『winning the soul』を歌うテイオーがホント泣けるんだー
(´;ω;`)ウッ…
お日さまは、ちょうど真上に輝いて。ボクから冬の寒さを、少しだけ忘れさせる。足元には、枯れた芝と青々した芝が混じってて。たしか、ヨウシバって言ったかな? ねっころがりたくなるくらいフサフサだ。
そして、遠くを見れば……たしか、あそこら辺だったかな。ビッグスワンのおっきな柱を頼りに、思い出の場所を探してみた。えーっと。ここからだと、ターフビジョンがあって見えないね……。
どうやらボクは、カクシゴトが苦手みたいだ。だからなんだろうけど。こうやって、ナヤミゴトから目を逸らすように、あちらこちらへ目線がちらばってる。
はぁー。こんなだと、トレーナーにもバレちゃうし。やっぱり、ボクから話したいとも思うんだけどなー……って、あれ? 遠くの方に、ちっちゃな人影が見えた。
「んー……あっ! マヤノ、あそこ見て! あれってトレーナーじゃないかな? おーい! トレーナー! こっちだよー!」
「えっ? どこかなー?」
けれど、ボクの声は聞こえてないみたいで。その人影は、身体をおもそーに揺らしてる。
「あれー? おっかしーな。トレーナーってば、疲れちゃったのかな?」
「んー、ムリもないよテイオーちゃん。マヤ達は後ろの席で遊んでたけど~。トレーナーちゃんは、事故を起こさないようにーって。がんばって運転してたからね」
「あー。たしかにそっか……なーんだ。まったくー! トレーナーには、若さが足りないよねっ! うんうん」
「あははっ! そうだね、テイオーちゃんっ! トレーナーちゃんにも併走トレーニングとか! もっと、スタミナをつけてもらった方がイイかもね~?」
気のせいかもしれないけれど。マヤノは、いつもよりも明るくしてるみたいだ……なんだろう。それも少しだけ後ろめたくって。こんなのゼンゼンらしくないって思うのに。ボクはまた、明後日の方を見ながら、トレーナーが来るのを待つ。
「いや~、楽しみだねー、マヤノ。きっと、あのゴールから見る景色はさ——」
「……ねぇ、テイオーちゃん……夢のことは、話さなくてイイの?」
「え? ……あ~、あはははっ! いやいやっ、マヤノ? 忘れてもらっちゃこまるなー? ボクは、無敵のテイオー様なんだからさっ!」
それは、寮を出てから悩んでいたことで。ボクは、その声につられてクルッと振り向いた。
「もうこんなに元気だしさっ! だいたいそんなね~『怖い夢を見ましたー』なんて——」
言葉につまった。だって、マヤノの顔には、どこか迷いがあって……きっと、ボクらがふたりっきりになるまで、我慢してくれてたんだなって、そう感じたから。
だから、もう一度、目を閉じて考えてみる。……やっぱり、わからないよ……だけど、それでも。このモヤモヤは、伝えたいかな?
「……話したいよ。でも、どんな風に話せばイイのかとか……トレーナーは、トレーナーだからさ。今までも
「うん」
「だからさ。あれは『ただの夢でしたー!』って、ボクが忘れちゃえば、それが一番イイなって。そう、思いもするんだ」
「……うん」
「でもさ。うまく言えないんだけど……ボクには、あの夢がただの夢だとは、どうしても思えないんだよ。時間が経っても。今でも、ハッキリしてて。まるで、ホントにあったんじゃないかって——」
マヤノは、時々うなずきながら、ボクの話を静かに聞いてくれる……君は、どう思うんだろ。ボクは、どうすればイイんだろ?
