん……いつにも増して凄かったね……」

 

「それなぁ、でもやっぱり男の子、だけじゃないか……男の人の方が多いみてぇだな」

 

「ほんまやなぁ……男の子な八幡はロボットは好きやないん?ん?ん?照れんでええで?」

 

「別に照れてねぇし……それに一緒にロボットの事を話す友達がいなかったから興味も持てなかったしな……」

 

「あー、うん。すまん……ウチが悪かったわ」

 

 いや、別に平気だけどね?

 

「八幡君……今は私がなんだって一緒にやって上げますからね」

 

『手始めに保健体育の勉強なんてどうですか?実技で!」

 

「実技で?!///」

 

 おいなお、俺より早く反応すんのやめろ……と言うより、

 

「誰だきょうかにこんな事教えた奴は……」

 

「えー、この前の保健の授業中に佐々木先生が……あはは」

 

 性の事にいついては男女で授業が別れるんだよなぁ……俺、あの人の事もっとマトモな人だと思ってたんだが……

 

「まぁ、佐々木先生にもいろいろあるんだと思うよ……保健の授業以外は真面目だし」

 

「うんうん……」

 

 そういやあの人独身だったような……うおっ?!なんか急に寒気がしてきた……

 

『……あのー実技は?」

 

「ああ、後でな」

 

 まさか佐々木先生近くに居ねぇよな……

 

「っ!後なら良いんですか!?」

 

 急に顔を赤くしたれいかに両肩を掴まれる。

 

「うぉっ?!何?あと?………なっ///」

 

 考え事してたからって俺はなんって事言っちまってんだ!?

 

「その、子供は何人くらい欲しいですが///」

 

『何人でもがんばりますね♡」

 

「なっ、なっなっ……///」

 

「七人……ですか///その、がんばりますね♡」

 

「違っ///」

 

 頭がこんがらがってこ、言葉にならねぇ!?

 

「ウチらは何を見せられとるん……」

 

「やばばばばっ!録画!そうだ録画しないと!?」

 

「なおも落ち着きや!」

 

「痛っ!」

 

「八幡も!」

 

「ぬおっ?!」

 

 あかねにグーで頭を殴られた。

 

「れいかっ……は結構落ち着いとるな……」

 

「ええ、途中から八幡君の言葉が本意では無いことには気が付いていましたから」

 

「悪女や……」

 

「お茶目と呼んでください」

 

「はい……」

 

 あっ、セーフっぽい?

 

「ですが言質は言質出すので……ね♡」

 

 やっぱアウトだったわ……

 

 

 

「オラオラ!どけどけ!」

 

 なんだ?やからか?

 

「どけっつってんだよ!」

 

「今日発売のワルブッターのおもちゃはどこオニ!」

 

 あっ、特徴的過ぎる語尾のせいで一瞬で誰かわかったわ……

 

 つかアイツらも今日発売のおもちゃ目当てかよ……

 

「ウルフルンにアカオーニ!?」

 

 あっ、やよいと一緒に本に齧り付いていたみゆきも流石に周囲の様子で気が付いたようだ。

 

「んー?おう、プリキュアじゃねーか!さてはお前らもワルブッターのファンだな?」

 

「なんでやねん!ちゃうわ!」

 

「そうだよ!ロボッターのファンだよ!」

 

「そっちもちゃうわ!」

 

「ええ!?」

 

 そこ驚くとこ?

 

「コラァ!お前達、こんなとこで寄り道なんてしてら暇ないだわさ!さっさとプリキュアを探すだわさ!」

 

「良いじゃねぇかよ少しくらい。そもそもお前が俺達のワルブッターを鍋にブチ込んだんだから代わりくらい買わせろよ?」

 

「そうオニ!そうオニ!」

 

「しつこいだわさ!プリキュアを見つけたら幾らでも買ってやるから早く行くだわさ!」

 

「おっ!マジかよ!じゃあプリキュアはそこに居るからワルブッター二個と敵役のロボッター一個な!」

 

「なっ?!」

 

 ウルフルンに言われ振り向いたマジョリーナは唖然とした顔で俺達とウルフルンを見比べる。

 

「は、はかられただわさ……ま、まぁでもプリキュアを見つけた事には変わりないだわさ!世界よ最悪の結末、バッドエンドに染まるだわさ!白紙の未来を黒く塗り潰すだわさ!」

 

 マジョリーナはバッドエンド空間を展開する。

 

「いーっひっひっひっ!人間共の発したバッドエナジーが悪の皇帝ピエーロ様を蘇らせていくだわさ!」

 

 周囲のおもちゃを買いに来て並んでいた人達が座り込み俯いてしまう。

 

「街のみんなが!?」

 

「ふぅ……」

 

「な、何するつもり!」

 

「ちょっと待ってるだわさ!」

 

 マジョリーナはおもむろに列の一番前まで歩いていくと懐から一万円札を三枚取り出してレジに置くとおもちゃの箱を三つ取り、戻って来た。

 

「ほらお前達の言ってたヤツだわさ」

 

「うぉぉぉ!ワルブッターDXだ!」

 

「二体あるから両方ワルブッターで遊べるオニ!やったオニ!」

 

 ちゃんとお金は払うのな……律儀かよ……

 

「さぁプリキュア!今度はお前達の番だわさ!」

 

「……そうはさせない!地球の人々の笑顔を守るために私たちは何度でも立ち上がる!」

 

『……え?』

 

 突然どうしたよ?と言うかそれパクりじゃ……

 

「いくよ!みんな!」

 

『う、うん!』

 

 珍しくやよいの号令でスマイルパクトを構えた五人が光に包まれた。

 

 

 

 

 




というわけでロボット回が始まりましたね!

八幡君がロボットが好きかどうか覚えてなかったので私の独断と偏見でロボット興味無い事になりました!もしも原作で八幡君がロボットが好きな描写があったとしてもこの世界線の八幡君はロボットには興味が無いのです!

それでは次回もお楽しみに!
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