コンビニ(ロドス支店)開店しました   作:式 叡月

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テキサス、エクシア、クロワッサンの
三人のお話し。
これは作り直したやつです。


ペンギン急便と楽しもう。

「店長。こんなお菓子は有るだろうか?」

 

「ポッキーですか?それなら、はい。

カタログに載ってるのが基本的に

いつでも買えるやつです。

限定は販売が決まったらお知らせして

いますよ」

 

「こんなに!1個ずつ貰おう!」

 

「まいど!」

 

テキサスは店にやってきて、早々に

ポッキーに類似したお菓子があるかを

尋ねてきた。

 

ポッキーは江崎グリコや他の会社も作っている

細いスティック状のお菓子だ。

チョコ、塩、抹茶、ミント。更には

季節限定の果実を使った味付けがあり

大人気商品。

 

「トッポも要りますか?最後までチョコ

たっぷりですよ」

 

「貰おう」

 

テキサスはポッキー類が好きなようだ。

 

「じゃあこれはオマケです」

 

別味の二袋をオマケで付けた。

尻尾がブンブン、耳がピョコピョコして

嬉しさがマル分かりだ。

 

すぐに箱から出し、袋を破いて口に

咥える。

 

パクッ

 

「抹茶も悪くない」

 

「テキサスさんは極東に行ったことは

あるんですか?」

 

「ないな。彼処は今、お互いで争って

いるのは知っているが。

気になるならアカフユやマトイマルに聞くと

いい。教えてくれるはずだ」

 

そうですか。

 

「なぁなぁ!店長はん!これはなんやの!」

 

「どのアップルパイも美味しそう!

我慢できなくなっちゃうよ!」

 

「アイドルが沢山いますね。

負けませんよ!」

 

別のメンバー達もたのしんでいるようだな。

 

 

テキサス編

 

 

「任務完了。撤収する」

 

「お疲れテキサス。今日も助かったよ。

今後とも期待しているよ」

 

任務を終え、ロドスに帰投し。報告書を

提出して、私室に急いだ。

 

地球のお菓子は在庫がもう1箱だけに

なってしまっていた。

 

「誰か食べたのか?」

 

いや、ワタシが1人で食べたんだ。

美味しくてつい、手を進めてしまっていた。

 

急いで買いに行かなくては。

 

テキサスはバックを肩から掛け、急いで

コンビニに向かった。

 

買い物かご一杯に商品を詰め、会計を

済ませる。通貨はもちろんテラのだ。

 

「週3で来てませんか?テキサスさん」

 

失礼な

 

「週5だ」

 

「それほぼ毎日ですよね?」

 

ペンギン急便は荷物運びや護衛と色々

している会社だ。

給料は高いが損害も大きい。

社員は少ないが精鋭といった感じである。

 

今いないのはパイソンとモスティマだ。

 

パイソンはフェンツ運輸の社長の息子で

あるため、付き添っていったり

ペンギン急便で仕事をしていて、まだ

来ていない。

 

モスティマは年単位で帰ってこない時も

あるので、そもそも異世界の事は知らない。

もしかしたら調査してるのかもしれない。

 

「ちょっと!真面目にやりなさい!」

 

「え~?美味しいお菓子があるなら

いいよー」

 

監視役の誰かとじゃれていたりして。

 

「そうだ!はい、これ!

なんでも収穫が少ない果実を使った

限定品らしいですよ。どうしますか?」

 

買うに決まっている。

 

財布から金を出そうとした時

 

スカッ

 

使い果たしているの気がついた。

 

「買いすぎですよ」

 

エクシアかソラに借りるとしよう。

だが、その前に

 

ズカズカとお菓子の議論をしている

集団に近づき、テキサスが一言。

 

「TOPPOもいいぞ。最後までチョコ

たっぷりだ」

 

そんなことをいって走って二人を探しに

店を出ていった。

 

テキサスはお菓子と売り文句に毒された

ようだ。

 

 

エクシア編

 

「どれがいいかな?こっち?それとも

あっちがいい?」

 

「食べられなくなるやつから選んだ方が

いいんじゃないですか?それと近いです

エクシアさん」

 

「いいじゃん!?店長のせいで

テキサスに引っ張られて、アップルパイ

食べ損ねたんだよ!」

 