「だから……ボクはね。よく分からなくなっちゃったんだ」
「……そっか! うん、話してくれてありがとー、テイオーちゃん! ……うーんと。それならマヤは、ゆっくり待ちたいなー」
「……ごめんね、マヤノ。ボクがイクジなしで」
「あっ、違う、違うよ! そういう意味じゃないのっ!」
マヤノはあわてながらボクへ向かって、両方の手を大きくふる。
「んーとね? ……マヤは、心配というか。ひとりで悩むのって、とっても苦しいことだと思うから。だから、それを少しでもマヤと分け合って、頼って欲しいなって。そう、言いたかったの!」
「……あ、あははっ。そっか……いやぁー、ヒーローまでの道は、まだまだ長いな~」
「ヒーロー? ……イイんだよ、テイオーちゃん。ヒーローにだって、たーっくさん味方がいるもん! ……それにマヤは、テイオーちゃんにとっての味方だからね、いくらだって一緒に考えるよっ! じつはマヤね、脚のケアについても。たっくさんべんきょーしてるんだ~」
「……うんっ! マヤノ、ありがと」
たぶんボクは、心のどこかで、マヤノならそう言ってくれると思ってた。
それでも、自分からは言えなくて。そのくらいボクの心は、弱いのかもしれない……だけど、今だけは大丈夫だって思える。マヤノからもらった、この勇気があるうちに、前へ進まなきゃっ! だから——。
「……よぉおーしっ! 今、決めたよっ! トレーナーにも、ぜーんぶ聞いてもらうね!」
「へ? テ、テイオーちゃん? ……えっとね。マヤは、ムリに決めて欲しいなんて、ホントに思ってなくて」
「んーん、大丈夫だよ! ムリなんてしてない。マヤノの言葉、ちゃんと伝わったから! ……これは、ボクのわがままだけど。やっぱ、トレーナーとも分け合ってさ。一緒に考えて欲しいなーって! ……きっと、イイんだよね。トレーナーは、ボクらのトレーナーなんだからっ!」
「……うんっ! そーしよっ! トレーナーちゃんだけ仲間外れなんて、よくないもんね! ……えっと。……苦悩! 藻掻き苦しむのも、それもまたトレーナーの道! なーんてね?」
「あっ! あははははっ! それってもしかして、学園長のモノマネー? ゼンゼン似てないじゃん! ……く、くふふふっ」
マヤノってば、そんなの反則じゃんか! こんなの見せられたら誰でも笑っちゃうよ!
そんなボクを見て。やっと、安心できたのかな? マヤノは、胸に手を当てながら、大きく息を吸う。でも、なぜだかマヤノは、ボクの右後ろの方に向かって、大きな声で呼びかけた。
「トレーナーちゃーん! もう出てきていいよー!」
「……へぇ? トレーナー? トレーナーって——」
「おー! もう、話し合いは終わったのかー?」
けっこー遠くの方から、マヤノに応える声が聞こえた。さっき見かけた方とは、まったく逆の方向なんだけど? でも、たしかに。外ラチをクグって、見覚えのある人影が走ってくる。
「あれ? ……えーっ!? ホントに、トレーナーだっ! ……どーいうこと? なんで、あんなところにいるの?」
「んーっとね……テイオーちゃんが、真剣に話してくれてたときにね。トレーナーちゃんが、気になるなーって感じで~。マヤ達の方をふり向いたりしながら、あっちまで歩いて行ったの! ……マヤ的には、トレーナーちゃんなりの気づかいだったんじゃないかなーって。そう思うな~」
「……えへへっ。そっか、そーなんだ。……じゃっ、さいしょっからボクがおかしいって気づいてたんだねー……はぁ~、やっぱりカクシゴトって難しいなー」
「あははっ! トレーナーちゃんもー、テイオーちゃんのこと、よ~く見てるからね! ……でも、カクシゴトが苦手か~。……えへへっ! トレーナーちゃんとおそろいって感じだね! ……なんだか、うらやましいな~!」
「イヤイヤっ、マヤノ! そんなの、あんまり嬉しくないよー!」
「……ハァ……何が……ハァ……嬉しくないって?」
やっぱり、運動不足気味なのかな? トレーナーはゼェゼェと、息を切らしながら、ボクらの横で膝に手をついてる……って、トレーナーもさ! なにも、そこまで急いでこなくたってイイのにね?
