カフェとモルモットの歪な関係、アグネスタキオン添え   作:小鳥遊 小佳夏

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最後に一人残されたアグネスタキオンは・・・


アグネスタキオン

「そうか、逝ったか」

ある所から電話を受けた私はそうつぶやいた。ねぎらいの言葉を電話相手にかけ、通話を終えた私、アグネスタキオンは自分の研究室で膝に目をやった。あの日、私が二人の関係を見つけたとされている日よりも前から、私はモルモットくんとカフェの関係に気づいていた。それはそうだ。自分のモルモットの所在位把握できて当然だからね。

だが、私はそれを黙認していた。別にモルモットくんがだれと致そうと私には関係ないと。だが、不意にどうにもそれが寂しく思えてきてしまった。だから、ことを起こした。ああして私が膝を自分の手で折れば、モルモットくんとカフェはどう動くかな。私の予想は二つ。逃げて忘れようとするか、逃げないで私に償おうとするか。もし逃げなかったら、その時三人で仲良くやろうと思っていたのだが、いやはやなってほしいと思う結末には向かわなかったね。

カフェとモルモットくんが逃げ出した後、私はひそかに監視をつけた。幸いにも発明の成果でお金には困ってなかったからね。時には人を、あるときは偵察機。更には無人機も駆使して後を追わせてもらったさ。いやいや、なんとも行く先々でずっこんばっこんああまで毎日のようにして飽きないものなのかね? 私はモルモットくんとしたことが無いからわからないが。最後の方なんか、カフェに生理が来てなかったじゃないか。二人は気づいてないようだったけどもね。

「まあそれはそれでいいさ。私は何回でもやり直して見せるだけだからね」

私が偶然にも開発した目覚まし時計。これを使って何回でも同じことを繰り返せば、そのうち三人で暮らせる日が来るのかもしれない。まあ時間を巻き戻すのではなく、いわば転生するというのが正しいから、目的の結末を得られるまで私の心が持つといいのだが。

「次は私も混ぜてくれよ。モルモットくん、カフェ」

三人で暮らし、私とカフェそろってモルモットくんの娘を産む。果たしてどんなウマ娘が生まれるだろうなぁ。その娘はどこまでいける娘なのか。実験が楽しみで仕方がない。

私が退院した後、ロシアから送らせた小包。その中にあるC4を研究室のあちこちにセットする。更に可燃性の薬品を仕掛け、起爆剤をセット。これで準備はできた。

「さぁ、可能性を導き出そうじゃないか」

私は目覚まし時計をセットした後、ニヤッとした笑みを浮かべ、起爆剤に点火する。そのまますべての業火が私を一瞬にして焼き尽くし、骨も残さない。

 

そして目覚まし時計が鳴り・・・・・・・・・




これでエンドです。
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