1、鉄路の始まり
社長「うーん、温泉堀当てようとして石油が出てきたのは予想外だったなあ。」
社員「でもこんな山奥ですしねえ」
研究員「でも埋蔵量は国を間違えたくらい多いですよ。」
社員「今たくさん売れてますけどチャーターしたタンクローリーで国道を渋滞させてますしねえ」
研究員「だからといって巨大パイプを作ってもこの辺地震多いですからすぐ壊れちゃいますよ?」
平社員「そういえばこの辺昔鉱山があったみたいですね。」
副社長「あー知ってる、その輸送鉄道の廃線跡が自転車専用道路になって通行止めになって放置されてるんでしょ?」
社長「まさかそれを…使うと?」
社畜「そのまさかをやってみたら?」
2、レールを敷設したはいいが…
専務「レールは敷きました。ノウハウのある社員を確保しました。JR貨物からタンク貨車のお古をもらってきてお安く修繕しました。問題はここからです」
社長「何がないんだ?」
株主「機関車がないんだよ。全く、私が見込んだ男がここまで馬鹿だったとは。」
主任「買わなかったんですか?」
経理「わが社にはそんなお金がありません。お古の貨車を集めるだけで頭が一杯で機関車のことなんてとても…」
社長「うち今売上ヒャッハーだよね?何で無いの?」
株主「そりゃあこの会社が出来て三年の駆け出しだからだろうが。」
経理「社長が純利益ほぼ全部社員のボーナスに突っ込んで残りの雀の涙を株主配当と社内保留にしたからだ。」
アホ「それじゃあ手で押すの?馬で引っ張るの?」
課長「どうするんですか…」
3、保存会
課長「ん?オタク君有給休暇?珍しいね。滅多に休暇とらないのに。」
オタク「近くの郷土史料保存会の臨時の活動ができたのでそれに参加してきます。」
課長「フムフム(パソコンで郷土史料保存会を検索しながら)」
オタク「受理して頂けますか?」
課長「よし、このクソ忙しい中の有給休暇を許可しよう。ただし、」
オタク「ただし?」
課長「ある郷土史料の状態を報告してくれないか?」
4、課長が見つけたもの
会員「オタクくん、平日によく来てくれたね!」
オタク「課長が気転を効かせて有給休暇をとらせてくれたんだ。」
ガチヲタ「夏休みに向けてアレをしっかり整備しなきゃな、1日会員様が乗ってる時にぶっ壊れられたらたまったもんじゃないぜ!」
オタク「まさか課長アレをぶんどる気なんじゃ…」
5、集めた意味…
営業課長「今日はどこか成功したか!」
蓄社「電力会社から三件とってこれました!」
社長「営業課のおかげで機関車代がたまったぞ!よーし、カタログも届いたし、この中から飛びっきり高性能なの選んじゃおっかな…」
主任「社長たいへんでででですすすすす!」
社長「どうした急に」
主任「無理やり転職させてきた運転士たちですが、」
社長「運転士たちですが?」
主任「そのカタログに載ってる機関車を運転できません!」
社長「ダニィ!?」