原作キャンディはスタッフの悪意を感じるレベルです……
れいかが起きた時の反応を楽しみにしてるなんて考えていたのはいったいどこのどいつであっただろうか……今ではあの時の
「んっ……んふ///」
「……おーい、れいかー」
「…………」
ダメだ……全然起きねぇ……。流石に揺さぶって起こすのは気が引けるしなぁ……
「はぁ……」
俺は今、俺の肩に寄りかかる様にして寝ているれいかを起こそうとしている。進んで寝かせた側の俺が、れいかを起こそうとしているのにはとても深い訳があるのだ。
あれはれいかが眠りについて
「ん、八幡……君」
「……起きちったか?」
……いや、寝てるな。じゃあ寝言か……なんか寝言で名前呼ばれるってすげぇ嬉しいな///
「……ゆっくり寝ていいからな」
れいかに言い聞かせる様にしながら優しく頭を撫でる。
そんな時だった――
「んっ///……だ……めっ///」
「……………」
………え?
「……あっ……はち……くっ……あん///」
は?……はっ?!
「……え、ちょっと待った……これマジ?」
周りに助けを求めようとして視線を巡らせるも、皆一応に顔を赤くし、視線を逸らす。
ちっくしょぉ!!どうする?!起こすか?……いや、でもれいかにはここでゆっくりと寝てもらって修学旅行は楽しんで欲しいし……
「あ、だめっ///……八幡……君///……そこはっ///」
どこ?!……まった。本気でやべぇぞ。……しょーがねぇ一旦起こそう。それでまた寝てもらうんだ……
そんなこんなでれいかを起こそうとしている訳だ。
「おーい……起きてくれー」
声が小さいだと?あんな気持ちよさそうに(意味深)寝てるのに無理やり起こすとか……気が引けるなんてレベルじゃねーぞ……
「おーい頼む、起きてくれぇ……」
「八幡、君///……八幡君///すぅっ……」
ちょっ?!今なんで息吸い込んだ!?
どうなるか分からないが取り敢えずやばそうなので口元を押さえつける……!
「…………!!」
あっぶねぇ!?口を抑えて良かったぁ……叫ばれてたら通報モノだったろ……「………ぺろ」
「ひゃぁあ?!!///」………あ。
突如れいかの口元を抑えていた手のひらに、ぬるっとした感触がはしったかと思うと俺は反射的に声を上げていた。………やらかした。
俺の声に反応してか、さっきまでは感じなかった方からも視線を感じる様になった気もする……
「……比企谷、アンタ何やってんの?」
掛けられた声に顔を上げると、そこに居たのは緑川だった。どうやら近くには居たようで、今の俺の声で俺達に気付いたらしい。
「……おお、救世主」 「…………は?」
ここで緑川はマジでありがたい
「ああ、れいかが寝ちゃってるんだね」 「……あん///」
「……え?ホントになんかやったの……?」
「やってねぇよ?!……んん!……れいかの寝言がなんかエロいから起こしてくれ……頼む」
そんなドン引いた顔すんなよ事実なんだよ……
「……まあ、それでれいかが幸せならアタシは何も言わないけどさ……れいかを傷つけたら許さないからね……」
怖ぇよ睨むなよ……でも――
「……俺かられいかを傷つけようと思うことは絶対に無いから安心しとけ……」
そう返すと、緑川はいつものように笑い……
「だってさ。良かったね、れいか」
……は?これってもしかして、れいかは起きてたのか?!
「……ん///」
……ん?
「……………」
「…………なぁ」
「………なにさ」
「れいか寝てね?」
いや寝てるよな……全然緑川に反応しないんだけど。
「……うん、アタシの勘違いだったかも///」
緑川の勘違いのお陰で少し落ち着いてきたな……それにしてもれいかの寝言が心臓に悪過ぎる。前に一緒に寝た時はこんな事無かったんだがな……
「ほうら、れいか。起きて比企谷が真っ赤になってるよ……おかしいなぁ、れいかなら比企谷をからかってるだけだと思ってたのに……ほんとに寝てるなんて」
緑川はれいかの肩を軽く揺すりながら声を掛ける。
「んん……あれ?……なお?………っ!!ごめんなさい私ったら、自分で八幡君の提案を断っておきながら……」
目を覚ましたれいかは、寝る前の事を思い出したのか慌てて謝罪してきた。
「大丈夫だ。俺からしてもれいかにはしっかりと休んでもらいたくて、あんな提案したんだしな」
実際こんな事にはなっちまったがれいかもゆっくり眠れたからか少しは元気が戻った気もする。
「……八幡君。お陰様で体が少し軽くなった様に感じます。それによく覚えていないのですがなんだかとっても夢見が良かった気がするんです」
「お、おう///そうか、良かったな」
「はい♪」
取り敢えず、れいかが元気になって良かったって事でいいな!どんな夢だったとかは気にしない方向でいこう。うん……
「またアタシ空気になってないかなぁコレ……あぁ、でもれいかが嬉しそうでよかったぁ」
駅に着いて集合場所で待っているといつものメンバーとは直ぐに合流することが出来た。こいつらも緑川と同じ様に同じ時間の電車には乗っていたようだ。ただ、別の客車に居た為にここまで会わなかったのだろう。
「はーい!みんな静かにして、これから新幹線に乗る時の説明をするから、しっかりと聞いてちょうだい!」
話を聞いていると、どうやら他の学校と共同で新幹線を借り切っているらしく学校事に乗る客車が決まっているようだ。因みに七色ヶ丘中は七号車だった……名前と合わせたのか?