えーとっ、大丈夫かな? 背中とかさすった方がイイのかな? でも、それはできなかった。トレーナーが頭を上げて、ボクの顔をのぞきこんできたから。
「わひゃっ!? ちょっ! かっ、顔が近いよっ!」
「……ハァ……あ、すまない……。ふうー……でも、ま。よかった」
「え? ……い、いやね? 『よかった』って……まったくさー! マヤノもだけど、トレーナーもなんなのさー!」
トレーナーは、少しばかり肩の力が抜けたみたいで……まるで、ボクが思ってることは、そのまま顔に書かれてるって。そう、言われてるみたいだ……なんだかなー、ちょっとフクザツな気持ちになるんだけど。
「ムムムム~……ま~、いっかー! 仕草だけで伝わるなんて。パートナーとしてはイイのことなんだろうしさ! ん~と。こういうのって、なんて言うんだっけ? スツーカの仲ってやつだっけ? ねっ、マヤノ?」
「ん~? ……アイ・コピー!」
やっぱり、トレーナーの『思いどーり』みたいな表情に、なんかムカッとして。ボクは、マヤノにアイコンタクトをおくる。これは、イタズラ開始の合図だ。八つ当たり? そんなの知らないよ! これでも、ボクにとっては大事件だったんだからねっ!
「あ~っ! テイオーちゃん! それって、マヤが話した飛行機の名前だねーっ! ちゃんと覚えててくれたんだ! うれし~! あっ、そういえばね! あのとき『このスツーカってやつは、なんで翼が曲がってるの?』って聞いてくれたでしょ? あれから調べてみたんだけどね! あれは『逆ガル翼』って言うらしいのー! なんで『逆ガル翼』っていうのかっていうとー、『ガル翼』はカモメの翼のことでね! スツーカの翼は、それを上下逆さまにした形をしてるから『逆ガル翼』なんだってー! あっ、それでねそれでね! じつは~、ちょうど曲がってる部分に、重さを支える脚が付いてるのがポイントでねー! え~っと、シャープペンシルをイメージすると分かりやすいんだけどー。ペンの芯って、長く出せば出すだけ折れやすいでしょ? それと同じでー、ヒコーキの脚も短い方が壊れにくくって! あっ、とくにスツーカはね! 他のヒコーキと比べると重いの! だからその分だけ、脚にかかる負担も大きくなって! 軽さと、壊れにくさを両立できるウルトラCの発想なんだってー! すっごいよね~! さらにさらに、ほかにもね——」
「マヤノ、ストップ! ちょっと待ってくれ! マヤノがヒコーキの話をしたい気持ちも良く分かるし、後でいっぱい聞かせてもらうから! 今は、テイオーから話を聞きたくてだな」
へぇ~。なんか早口すぎて、カモメとシャーペンくらいしか頭に残ってないけどー。あれって、ただカッコイイから曲げてる訳じゃなかったんだねー。
「いやいや~、トレーナー君さ~、ダメだよ~? 人の話は最後まで、ちゃーんと聞かなきゃねぇ~?」
「いや。マヤノの話自体は面白いし、それはたしかにそうなんだが……」
「ほらほらっ! トレーナーも、面白いってさ~。ボクも続きが聞きたいなぁ~」
「アイ・コピー! ……んーっとねっ! 今、言ったのは脚に関わる話だったんだけど! 普通のまっすぐな翼だと、同じ揚力を生み出す為には、もーっと横幅が必要でねっ——」
「すまん! テイオー、それにマヤノも! 俺が悪かった!」
トレーナーが、頭を下げて謝る……えっ? なんで?
「やっぱり、早く謝るべきだったな。本当のところ、朝にテイオーを見た時から気付いてはいたんだ『何かやってしまった』とは。なぜだか、目も合わせてくれないしな。でも、だからといって。理由も分からずに謝るのは、誠意がないだろ? だからな。最近、何かまずいことをしたかと、色々考えてはみたんだが、ついぞ分からずじまいで……いや、一つ心当たりはあるんだが。それこそマヤノの手前、俺が言い出すべきことじゃないだろうしな。とりあえず、機嫌がなおってから、話を聞いてからと先送りしてしまったんだ。本当に、すまない!」
「へ? 心当たり? ……って。あ、あはははー……どうしよ~、マヤノ」
「そ、そうだね~、テイオーちゃん。とりあえず、マヤ達も謝るべきなんじゃないかなぁーなんて、あははっ」
なにか、ボクを怒らせるようなことをしたとかしないとか? でも、それこそさ! ボクには、なーんにも心当たりがないんだよっ! ごめんね、トレーナー! ゼンゼン君は、悪くないんだ!