「いや、あれはテキサスさんの使いすぎ

でしょ?!お菓子にどれだけ使うんですか!」

 

「だってあんなに種類が増えて買わない方が

おかしいでしょ!!」

 

「・・・・限度を考えてくださいね!」

 

テキサスがスティック類を買い占めたから

発注しないと在庫がないんだよな。

こっちに優先的に卸してもらうかな。

 

「まずはスタンダードので!それから

珍しいやつと稀少なやつと季節で限られてる

のをお願い!」

 

頼まれてから数時間後、出来上がったとの

報告を受けたのでエクシアに連絡した。

 

彼女は急いでやってきた。二人の人物を

連れて。

1人はニコニコ笑顔で、もう1人は

呆れている。

 

「まさか自分だけ美味しい物を食べる

つもりだったのかい?エクシア」

 

「は~。急にロドスに帰ると言いだした時は

呆れたけど、戻ってきて更に呆れたわ」

 

苦労されているようで

 

「そうなのよ!貴方は分かってくれるのね。

ドクターは一緒になってからかって

くるのよ!」

 

「あはははは」

 

本当に嫌いなら一緒にはいないだろう。

お互い仲良いんだろう。

 

フィアメッタとモスティマを加えた三人が

楽しく談笑しながら、アップルパイを食べて

いるのを見させてもらった。

たまにあだ名か変な名前が連呼されていた。

 

「それは呼ばないでって言ってるでしょ!」

 

「いいじゃないか。印象に残りやすいよ」

 

それは別の意味では?と思ったが、フィアメッタ

の前で言うと更に怒りそうなので

口には出さない。

 

 

クロワッサン編

 

「うちこれがしたいわ」

 

クロワッサンが言っているのは露店商

つまり地球ではフリーマーケットのこと

だろう。

 

「品物はどうするんですか?」

 

「あっ!そうやった!そこまでは

考えてなかったわ!う~ん、店長はん

どうにかならへん?参加したいねん!!」

 

「そうですねー。集めて見ましょうか」

 

インターネットで要らなくなった物を

募集したところ、沢山の人から貰うことが

できた。中にはネックレス等の高価な物も

あったが、持ってても仕方ないとの事なので

引き取らせてもらった。

 

「沢山あるなー。売りがいがあるで~

これはー」

 

ダンボールから出し、売る物を探していく。

 

「これなんかまだ着れるやん!なんで

捨てんのや?もったいない」

 

「地球では物が溢れてますから。それに

欲しくなったら買う人がいるので、溜まって

いくんですよ」

 

「ならロドスの患者が着れるように

バイビークやオーキッドはんらと

相談して、新しく生まれ変わらせよか」

 

売る物とリサイクルする物を別けていく

クロワッサン。彼女は商売だけではなく

人を気遣う考えもあるようだ。

製薬会社の一員なら当たり前か。

 

「楽しみや~!!」

 

・・・・問題ないよな?

 

 

当日

 

「スペシャルライブでーす!」

 

ソーラーちゃーん!

 

何故こうなった!?

 

年寄りばかりのフリーマーケットを

開催した。年寄りなら話してしまっても

コスプレでなんとかできると思った。

 

「ありがとう~!!チュッ♡」

 

おお~!!

 

以外に盛り上がってるな。

 

「お疲れ様です。代役ご苦労様でした。

ソラさん」

 

「えへへ~///緊張したけどうまくいって

よかったよ」

 

本来なら演歌歌手がくるはずだったの

だが、渋滞で遅れていたところに

ペンギン急便のメンバー(ソラ除く)が

推したのだ。

 

結果は以外にも大成功、お年寄り達も

満足してくれている。

 

「次はうちの番やな~。もうけるでぇ~!」

 

 

 

おばちゃん!これなんかどないや!?

お得やで!!

 

おっちゃん!奥さんにネックレス買って

いかへん?たまにはプレゼントせな

あかんで!

 

話しかけ、商品を見せ、買いに持っていく。

一連の動作は慣れた手付きだ。

 

どんどん商品が売れていく。

 

「テキサスはん。それはこっちやで!

エクシアはんは宣伝してきてな!!

ソラは接客おねがいや」

 

商売になると誰よりも頼もしい。それが

ペンギン急便のクロワッサンなのだ。

 

「ガッポリ儲けたで~!」

 

帰りは満足な笑顔だった。

 

 

 

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