新幹線の中に入ると席はホーム側に三席ずつが向かい合わせになっているボックス席タイプ、反対側は二席ずつでの向かい合わせのボックスになっていた。
「みんなー!こっちこっち、ここにしよー」
星空は客車に入ると直ぐに三席ずつのボックス席の所へ行くと片方の席の真ん中へと腰掛けた。
「みゆきは元気がええなぁ。ウチらも行こか」
全員が席に着いてから暫くのしてから新幹線は駅を出発した。出発時刻を少しだけ過ぎていたので、恐らく何処かの学校が全員揃うのが遅れたのだろう。
席は窓側から片方に日野、星空、黄瀬。反対側に俺、れいか、緑川という順番で座っている。
それにしても京都駅までまだまだあるというのに星空の元気が爆発していた。
「プワーン!」
今のは新幹線の真似か?このまま向こうについてもこの元気が持つのか疑問に思うレベルだ。
「あ、比企谷もお菓子食べる?」
「ああ、貰うわ」
緑川にもらった
「んふふ〜、いっぱい写真撮ろうね!」
『うん』 「ええ」 「おう」
「ウチ、抹茶ソフトがたのしみや。あと、湯豆腐が食べたいわ〜」
「食べよ!食べよ〜!」
「わたし、舞妓さんと一緒に写真が撮りたいなぁ」
「撮ろ!撮ろ!んも〜!楽しみすぎる〜!!」
マジで元気だなぁ……まぁ、楽しみなのは俺も分かるがな。このメンバーは小学校の頃と違って、俺の事もしっかりと考えてくれたしな。
「みゆきさん、落ち着いて」
「どうどうー、はいあーん」
流石に他に迷惑になりそうだったのでれいかと緑川が止めに入る。
「あーん!むぐむぐ……ありがとぉ!わたしもお菓子持ってきたから食べてー!」
そう言って星空が足元の鞄を開けると……
「クル?!」
「あー!キャンディったらお菓子独り占めにしないでよぉ!」
ポテチの袋に手を突っ込んでいるキャンディの姿が晒された………まったく。
「ほれ、キャンディ?昨日の今日だろ」
「あ……みゆき、ごめんクル」
まぁ、まだ一袋しか手を付けてなかったのが救いかね……
「キャンディ……!んふふ、いいよ。残りは後で一緒に食べようね」
「クル!」
キャンディもだいぶ素直になってきたな……
「ん〜!やっぱりわたしはウルトラハッピー!きっとこれからも素敵な事がいっぱい起こる気がする!!」
遂に立ち上がりやがったよ……
「星空さん!車内で騒がない!!」
佐々木先生も流石に注意しに来たようだ。
「……はい」
星空程では無いが俺もなんだが無性に楽しみになってきたな!
「……八幡君」
「ん?」
「私達もいっぱい楽しみましょうね?はいあーん」
「……おう…んむっ?」
返事を返したと同時に口に入ってきたのは飴玉だった。
口の中で飴を転がしながら、未だに佐々木先生からの有
外の風景は出発してきた時と大分変わってきていた。もうすぐ京都だ。
あれ?まだ京都に着いてねーな?
軽くれかちゃんとイチャつかせるだけのはずだったのですが
だいぶ脱線しましたね。反省はしてませんけどね!
次回からみゆきちゃんに色々降りかかる予定です
劇場版とオールスターズの要望が結構あるので書きます!ですが具体的にどのタイミングで出そうか悩んでいるのでアンケート取ります。※因みにオールスターズの予定です。劇場版は原作に合わせて35話後に投稿し始めます。
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本編完結後
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作者の好きなタイミングでいいぜ
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もたもたしねぇですぐ書けよ(修学旅行編後
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切りよく20話後