そんなこんなで、ひと通り話し終える。トレーナーは、怒るどころか。首に手を置きながら、うんうんって唸ってる。
いや~、かるいキモチで聞いてって言ったのにさー。どこまでも、お人好しと言いますかね。トレーナー君は、手がやけますな~。
「ほらっ! そんな考え込んでたら、あっというまに日が暮れちゃうよ!」
「いや、そうは言ってもだな?」
「トレーナーちゃん! 今は、そうもこうも言ってられないよっ! 予定時刻は、ちゃーんと守らなくっちゃね! 前方、視界良好っ! ゴールに向かってテイクオ──フ!」
文字通り、トレーナーの手をひっぱって。ボクらは、ようやく歩きだした。京都競バ場、大外回り。芝3000メートル。つまり、あのカイチョーが、無敗の三冠ウマ娘になったコースだね。その道を、一歩、また一歩とゴールへ進んでいく。あの日のレースを思い出しながら。
あの日は今日と違って、くもりで少し薄暗いコース。上り坂の途中にあるゲートから始まって、中段やや後ろ。2週目の上り坂から、第3コーナーをまわって下りになる。それまで、内ラチにそってウマなりで。下りのスピードにのって、バラけた前方集団を抜ける。そのあとは、第4コーナーから最後の直線。3番手、2番手。そして、残り1ハロン、逃げてる子を一気に抜き去って先頭へ。さらに後ろ、大外からまくってきたライバルも出し抜いて。割れんばかりの歓声の中。カイチョーは、ウマ娘史上不滅の大記録を達成したんだ。
駆け抜けたい気持ちを抑えながら。その場所一つ一つで、ゆっくりと思い浮かべる。カイチョーはそのとき、なにを見て、どんなことを思っていたんだろって。
そして、今。ボクらは、ゴール板の前に立っている。ゴール板には、写真判定用の鏡がついてるんだけど。そこには、ボクの顔が映ってて。なんとなく、ニコッて笑いかけてみる……とーぜんなんだけど、鏡の中のボクも笑顔になった。うんっ、いつもの笑顔だね!
「……どうだ、テイオー。憧れの場所に立った感想は? まぁ、当初の目的から些かズレた気もするが」
「……へ? えへへっ。え~っと……ちょっと今、センチメンタリズム? ってのに浸ってるから。先に、マヤノに聞いてみてほしーなー」
目を閉じて、腕組しながら身体をゆする。う~ん、かんそーか~……トレーナー君や、それはヤボってもんじゃないかね? そりゃーさ。うれしー! とか。かんどーしたー! ってのはあるよ?
「そうか…………マヤノ…………どうだ? 俺は、トレーナーとして…………尽くすから…………」
「…………そうだね…………マヤも…………同じだから…………少し時間がほしーかなって…………まったりしててねっ!」
「…………分かった…………サンドイッチと…………とって来る…………終わったら——」
ボクにとっては、ちっちゃな時からの憧れの場所で。ボクの夢、そのものなんだからさー。でもなんかなー、それだけじゃないというか。
テープが擦り切れるくらいには見てたけど。カイチョーがあれだけマークされてたのに、出し抜けたのは。あんなスピードでも外にヨレないで、中央から突破したからだと思ってたけど。でも、その場に立って、歩いて。それが、口で言うほどカンタンなことなんかじゃないって感じたし。どこまでも、やっぱりカイチョーって、カッコイイし、スゴイんだなーって思う。ん~、帰ったらさっそく聞かないとだねっ! でもやっぱり、今一番に知りたいのは、カイチョーが三冠を取った瞬間なのかな? って、なんかあげていったらキリがないんじゃ——。
ムムム~……でも、ま? 自信というか。やっぱりボクは、無敗で三冠を取って、それからカイチョーよりもスゴイ奴になりたいって。だから『怖い夢なんかに、負けてらんないぞー!』って感じなのかな? ……うんっ! そっか!
「よぉーしっ! トレーナー! マヤノ! 無敵のテイオー様カンゼンフッカーツ! ……って、あれれ?」
さっきまで、トレーナーが立ってたところを見ても。くるっと辺りを見渡してみても。またまた、トレーナーが見つからないよ?
ま、まさかっ! ついに、瞬間移動の術を習得したとか! ……って、いや~そんなまさかね~。あっははは。
「あっ。テイオーちゃん、おかえりー」
「あ、うん。ただいまー……って。ねぇ、マヤノ? トレーナーは、いつのまにテレポートできるようになったのさ?」
「えっ? テレポート? いったい、なんのことー?」
「いや~。ボクが、ほーんの少し目を閉じてたスキに、こんな広いとこからいなくなるなんてさ。そんなの、フツーできないじゃん?」
「あー、なるほどだね~……えーっと、テイオーちゃんは。だいたい、5分くらい自分の世界にいたよ? マヤもー、好きなことにシューチューしちゃうとたまにあるんだよね~」
えっ? 5分も? そんな経ってるなんて、ゼンゼン気がつかなかった!
「それならさ、いなくなる前に教えてよー……って! それなら早くトレーナーを追わなきゃじゃん! ……ん? でも、ついてきて欲しいなら置いていかないかな? ……ん~、マヤノ。トレーナーは、なんか言ってた? ここで待ってた方がイイのかな?」
「うんっ、大丈夫だよ。トレーナーちゃんには、マヤがジュース欲しいなってお願いしたのー」
「へー、なんだか。めずしいような? そうでもないような?」
「……あはははっ! それは、トレーナーちゃんが『自分がお茶を買うついでだ』って言ってねー」
「あぁー。たしかに、トレーナーなら言いそうだね~」
だったら、ここでのんびり待ってればイイんだね。……ん~、でも。もしかしたら、トレーナーも少しだけ気まずいとか? ……って、ちがうちがう! ボクは復活したんだってば、笑って笑ってプラスしこ~!
「それで、テイオーちゃん。なんで、いきなりガッツポーズしてたの? 『ふっかーつ!』って」
「それはねー、見たまんまとゆーか……えーっと『ボクが見るべき夢は、あんな悪い夢じゃないんだっー!』みたいな?」
「そっかー……テイオーちゃんは、やっぱり強いんだね!」
「ん~……強くなりたいとは、思ってるよ? でも、マヤノがいてくれたから……って、あははっ」
なんか、今になって気がついたけど。ボクってば、けっこー恥ずかしいこと言っちゃってない? 言っちゃってるよね? あー、なんかムズムズしてきたよー!
「ま、まー、そんな感じでっ! ボクは、無敗の三冠を目指して再出発したんだよっ! ……そ・れ・よ・りっ! マヤノはどうなのさ? マヤノも三冠ウマ娘を目指してるんでしょ?」
「あ~、うん……そうだね。マヤもテイオーちゃんに、自分の言葉でお話しなきゃいけないもんね」
「そ、そうだよ! マヤノは、すっごく強いけど! ボクは相手が誰だって、ゆずる気なんてまったくないんだからねっ!」
「……えへへっ。その……ごめんね、テイオーちゃん。マヤはね。テイオーちゃんと同じ道は、どうやら走れないみたいなんだ——」
「…………え?」
それからマヤノは、がんばって分かるように。色々と説明してくれていたんだと思う。
でも、その言葉は、まったく入って来なくて。もしかして、これも夢の続きなんじゃないかって。でも、あの夢と違って、ゼンゼン現実味がなくて。なんだろ……ホントに。
——ただ、なにもかもが、真っ白に染まっていくみたいだった。
あ、あはははっ!なにを言ってるのさ!マヤノ~?
そんな、つまんないジョーダン言うなんて、ゼンゼンらしくないよ?
……ね、ねぇトレーナー!マヤノが変なんだ!トレーナーからもなにか言ってあげてよっ!
……どうして?なんで黙ってるのさ、トレーナー?
キャラクターが、この作品の世界で生きているように感じられますか?
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はい
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いいえ
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分からない
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たぶんそう、部分的にそう
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たぶん違う、そうでもない
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はちみはちみはちみーー♪
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アイ・コピー☆
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栄光の日曜日の主役となった
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私が一番なんだから!
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俺とタンデムしないか?
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えい、えい、むん!
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どけ!!!俺はお兄さまだぞ!!!
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どけ!!!俺はモルモットくんだぞ!!!
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どけ!!!俺はお兄ちゃんだぞ!!!
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どけ!!!俺は商店街だぞ!!!
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どけ!!!俺は水族館だぞ!!!
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どけ!!!俺は赤ちゃんだぞ!!!
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どけ!!!俺はたわけだぞ!!!
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どけ!!!俺はお父さんだぞ!!!
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俺の愛馬がァアアアア‼(いない)